兵庫高校Blog
フィンランド・東ヘルシンキ音楽院来校 本校・吹奏楽部との合同演奏会をおこないました。
令和7年6月9日(月)本校講堂でフィンランド・東ヘルシンキ音楽院から約80名が来校され、
本校・吹奏楽部との合同演奏会をおこないました。
観客として2年生全生徒・保護者も参加する中、素晴らしい演奏会となりました。
東ヘルシンキ音楽院は1995年設立で、「イーストウィンド(東風)」、「ウィンドヴェイン(風見鶏)」、「ピーパリ(笛吹隊)」の3つの吹奏楽団で構成されています。
今回来校されたイーストウィンドは、12歳から20歳の演奏者からなり、フィンランド国内で高い演奏技術とクラシック音楽を中心とした質の高いレパートリーで知られ、北欧吹奏楽デイズ、ヘルシンキフィルハーモニー管弦楽団との協演、大統領官邸での演奏など、華やかなイベントや大きなホールへの出演依頼も受けています。
第1部は、本校吹奏楽部が『エルフゲンの叫び』を演奏し、第2部は、東ヘルシンキ音楽学校吹奏楽団が『ラップランドの情景』光と闇の大地、『交響詩 フィンランディア』、『真夜中の太陽の子』の3曲を演奏しました。
第3部は、本校吹奏楽部と東ヘルシンキ音楽学校吹奏楽団が『モナーク・アヴェニュー』を
合同演奏しました。
その後、昼食を一緒にとり交流を深めました。
本校生徒は「本当に貴重なすごい経験ができた」「音楽で心が通じることが分かった」と滅多にない機会に目を輝かせていました
令和7年度 防災・避難訓練を実施しました。
想定として、「5月28日(水)に淡路島沖を震源とする地震が発生、震度5強の揺れを感じ、本館4階被服教室からのアイロン火災により発見時にはすでに燃え広がり、停電し一般放送が使えないが緊急放送は使用できる」を立ててそのもとで防災・避難訓練をおこないました。
生徒達はみんな落ち着いて行動し、グラウンドに集合しました。
今年は、阪神淡路大震災の発生から30年を迎えました。常日頃より防災意識を持ち震災での教訓を活かし備えを進める、貴重な機会となりました。
令和7年度春季定期戦をおこないました。
5月8日(木)神戸総合運動公園において、本校の伝統行事である神戸高校との春季定期戦をおこないました。
午前中に、グリーンアリーナでは男女バレーボール部、テニスコートでは男女ソフトテニス部が対戦しました。また、ユニバー記念陸上競技場では、サッカー部が対戦しました。
そして午後には、メイン競技である野球をほっともっとフィールド神戸でおこない、両校全生徒もそれぞれ1塁側・3塁側にわかれて集合しました。
最初にファンファーレが鳴り、生徒会旗・自治会旗交換、両校校歌斉唱、両校応援団によるエール交換がおこなわれ、その後両校応援合戦がおこなわれました。
次に、兵庫高校の井上校長が始球式をおこない、試合が開始されました。
両校とも互いに譲らず、逆転に次ぐ逆転の好ゲームとなり最終的に兵庫高校の勝利となりました。
全対戦が終了後、ほっともっとフィールド神戸で閉会式がおこなわれました。
最初に成績発表がおこなわれ、4勝2敗で兵庫高校が勝利しました。
そして、兵庫高校の井上校長より表彰があり、次に、神戸高校の新谷校長の挨拶がありました。
その後、両校校歌斉唱、エール交換、生徒会旗・自治会旗交換がおこなわれ、令和7年度春季定期戦を終了しました。
離任式をおこないました。
4月9日(水)に体育館で離任式をおこないました。
2年生・3年生が体育館に集合したのちに、離任される先生方が拍手の中入場されました。
最初に、井上校長より離任される先生方の紹介があり、次に離任される先生方一人ずつ離任の
挨拶がありました。
その後生徒代表のお礼の言葉があり、生徒会及びPTAから離任される先生方に、花束の贈呈が
ありました。
以上で離任式が終了し、離任される先生方が生徒の作った通路を通り退場しました。
令和7年度(80回生)入学式を挙行しました。
4月9日(火)に令和7年度(80回生)の入学式を挙行しました。
弦楽部の演奏により保護者の方々が入場された後に来賓の方々が入場され、その後吹奏楽部の演奏と共に新入生が入場しました。最初に、ピアノ演奏により国歌斉唱をおこないました。次に各担任が入学者名簿を読み上げ、令和7年4月1日付けをもって学校長により入学が許可されました。その後、新入生代表宣誓がありました。
次に井上校長が、式辞を述べられました。その内容は以下の通りです。
本校は創立以来生徒の育成の根本として質実剛健・自重自治の四綱領を掲げ、文武両道を継承しながら生徒の自主性・主体性を重んじる教育を実践してまいりました。四綱領は、これまでの卒業生と同様に80回生の皆さんにとっても本校での高校生活を充実した時間にしてくれる基本となる心構えですので、入学にあたりその意味と精神を少しお伝えしたいと思います。質素とは、物質的な豊かさだけではなく心の豊かさを第一にせよということです。世の中には様々な価値観・違う考え方があると認めて、自分はどう思うのか、どうすればいいのかを考える姿勢を持ってください。それが心の質素に繋がります。剛健とは、字のごとく心身の逞しさの事です。変化に対応し、決めた事は途中で投げ出さずに最後までやり抜く力と気力・体力、これを本校での3年間で身につけてください。
自重とは、自分を大切にする事。そしてそれと共に自分の価値を貶めるような軽率な行為を戒める言葉でもあります。謙虚さを忘れず、自分自身も他者も大切にできる寛容な人に成長してください。
自治とは、まさに兵庫高校生の矜持であり、皆さんが憧れる自由な校風を支えている根幹です。ただ自治は責任を伴います。これから先輩たちの姿を見ながら自治の精神とはどういうものか、どのような責任が伴うのかということを本校での生活を通して体験してみてください。変化の激しい
社会において本校で新たな歩みを始める皆さんには、中学時代とは大きく異なる状況の中で、
まだ変化についていけないと感じることがあるかもしれません。そんな80回生の皆様に科学者チャールズ・ダーウインの言葉を送ります。
It is not the strongest of the species that survives. nor the most intelligent that survives.
It is the one that is most adaptable to change.
( 生き残る種は最も強い種ではなく、最も知的な種でもなく、変化に最も適応した種である。)
本校では、国や県の指定事業を通して課題解決能力を育成するための探究活動を他校に先駆けて実施して参りました。今年度も大学や専門機関・自治体などと連携して様々な活動や発表会が皆さんを待っています。そして、武陽会・PTAの方々にご支援を頂いてベトナム研修・イギリス研修・神戸や東京での研修に加え、来年3月にはオーストラリア研修も企画するなどグローバル教育も充実しています。また、今年から神戸大学や京都大学の専門の教員によるデータサイエンスの授業を全員が受講する機会を設けるなど他校には無いこれからのIT社会を生き抜く人材の育成を進めてまいります。
生徒会活動や近畿大会に進出し優秀な成績を残す部活動なども充実しています。
さあ80回生の皆さんは何にチャレンジしますか?これからのチャンスを自分のものにするかどうかは自分次第です。ぜひ本校の豊かな学びの機会に積極的に参加し自分の資質や可能性を高め自分だけの「おもしろい」「わくわく」を身に着けてください。大学受験のためという視野の狭い学問だけではなく私たちを取り巻く様々な事例に関心を持ち、勉強・探究活動に取り組むことで、自分たちにできることはなにか?どんな事をしたら人を幸せにできるか?そして自分が「わくわく」できるかといった正解のない課題に、四綱領に則って果敢に挑み続けるチャレンジ精神と使命感をもって今日からの本校での高校生活に取り組んでくれる事を期待しています。
次に、PTA会長が式辞を述べられました。その内容は以下の通りです。
兵庫高校で学ぶ3年間で自分のやりたい事・強みをどんどん伸ばして個性を磨いて下さい。兵庫高校ほど個性を伸ばせる高校はありません。兵庫高校に入学したら、この人すごいなという人がいっぱいいます。でも皆さんも周りから見ればすごい。自分の個性を尊重してもらう代わりに他人も認めるということをこの3年間で学んでください。
その後、来賓紹介がおこなわれた後に祝詞披露があり、最後にピアノ演奏により校歌斉唱をおこない、令和7年度(80回生)入学式を終了しました。
そして、来賓の方々が退場された後に、1学年主任より第1学年団が紹介され担任の先導により
新入生が拍手の中退場しました。
最後に、1学年主任より保護者の皆様に挨拶をおこない、すべてを終了しました。
令和7年度着任式及び1学期の始業式と全校集会をおこないました。
4月8日(火)令和7年度着任式及び1学期の始業式と全校集会を新2・3年生で体育館においておこないました。
最初に、井上校長が着任者を紹介し、着任者を代表して岡部教頭よりお話があり、着任式を終了しました。
次に、井上校長が式辞を述べられました。その内容は以下の通りです。
