日誌

ひがはり校長BLOG

万葉の庭(9)つき

 秋が深まり、万葉の庭の木々の紅葉も進んできました。つき(槻)は、ニレ科の落葉広葉樹で、室町時代頃から欅(けやき)とも呼ばれ、公園や街路樹でよく見られる樹木です。

万葉集には7首詠まれています。万葉で「斎槻(ゆつき・いはいつき)」とあることから、この木が神木として祭られていたことがわかります。

とく来ても 見てましものを 
 山城の 多賀の槻群(つきむら) 散りにけるかも
    高市 黒人(たけちの くろひと) 巻3ー277

【歌意】もっと早く来て見ればよかったのに。山城の多賀(地名)の、つきの林の美しい紅葉が、もはや散ってしまっていることだ。
 
 この木の足下には「卒業記念庭園」(第1回卒業生)と記した石碑があります。

 近畿大会出場を決めた男子駅伝、男子ソフトテニスをはじめ、県の新人戦、各種コンクールでは多くの部が上位進出し、大活躍を見せています。PTA・同窓会の皆さん応援ありがとうございます。 頑張れ! ひがはり生
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授業拝見「地理」

 現在、各教科で研究授業を進めています。今日は、地理(2年2組 松本教諭)の授業を参観しました。昨年からPTAの支援により整備を進めているiPadを活用した活発な授業でした。
 農業の発達と人間社会との関係を、グループでの対話を通じて深く考察することをねらいとしています。イタリアの農業を例として、生徒たちはiPadを使って地形や気候の特徴を調べ、特に北部地域で稲作が盛んになり、都市文化が栄えることになった背景を探っていきました。




先生も、iPadを駆使したプレゼンテーションをしながら授業を展開します。

情報機器の活用で新しい学びをどんどん推進していきます。
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部活動訪問(4)演劇部

 東播磨地区合同発表会 兼 県総合文化祭地区予選を1週間後に控え、演劇部の特訓が連日続いています。
 今回演じるのは『この夏』(3年 上田 涼輔 作)。高校天文部の美月(みづき)は、部員たちと念願の天体観測のために山へやってきた。しかし、あいにくの曇り空で星の光は見えない。それは、まるで中途半端な自分たちの青春のように・・・果たして、星はこのまま見えないのか?
 友達にも言えない(言わない)、あるいは聞けない高校時代のもどかしい思いを表現します。



 
先輩のアドバイスにも真剣に耳を傾けます。

 東播磨地区から県大会へ進むのは2校のみ。さらに県から2校だけが近畿大会に出場できます。東播磨地区はハイレベルで厳しい戦いが予想されますが、多湖部長を中心に9名の気合いは十分です。
大会は11月2日(土)・3日(日)。明石市立西部市民会館で開催されます。東播磨高校は、初日の10時からトップバッターで登場します。応援お願いします。
がんばれ! ひがはり生
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食堂テーブルクロス(PTA)

 PTAのご厚意により、食堂のテーブルにきれいなテーブルクロスをつけていただきました。

食堂内が一段と明るくなりました。

生徒も食堂関係者も大喜びです。おかげで、おしゃべりも弾み、昼休みを楽しく過ごせます。



PTAの皆さん、休日にもかかわらず大変な作業をしていただき有り難うございました。大切に利用させていただきます。
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ど根性コスモス

前回紹介した「ど根性コスモス」がたくさんの花をつけました。

根元を見ると・・・アスファルトとコンクリートとの隙間からたくましい幹が伸びています。まさに、ど根性コスモス。まだたくさんの蕾を残しているので、週末の台風にも負けず、咲き続けてほしい。

君たちも頑張れ、と励ますように生徒たちの登下校を見守っています。

中間考査まで5日。がんばれ ひがはり生!
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