校長たより

校長たより

油絵 & 丹波佐治福よせ雛

校長室前の廊下に、2年生の美術の授業で制作した油絵が展示されています。初めて油絵にチャレンジしたと聞きましたが、どの作品も目を引くものばかりです。廊下を通る教員や生徒、お客さんも、思わず足を止めて鑑賞しています。

3月23日(日)まで、青垣町佐治地域の各所で「福よせ雛」が展示されています。西高の作品は、関西大学佐治スタジオでご覧いただけます。今年のテーマは「秋」。文化祭をイメージし、ギターやドラムを演奏する人や、その音楽を楽しむ人の姿を、雛人形で表現しています。思わず微笑んでしまいます。

同時開催で、西高では様々なイベントを行っています。
3月1日(土)は、ギター部演奏会とeスポーツ体験会。多くの方にご来場いただき、盛り上がったと聞きました。ただ、私が訪れたときには既に片付けの最中・・・活動の様子を見ることができず残念でした。
3月2日(日)は、1年生の探究活動イベント。イベント班は射的やストラックアウト、バザー販売を、カフェ班は喫茶店を開いていました。ほっとするひとときを過ごすことができました。

3月8日(土)には、2年生が探究活動イベントを行う予定です。
 時間:13:00~16:00
 場所:西高の体育館
 内容:キャンドル作り体験・ビンゴゲーム・丹波のプチ水族館展示
すべて申込不要・参加無料です。お時間のある方は、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

 

第49回卒業証書授与式

26日(水)卒業証書授与式を行いました。ご臨席いただいたご来賓の皆様、保護者の皆様、ありがとうございました。
改めまして、第49回生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!皆さん一人一人が、西高に確かな足跡を刻んでくれました。「輝く地域の星」として飛躍し、自分を信じて歩んでいくことを、心から願っています。

式辞で紹介した詩を掲載します。これまで西高で学んだこと、そして、これからの人生で大切にしてほしいことが込められています。昨年の卒業式で紹介した詩と同じく、田口久人さんの作品です。

「人生でいちばん」
人生でいちばん不幸なのは 自分が幸せだと知らないこと
人生でいちばん楽しいのは たくさん失敗してたくさん学ぶこと
人生でいちばん寂しいのは 自分に嘘をつくこと
人生でいちばん美しいのは 互いの弱さを支えあうこと
人生でいちばん悲しいのは 自分のことばかり考えて人を傷つけること
人生でいちばんうれしいのは 自分より大切な人がそばにいること
人生でいちばん大切なのは 自分を信じ続けること

卒業生の教室には、後輩たちが思いを込めて描いた「黒板アート」がありました。昨年に続いて力作で、先輩への感謝と尊敬の気持ちが込められていました。

卒業式前日の25日(火)には「卒業生を送る会」が行われました。ギター部演奏、3年生○×クイズ、スライドショー、ビデオメッセージ、記念品贈呈など、和やかな雰囲気の中で、心温まる素晴らしい時間となりました。

 

大雪 & 合格者発表 & 卒業式へ向けて

今週に入り、青垣町は大雪に見舞われました。特に19日(水)は、北近畿豊岡自動車道が通行止めとなり、一般道は大渋滞となりました。バスが遅延し、遅刻する先生方もいましたが、事故などはなく全員無事でした。今週末も再び大雪となる可能性があるようです。安全第一で行動しましょう。

21日(金)連携型入学者選抜の合格者発表を行いました。西高の連携型入試は、6年連続で定員を満たしています。合格した皆さん、おめでとうございます。高校入学へ向けて、しっかりと準備を進めてください。3月入試に挑む皆さんは、体調管理に気をつけながら、最後まで全力を尽くしてください。

体育館では、26日(水)に行われる卒業証書授与式に向けた会場準備が完了しました。49回生が登校するのも、あと2日。いよいよ卒業の日が近づいています。

青垣いきものふれあいの里

探究活動でいつもお世話になっている「青垣いきものふれあいの里」に行ってきました。休日ということもあり、年配の方から子ども連れの家族まで、多くの人で賑わっていました。

池のほとりでは、ザゼンソウが開花していました。その名前は、僧が岩穴で坐禅を組んでいる姿に似ていることに由来するそうです。また、早春の訪れを告げるセツブンソウの花も咲いていました。白い花びらのように見える部分はガクで、中の黄色い部分が花弁、紫色のものが雄しべだそうです。

館内では、3年生の探究班「アニフォート」が編集した動画が上映されていました。高校生活の一番の思い出として、この動画の取材・作成・納品の活動を挙げた人がいました。「青垣いきものふれあいの里」とともに、この紹介動画がこれからも長く流れ続けてほしいと感じました。

 

PTA立ち番 & 全校集会

毎月初めに、PTAの皆さんにご協力いただき、教員も一緒に朝の立ち番を行っています。2月3日(月)の立ち番では、「丹波霧」に包まれ、真っ白な霧の中を登校してくる生徒たちの姿が見られました。ただ、昨年に比べると、今年は霧の発生が少ない印象です。昨年は毎朝のように辺り一面が真っ白になっていましたが、今年は朝から快晴の日も多いように感じます。

同じ日には、月に一度の全校集会が開かれました。生徒会役員からは、先日行われた校則会議の集計結果の発表があり、「今ある校則を守ろう!」という呼びかけや、「○月の目標」という新たな取組の提案もありました。みんなの意見を大切にし、学校をより良くしていこうとする熱意が伝わってきました。