「チーム医療」講座紹介

総合科学コース 看護医療系講座「チーム医療」の紹介

令和5年度「チーム医療」2学期第2回の記録

2学期第2回目の講座は姫路獨協大学より藤井清美先生にお越しいただき、講義をしていただきました。

講義のテーマは「小児看護の仕事とチーム医療」でした。

 

講義のなかでは子どもの発育や子どもの生活を支える小児看護とはどのような仕事なのか、小児看護における多職種との連携からチーム医療について教えていただきました。

 

また、講義の後半では、赤ちゃんのおむつ替えを体験したり、赤ちゃんの心音を小児用の聴診器を使って聞いたりと、貴重な体験をさせていただきました。

 

次回は9月19日に「臨床工学技士の仕事、チーム医療における役割」について講義をしていただきます。

令和5年度「チーム医療」2学期第1回の記録

2学期1回目の講座は、姫路獨協大学より赤星成子先生にお越しいただき、講義をしていただきました。

講義のテーマは「看護の仕事とチーム医療」。

 

講義の前半は、看護師の仕事とチーム医療のなかでの看護の役割について講義をしていただきました。

講義のなかでは、看護師に求められる能力や仕事内容についてお話をしていただきました。

 

講義の後半では、「協力ゲーム」をとおしてコミュニケーションの大切さや、「伝える」ことの大切さについて学びました。

 

次回は9月13日に「小児看護の仕事、チーム医療における役割」について講義をしていただきます。

 

令和5年度「チーム医療」 1学期まとめの発表

講座「チーム医療」の1学期最後の授業が6月27日の6限目と7限目に行われました。

 

今回は1学期に学んだことをグループごとに発表を行いました。

各班で最も印象に残っているテーマを一つ選び、それについてのスライドをつくりました。

お互いの発表を聞き、その後相互評価をしました。

 

8月4日に行われるコース体験入学に、本講座を受講している生徒も参加し、中学生に向けた発表を行います。

学んだことを中学生に分かりやすく伝えるために、スライドや話す内容を考えていきます。

令和5年度「チーム医療」 講座紹介 第1~3回講座の記録

令和5年度「チーム医療」の1学期の講座の紹介をします。

1学期は神戸常盤大学より講師の先生にお越しいただき、「チーム医療」や医療にかかわる様々な職種について、全6回にわたり専門的な話をしていただく予定となっています。以下は1学期の講義内容です。

4月25日「看護職を目指すあなたへ」

5月2日 「妊娠・分娩期におけるチーム医療」

5月9日 「精神科におけるチーム医療」

5月23日「臨床検査技師とチーム医療」

5月30日「診療放射線技師とチーム医療」

6月6日 「歯科衛生士とチーム医療」

1回目の講座は、保健科学部看護学科の中村由果理先生にお越しいただき、講義をしていただきました。
講義のテーマは、「看護職を目指すあなたへ」。

講義の前半は、「チーム医療とは」についてお話をしていただきました。

まずは、医療の現場に関わるさまざまな職種について紹介をしていただきました。そして、患者を中心に複数の医療専門職が専門性を活かし、共有した目標に向かって協働して医療を実践していくことがチーム医療であることを学びました。

 

講義後半は、「チーム医療のなかの看護師の役割とは」について教えていただきました。

ナイチンゲールの教えなども交えながらチーム医療のなかで看護師が大切にすべきことを教えていただきました。

  

2回目の講座は、保健科学部看護学科の島内敦子教授にお越しいただき、講義をしていただきました。
講義のテーマは、「妊娠・分娩期におけるチーム医療」。

母性看護学がご専門の島内先生から、周産期医療におけるチーム医療について教えていただきました。

 

講義の前半は、母性看護学や助産学について学んだあとに周産期医療について説明をしていただきました。看護師と助産師の違いや日本では女子しか助産師になれないなど、具体的に分かりやすく教えていただきました。
また、周産期医療の定義や具体的な看護内容について学びました。

 

講義の後半は、周産期医療におけるチーム医療について説明をしていただきました。助産又は妊婦、褥婦が安心で安楽に過ごせるための看護、出産体験を肯定的に捉えるための看護の必要性を教えていただきました。
近年の不妊治療の実態についても詳しく教えていただきました。

 

3回目の講座は、保健科学部看護学科の西村充弘先生にお越しいただき、講義をしていただきました。
講義のテーマは、「精神科におけるチーム医療」。

 

講義の前半は、「精神科医療」についてお話をしていただきました。
精神疾患の歴史や、精神疾患患者の入院日数が一般病床に比べるとはるかに長いことなどを教えていただきました。

 

講義後半は、「チーム医療」と「看護師養成」についてお話をしていただきました。
精神科で活躍している主なチーム医療を紹介していただき、精神保健福祉士との連携が重要であることを学びました。
最後に、看護師・保健師・助産師・養護教諭になる過程について詳しく教えていただきました。

 

次回は5月23日に「臨床検査技師とチーム医療」の講義をしていただく予定です。

令和4年度 第20回講座

講座「チーム医療」の20回目が、11月29日の6限目と7限目に実施されました。

20回目の講座は、医療法人社団アキタケ診療所の秋武宏規院長先生にお越しいただき、講義をしていただきました。
今回のテーマは、「チーム医療について~地域医療連携も含めて~」。
本校の校医を務めてくださっている秋武先生に、医療連携や医療従事者に求められる資質についてお話をしていただきました。

 

講義の前半は医療連携について、神崎郡の状況も含めてお話をしていただきました。
神崎郡には総合病院が1つしかなく、個人クリニックが重要な役割を担っています。そして、病院の枠を超えた医療連携が行われていることを教えていただきました。
また、病院内でも様々な病気に対して医療連携をこなっていることを学びました。

 

講義の後半は、医療従事者に求められる資質についてお話をしていただきました。
医療従事者はプロフェッショナルとして、様々な能力が求められます。その中でも秋武先生は、「コミュニケーション能力」と「探究心」を重視していると教えていただきました。
そして最後に、この2つの能力を身につけるためにも、充実した学校生活を送って欲しいというメッセージを頂きました。

 

今回で講師の先生にお越しいただく授業は終了しました。次回からは授業の振り返りと、プレゼンテーションを行います。

第20回その1 第20回その2 第20回その3