校訓の四綱領の質素とは、身なり・持ち物だけではなく心の質素が大事です。心の質素とは、色々な考え方が自分とは合わない・違うという人の考え方をまず受け止め。その上で自分の中で分別していくことが心の「質素」に繋がる。新たなクラスになった時にまずは認め合ってください。そして心の質素を大事にしてほしい。剛健は身体が強いだけでは無く心も強くなければいけません。そのために色々な事にチャレンジして成功体験だけでなく失敗体験をしてください。次に自重は自分を大切にする事。自分が大事だから他人も大事にできる。それから自治はまさに兵庫高校生の矜持。自由な校風を支える根幹。ただし、自由には責任が伴います。次に新年度を迎えるにあたり3つの事をお願いしたいと思います。1つ目は時間の使い方についてです。時間は有限です。今年1年時間を大事にしてください。時間を大事にする事と断捨離で色々なものを整理して思考も整理する事は密接に関係しているので、まずこの4月、自分の身の回りの物を片付けながら、思考も整理して時間の使い方を考えて欲しいと思います。2つ目は勉強と様々な体験にチャレンジすることです。なぜ兵庫高校に入ったのか見返して、自分の脳に自分が勉強したことを定着させる方法など自分に合ったやり方を見つけてください。3つ目は言葉を大切にすることです。言葉は刃物です。自分ではたいしたことないと思う事でも人を非常に傷つけることがある。ましてSNSでは何かを発信した時に相手にどうとられるかわからない。何が大事なのか、しっかり考えて時間を大切に・言葉を大切に、勉学に集中して今年1年学んでください。
校長式辞の後、吹奏楽部の演奏により校歌斉唱をおこない、始業式を終了しました。
次に吹奏楽部・ギターアンサンブル部・STEAM委員の表彰伝達式をおこないました。
その後、生徒指導部長より新入生が入ってくるので、上級生として部活動や登下校について丁寧に伝え導いてください。また、スマートフォン等に係る校内ルールを守り、トラブルに巻き込まれないように十分に注意するようにしてくださいという講話がありました。
最後に、生徒会長から歓迎行事の注意事項等と文化祭実行委員からの連絡があり、令和7年度1学期着任式及び始業式と全校集会を終了しました。
令和7年度入学生合格者説明会をおこないました。
3月21日(金)に令和7年度入学生合格者説明会をおこないました。
最初に、令和7年度入学生合格者の受付をしたのちに、各教室に分かれて放送による説明会を
おこないました。
その後、制服採寸、体育館シューズ申込、校章・学年章購入、体操服採寸、教科書・副教材販売、成績開示をそれぞれの会場にわかれておこない、令和7年度入学生合格者説明会を終了しました。
令和6年度3学期終業式および全校集会をおこないました。
3月21日(金)に3学期終業式および全校集会を体育館でおこないました。
最初に井上校長が、昨年度ある国際的な研究所が行った調査によると日本の国際競争力の順位が過去最低を記録した。皆さんに期待することは、四綱領に基づいた色々な学びをし、自分の在り方・自分の才能・自分ができる人間であると誇りをもって自分の「おもしろい」を追求してほしい。自分の「おもしろい」を追求するのが兵庫高校の学びの1つでもある。自分の「おもしろい」を追求することが最終的に自分の幸せと自分が活躍することにつながり、そして社会全体の幸せに繋がればいいと思います。そのためには、勉強しなければいけない。それを皆さんがこの春休みにどのように考えて、次年度どのように捉えていくか?新一年生にどんな背中をみせるか?それを期待していますという式辞を述べました。
続いて吹奏楽部の演奏で校歌斉唱をおこない、令和6年度3学期終業式を終了しました。
次に全校集会を開きました。最初に、書道部・女子テニス部・水泳部・ダンス部・放送部・創造科学科の表彰状伝達式をおこないました。
その後生徒指導部長より、先日TBSのThe Timeでも放映されたセブンティーンアイスの自動販売機を設置するときに出た意見のように、部室も気付いた人がきれいにする。また、SNSのトラブル等気を付けるようにとの講話がありました。
最後に文化祭実行委員と生徒会委員から諸連絡があり、令和6年度3学期終業式および全校集会を終了しました。
第77回卒業証書授与式をおこないました。
2月28日(金)に講堂で第77回卒業証書授与式を挙行しました。
77回生の行事スライドが上映される中、保護者の方々が入場された後に来賓の方々が入場されました。
その後、弦楽部の演奏と共に卒業生が入場し、第77回卒業証書授与式が始まりました。
最初に、国歌斉唱をおこなった後に卒業証書授与をおこないました。
次に井上校長が、本校3年間の学びでの根幹にあった四網領の精神を卒業後もどう実践し続けるかに
おいて式辞を述べました。式辞の中で質素とは真に大切な事を見極める力を持つことで、考え方や習慣に無分別知の概念を持つ事を大切にしてもらいたいと考えること。次に剛健とは、困難や変化に負けないしなやかな体と心の強さを持つ事。加えて変化の激しいこの世の中を生き残るには、変化に適応するだけではなく個性主義の方法にたよらず自己を見つめ、自分が社会にどう貢献できるのかという公的な視点をもつことこそが真に成功するための鍵であると考える。ではその揺るがない自分の芯をどのように育てることができるのか?について述べました。次にそれは自重によってできる。自重とは、自分の価値を知り自分に誇れる力をもつこと、そのために不断の努力を続けることが大切。最後に自治は、
自由と責任のバランスを学ぶ場であり、自由な言動や発想は自らの責任の上に成り立つもので、社会の一員として責任感と主体性を持ち、自分と他の人も大切にし共同してよい未来をつくることは難しいがその実践こそが社会全体のウエルビーイングに結び付く礎となる。本校で3年間学んだ卒業生なら、
これからもここで得た知識や経験を糧として社会のあらゆる分野で活躍している武陽会の先輩のようにこの広い世界を飛び回ることだと思う。数多くの有為の人材を輩出してきた兵庫高等学校の卒業生であることを誇りに思ってもらいたい。その人生の飛翔の途中で悩んでどうしようもなくなったら、自分は誰なのか?何を大切にしているのか?を自身に問いかけてみて、時には本校に羽を休めにきて
もらいたい。今日から本校は母校となるのだから、という式辞を述べられました。
その後、武陽会理事長が四綱領この誇るべき伝統の精神を受け継ぎ、後から続く後輩のために力を
尽くせる武陽人となって下さい。先般のコロナを含め兵庫高校は、幾多の困難を乗り越え今日に
至ります。そしてそこに学ぶ生徒や卒業生のたゆまない努力や母校愛が伝統を今日まで継承し未来へと
継承されていきますという式辞を述べました。
最後にPTA会長が、兵庫高校生はバランスと要領が良い。何より自由を楽しめる心がある。困難に
ぶつかった時は、この要領の良さを思い出し、うまく周りの人々を巻き込むことによって一人では
どうしようもない事でも乗り越えられる。どうぞ先輩を頼って下さいという式辞を述べました。
次に来賓の紹介があり、その後祝詞の披露が行われました。
そして、在校生代表が送辞を述べ、卒業生代表が答辞を述べました。
その後、記念品贈答がおこなわれました。
最後に卒業式歌斉唱、そして校歌斉唱をし、卒業生が退場し在校生・保護者の方々・教職員が拍手で
見送りしました。
その後卒業生の保護者を代表して本校卒業生で朝日放送テレビ(ABCテレビ)アナウンサーである
小縣裕介様より謝辞をいただき、最後に、3学年主任より保護者の皆様にご挨拶をして、
第77回卒業証書授与式全日程を終了しました。
第77回卒業式予行・同窓会入会式・各種表彰式を行いました。
2月27日(木)に第77回卒業式の予行・同窓会入会式・各種表彰式を講堂でおこないました。
最初に卒業式の歌唱練習をしたのちに、式の流れ説明、卒業証書授与・記念品贈答・答辞等の
練習をしました。
次に、同窓会入会式がおこなわれ、武陽会副理事長が式辞を述べられました。
最後に、皆勤賞・島田賞・ゆうかり賞の表彰がおこなわれ、
第77回卒業式予行・同窓会入会式・各種表彰式を終了しました。
修学旅行を実施しました
12月9日から3泊4日で沖縄本島にて第2学年(78回生)の修学旅行を実施しました。初日に訪れた平和祈念公園では、本校卒業生で元沖縄県知事の島田叡さんの慰霊塔前で献花式を行い、全員で校歌を歌いました。同公園内にある平和祈念資料館では、展示される写真や映像等を通じて平和の尊さについて改めて考えました。二日目・三日目の伝統文化体験やマリンスポーツなどの自然体験は充実した内容で、楽しみながらも教養を深め、充実した体験活動を行うことができました。最終日は約80台のタクシーに分乗して、班別の研修を行いました。事前の計画に基づいて行動し、最後は那覇空港に集合するというものでしたが、集合時間の5分前には全員の点呼が完了していました。今回の修学旅行は天候にも恵まれ、また修学旅行委員を中心に78回生がしっかりと役割を果たすことができたため、全てのプログラムを滞りなく実施することができました。以下、生徒の感想を抜粋して掲載します。
◆私は高校に入ってから初めて自ら修学旅行委員に入りました。なんとなく決めた平和学習係でしたが、事前学習の計画や献花式の段取を通して自分達で進めていく大変さを感じました。献花式当日には反省点もありましたが、何よりもやりがいを感じてこの係を選んで良かったなと思いました。また、クラスでは、至らない点もあったと思いますが指示を聞いて動いてくれたり、レクもとても良いものをみんなで作れたと思います。運営側と生徒側として2倍楽しめた修学旅行でした!
