取り組みのハイライト

2021年8月の記事一覧

令和3年8月29日グローバルリサーチ「WKCフォーラム打ち合わせ」

グローバルリサーチ受講生(2年)3名が、WHO健康開発総合研究センター(WHO神戸センター)主催「WKCフォーラム2021Global Health High School Summit ~高校生からの姫路宣言~」における発表者、及び宣言作成者に選ばれた。今回はキックオフミーティングとして、WKCの寺本氏から趣旨説明と今後の流れについて説明があった。本校生徒は「学校と生徒のメンタルヘルス」をテーマに研究を進め、同じテーマの県立姫路西高校の生徒と一緒に説明を受けた。今後はメンターである大阪大学医学部医学科の学生からサポートを受けながら活動を行う予定である。

  

令和3年8月24日 東京未来フロンティアツアー代替研修「2日目」

東京未来フロンティアツアーの代替研修の2日目は、3つの班に分かれ自分の興味関心がある機関、団体の研修を受ける選択制で実施した。

A班はまず、アジア開発銀行の駐日代表児玉浩美氏から「アジア開発銀行の取り組み」というテーマで講義を受けた。次に国連UNHCR協会の天沼耕平氏から「UNHCRの難民支援」について生徒の質問をもとにディスカッションを行い、インターンで参加していた学生とも議論をすることができた。最後にアジア経済研究所の長峯ゆりか氏から同研究所の紹介と研究者の荒神衣美氏から「ベトナム南部の農村内における調査について」の講義を受けた。

  

B班は、はじめに日本ASEANセンター広報官の宮内智子氏から「ASEAN、及び加盟国について」の講義を受け、マレーシア人のスタッフとも英語で交流した。続いて、セーブ・ザ・チルドレンの大阪事務所マネージャーの伊藤愛氏から「子どもの課題に関する日本と海外の現状」について生徒とディスカッションしながら講義をしていただいた。最後に、川崎重工株式会社の小熊氏、合田氏、小野氏から「社会課題に対するロボットの貢献」というテーマで講義を受け、これらの内容に加え、水素活用についても議論した。

  

C班は、物質・材料研究機構の理事谷広太氏から「日本の研究開発における財政事情」というテーマで科学立国のベースとなる財政について講義を受けた。続けて、フェローの魚崎浩平氏から「世界のエネルギー利用の変遷と現状について講義を受けた。午後は電子顕微鏡解析ステーションナノ構造解析グループリーダーの竹口雅樹氏から「電子顕微鏡の仕組みとその利用の講義、固体NMRグループ主幹研究員の端健二郎氏から「NMR(核磁気共鳴)の原理と開発」の講義を受けた。実地で体験予定であった「スーパークリーンルームでの電池作成」、「電子顕微鏡の見学」、「研究材料の作成現場や強度測定」について、職員の方が体験をライブ配信してくださった。

  

令和3年8月23日 東京未来フロンティアツアー代替研修「1日目」

アリストンホテル神戸において、本校普通科グローバルリサーチ受講生(2年)11名と創造科学科5期生(2年)15名を対象に、「東京未来フロンティアツアーの代替研修」を実施した。新型コロナウイルス感染症の影響で、東京での実施を変更し、オンラインでの研修実施となった。講義を聞くだけではなく、事前学習のまとめを発表し、あらかじめ質問を講師と共有したうえで講義を受け、講義後も活発な質疑応答ができた研修となった。

午前は統計数理研究所(統数研)の講義を受けた。まず、宮里義彦副所長より統数研の概要紹介をしていただいた。次にデータ科学研究系計量科学グループの船渡川伊久子准教授から「医学・健康科学における統計」についての講義を受けた。

  

午後は量子科学技術研究開発機構(QST)の講義を受けた。はじめに理事の木村直人氏からQSTの概要説明を受けたあと、物理工学部長の白井敏之氏から「重粒子線がん治療」についての講義を全員で受けた。続いて2班に分かれ、分子イメージング治療診断部長の東達也氏から「分子イメージング診断治療研究」について、被ばく医療部医長の西條広人氏から「被ばく医療研究」についての講義を受けた。

  

夕食後、兵庫高校の卒業生で東京を拠点に活躍されている東京武陽会の方との交流会を行った。現在行っている探究活動の内容を報告し、それに対するアドバイスや指導をいただいた。また、先輩方の高校時代の体験談を聞くなど、非常に盛り上がり有意義な時間を過した。

  

令和3年8月21日灘高模擬国連練習会

オンラインにて、創造科学科6期生(1年)2名が 灘高等学校ディベート部主催の模擬国連練習会に参加した。議場は国連総会第1委員会(DISEC)、議題は核軍縮で、言語は英(日)/日/英 (公式/非公式/決議)(全日本大会と同じ、ただし公式発言で日本語の使用も認める場合がある)である。国割りはシングルデリゲート、会議形式は全日本高校模擬国連大会の議事進行に則ることとした。

令和3年8月10日 東京未来フロンティアツアー代替研修「第3回事前学習」

本校普通科グローバルリサーチ受講生(2年)12名と創造科学科5期生(2年)15名が東京未来フロンティアツアーの代替研修の第3回事前学習を実施した。

今回の事前学習では、「アジア開発銀行」、「国連UNHCR協会」、「アジア経済研究所」、「日本アセアンセンター」、「川崎重工」、「物質・材料研究機構」、「JAXA」について班別で各機関がどのような事業を行っているのかをまとめ、その際に出てきた疑問をまとめた。どの機関もHPを見ても内容が難しく、全て英語で書かれたHPもあり、苦戦していたが、わからないところを皆で意見を出し合いながら活発に議論をしながらまとめていく様子が印象的であった。思いを込めてまとめた内容や疑問を当日、各機関に向けて発表を行う予定です。