生物部の記録・成績・お知らせ
〈生物部〉明石市立高丘東小学校で 「特定外来生物 クビアカツヤカミキリ」の授業
本校の生物部員が明石市立高丘東小学校の小学3年生の児童に対して、特定外来生物のクビアカツヤカミキリに関する授業を行いました。
クビアカツヤカミキリは、ソメイヨシノ(サクラ)やウメなどのバラ科の樹木に甚大な被害を及ぼす生物です。授業内容は、①クビアカツヤカミキリの生態 ②成虫(オス・メス)の標本観察 ③フラス(幼虫のフンでおがくずが混ざったもの)の標本観察 ④校庭でのソメイヨシノのナンバリングとフラスの観察 などです。授業は、2023年度は7月、12月の2回実施しました。
児童たちは、興味深々に本種の標本をルーペなどで観察したり、本種の特徴に関する生物部員の説明を聞いたりしていました。2回目の授業に関する神戸新聞の記事(2023年12月19日)を掲載します。
〈生物部〉「ネビキグサ」の研究:科学コンテスト(JSEC2023) 佳作
生物部が取り組んでいる「ネビキグサ(Machaerina rubiginosa)の保全生態学」に関する研究が、科学コンテスト「JSEC2023」で 佳作を受賞しました。https://manabu.asahi.com/jsec/2023/award/index.html
ネビキグサは、カヤツリグサ科の植物で、兵庫県では本校周辺地域およびその他1地域のため池や湿地のみに生育します。明石市では、絶滅危惧種(レッドリストAランク)に指定されています。生物部では2022年度から本格的に本種の保全を目的とした研究を行っています。
2023年度の研究内容は、ネビキグサの個体の最適な生育条件を調べるもので、水位は土壌表面、光条件は明るい場所が個体の生育にとって適した環境であることがわかりました。また、本種が生産する種子の大部分が発芽しないことを発見し、その発芽特性についても調査しました。こちらの研究については、2023年度は有力な結果が得られませんでしたので、継続して研究していきたいと考えております。
本種の研究に関して、様々な面でご協力を頂いている明石市・その他関係団体の方には、この場をお借りしてお礼を申し上げます。
写真:光条件変動実験の準備の様子
〈生物部〉文化祭での「プラスチック標本づくり」の準備
今年の文化祭で、生物部はプラスチック樹脂の中に、昆虫や植物の標本を閉じ込めた「プラスチック標本」の作成を企画しています。先日、明石北高校周辺で、その標本となる昆虫や植物の採集を行いました。当日の一般祭りでは、ぜひ生物部のブースに足を運んで下さい!
写真:昆虫を採集する部員たち
<生物部>夏休みあけから準備していた海水魚の飼育
てのひら大のマダイ3匹
コモンフグ3匹
ベラ 青1匹、赤2匹
順調に飼育できています。映像はエサが欲しくて寄ってきているマダイです。
海水の維持はなかなか難しいのですが、大きく育てたいと思います。
<生物部>かわいらしい訪問者 その3
もし見かけても、近づいたりしないよう気をつけましょう。
また、3種目のかわいらしい動物が本校を訪れました。
明石北高校ホームページ