◆私は挑戦したのは、紅芋タルト作りです。ものすごく不器用だと自分で自覚していたので、見た目は多少不格好になってしまうかもだけれど、紅芋は何としてでも食べたいし、とりあえず自分なりに作ってみようと思いました。紅芋つくりの作業工程としては、型をまず作って、そのあと紅芋ホイップを上からかけるという、言葉だけでは簡単そうに思えた気がしましたが、見事にやられました。作る段階ごとに、私の不器用さが目立ってしまい、私の友達が淡々ときれいにホイップをかけている姿を見て、焦りを感じながら作っていたわけですが、自分が作り上げた紅芋は案の定ホイップのかけ方がイマイチで不格好でした。でも、正直1番おいしそうにも思えました。一生懸命だけど不器用な「自分らしさ」の味は大切な思い出の一つです。
◆私は修学旅行3日目、マングローブカヌーのコースに参加しました。まず、カヌー体験は大自然の中で直接マングローブに触れることができてとても新鮮でした。カヌーをするのは小学生以来で不安でしたが、どんどんコツを掴んでいけて楽しかったです。友達のカヌーとぶつかったり濡れたりしたのも、いい思い出になりました。また、マングローブについてのお話もたくさん聞かせていただきました。今まで名前は授業で聞いたことがあったけれど詳しく知らなかったので、とても勉強になりました。特に、マングローブが海水の中で繁殖するようになった理由が興味深かったです。仲のいい友達とカヌー体験ができて本当に楽しかったです!また沖縄に行ったらもう一度カヌー体験をしたいなと思います。
◆私は友人とシュノーケリングに参加した。アクティビティが決まってから、自分がカナヅチであることを思い出し焦ったが、当日ガイドの方に引っ張ってもらうことで事なきを得た。海は綺麗に澄んでいて、10m先の珊瑚も小魚もはっきり見えるほどだった。途中ガイドの方が「今僕の下にいる珊瑚はみんな死んでいます」と衝撃的なことを教えてくださり、環境問題に関心の薄い自分でもこの時は流石に考えた。そしてバナナボートでは面白いほど振り回され終始ほぼ浮いていた気がする。沖縄の海での体験は、自分の最高の思い出になると共に環境について考えるいい機会になった。結論超楽しかった。
◆今回、私は実行委員長として修学旅行に臨んで、たくさんの良い経験ができました。修学旅行中には、先生が褒めてくださった帰りの空港の集合時間だったり、学年レクのクオリティだったり、全体として、一年生時の野外活動と比べると成長した部分が顕著に現れていたと思います。そんな修学旅行を迎えるために、準備には修学旅行自体よりはるかに多くの時間をかけました。一学期の期末テスト後にあった初めての実行委員会をきっかけに実行委員は動き出し、修学旅行中の動きが円滑に進むよう、綿密に計画してきました。そして迎えた修学旅行では、心配なこともいくつかありましたが、実行委員や、先生方なども含め、たくさんのサポートありきで乗り越えることができたと思います。私個人としてはまだまだ反省点も多かったですが、78回生全員の思い出に残るような修学旅行になっていたら幸いです!!修学旅行中もたくさんのご協力ありがとうございました!
第5回 ひょうご高校生 環境・未来リーダー育成プロジェクト 発表会
1月25日(土)に兵庫県立工業技術センターにて、「第5回 ひょうご高校生 環境・未来リーダー育成プロジェクト 発表会」を実施しました。
「ひょうご 高校生環境・未来リーダー育成プロジェクト」とは、公益財団法人ひょうご環境創造協会が主催する気候変動対策と脱炭素社会の実現を目指すため、環境問題などに取り組む人材を育成するプロジェクトです。具体的には参加する高校生の「地球環境問題(特に温暖化、気候変動)を科学的、論理的に捉えることができる」「グローバルで複合的な視点から持続可能な社会の実現に向け行動できる」「多様な意見を聞きながら、データや根拠に基づいて解決策を提案し、それを他者と協力して実行できる」という3つの観点の育成を目指しています。
プロジェクトは9月から始まり、全6日のプログラムでこの日が最終の発表会でした。本校からは3名の2年生が参加し他校生と協働で発表を行いました。1人は放置竹林問題の解決に向けて「竹紙を広めたい」というテーマで竹紙の有用性と学校などでの使用について言及し、竹紙の利用を増やすことで放置竹林の解決をという提案をしました。また、2人は太陽光発電について「卒FIT後の電力」というテーマで地域と地域密着型の発電会社についてまとめ太陽光発電の買い取り価格の維持や地域への支援の方法などについて提案しました。
どの発表もよく考えてまとめられており、最後の講師の先生方の好評では、今年の発表は特に素晴らしいとのことでした。また、参加した生徒たちも大変満足して発表会を終えました。
野外活動をおこないました。
令和6年10月2日から4日に第1学年の野外活動が実施されました。生憎の雨天と低気温で、目的の大山登山は果たせませんでしたが、鳥取・島根両県に渡る史跡、名所訪問や、屋内競技場では学年レクレーションなどを行いました。特に室内で行ったクラスレクレーションや模擬キャンプファイヤーは、大いに盛り上がりました。最終日には予定通り、大山を背に飯盒炊爨を行うなど、雨天でありながらも充実した2泊3日となりました。
以下は行事の中心となって参加した、野外活動委員の感想からの抜粋です。
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この野外活動で特に印象に残っていることは、学年レクレーションです。
当日までに、どのクラスも全員が必死に練習し、一丸になっていました。
当日の夜、学レクが始まってから次の日の終わりまで、全員が全力で盛り上げ、披露する人たちにとって最高の舞台をつくっていて、そこに79回生のよさを感じました。
学レクだけでなく、学年行事や観光、宿泊先でも79回生の色々なよさが見られて、どの瞬間も濃い思い出にすることができました。
このような機会は企画、運営してくれた野活委員や先生方、ホテルのスタッフ、旅行会社の人など、多くの人のサポートがあり成り立っています。そのことに感謝しつつ、次の修学旅行も最高の思い出になるよう、もっともっと学年の絆を深めていきたいです。
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私は野活委員のキャンプファイヤー・学年行事係として1学期から準備してきました。
野活当日、雨の影響でキャンプファイヤーが中止となってしまい、本番ギリギリまで時間通りに進行できるか不安でしたが、想像以上に盛り上がり、他の野活委員の協力もあって無事に終えることが出来ました。また、この野活を通して様々な経験をし、79回生の絆もより一層深まりました。みんなで良い野活を作り上げることができ、本当によかったです。
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このレクを通して、僕が感じたことは、面倒だとか、大変だからで諦めること、妥協した時点で楽しみは減るということ。最大限の努力が最高の思い出を作ること。このメンバーの野外活動がすごく楽しかったこと!
