兵庫県立 有馬高等学校
Hyogo Prefectural Arima Senior High School, Since 1896
カテゴリ:吹奏楽
吹奏楽部 新体制でスタートしました!
3年生が引退をし、1.2年生での新体制がスタートしました。
新部長・新副部長・新学生指揮者・新係と、すべてが新・NEWとなった吹奏楽部。
信頼のおける3年生が引退して寂しい思いもあり、現部員たち、27人が集まった時には「3年生が引退して寂しいね・・・・・・。」と話していました。
しかし、いつまでも3年生に頼っているばかりではいけません。先輩方の伝統を受け継ぎ、守りながら、自分たちの部活動を創っていかなければなりません。最高学年を前にした2年生は、奮起して頑張ろうとする姿が見られています。
各パートで、基礎練習から丁寧に練習を繰り返していました。また、居残って練習する1年生もいました。
それぞれが今できることを、精一杯取り組んでいました。
2学期はイベントが多く予定されています。2学期が始まり、新たなステージに進むべく、部員一同、一致団結して頑張っていきます。
吹奏楽部 3年生引退
8月7日(月)3年生が引退しました。先ず、これまで3年生にお力添えとお支えをいただきました保護者の皆さま、OB、地域の方々に深く感謝いたします。ありがとうございました。
7日は引退の会を前に部室の掃除から始まりました。
自分たちの思い入れの場所を片付ける部員たち・・・・・・。の中には物思いにふける人。
引退の会を前に密談をする人々。
楽譜や楽器の整理をこなす人々。
先輩方が3年間使ってきた音楽室を念入りに掃除機掛けをする1年生。
ハイテンションになる人々など、思い思いの今の気持ちを表現していました。
いよいよ引退の会が始まりました。
部員たちの心の中にはどんな思いがあったのでしょうか。
3年生一人一人から、これまでの3年間の部活動の振り返りの言葉や後輩へ向けてのメッセージ
を話してもらいました。
3年生たちは「音楽が本当に好きだということを実感した」「人間関係で悩んだこともあったけど、支えてくれる仲間がいて良かった」「人とのつながりを大切にしていって欲しい」「自分たちが叶えられなかったことを叶えて欲しい」
「最後まで続けてきてよかった」「頑張れば今まで見られなかった景色が見えてくる」「みんな、ありがとう」と、部活動で体験し、学んだことをしっかりと丁寧に自分の言葉で伝える姿がありました。さすが、3年生。人の温かさや関係性の難しさを感じながらも、互いの思いを伝え、聞き、受け入れ、受け入れてもらい、自分自身で乗り越え、精神的に大きく成長したことを嬉しく思います。
3年間、紆余曲折を経ながらも、最後まで部活動を続け、引退の会にいてくれた3年生部員。あなたたちがいてくれて、あなたたちに出会えて本当によかった。後輩、顧問一同より、「ありがとう、そしてお疲れ様」の言葉を贈ります。引退後は、卒業に向けて、新たな進路に向けて、精一杯取り組んでください。応援しています。
音楽室から毎日のように眺めていた景色。これからも有馬の連峯は優しく皆さんを見つめています。
吹奏楽部 三田まつり演奏
去る8月5日(土)、4年ぶりの通常開催となった三田まつり。三田の駅前から市役所前、郷の音ホール付近は大変熱い熱気に包まれていました。多くの人が祭りに酔いしれ、祭りを心待ちにしてしていた様子が窺われました。
そのような中、我ら吹奏楽部も祭りに華を添えるべく、練習や準備を重ね、いざ演奏へ。
夕刻といえど、西日が差す中の暑さでしたが、部員の心の中は、別の熱さがこみ上げていました。
そう、3年生の引退演奏。共に活動してきた3年生を含む部員揃ってできる最後の演奏の日だったからです。
各パート楽器紹介演奏、顧問のスペシャル演奏、全員での演奏と、それぞれの思いを乗せてメロディーが会場のお客様の元へと流れていきました。
3年生の部員にはこの光景がどのように映ったのでしょうか。そして、後輩部員の心の中にはどんな思いがあったのでしょうか。また、お客様の中には部員を温かく見守ってくださった保護者やOBの姿もありました。それぞれの思いや思い出される情景が、一体となった瞬間があったように思います。
その証拠に、演奏終了時には温かい拍手と共に、爽やかな風が吹いていました。
