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理探ニュース

理数探究類型2年生が「サイエンスフェアin兵庫」に参加!!

1月29日(日)に開催された「サイエンスフェアin兵庫」に、課題研究を行っている2年理数探究類型の人工宝石班のメンバー3人がポスター発表で参加しました。

ポスターの作成から発表まで、初めての経験であったため準備の段階では四苦八苦しましたが、本番は堂々と発表し、質問にもしっかりと答えてやり遂げることができました。

他校の生徒の発表を聞いたり、スーパーコンピューター「富岳」の施設見学をしたり様々な経験ができました。

来週末に行う課題研究の校内最終発表に向けて、大いに自信をつけた1日となりました。

探究活動に関する講義を行いました!!

1月27日(金)、理数探究類型1年生を対象に探究活動に関する講義を行いました。

九州工業大学 から 木村 智志 先生にお越しいただき、「探究活動と進路の関係」というテーマを中心に、なぜ探究活動をするのか?探究活動がどのように進路につながるのか?というお話を、society5.0の時代に向けての視点などからしていただいたり、研究発表におけるスライド作成について、科学プレゼンテーションにおける聴衆の役割など様々なアドバイスをしていただいたりしました。

講義の途中では生徒がタブレットでQRコードを読み取り、Google formsで回答をしながら進めるなどのワークもあり、生徒たちは自分の意見をしっかりと考えて送信していました。

これから具体的に探究活動を進めていく1年生にとって良い時間となりました。

プレゼンテーションに関する講義を行いました!!

1月20日(金)の6限目、理数探究類型1年生を対象にプレゼンテーションに関する講義を行いました。

日本プレゼンテーション教育協会の代表理事 西原 猛 様にお越しいただき、

「実は間違ってた!? 正しいプレゼン3つのルール」

というテーマで、課題研究やその発表などに取り組んでいく生徒たちに対して講義していただきました。話をするときに意識すること、スライド作成時に気をつけることなど、グループワーク(演習)を取り入れながらの講義で、今後の活動に活かしてほしい内容がたくさんありました。
講義終了後も、人前で話をすることが苦手な生徒からの質問などに丁寧に答えていただき大変有意義な講義となりました。

「研究者にズームイン」に参加しました!!

 1年理数探究類型クラスの5名が理化学研究所を訪問しました。高校生が研究者にインタビューし、記事にまとめる理化学研究所 生命機能科学研究センターのweb企画「研究者にズームイン」に参加し、高校生の目線から研究者を紹介します。今回、インタビューさせていただいたのは、象徴概念発達研究チームの入來篤史(いりきあつし)チームリーダーで、生徒の質問に回答いただいただけでなく、研究者としての心構えや、これまで行ってきた体験談など有意義なお話をしていただきました。質問の準備、訪問、インタビューを通して、生徒たちの興味関心をさらに深めることができました。

冬季実験講座を行いました!!

2学期の終業式後、理数探究類型の2年生が物理と化学の2分野に分かれて実験講座を行いました。

物理分野では「波の進む速さを調べる」、化学分野では「酸化還元滴定」のテーマで実験を行いました。

物理分野では、波の進む速さを計算値で出した後、2種類の実験により実験値を出し、比較・考察などを行いました。定常波を作る職人のような生徒が現れるなど、厳しい寒さの中、身体を動かしながらの実験にもなりました。

化学分野では多くの実験器具を使用し、正確に薬品を調整したり、目盛りを読む実験操作を行いました。得られた結果から与えられた薬品の濃度を計算し、考察を行いました。手順の多い実験ですが、生徒は熱心に取り組んでいました。

リサーチフェスタに参加しました

12月18日(日)、課題研究に取り組む理数探究類型の生徒が、オンラインでリサーチフェスタに参加しました。

リサーチフェスタは甲南大学が主催、兵庫県教育委員会等が後援しています。文系・理系を問わず、高校生と大学生、大学院生が自分たちの「研究」「調査」「活動」について発表、議論するイベントです。

午前は、10分間の発表・質疑応答を2回行いました。

午後は、10分間の発表を3回行い、審査員や参加者による審査を受けました。自分の発表以外の時間は、面白そうな発表を視聴したり、割り当てられた審査を熱心に行いました。

オンラインでの発表には慣れていない部分もありましたが、他の発表に質問をしたり、自分の発表に対する質問に一生懸命答えたりして、充実した時間を過ごしました。

 

京都大学学びコーディネーターによる出前授業の実施

12月8日(木)の期末考査最終日の午後、理数探究類型1,2年生を対象に京都大学学びのコーディネーターによる出前授業を行いました。
この事業は京都大学が高大接続、高大連携活動の一環として全国的に展開している学びコーディネーター事業で、大学院生などの若い研究者に講義をしていただけるということで、本校では毎年利用させていただいています。
「人工太陽がエネルギー問題を解決する!?」というテーマで、エネルギー科学研究科の武藤幹弥氏に講義をしていただきました。人工太陽とはどういうものなのか?実現に向けての課題は?人工太陽がなぜエネルギー問題を解決するのか?などの内容について、高校生相手でもとても分かりやすい丁寧なお話をしていただきました。
生徒もとても興味をもち、全体の講義が終わってからも約1時間、生徒の質問にも対応していただき大変有意義な講義となりました。

数学・理科甲子園2022に出場しました!!