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今回の野活は生憎雨に見舞われ、色々な予定が変更されたりもして動きが急に変わり大変だったけど、委員の各係はもちろん、みんなも協力して動いてくれたおかげで無事に楽しい野活にすることができました。
2日目だったはずの学年レクが1日目になり、すごくドタバタしていたり、うまく連携が取れず、時間がかなり押してしまい、ステージに出てくれる人たちにはたくさんの迷惑をかけてしまいました。しかし、みんながとっても楽しそうに盛り上がってる様子は思い出に残るレクになったんじゃないかなと思わせてくれました。時間には限りがあったけど、許された時間をすごく濃い時間にすることができたのが本当に良かったです。自分たちが企画したものをみんなに楽しんでもらえたことが何よりも嬉しく、野活委員をした甲斐があったなと感じました。
阪神・淡路大震災追悼行事をおこないました。
1月17日(金)に1・2年生は講堂で、3年生は教室(リモート)で阪神・淡路大震災30年追悼行事をおこないました。
最初に井上校長から、阪神・淡路大震災の被害状況の説明がありました。
次に総務部長による阪神・淡路大震災発生時に経験した状況が語られ、自身の体験をもとに震災への事前の備えと震災発生時の行動、そして発生後の行動などの話がありました。
その後、井上校長より本校は被災しながらも避難所となり地域の多くの被災者の方が集まり、大切な人や長年かけて築いたものが一瞬で失われてしまうような悲惨な状況にもかかわらず、被災者は前を向き震災後30年で信じられないスピードで街を再生された。その姿勢は、私たちが今、未来に備えるうえで貴重な教訓を示していることについての式辞がありました。また式辞の中で、震災の教訓を実際に行動に移すために、私たちが最も意識しなければならないのが、正常性バイアスであり、異常事態が起きても自分は大丈夫・自分には関係ないと楽観視してしまい適切な行動を取ることを妨げる心理現象である「正常性バイアス」を克服するためには、日頃からの備えと想像力が必要であること、そしてこの震災から得た最大の教訓が支えあいの力であることも事実であるという内容も述べられました。
次に、震災当時本校で生徒会長を務められた卒業生の前田先輩からの本校生へのメッセージを放送部の生徒が代読しました。
最後に、阪神・淡路大震災から30年を迎え犠牲となられた多くの方々のご冥福を祈り、黙とうを捧げ阪神・淡路大震災追悼行事を終了しました。
令和6年度3学期始業式および全校集会をおこないました。
1月8日(水)に1・2年生は講堂で、3年生は教室(リモート)で3学期の始業式および全校集会をおこないました。
最初に井上校長が、調査によると企業が望む優秀な人材に最も必要な資質はコミュニケーション能力で、知識・技能だけではなく人格・性格面を重視する傾向にある。また優秀な人材に共通して顕著にみられるのが、気持ちの切り替えが早く、失敗した時に周囲に謝罪ができ、自己分析を冷静にして自分自身でフォローできる人である。社会が求める真に優秀な人材になるには、様々な体験を通して他者とのコミュニケーション能力を育てるために勉強だけではなく、兵庫高校にいる時間を楽しみながらこの1年間色々な事にチャレンジして真の優秀さを伸ばしてくれることを期待していますという式辞を述べました。
続いて、校歌を斉唱し3学期の始業式を終了しました。
次に、全校集会を開きました。最初に、書道部・女子テニス部・放送部・空手道部・機械体操部・ギターアンサンブル部・水泳部と探究活動の表彰伝達をおこないました。また、西日本大会・近畿大会に出場する女子テニス部については壮行会をおこないました。
最後に、文化祭実行委員から今年の文化祭のスローガンの発表と諸連絡があり、全校集会を終了しました。
令和6年度2学期終業式および全校集会をおこないました。
12月24日(火)に2学期終業式および全校集会を体育館でおこないました。
最初に井上校長が、カーネル・サンダースを例にあげて、自分の能力を信じて地道に最後まで
頑張れば必ず結果がついてくる。元旦に自分が続けられること、地道にできそうなことを1年の計として、
自分の中に打ち立てて3学期始業式を皆と迎えることを楽しみにしていますという式辞を述べました。
続いて、吹奏楽部による演奏で校歌斉唱をおこない、令和6年度2学期終業式を終了しました。
次に全校集会を開きました。最初に、ソフトテニス部、女子テニス部、数字・理科甲子園2024チーム友達の
表彰状伝達をおこないました。また、近畿大会に出場するソフトテニス部、女子テニス部の壮行会を
おこないました。
その後、生徒会長から諸連絡がありました。また1年たつことが早く感じること、1年を有意義に過ごしたい
というスピーチをしました。
最後に生徒指導部長から部活動について年度途中から部活動に参加したい場合、また逆に部活動を休みたい、
辞めたい場合や他の部活動に代わりたい場合など、遠慮なく相談するようにとの講和や諸連絡があり、
この日の終業式および全校集会を終了しました。
令和6年度芸術鑑賞会をおこないました。
12月17日(火)に1・2年生参加の芸術鑑賞会を神戸芸術センターにておこないました。
第一部は本校生徒による演奏がおこなわれました。
最初に弦楽部による、弦楽のためのエレジー・Let It Go~ありのままで~が演奏され、
次に吹奏楽部による、シンフォニエッタ第3番「響きの森」・おジャ魔女カーニバル!!・
All I Want for Christmas Is You・Paradise Has No Borderが演奏されました。
最後は、管弦楽団による、「アルルの女」第2組曲より第3曲「メヌエット」、
第4曲「ファランドール」が演奏されました。
休憩の後、第2部は本校卒業生3名を含む、5名の管楽器のプロ演奏家のゲストによる
木管5重奏が演奏されました。
~木管5重奏による世界の音楽~と題してディベルティメント・アダージョKV484a・
ルネ王の暖炉が演奏された後、楽器紹介があり最後にカルメン幻想曲が演奏されました。
そして、アンコールではとなりのトトロメドレーが演奏されました。
最後に、生徒会長からゲストの方々にお礼を申し上げ、芸術鑑賞会は終了しました。
令和6年度秋季定期戦をおこないました。
10月31日(木)に神戸高校との秋季定期戦を本校で行いました。
午前中に、テニスコートでは男女テニス部、講堂では男女卓球部が対戦。
体育館では男子剣道部、その後男子バスケットボール部が対戦し、グラウンドでは男女陸上競技部が対戦しました。
昼休みをはさんで、神戸高校・兵庫高校の全生徒がグラウンドに集合してファンファーレが鳴った後、生徒会旗・自治会旗交換、国歌斉唱、エール交換、応援合戦が行われました。
その後、メイン競技であるラグビー部の対戦がグラウンドで行われました。
全対戦が終了後、全生徒がグラウンドに集合して閉会式が行われました。
まず、成績発表が行われ4勝3敗1分けで神戸高校が勝利し、神戸高校の西田校長より表彰があり、次に、兵庫高校の井上校長の挨拶がありました。
その後、校歌斉唱、エール交換、自治会旗・生徒会旗交換が行われ、令和6年度秋季定期戦を終了しました。
令和6年度秋季定期戦の壮行会をおこないました。
10月28日(月)に全校生による神戸高校との秋季定期戦の壮行会を本校グラウンドにて行いました。
出場部活(ラグビー部・陸上競技部・剣道部・男子バスケットボール部・男子テニス部 ・女子テニス部・男子卓球部・女子卓球部)の生徒が前に整列し、開会宣言が行われました。
次に井上校長の挨拶があり、その後、生徒会長による激励の言葉、応援団によるエール、吹奏楽部の演奏による生徒会歌・校歌を斉唱しました。
また、生徒会長によるユーカリの葉のパフォーマンスも行なわれ、壮行会を盛り上げました。
最後に、各部代表者により、定期戦に向けて抱負を語ってもらい、壮行会を閉会しました。
体育祭が開催されました
令和6年9月25日、体育祭が盛大に開催されました。今年は「今日 本気(ガチ)になりました」をテーマに、兵庫高校ならではの「ダンスによる準備体操」、「綱引き」や「大縄跳び」のクラス対抗戦、新種目の「応援合戦」、そして伝統の「おろせません勝つまでは」など全競技本気(ガチ)に頑張りました。生徒たちの一生懸命な姿が、グラウンド全体を感動に包み、大いに盛り上がりました。
保護者の皆様や地域の皆様にもご声援いただき、心より感謝申し上げます。
令和6年9月9日 【78回生(総探)】探究講演会 講師:神戸大学 林 創 教授
2学期最初の授業では、これから本格的な探究を始めるにあたり「研究計画の立て方」について、林先生にレクチャーをして頂きました。夏季休業中に各グループで先行文献調査や研究計画の立案に取り組んできましたが、探究活動を始めるにあたり、計画詳細を詰めていく段階における留意点を教えていただきました。特に、例年多くの生徒が実施するアンケート調査については、質問の作り方やアンケートのデザインについて具体例を挙げていただきながら丁寧に教えていただきました。
<生徒の感想>
・独立変数と従属変数は実験でよくやったことがあったので、理解がしやすかったです。面白かったのは質問の文言や、順序によって回答に影響を及ぼすことです。今まで何気なく答えていたアンケートなどが誘導するために工夫されていたものがあるとすればとても怖いです。全然気づかないし、逆に言えば自分自身も無意識に誘導質問してしまっていたかもしれません。公平な回答をしてもらう為には、言われた通り順序や、質問の文言などをしっかり検討した上で質問しないといけないと感じました。
