活動記録

【SSH】75回生 筑波研修

 3月19日(金)~20日(土)の2日間、75回生の希望生徒30名が茨城県つくば市で研修を行いました。行程は以下の通りです。

 

3月19日(金)

①つくばエキスポセンター

 館内では科学技術に関する展示や、プラネタリウムの見学を行いました。超新星爆発によるベテルギウスの消滅など、生徒にとって興味深い内容でした。

②国土地理院

 さまざまな地図やその作り方、測量方法、地図の歴史を見学しました。かつての測量技術の工夫に驚いたり、地図と文明のかかわりに興味を持ったり、充実した時間を過ごしました。

③筑波実験植物園

 国立科学博物館の施設の一つであり、国内最大級の広さ(東京ドーム3つ分)の植物園の中を、生徒個別に見学しました。今年学んだ植生分布を実感したり、絶滅危惧種の多さに危機感をつのらせたり、見たことのない植物に興奮したり、と多くの刺激を受けました。

④研修のまとめ

 1日の終わりに、当日の振り返りとして研修のまとめを行い、プレゼンテーションの準備に取り掛かりました。

 

3月20日

⑤サイエンス・スクエアつくば

 産業技術の発展の歴史について、主に工学の視点から見学しました。メタンハイドレートや海水シャーベット氷、脳波を利用したコミュニケーション技術、癒し効果のあるロボットなど、今後の開発が期待される最先端技術に触れることができました。

⑥地質標本館

 岩石鉱物・地層の実物の見学をしました。幾何学的な鉱物の結晶の美しさや、化石となった古代生物の生態、地層から読み取れるさまざまな事柄などを学びました。毎年、この標本館から地学オリンピックの問題が出題されています。

 

 手指消毒・検温の徹底や、移動の際も私語を慎しむなど、感染症拡大防止のための「新しい生活様式」を踏まえた活動となりましたが、どの生徒も立派に充実した研修をしていました。最後に、コロナウイルス禍での実施にあたり、関係各所にも大いにご協力いただき、実施することができたことを、心より感謝申し上げます。

国土地理院にて

 つくば実験植物園にて

 

 

 

 

 

 

(国土地理院にて)                (つくば実験植物園にて)

研修のまとめの様子 地質標本館にて

 

 

 

 

 

 

(研修のまとめの様子)              (地質標本館にて)

サイエンススクエアつくばにて

 

 

 

 

 

 

 

(サイエンス・スクエアつくばにて)

 

〔生徒の感想〕(抜粋)

  •  この2日間を通して地学、生物、物理など多くのものに触れることができました。友達と行った、ということで自分ひとりでは考えなかったようなことを教えてくれたり見て回ったりすることができ、新たに興味の出てきた分野もありました。今回の研修は自分の将来の夢を見つけるための材料となりうるので、もらったパンフレットを見たりしてもっと多くの情報を手に入れていきたいです。今回筑波研修でした貴重な体験をこれからに活かせるように努力していきたいと思いました。
  •  私はこの研修を通して自分の興味関心の範囲を増やすことができた。化学はそんな好きではなかったが、勉強したいと思うことができた。生物に関しても実際に触れることで感じるものは違うと思った。この研修の内容が無駄にならないようしっかり活かしたいと思う。
  •  今回の筑波研修を通して、たくさんの新しい知識や情報を得ることができてとても良かったです。これは筑波に行ってなかったら得られてないものだし、コース選択で自分が選択しなかった分野はこれから触れることがあまりなくなるから、そういう面ですごく有意義な活動になったと思います。少し遠くて移動も大変だったけど、筑波に行けて良かったです。川勝先生もおっしゃっていたように、周りに大規模な科学館や博物館がなくてこういう機会があまりないのは残念だと思います。でもその分自然がたくさんあるし、東高でも学べることはいっぱいあるから、筑波で興味を持ったことなどを調べて、この経験を生かしていきたいと思いました。

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

(ありがとうございました!)