10月29日(土)に甲南大学岡本キャンパスの講堂で開催された数学・理科甲子園2022(科学の甲子園全国大会兵庫県予選)に理数探究類型の生徒6名(2年生4名、1年生2名)が出場しました。

昨年度は工事中で使用できず、別会場での開催でしたが、新しく完成した屋根の下、午前中は予選、午後から本選、決勝が行われました。
予選は個人戦(3名)と団体戦(3名)があり、数学、理科の思考力を問う問題を制限時間内に解いていきます。個人戦は厳しい戦いとなりましたが、団体戦は健闘を見せ、上位進出校と対等の戦いをしてくれました。

惜しいところで連続しての本選出場(上位13校)を逃しましたが、楽しみながら問題を解き良い経験となりました。

また、ボランティアスタッフとして5名の生徒が自主参加し、大会運営に尽力してくれたことに本当に感謝しています。来年こそ、本選出場権奪回を目指してリベンジします!!

高大接続推進事業(神戸大学)オンライン講義を行いました!!

10月18日(火)の午後、理数探究類型2年生を対象に高大接続推進事業として神戸大学大学院保健学研究科の三好先生を講師に高大連携授業をオンラインで実施しました。

三好先生には「臨床検査技師ができること」というテーマで、お話をしていただきました。

科学的な数値に基づく客観的で信頼性の高い生体情報を提供する臨床検査技師の仕事は不可欠であり、臨床検査が果たす役割の重要性や、臨床検査に限らず幅広い視点から講話を伺うことができ、貴重な時間となりました。

参加生徒の中には看護医療系大学への進学希望者もおり、最後には質問をするなどして終了しました。

明石公園のあり方を巡って、明石市のプロジェクトチームが、理数探究類型の研究班の意見を聴取

明石市のプロジェクトチームが明高生の意見聴取

樹木伐採などで揺れる明石公園について、運営の在り方を検討する明石市のプロジェクトチームが、7月19日、明石高校を訪れ、理数探究類型の明石公園の植物研究班のメンバーの意見を聴取しました。

神戸新聞7月20日付

明石市が聴取した意見を公開

この度、明石市のプロジェクトチームが、聴取した意見を取りまとめ、明石市のホームページ上で公開しました。

そのうち、明石高校理数探究類型研究班の意見は、以下の通りです。(「ヒアリング内容(PDF)」から、許可を得て引用)

明石高校 理数探究類型 (7/19 75 回生 7 名 76 回生 2 名)

  • 石垣の保護や景観のために伐採が必要なことは理解できなくはないが、切りすぎたことによる弊害があると感じている。(貴重種への影響、生態を変えてしまう、樹木の伐採により昆虫が減ることにより、虫好きな子どもたちの楽しみが減るなど)
  • 今回自分たちはこの研究をしたことで、明石公園の樹木や植物の大切さに気付けた。大多数の人はそれに気付いていないので伐採に興味を持たない。伐採が絶対にだめだとは言い切れないが、伐採を止めるためには、明石公園の植物の魅力を伝えていく必要があると感じた。
  • 伐採は残念なことだと思うが、この問題があったからこそ、自分たちの研究を通じて明石公園の自然の魅力を伝える機会になった。
  • 公園の施設を整備するために、どんどん樹木が伐採されるのは悲しい。
  • 市民の反対の声もある中で、公園のリノベーションのために、このようにたくさんの樹木が伐採されてしまったのは悲しいことだと思う。リノベーション計画の中に自然環境の要素を入れてほしい。
  • 子どもたちが自然を学べる場として、このように樹木を伐採してしまうことは良くないことだと思った。
  • 研究の中でも①千畳芝東側の子どもの小川周辺、②桜堀周辺、③石垣の南の園路と西のエリア、④藤見池周辺の4つの野草保護・観察エリアを提案しており、このエリアは明石公園の自然の中でも特に重視している。
  • 水辺の環境や子どもの村(緑の中で遊べる環境)が魅力的と感じた。

【今後明石公園に期待すること】

  • 安全に自然を学べる環境にしてほしい。
  • 市民の意見をできるだけ取り入れて、多くの人に愛される公園にしてほしい。
  • 安全に遊べる、自然いっぱいの公園であってほしい。
  • 植物、スポーツ、史跡どの面においても自慢できる公園になってほしい。
  • 植物の保全と景観を両立させてほしい。
  • 身近にあり、大きくてスポーツ施設もあり、非常に便利な公園である。さらに、「自然も豊か」という要素がプラスされることで、より色々な人が行きたくなる公園になると思うので、「自然」の要素も増えるといいと思う。
  • 今後も多くの種の植物を保護し、さらに子どもたちが楽しく安全に遊べる公園であってほしい。
  • 多様な植物を大事にし、さらにそれらに触れられる場として続いてほしい。
  • 自然だけでなく、運営にあたっては、片方だけの意見が通らない仕組みが必要。両方の意見でしっかり話し合いをし、すり合わせをして運営を進めていける公園がいいと思う。