・自分の班もアンケートを実施しようと思っていたのですが、どんな内容でしようかを考える前に、知りたい情報はなんなのかもっとしっかり調べなければより正確で欲しい結果が得られないとわかりました。それから、アンケートでの言葉遣いは特に気をつけないと、まずアンケートに協力してくれている人を不快に感じさせてしますかもしれないし、本当のことを書きづらくさせてしまうかもしれないので、どうやったら回答しやすいかを考えて作ろうと思います。今日の授業で探究の道が少し開けた気がしました。
・今回の講演会では探究に関してより深く、より専門的にお話して下さりました。また今の自分のグループの計画の拙さや、考えの甘さが露呈したと思います。今一度グループの仲間と話し合ってこの講演のことを参考にしながら探究にもっと意欲的に参加しようと思いました。探究の活動以外の人間の心理学についても興味を持ちました。たった少しの違いで人間のバイアスというのは大きく働き、それが日常に蔓延っていることが分かりました。
令和6年6月25日 【78回生(総探)】授業の様子:ミニテーマ発表会
1学期最後の総探では、「ミニテーマ発表会」を実施しました。各グループが以下のような内容で発表に臨みました。発表会には、アドバイザーとして77回生(3年生)が参加し、7自身の1年間の探究の経験をふまえた具体的なアドバイスを2年生にしてくれました。
<ミニテーマ発表会の概要>
・発表要旨に沿って、①~⑤の内容を発表
① 大テーマを選んだ理由
② 大テーマと設定したSDGsの視点
③ 現時点での研究テーマ
④ 究テーマの「オ・ハ・イ・オ」
⑤ 研究を進めるにあたって、疑問点や困っていることなど
・オーディエンス(2年生)からのアドバイス
・アドバイザー(3年生)からのアドバイス
以上を各グループ5分程度で実施。
令和6年6月3日 【78回生(総探)】探究ワークショップ 講師:神戸市企画調整局職員
神戸市企画調整局の職員2名を講師にお迎えし、探究の中心テーマの理解を深めるための講義とワークショップを実施していただきました。前半の講義では、神戸市の次期マスタープラン策定に向けた神戸市の現状と課題についてお話しいただきました。後半は、テーマ設定のためのスキルを体験的に学べるようなワークショップを実施していただきました。生徒はワークショップを通してより深い学びにつながりました。
<生徒の感想>
・「どこがダメか、課題か」という考え方ではなく、「どんな風にしたいか」というアプローチの仕方が大事だと知ることができました。これは探究にも役に立つと思います。
・グループで考えると色んな意見が出てきて面白かった。ワクワクするものというとすぐに思いつきそうなのに、神戸の街と関連させるだけで難しく感じた。これからの社会には柔軟な考え方が必要だと思った。
・前半の講義では今既に取り組まれている、またはこれから行われる神戸市の具体的な政策を知ることができてより自分が住んでいる街に興味を持ちました。後半のワークショップでは、神戸について改めて考え、周りの友達と意見をすることで新たに、こんなものがあったらいいなと未来の神戸を考えることができました。
・物事を改善する時に、課題から考えがちですが、自分がワクワクすることを目標に考えるという、ポジティブな視点があることを知ってとてもためになりました。神戸のことは定期券圏内しかよく知りませんが、色々開発されて住みやすく生きやすい街になっていけばいいなと思いました。
令和6年度2学期の始業式と着任式等をおこないました。
9月2日(月)に1・2年生は講堂で、3年生は教室(リモート)で2学期の始業式を
行いました。
最初に井上校長が、パリオリンピックでの北口選手の活躍を例にあげて自己分析と努力に
ついて、また2学期に生徒の皆さんに期待することについてなどの式辞を述べました。
次に、新しいALTのジェームズ・ステフェン先生の着任式を行いました。ジェームズ先生は、今後本校のスタッフの一員として活躍されることと思います。
続く全校集会では、まず代表者4名が夏休み期間中に実施したベトナム研修の報告会を
行いました。
その後、書道部・陸上競技部・水泳部・女子テニス部の表彰伝達式と近畿大会出場の壮行会
を行いました。
また、生徒会体育祭実行委員から今月行われる体育祭のスローガンが発表されました。
そして、生徒指導部長から生徒アンケートについて、教務部長から交通スト、非常変災
(風水害等)予想される場合について授業開始時間変更の説明があり、この日の式や集会を
終えました。
東京みらいフロンティアツアー「3日目東大ツアー」 ※参加生徒寄稿
最終日、私たちは生徒教員全員で東京大学を訪問しました。
根津駅から裏門を通り、東京大の敷地内へと足を踏み入れた私たちはその圧巻といえる建物たちに気おされそうになりながらもとても良い刺激を受けることができました。なかでも図書館は外観内観ともに素晴らしく、知の拠点の偉大さを体験しました。赤門の前では集合写真を撮り、購買ではここでしか買えない東大グッズも買いました。大学の案内も含め、図書館の手配をしてくださった、本校卒業生で現在東京大学2回生の平田さんには深く感謝したいです。 三日間の東京みらいフロンティアツアーの最後を締めくくるとても良い内容でした。本当にありがとうございました。
東京みらいフロンティアツアー「新体験にあふれた一日」 ※参加生徒寄稿
8月20日78回生の6人は朝一番に農林水産省に到着しました。
農林水産省でははじめに、業務についてご講義いただき、図書館、記者会見室と林野庁の展示を見学しました。特に記者会見室は職員の方でもあまり入らないところで、そこで大臣や記者の席に座って写真を撮りました。滅多にできないことだったので面白かったです。
つづいて私たちは参議員会館に向かい本校OBの宮崎雅夫議員と対談しました。
農林水産関係のお話をお聞きし、たくさんの質問に答えていただきました。議員さんが普段使われているお部屋だったので緊張しましたが、学びの多い時間となりました。
次に国会議事堂に入り、中を見学させていただきました。参議院議場、御休所、中央広間、最後に国会議事堂を目の前で見ました。どれも広くきれいで圧倒されましたが、参議院議場は1階と2階が吹き抜けになっていて、想像よりも広くて驚きました。
国会議事堂前で写真を撮ったのも思い出になりました。
さらに参議院の議員食堂で昼食をとりました。内装がとてもきれいなうえ料理も絶品でした。
最後に千葉にあるアジア経済研究所を訪問しました。最初に業務についての講義、ベトナムについての研究内容についてお聞きし、質疑応答を行いました。研究に関するアドバイスもいただき有意義な時間となりました。さらに図書館の説明も受け、入館させていただきました。4階建ての広い館内にあるたくさんの資料を目にし、圧倒されました。
1日を通して、今まで知らなかったような仕事を知り、知識を得、自分の進路について考えられるとても充実した時間になりました。
東京みらいフロンティアツアー「2日目」 ※参加生徒寄稿
東京研修2日目B班では朝早くから衆議院会館に行きました。前外務副大臣で現在は文部科学部会長の山田賢司さんと質問形式の対談を行いました。外国でのさまざまなエピソードを話してくださり、とても楽しくためになる時間になりました。
次に日本ASEANセンターへ行きました。事前にお送りした質問に答えていただいたり、多文化理解を進めていくための大切なことを教えていただいたりしました。
3つ目に国連UNHCR協会に行きました。ファンドレイザーという民間非営利団体での資金調達を専門に行う職業の方に国連UNHCR協会が行っていることや難民問題について教えてくださり、難民問題を自分にあてはめて考えることができた素晴らしい時間になりました。
午後になって、外務省へ向かいました。広報課の方に外務省の中を案内していただき、報道室や国際会議場に入らせていただきました。ニュースで何度も見たことのある場所でわくわくしました。本校OBで外務省課長の前田さんと国際会議場で対談し、とても有意義な時間になりました。
最後にアジア経済開発銀行に行きました。アジアでの貧困問題について教えていただき、講師の方が実際に行ったプロジェクトについても聞きました。アジアでの日本の役割と日本に求められていることについてのディスカッションを行い、私たちが発展途上国にどのようなことができるのか考えました。
さまざまな分野の施設を訪れましたが、外国で仕事を行っているという点で共通していて、将来海外で働いてみたいなと思っている私にとってすごくためになる時間でした。
東京みらいフロンティアツアー「2日目A班」 ※参加生徒寄稿
研修2日目、私たちA班は江東区有明の「パナソニックセンター東京」と、中央区銀座にある三菱電機イベントスクエア「METoA Ginza」、そして千代田区丸の内の「三菱電機ビルソリューションズ」を訪問しました。
ホテルから電車を2度乗り継いで向かった最初の訪問先、パナソニックセンター東京では、パナソニックグループが実現を目指す「物と人がともに豊かな社会」に関して、体感情報とともに学ぶことができる 「Panasonic Group Solutions Showroom」にて説明を受けたほか、一般向け体験施設「AkeruE」にて、様々なことを実際に体験することでより身をもって感じることができました。これらの体験は普段の生活の中では経験することのできないものばかりでした。本日の見学で学んだことや、体験したことを生かして、これからの探究活動をより創造的な観点から見つめなおしてより良いものを作っていきたいです。
続いての訪問先、METoA Ginzaでは、開催中の「マンガ×AI展」について、体験や展示を通して伝えたいことを詳しく解説していただきました。また、青空を模した照明「misola」や、空中タッチディスプレイ、スマホで誰でも簡単に操作できる遠隔操作ロボットなど三菱電機の開発した様々なものを見せていただきました。特に「misola」は本校の薄暗い廊下にぜひ導入したいと感じました。さらに、それぞれの製品について解説していただいた社会的意義は大変興味深く面白いもので、体験の最中にも一同が真剣に話に聞き入る場面もありました。
