記録・成績・お知らせ

生物部の記録・成績・お知らせ

<生物部>中庭の池に青メダカ!!!

中庭の池にたくさんの(約1000匹)メダカがいるのを知っていますか?
今年7年ぶりに青メダカ(突然変異体)が登場しました!もともとヒメダカ(改良種)と黒メダカ(在来種)十数匹から始まり、7年前に全体で500匹くらいの時に1匹の青メダカがでました。それから毎年確認していましたが、全く現れず。それが今年は少なくとも4匹はいます。「青い鳥」のように見つければ幸福が訪れることはありませんが、一度探してみませんか?写真は白い花(ガガブタ)の周りと壁際で餌(麩)を取りあっているメダカたちです。青メダカわかりますか?

 
↓ 中央部の拡大写真


<生物部>夏休みあけから準備していた海水魚の飼育

10/21中間考査最終日に部員2名で明石で捕獲してきました。
 てのひら大のマダイ3匹
 コモンフグ3匹
 ベラ 青1匹、赤2匹

順調に飼育できています。映像はエサが欲しくて寄ってきているマダイです。
海水の維持はなかなか難しいのですが、大きく育てたいと思います。

〈生物部〉文化祭での「プラスチック標本づくり」の準備

 今年の文化祭で、生物部はプラスチック樹脂の中に、昆虫や植物の標本を閉じ込めた「プラスチック標本」の作成を企画しています。先日、明石北高校周辺で、その標本となる昆虫や植物の採集を行いました。当日の一般祭りでは、ぜひ生物部のブースに足を運んで下さい!

 

写真:昆虫を採集する部員たち

〈生物部〉「ネビキグサ」の研究:科学コンテスト(JSEC2023) 佳作

 生物部が取り組んでいる「ネビキグサ(Machaerina rubiginosa)の保全生態学」に関する研究が、科学コンテスト「JSEC2023」で 佳作を受賞しました。https://manabu.asahi.com/jsec/2023/award/index.html

 ネビキグサは、カヤツリグサ科の植物で、兵庫県では本校周辺地域およびその他1地域のため池や湿地のみに生育します。明石市では、絶滅危惧種(レッドリストAランク)に指定されています。生物部では2022年度から本格的に本種の保全を目的とした研究を行っています。

 2023年度の研究内容は、ネビキグサの個体の最適な生育条件を調べるもので、水位は土壌表面、光条件は明るい場所が個体の生育にとって適した環境であることがわかりました。また、本種が生産する種子の大部分が発芽しないことを発見し、その発芽特性についても調査しました。こちらの研究については、2023年度は有力な結果が得られませんでしたので、継続して研究していきたいと考えております。

 本種の研究に関して、様々な面でご協力を頂いている明石市・その他関係団体の方には、この場をお借りしてお礼を申し上げます。

光条件変動実験の準備の様子

 写真:光条件変動実験の準備の様子