3年生の引退演奏を見守ってくださった皆さま、本当にありがとうございました。
今後も、有高吹奏楽部と3年生の行く末を見守り、応援していただけますよう、よろしくお願いいたします。
吹奏楽部 コンクール本番
行って参りました。西阪神地区大会へ。
先ずは部長の願いが叶い、全員揃ってコンクールに臨み、演奏できたことを心から嬉しく思います。
早朝よりフラワータウン市民センターで最終調整を行ってから楽器を積み込み、バスに乗り込みいざ、西宮市民会館アミティホールへ。
西宮に到着し、猛暑の中楽器搬入。リハーサルへと続きます。他校の動きを垣間見る度に、だんだんと部員の表情も変化していきました。そう。緊張・・・。いよいよ本番が近づいてきた、とうとうやん・・・、どうしよう・・・。心の中で様々な感情が沸き起こります。そんな時、隣を見ればいつものメンバーがいてくれる。そう。一緒に舞台に立ってくれる。心強い仲間たちが傍にいてくれることが、何よりの安心材料。しだいに心地良い緊張感へと変化していきました。
いよいよ本番。15:15。舞台は有高吹奏楽部のために存在していました。
ライトが当たり、お客様の拍手が。2階席には審査員が。隣には共に過ごしてきた仲間が。そして中央には指揮で導いてくれる顧問の先生のいつもの笑顔がありました。そんな光景を、部員の心と目にはどのように映ったのでしょう。
約10分間の演奏終了後、舞台袖に帰ってきた部員から「楽しかった!」との声。「入るまでが緊張で死にそうやった」とも。良かった。いろいろな意味で無事で。
本番演奏後の表情は、解放感と達成感で満たされていました。
結果は銀賞をいただきました。
この結果をどのように受け止め、活かしていくかは皆さん次第です。
ただ一つ言えることは、本番までの過程を見てきた後輩やご家庭の方々、顧問一同にとっては、あの日のあの演奏はそれぞれの心を揺さぶる特別な演奏でした。皆さんの演奏が誰かの心を動かしてくれた事は言うまでもない真実です。
長く、熱い1日を支えてくださった保護者の方々をはじめ、OBやゲストの方々、1年生、西阪神吹奏楽連盟役員の方々に深く感謝致します。
ありがとうございました。
次は、8/5(土)郷の音ホールで行われる『三田まつり』でお会いしましょう!
吹奏楽部 いよいよです。
来る7/30(日)西宮市民会館アミティ・ベイコムホールにて第46回西阪神地区大会が行われます。
この大会は兵庫県吹奏楽コンクールにつながり、部員にとっては年に一度の自分たちの演奏を評価してもらえるコンクールです。このコンクールで日頃の練習の成果を発揮することを目標に1年間練習してきた、と言っても良いくらい、部員の気持ちが一体となるコンクールです。加えて、かなりの緊張もします。そして、この大会で一緒に練習に励んできた3年生が、活動に一旦区切りをつける節目の大会にも当たります。
そんなコンクールを前に、部員一同、最後の練習の追い込みをフラワー市民センターで1週間行っています。
講師の先生をお招きして、課題曲や自由曲の演奏のアドバイスをいただきました。
コンクールに向けて副部長は「心を一つに、演奏をしたい」と。そう、吹奏楽は個人個人の演奏技術はもちろん、団体競技でもあります。自分だけでなく、周りの人たちの演奏や息づかいに耳を傾けながら、心を一つに、音をピタリと合わせていくことが必要です。互いの気持ちを汲み取りながら、日々練習に励んでいます。
そして、コンクールへの意気込みとして部長は「・・・・・・みんなで演奏したい」と。気の利いた言葉が見つからない、と最後に付け加えた部長ですが、彼の心の中はただ一つ。「みんなで」。そう、みんなで最高の演奏をしたいのです。音楽を通じてコミュニケーションを取り合ってきた部員たち。このメンバーで演奏できることを何よりの喜びとしています。結果を恐れず、自信を持って、コンクール本番では一人一人が主人公となりながらも、みんなで有高サウンドを奏でて欲しいです。
皆さま、応援よろしくお願いいたします!
そして、1年生もみんなで合奏に励んでいました。
先輩方の思いや姿勢は、受け継がれていきます。
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