2日目最後の訪問先は三菱電機本社ビルにある、三菱電機ビルソリューションズでした。現在のビルにおいて必須ともいえるエレベーターやエスカレーター、防犯装置についての最新の技術を見学しました。見学の中では、実際のものが展示されており、楽しくわかりやすく学習することができました。
今日一日の活動を通して普段の学校生活では、関わることのなかった仲間たちと交流することができ、絆を深めることができました。この経験はこれからの学校生活を送るうえで必要なことだと思います。本日、お時間を割いて私たちに貴重な経験をさせて下さった皆様、本当にありがとうございました。あらためてお礼申し上げます。
東京みらいフロンティアツアー「1日目東京武陽交流会」 ※参加生徒寄稿
8月19日18時40分頃、それぞれの訪問先を余すことなく満喫したX・Yの両班、総勢28名は赤坂にあるビルの会議室に集まりました。
交流会では5つの班に分かれ、東京武陽会の方々と食事の席にて話し合いました。各班での自己紹介の後、現在行っている探究の内容や今日のツアーで学んだことについて、話は大いに盛り上がり、時が経つのも忘れるほどでした。ことに探究に関しては、各分野の第一線で活躍されている卒業生から直にアドバイスを頂けるとあって、各個人からの質問や意見は尽きることなく飛び交いました。私の班では探究について厳しいながらもとてもありがたいアドバイスをいただき、学校に帰って探究に活かすのがとても楽しみです。最後には記念写真を撮影し、楽しく有意義な時間は早くも終了となりました。
本日、お忙しい中お集まりいただきました東京武陽会の先輩方、本当にありがとうございました。
東京みらいフロンティアツアー「1日目Y班」 ※参加生徒寄稿
2024年8月19日午前8時43分、新神戸駅の2番線を離れたのぞみ82号。途中富士の嶺こそ雲帯に隠れて見られなかったが、大きなトラブルなく、列車は定刻通り品川駅21番線に滑り込んだ。ここに我々Y班の一行は東京の地に降り立ったのである。しかし感慨に浸る余裕なく、訪問先のあるお台場へ向けて慌ただしく移動を始めることとなった。
最初の訪問先、Kawasaki Robostageでは、一般公開されている体験コーナーにてduAro1という協働ロボットを用いて似顔絵を描いてもらったほか、溶接に使用する産業用ロボットとVRゴーグルを用いてドローンによる飛行の疑似体験をさせていただいた。その後、川崎重工が手掛けるロボット開発に関して、その歴史や分野、目指す将来に至るまで詳しくご講義いただいた。どれも興味をそそられるものばかりで、歓声と笑いも交えた有意義な時間となった。
次の訪問先は産総研(産業技術総合研究所)の臨海副都心センターである。はじめに産総研の概要と、研究開発している技術の一部を紹介していただいた。体験時間にはアザラシのセラピーロボット「パロ」の鳴き声に旅の疲れを大いに癒された。続いて研究室に移動し、デジタルヒューマン技術について説明していただいたほか、実際に計測に使用する機器を用いて使用時の様子を見せていただいた。最後に再度部屋を移り、子供や高齢者の行動や安全に関する研究について詳しく説明していただいた。どれも面白く興味深い内容で、研究者の生の声を聴けたこともあって質問の挙手は尽きることなかった。
今日一日、移動の多く忙しい中であったが、大変楽しく有意義な時間を過ごすことができた。ご協力いただいたすべての方に厚く感謝申し上げる。
東京みらいフロンティアツアー「X班の一日」 ※参加生徒寄稿
私たちX班は千葉にあるQST(量子科学研究開発機構)を訪問した。
QSTでは量子の基礎的な研究から、医療など専門的な研究まで幅広い研究を行っている。
まず量子に関する講義とQSTで行われている研究内容についての講義を受けた。
量子力学など物理分野のお話と医療など生物分野のお話どちらも聞くことができ、進路選択に役立ちそうだ。
次に重粒子線がん治療の機械を見学した。その機械はがん細胞をピンポイントで破壊するためのもので、ほかの正常な細胞を破壊しないものだった。その機械はサッカーコートほどのサイズであり技術が集約されているように感じた。
そのあと3グループに分かれ、DNAを取り外す実験、PETの原理を体験、水を用いた放射線の測定の実験の三つを体験した。
全体を通して講義や説明内容は難しかったけれども、興味深い話を聞くことができ、とても良い経験となった。
2024/08/08 KOBE研修事後学習
8月8日(木)、兵庫高校第1STEAM ROOMおよびPCルームにて、KOBE研修(DS分野・医療分野・ロボット分野)に参加した45名を対象に、事後学習を行いました。事後学習の内容は、選択した分野の事前学習で調べたこととフィールドワークを通じて学んだことを、別分野に参加した生徒たちに10分間でプレゼンテーション発表をし、時間無制限の質疑応答に対応するというものです。自分たちが学んだことを言語化して伝えること、対話を通じて互いの知見を深めることを目的としており、2会場に分かれて一人一人が発表に携わる機会を増やして実施しました。事後学習を通して、参加した生徒たちは、地元神戸から世界に誇る技術がいくつも生まれていることに関心を高め、3つの異なる分野の最先端技術の繋がりについても興味を持っておりました。大変よい刺激を受けてくれたようで、参加者の満足度は100%でした。
KOBE研修(ロボット分野)
8月2日(金)、KOBE研修(ロボット分野)に生徒15名(引率教員3名)が参加しました。参加者は13:00から17:00過ぎるまで、株式会社ダイヘンの六甲事業所にご協力頂き、見学、研修をさせていただきました。まず事業部長様からご挨拶いただき、ダイヘン株式会社の事業の柱であるエネルギー・溶接・自動化について講義いただきました。その後、オープン実験場にて一人一人溶接ロボットを実際に動かす体験、自動化された工場見学ツアーなど、4つの班に分かれて行いました。ロボットがロボットを作っているという大変興味深い現場でした。最後に、質疑応答の時間を設けていただきましたが、予定していた時間の倍である40分近く、私たちのたくさんの質問に丁寧にわかりやすくお答えいただきました。本校出身で今年入社された方もおり、ものづくりを通して社会に貢献されている社員の皆様にお会いし交流でき、大変有意義な時間となりました。高校一年生にとって、将来を考える上で大きな学びとなりました。
日経STEAMシンポジウム2024
7月30日(火)、大阪ATCホールにて、日経STEAMシンポジウム2024に生徒11名(引率教員2名)が参加しました。本イベントは、関西・東京を中心とする全国の高校・大学、企業、自治体など、多様な属性の方々が一堂に会し、学生サミット、ポスターセッション、女性研究者座談会、デジタルアート展、STEAMゼミ、探究講座体験、ブース相談会などを行うというもので、生徒たちはそれぞれの興味関心に応じてイベントに参加しました。また、本校生徒2名は「DIS STEAM ゼミ」に参加し、未来の教育支援についてスライドを用いてプレゼンテーション発表を行いました。丸一日、普段とは異なる体験を行いました。
2024/07/12 総合的な探究の時間(STEAM)
7月12日(金)、第1学年320名を対象に、2時間の総合的な探究の時間(STEAM)の特別授業を実施しました。これは、第1学年団を中心とする教員16名による特別授業で、普段の授業ではなかなか実施することが難しい学びを提供しようという取組みです。
教科横断的に教員が連携して実施した授業や、教員の趣味や興味から学びを深めた内容の授業など、多様な講座が12講座開催されました。
以下、実施されたテーマと内容です。
令和6年度オープン・ハイスクールを開催しました。
7月23日・24日の2日間、オープン・ハイスクールを開催しました。
中学生と保護者あわせて2000人を超える方々の参加がありました。
生徒会・部活動の生徒達も協力し、参加していただいた方々に
少しでも本校ならではの魅力・特色を知って頂くために生徒主体で行いました。
午前中は学校概要説明、生徒会生徒による学校生活紹介、部活動生徒による
生徒質問会、生徒パフォーマンスを行い、午後は部活動見学を実施しました。
暑い中、多くの方々に参加していただきました。
秋(10月5日)には、創造科学科の説明会もあります。
ご参加ありがとうございました。
令和6年度離任式と1学期の終業式等を行いました。
7月19日(金)コロナ後初めてとなる全校生が体育館に集合しての
1学期終業式を行いました。
最初に、本校で5年間にわたりご指導下さり、また様々な場面で活躍された
ALTのリズ(Elizabeth Coles)先生の離任式を行いました。
次に終業式では井上校長が1学期中の生徒の頑張りに感動したという内容の式辞を述べ
先日の合唱コンクールでの3年生の映像を流しました。
その後、全員で校歌を斉唱しました。
つづく全校集会では,卓球部・女子バレーボール部・ダンス部・山岳部・陸上競技部・
放送部・書道部の表彰伝達を行いました。
KOBE研修(医療分野)
7月26日(金)、KOBE研修(医療分野)に生徒22名、引率教員3名が参加しました。参加者は13:20にポートアイランドの医療機器メーカー:エア・ウォーターグループに属する「国際くらしの医療館・神戸」前に集合し13:30~同施設を見学させていただきました。施設内には病院の手術室やICUに設置される最新鋭の高度医療機器やデモンストレーションができる機器が設置されており、それらを間近で見学することができました。その後神戸市立神戸アイセンター病院の栗本康夫先生に再生医療に関する講義を受けました。そして最後に神戸医療都市推進機構の宮原あゆみさんより神戸医療産業都市についての説明を受けました。ここには「メディカルクラスター」、「バイオクラスター」、「シュミュレーションクラスター」の3つのエリアがあり、それぞれ「医療」「生命科学」、「情報」に関する高度な研究開発が行われているという説明を受けました。
