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2023年2月の記事一覧

全国大会出場権獲得!(RoboCupJunior阪神ブロック大会)

3月24日~3月26日 ポートメッセなごや(国際展示場)開催される

RoboCupJunior JAPAN OPEN 2023 名古屋の出場権をかけた阪神ブロック大会にteam.祥雲が参加しました。

3年ぶりのオンサイトでの大会となりましたが、この3年間で取り巻く環境が一変、コロナ禍により近隣ロボット教室の休校、学校関連もロボット製作ノウハウの消失、競技規定の多くの改定された結果、ブロック大会までたどり着くチームは激減してしまいました。

  

WorldLeagueOpen 3チーム

 【team祥雲 A Edition】(國嶋・石田・桜井・藤原)

 【team祥雲 S Edition】(三木・原田)

 【WADAI criEdition】(本校18回生OBを2名有する大学生チーム)

WorldLeagueLightWeight 5チーム

 三田学園物理部は部内に10を超えるチームがあり、部内戦で勝ち進んだ5チームがブロック大会に出場しました。

NIPPONLeague 4チーム

 中学生以下のリーグで世界大会にはつながりませんが、全国大会に向けて出場権を競います。

 WorldLeagueOpenの主な競技規定の変更点を紹介します

 1)オレンジ色のゴルフボールを使用

  今までのボール直径64㎜程度から42㎜にサイズダウン、ボール認識しにくくなった。

  表面に光沢があるため、照明の反射光により色認識しにくい。

 2)機体直径・高さ18㎝まで(2022年より)

  機体上部に光学ユニットを設置するため、機体の設計が非常に難しい。

 3)フィールドエリアの拡大及び、ペナルティーエリアの白線(2022年より)

  エリア外に出ないような機体制御技術が重要となる。

 なかなか新規参入し難い状況です。

 

各リーグで【総当たりのリーグ戦】を行い、【トーナメント戦】を行いました。

JAPAN OPENでは、期間中、8から10試合を実施します。競技規定をクリアする機体設計だけでなく、全戦を戦い抜く耐久性、故障時の対応力が必要となります。

 

 

決勝戦【team.祥雲 A Edition】vs【team.祥雲 S Edition】

【team.祥雲】同士の対決となりました。毎日のように対戦を行い相手のロボットの動きの特徴やコンディションすら分かっています。【A Edition】のDF機が、左後のモーターが故障したため思うように動かず、前半は【S Edition】が優位な試合展開となりました。後半も一進一退の試合展開となりましたが、FW機のキッカーが有効に働き、6-5で【A Edition】が勝ちました。

 成績発表

 

WorldLeagueOpen

優勝  【team祥雲 A Edition】4戦3勝1敗

準優勝 【team.祥雲 S Edition】 3戦2勝1敗

ベストプレゼン賞 【team祥雲 A Edition】

  

今大会は、【ロボカップ2019シドニー世界大会】第3位LEGENDで活躍したロボカッパーOBに試合審判をしてもらい、活動報告を聞きました。多くのものを得ることができました。

大会役員の皆さん、メンター(保護者)の皆さん本当にありがとうございました。

RoboCupJunior JAPAN OPEN 2023 名古屋までに、ロボットの精度をもっと上げて、「全国大会歴代最高順位2位」以上、優勝を目指して頑張ります。

そして夢の世界大会【RoboCup 23 Bordeaux France】(フランス開催)へ行きたいな。