校長たより

校長たより

雪景色 & ボクシング & ライフル射撃 & 絵手紙

19日(木)西高は今年度初めての雪景色に包まれました。昨年度の初雪は1月16日だったので、約1ヶ月早い積雪となりました。

2年生の田村さんが、滋賀県能登川アリーナで開催中の「全日本女子ジュニアボクシング選手権」に出場しました。YouTubeのライブ中継で観戦しました。
19日(木)の2回戦は、1ラウンドRSCの圧倒的な勝利。しかし、20日(金)の3回戦では、素早く動き回る対戦相手に対応して善戦したものの、僅差の判定で惜しくも敗退。かなり悔しい思いをしていると聞きました。この経験を糧に、次こそはさらなる飛躍を!

20日(金)自衛隊体育学校所属で2023年世界選手権にも出場した 清水 綾乃 選手が、本校ライフル射撃部の指導に来てくださいました。国内トップ選手による指導は、部員にとって大きな刺激となったようです。
現在、ライフル射撃部は1年生2人で活動しています。これから部員が増え、より活発な活動となることを期待しています。

校長室前には、1年生が制作した新たな美術作品「絵手紙」が展示されています。美術担当の堂東先生から、「心を届けるたんば絵てがみコンクール」へ作品を応募すると聞きました。展示会は2月に年輪の里で行われます。また足を運びたいと思います。

 

たんば青春俳句祭 & 「もくせい」クリスマス演奏会

最初の記事は、約1ヶ月前にさかのぼります。

11月17日(日)丹波市立山南住民センターやまなみホールで開催された「第24回たんば青春俳句祭」(丹波市俳句協会主催)において、2年生 岸本 柊哉 君の作品が高校生の部大賞(1句)に選ばれました。

☆受賞作品☆ 夏祭り母がゆるした夜の町

高校生の部には全国から1,580句もの応募があり、新潟・岐阜・埼玉・京都・福岡など他府県からの応募も目立ちました。その中での快挙です。岸本君は、昨年の入賞(20句)に続いての受賞です。おめでとうございます。

先日、岸本君と立ち話をした時に俳句の話題になりました。この記事をブログに掲載しようと思いつつ忘れていたことに気づきました。掲載が遅れて申し訳ありません。2学期終業式でも披露させていただきます。

※丹波市ホームページの記事は→こちら


12月14日(土)青中・西高吹奏楽部が、特別養護老人ホーム「もくせい」でクリスマス演奏会を行いました。私も少しだけ様子を見に伺いました。

クリスマス仕様の衣装をまとった部員たちは、手拍子に応えながら演奏し、会場は大いに盛り上がりました。「故郷(ふるさと)」の演奏ではみんなで歌って、私も観客の1人になっていました。最後には入所者の方々から熱い感謝の言葉をいただき、逆にこちらが元気をもらえるような温かい雰囲気に包まれていました。

 

 

県高P連研究大会 & 修学旅行

11月30日(土)兵庫県公立高等学校PTA連合会(略して、県高P連)の研究大会が、丹波市立春日文化ホールで開催されました。今年度は丹有地区が担当で、三田祥雲館高校育友会に主管としてご尽力いただき、氷上西高校PTA三役の方々にもご協力をいただきました。

昨年度から準備を開始し、複数回にわたる実行委員会を経て、無事に成功裏に終えることができました。氷上西高校の大きな役割は「チータン」。来場者に囲まれながら、記念撮影に大忙しでした。

12月1日(日)~4日(水)第2学年修学旅行で東京・横浜方面へ行ってきました。旅行中の様子は、現地からの写真を「学校生活」→「行事特設ページ」(→こちら)に掲載していますので、ぜひご覧ください。

ここでは、私が旅行中に撮った写真を5枚だけ紹介します。個人的にはかなり貴重なショットだと思っていますが・・・。

 

常瀧寺の大公孫樹(おおいちょう)

29日(金)2学期期末考査が終わりました。生徒の皆さん、お疲れさまでした。2024年も残すところわずかとなり、来週からは12月に入ります。2年生は12月1日(日)から、修学旅行で東京方面へ旅立ちます。私も同行します。互いに支え合い、助け合い、協力しながら、かけがえのない時間を過ごしましょう。

試験期間中に、一昨年まちづくり部が再興プロジェクトのお手伝いをした「常瀧寺の大公孫樹」を見てきました(当時の記事は→こちら)。大公孫樹は、まだ少し緑が残っているものの、美しい黄色に色づいていました。生徒たちが手伝った足場も、木の根を傷つけないように、きれいに保たれていました。

大公孫樹がある場所は、もともと常瀧寺の境内でした。明智光秀の丹波攻めで建物はすべて焼失しましたが、大公孫樹だけは焼けずに残りました。その樹齢は推定で1300年余りと言われています。一見すると数本のイチョウが生えているように見えますが、実は枝から垂れたコブが地面に潜り、長い年月をかけて複数の木のようになっています。全国でも非常に珍しいそうです。

高源寺の紅葉

4月に坐禅体験でお世話になった高源寺は、兵庫県の紅葉の名所として知られています。氷上西高校の近くにありながら、昨年は紅葉の時期を逃してしまい、見に行くことができませんでした。今年こそはと意気込み、ネットで紅葉の色づき状況をチェックして、「今見頃」になった日に行ってきました。

あいにくの雨模様でしたが、それでも多くの人で賑わっていました。4月に訪れたときは新緑が眩しく、それもまた美しかったのですが、紅葉の時期はやはり感動するほどの美しさでした。特に「天目カエデ」が最も注目を集めていました。このカエデは、鎌倉時代に中国から持ち帰られたもので、高源寺のシンボル的な存在となっています。

今は「色あせ始め」の状態のようです。でも、まだなんとか紅葉を楽しむことができるかもしれません。