KOBE研修(データサイエンス分野)
7月25日(木)、KOBE研修(データサイエンス分野)に生徒10名、引率教員3名が参加しました。参加者は13:20にポートアイランド理化学研究所計算科学研究センター前に集合し、13:30~同研究センターの佐藤三久先生から講義を受け、スーパーコンピュータ「富岳」を見学させていただきました。その後イノベーションパークに移動し兵庫県立大学大学院情報科学研究科の大島裕明准教授によるデータサイエンスに関する講義を受け、最後に神戸医療産業都市推進機構の原川朋矢氏から神戸産業医療都市についての説明を受けました。ポートアイランドにこのような情報と医療に関する高度な研究施設が集約されていることを初めて知り驚かされることが多かったです。
ベトナム研修 まとめ
渡航までの数ヶ月間では、オンラインでのレクチャーを受けたり、エネルギーに関する施設に足を運んだりと、渡航先での学習をより良いものにするための事前研修を計4回行いました。現地では、その事前研修をいかした学習ができました。日本では見れないような施設や研究所を見学できてよかったです。例えば原子力研究所やたくさんの風車(風力タービン)、だだっ広い土地に並べられた太陽光パネル、そしてバイオエネルギーのための豚などです。また、現地では、エネルギーに関する学習のほかに、食事やトイレの文化の違いを実感しながら生活する1週間でした。食事は好みが分かれていました。私個人としては、食事は楽しみにしていたことの1つで、とても楽しい時間でした。トイレは紙を流さずにゴミ箱に捨てる方式が多かったですが、日本ではそのようなトイレを使ったことがなかったので、最初は驚きました。ですが帰国後、関空のトイレで「あれ、ゴミ箱がない」と無意識に思ってしまいました。異文化理解という観点で、とても良い経験になったのではと思います。
そしてこの研修に参加したからこその1番の思い出は、現地の高校生との交流です。私たちよりもはるかに知識豊富な彼らから、たくさんのインスピレーションを受けました。市内観光や食事の時には、たくさんおしゃべりをしました。みんなとお別れをする時、私は寂しさのあまり涙が止まらなくなってしまいました。たかが5日間、されど5日間、この機会がなきゃ出会うことのない彼らとの日々は、かけがえのない思い出です。どこにいてもスマホ1つで繋がることのできるこの時代、この友情を大切にしていこうと思います。
8時ごろに全員無事に揃って関西国際空港に到着しました。関西空港にて短い時間ですが、今回の旅を引率してくださった大阪大学のムイ教授、藤山教授、そして校長先生からのお言葉をいただきました。そして生徒代表としてこの旅の団長である私が感謝の気持ちを述べました。が、そこでもまた涙を流してしまいました。まだ、ベトナムに後ろ髪を引かれる思いでいっぱいです。
解散したあと私は銭湯に行って疲れを癒し、昼ごはんに寿司を食べて久しぶりの日本を感じました。家に帰ったらお土産を広げて、写真を見せながらベトナム研修の話を家族にたっぷりと話しました。改めて今回のベトナム研修を振り返るとすごく濃い1週間でいい経験になったし、この研修に参加できて本当に良かったと思いました。
ベトナム研修に参加させてくれた家族、引率してくださった先生や大阪大学の教授、ベトナムのことを教えてくれたり仲良くしてくれたHSGSの生徒達、その他私たちの研修のをサポートしてくださった旅行会社の方や講義をしてくださった方など、たくさんの人のおかげでこの素晴らしいベトナム研修を終えることができ、すごく感謝しています。このベトナム研修で学んだことをこれからの学びに生かしていこうと思います。また今回の研修を通して自分の英語力の未熟さに気付いたので英語の勉強をもっと頑張ろうと思いました。
1年生の冬頃から応募が始まり、まだまだ先のことだと思っていたベトナム研修が、とうとう終わってしまいました。ですが!ここで終わるのは、ただの旅行です。事後学習までこなしてようやく「ベトナム研修」が幕を閉じます。気を緩めず頑張ろうと思います!
ベトナム研修6日目(7月27日)
ベトナム研修6日目、いよいよ現地で活動する最終日になりました。荷物の整理をして、HUS High School Gifted Studentに向かいました。今日はこれまでの5日間で学んだことや感じたことを班ごとでまとめてパワーポイントなどを用いて10分間で発表するというものでした。午前中は班員全員でパワーポイントや発表内容を作成し、担当を決めて準備しました。ベトナムの生徒はパワーポイントをおしゃれなデザインにしていて、私も凝ったデザインで作ってみたいなと思いました。昼食はHSGSから招待されレストランへ向かいました。この昼食が研修中のベトナム料理最後でした。ハノイは中国と近いため中国料理と似た味の料理が多いことや、ベトナム料理に慣れてきた頃だったのでお腹いっぱい食べることができました。
午後からは高校に戻り午前中に作成したスライドを用いて、研修成果の発表をしました。ベトナムの生徒たちは英語を流暢に話し、堂々としていて私もあんな風になりたいと思いました。それぞれの研修で感じたことを共有できて良い機会になりました。日本に帰ったら学んだことや感じたことを他の生徒にしっかり伝えたいと思います。研修成果の発表の後はレクリエーションを行いました。兵庫高校生が準備した日本の文化クイズやあやとりをしたり、ベトナムの生徒がバンドでベトナムの曲を披露してくれたりと楽しい時間になりました。最後は日本からのお土産を渡して集合写真を撮りました。私と同じ班だったリリーはベトナムのカップ麺やお菓子、キーホルダー、手紙を渡してくれました。てとても親切にしてくれて別れが寂しかったですが連絡先を交換したので帰国した後も連絡を取りたいと思います!
ベトナムの友達と別れてからホテルに戻ってチェックアウトをしてイオンモールに向かって夕食をとりました。色々な店がありましたが、みんな日本食が恋しくなったのか、全員で丸亀製麺でうどんを食べました。その他イオンモールでは、土産を買ったりしました。
いよいよ空港に向かう時間になりました。帰りは深夜便でだったので現地時間の10時頃に空港に着きました。私はお土産が買いきれていなかったので空港の出国手続きや保安検査を通過後、お土産を買いました。そしてついに帰りの飛行機で日本に帰ります。研修をサポートして下さった皆さん、6日間ありがとうございました!
ベトナム研修5日目(7月26日)
ベトナム研修5日目、民家の中にあるバイオガスプラントに行きました。中にはたくさんの家畜(豚)がいて、その家畜の糞からメタンガスを取り出して料理の火として使ったり、タービンを用いて電気にしているそうです。この仕組みを普及させるために、現在研究を行っているとのことでした。
午後からは、ハノイ工科大学に行ってバイオガスについてのレクチャーを受けました。燃料にはコーンやサトウキビ等食べものばかりを使っていると思っていたのですが、今は藻類や微生物等を使っているということでした。バイオガスに対する自分の理解が以前のまま止まっていたことに気がつきました。
レクチャー終了後、ハノイ唯一の世界遺産であるタンロン遺跡へと向かいました。歴史ある建物はやはり、見慣れてきたベトナムの町並みとはまた違った何かを感じさせるものでした。その後、ホアンキエム湖の周りを散策しました。個性豊かな店が揃っておりとても楽しかったです。ナイトマーケットでは、日本では見ることができないような屋台が多くあっておもしろかったです。
明日はとうとう最終日!長かったベトナム研修もあっという間だったなと思うと少し名残惜しいですが……今までに学んだことを生かし、現地の人達との最後の交流を楽しみたいと思います。
ベトナム研修4日目(7月25日)
ベトナム研修4日目。5泊7日のベトナム研修もいよいよ後半に差し掛かってきました。
研修スケジュールが詰まっていたこれまでの3日間とは違い、今朝は少しゆったりしたスケジュールだったので、ホテルのプールに行く人や散歩をする人もいました。私達はお部屋でゆっくりし、その後、ホテル近くのスーパーにお土産を買いに行きました。味が全く想像出来ない初めて見る食べ物もあれば日本でよく見るものもあって、見ているだけでもとても楽しく、また現地の生活がうかがえて有意義な時間でした。
今日の昼食は11時頃に食べました。朝ごはんにホテルの朝食を食べすぎたおかげで、この研修で一番食べる量が少ない食事だったと思いますが、いかにもお腹が膨れそうなせんべい(?)はベトナムの調味料を付けて食べるとなかなか美味しかったです。昼食後は、レストランの目の前にあるビーチに行きました。白い砂浜、青い海で、とてもきれいだったので、みんな靴を脱ぎ、海に入って遊びます。私は海を見ながら、ビーチベッドでくつろいでいました。ここまでは良かったのですが、なんと、ビーチベッドを使用したことから、あとでお金が請求されたようです。1人20,000vnd(約100円)×21人のお支払いとなりました。なお、これが正しい取引だったのかは不明です(笑)。旅行客は目をつけられやすいので、足元を掬われないように注意が必要だということを学びました。
午後からは国内線でハノイに行くために空港へ移動しました。セキュリティチェックを済ませたらすぐ搭乗…のはずだったのですが、飛行機が遅れてしまい1時間以上待つことに。幸いゲート近くには沢山のお土産屋さんがあり、お菓子を買ったり雑貨を買ったりとそれぞれがのんびり過ごしていました。
ハノイに移動した後、Pizza 4P’sというお店で夜ご飯を食べました。日本人の方が経営しているこのお店では、日本人でも親しみやすい食べやすい味のピザをいただくことができました。このお店ではこだわりの自家製の食材が多く使われている料理が楽しめます。日本にも展開されているお店なので、ぜひ一度ご賞味あれ。
ベトナム研修3日目(7月24日)
ベトナム3日目は風力発電所に行きました。バスを降りた瞬間とても強い風が吹いていました。お話を聞くとこの地域では風速20メートル以上の風が吹いているそうです。そのためこの地に風力発電所があるのだと思いました。その後実際に風車の下まで行き風車の大きさを感じることができました。
次にバスに乗ってダニムダムに行きました。ダニムダムは日本の協力によって作られ、建設中に犠牲になった方々への慰霊碑があり、全員で線香をあげました。その後ダニムダムを操作する場所に行きました。その道中バスのタイヤがバーストしびっくりしました。ダニムダムの施設の見学後、お昼ご飯を食べました。とても辛いものが多くあり舌が痛かったです。
その後、 TRUNGNAM GROUP の運営する風力・太陽光発電所の見学に行きました。太陽光パネルは昼は太陽の向きに合わせて動き、夜はフラットになり効率よく発電しているそうです。その後、TRUNGNAM GROUPのオフィスに行きました。そこでそのグループが行なっている事業の説明を聞きました。
すべてのフィールドスタディを終え、1時間半ほどバスに揺られニャチャンに到着しました。とても綺麗なホテルで驚きました。その後夕食を食べに行きました。
ベトナム研修2日目(7月23日)
いつもなら二度寝してしまう朝ですが、なんと6時のアラームできちんと起きることができました。朝きちんと起きることができ嬉しく、その後朝食を食べに行きました。朝食はビュッフェでした!!好きなものを好きなだけ食べられるビュッフェは私の大好物ですごく気分が上がり、今日のフィールドスタディを頑張ろうと思えました。
7:45にホテルのロビーに集合して現地の高校生と対面しました。緊張していましたが現地の高校生が積極的に話しかけてくれたおかげで、すぐに打ち解けることができました。私の班はリリーとサニーが入ってくれました。リリーはK-popを知っていたので、どのグループが好きなのかやどんな曲が好きなのかという話で盛り上がりました。サニーは、フィールドスタディ中に、わかりやすく説明してくれたり先頭に立って案内してくれたりととても頼りになりました。ダラット大学へ向かうバスの中で、サニーがベトナムのケーキをくれました。緑色のケーキだったので抹茶かなと思いましたが味を聞いてみると”sweet”だそうで食べるのが楽しみになりましたが、せっかくなので日本に持って帰りたいと思います。
ダラット大学に着き、スクリーンと机と椅子が並ぶ部屋に案内されました。教授や先生方の紹介が終わり、いよいよall Englishの講義が始まりました。私たちが普段試験などで聞いている英語とは違うため少し聞き取りにくい部分もあり焦ってしまいましたが、聞いてみると事前学習の内容と被っていて安心しました。私のとなりにリリーが座っていたのですが、メモをとり、それを筆記体で簡潔にまとめていて、短時間できれいにまとめられることに驚きました。私も短時間できれいにまとめられるようになりたいです。
講義が終わりバイオガスをつくる過程の演示実験を見せてもらいまた。生物由来のものを燃料に燃やしているのですが、なんとCO2を排出しない(CO(一酸化炭素)とH2を別々に排出する)そうです!環境にやさしいガスを発明した人間はすごいなと思いました。演示実験を見たあと昆虫の標本がたくさん飾られている部屋に行きました。きれいな色の蝶から私たちが見たこともないような虫までたくさんの標本があり、圧倒されました。昆虫ミュージアムを出ると大学の下あたりにある農場に行きました。そこで驚いたのは土が赤いことです。地理で熱帯の土は赤いと勉強しましたが、実際に見ることができて本当に赤いのだと実感しました。
次にバスに乗ってダラット原子力研究所(*)に行きました。そこではこの原子炉の歴史についての動画を見たり操作室に行ってお話を聞いたり、実際に原子炉のある部屋に入って原子炉を見学したりしました。原子炉から危ない物質が漏れたときなどのに対策に原子炉の部屋と外の部屋では気圧が違い、原子炉の方が低くなっているそうです。原子炉の部屋から出るときに風圧を感じるのを楽しみにしていましたがあまり風を感じず残念でした。原子炉に着いたあたりでお腹が空き始めてお腹すいたとつぶやいていると、リリーも「I'm hungry.」といって「Me too.」と返ししました。リリーにベトナム語で「お腹すいた」を何というのか聞くと、ノイだと教えてくれました。ベトナム語は発音が難しく何度も聞きました。やっとお昼ご飯の時間になりレストランへ行きました。白ご飯が赤褐色の壺に入っていて触ると熱かったです。私はオムレツがお気に入りです。
午後からは予定が変わり、4時間ほど市内観光の時間になりました。私たちの班はカフェとショッピングセンターとお土産屋さんにいきました。ショッピングセンターで”人生4カット”という韓国版プリクラを一緒に撮りました。楽しかったです!!
夜ご飯はベトナムに来てから1番食べることができました。明日は7:10チェックアウトなので早く寝たいと思います!おやすみなさい!!!
(*) 今回見学した原子炉は、主に医療用に使用されているものです。十分に安全が確保された状態で見学し、施設から退出時にもセンサーによる安全確認を実施しております。
ベトナム研修1日目(7月22日)
いよいよ待ちに待ったベトナム研修が始まりました。初日は日本からベトナムの南部にあるダラットへの移動がメインでした。
朝早くに関西国際空港に集合して誰も遅刻することなく全員で出発することができました。関西国際空港からホーチミンまではベトナムの民族衣装を着たCAの方に出迎えられ、国際線に乗りました。機内食が日本食でかなり安心しました。ホーチミンからは乗り継いで旅番組で見るようなジェット機の様相の甘い匂い(めっちゃ安全ですが)のするベトナムの国内線にダラットまで行きました。乗っているだけですが景色など全てが新鮮に感じて面白かったです。また、現地で通った道路など、どこか日本と似ている場所もありながらもネオンの看板や交通量などTHE・海外を感じました。ちなみに一番最初のベトナムでの買い物は、自販機で買ったミネラルウォーターでした!明日から本格的に研修旅行が始まります。もっとベトナムを感じて、現地の高校生と交流してさまざまな方にご講義いただきます。15人で協力して頑張ります!
令和6年度 防災・避難訓練を実施しました。
淡路島沖を震源とする地震が発生。震度5強の揺れを
兵庫高校で感じ、本館4階被服教室から出火と想定した
地震防災・火災避難訓練を7月4日に行いました。
生徒達は皆、落ち着いて行動していました。
兵庫県は阪神淡路大震災の被災地でもあり、来年1月17日には発生から30年を迎えます。
震災の教訓を『伝え』『活かし』次の災害に『備える』防災を
進めるためにも貴重な機会となりました。
令和6年4月8日 着任式
新しく着任された井上校長より新着任の教員の紹介がされました。
どんな先生がいらっしゃったのか生徒は興味津々でした。
令和5年12月17日 全国高校生フォーラム
12月17日(日)国立オリンピック記念青少年総合センターにて実施された、全国高校生フォーラムに参加した。当日は、全国から109校293名の高校生が参加し、自分たちの研究についてのポスターセッションや、他校の生徒との交流会をおこなった。
本校生との参加したディスカッションは、ジェンダー問題について4人で考えを深めながら話し合った。ポスターセッションでは、短い時間で発表を行ったのち、鋭い切り口の質疑応答にこたえる形となった。今回のフォーラムでは、交流会もポスターセッションも英語のみで話すことが求められたため、参加生徒の英語でのコミュニケーションを行う良い経験となったのではないだろうか。
第17回全国模擬国連大会(2023年11月11~12日)
本校創造科学科1年生の2名が、東京の国連大学にて開催された「第17回全国模擬国連大会」に参加しました。
模擬国連では、実際の国連会議のテーマについて、出場者が各国大使の立場になって参加します。全国大会では、2日間かけて、1つのテーマについて議論を行います。どの国を担当するかについては、事前に割り当てられており、事前準備として、会議までに担当する国の内情や外交状況などを調査し、深く理解しておく必要があります。
本年度、本校からは、校内選考と地区大会を経て、1チームが全国大会に出場しました。以下は、出場者によるレビューです。
オンライン・東京で2度の模擬国連の参加を通して、刻々と変わる世界情勢に対する関心が深まりました。自分の知らないところで、知らない大人たちが世界のために話し合っているということを、自分の身で体験でき貴重な経験となりました。協議を行う中で、「プロセスに価値を持たせ、世論に刺激を与える」ことが国連の重要な役割の一つということも分かりました。今回の議論の経験などを今後にも活かしていきたいです。(K.K.)
この模擬国連を通じて、気候問題や国際状況などを深く考えることができ、とても良い体験になりました。普通に生活をしていると報道などを表面上でしか捉えることができませんが、この会で他国の情勢や外交関係などを調べたことにより、今までよりも報道などについて深く考えることができるようになりました。一高校生としてこれからの社会、世界の在り方について考え、行動に移していきたい思います。(Y.Y.)