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兵庫高校Blog

令和7年度春季定期戦をおこないました。

5月8日(木)神戸総合運動公園において、本校の伝統行事である神戸高校との春季定期戦をおこないました。

午前中に、グリーンアリーナでは男女バレーボール部、テニスコートでは男女ソフトテニス部が対戦しました。また、ユニバー記念陸上競技場では、サッカー部が対戦しました。

そして午後には、メイン競技である野球をほっともっとフィールド神戸でおこない、両校全生徒もそれぞれ1塁側・3塁側にわかれて集合しました。

最初にファンファーレが鳴り、生徒会旗・自治会旗交換、両校校歌斉唱、両校応援団によるエール交換がおこなわれ、その後両校応援合戦がおこなわれました。

次に、兵庫高校の井上校長が始球式をおこない、試合が開始されました。

両校とも互いに譲らず、逆転に次ぐ逆転の好ゲームとなり最終的に兵庫高校の勝利となりました。

全対戦が終了後、ほっともっとフィールド神戸で閉会式がおこなわれました。

最初に成績発表がおこなわれ、4勝2敗で兵庫高校が勝利しました。

そして、兵庫高校の井上校長より表彰があり、次に、神戸高校の新谷校長の挨拶がありました。

その後、両校校歌斉唱、エール交換、生徒会旗・自治会旗交換がおこなわれ、令和7年度春季定期戦を終了しました。
 

離任式をおこないました。

4月9日(水)に体育館で離任式をおこないました。

2年生・3年生が体育館に集合したのちに、離任される先生方が拍手の中入場されました。

最初に、井上校長より離任される先生方の紹介があり、次に離任される先生方一人ずつ離任の

挨拶がありました。

その後生徒代表のお礼の言葉があり、生徒会及びPTAから離任される先生方に、花束の贈呈が

ありました。

以上で離任式が終了し、離任される先生方が生徒の作った通路を通り退場しました。

令和7年度(80回生)入学式を挙行しました。

4月9日(火)に令和7年度(80回生)の入学式を挙行しました。

弦楽部の演奏により保護者の方々が入場された後に来賓の方々が入場され、その後吹奏楽部の演奏と共に新入生が入場しました。最初に、ピアノ演奏により国歌斉唱をおこないました。次に各担任が入学者名簿を読み上げ、令和7年4月1日付けをもって学校長により入学が許可されました。その後、新入生代表宣誓がありました。

次に井上校長が、式辞を述べられました。その内容は以下の通りです。

本校は創立以来生徒の育成の根本として質実剛健・自重自治の四綱領を掲げ、文武両道を継承しながら生徒の自主性・主体性を重んじる教育を実践してまいりました。四綱領は、これまでの卒業生と同様に80回生の皆さんにとっても本校での高校生活を充実した時間にしてくれる基本となる心構えですので、入学にあたりその意味と精神を少しお伝えしたいと思います。質素とは、物質的な豊かさだけではなく心の豊かさを第一にせよということです。世の中には様々な価値観・違う考え方があると認めて、自分はどう思うのか、どうすればいいのかを考える姿勢を持ってください。それが心の質素に繋がります。剛健とは、字のごとく心身の逞しさの事です。変化に対応し、決めた事は途中で投げ出さずに最後までやり抜く力と気力・体力、これを本校での3年間で身につけてください。

自重とは、自分を大切にする事。そしてそれと共に自分の価値を貶めるような軽率な行為を戒める言葉でもあります。謙虚さを忘れず、自分自身も他者も大切にできる寛容な人に成長してください。

自治とは、まさに兵庫高校生の矜持であり、皆さんが憧れる自由な校風を支えている根幹です。ただ自治は責任を伴います。これから先輩たちの姿を見ながら自治の精神とはどういうものか、どのような責任が伴うのかということを本校での生活を通して体験してみてください。変化の激しい

社会において本校で新たな歩みを始める皆さんには、中学時代とは大きく異なる状況の中で、

まだ変化についていけないと感じることがあるかもしれません。そんな80回生の皆様に科学者チャールズ・ダーウインの言葉を送ります。

It is not the strongest of the species that survives. nor the most intelligent that survives.

It is the one that is most adaptable to change.

( 生き残る種は最も強い種ではなく、最も知的な種でもなく、変化に最も適応した種である。)

本校では、国や県の指定事業を通して課題解決能力を育成するための探究活動を他校に先駆けて実施して参りました。今年度も大学や専門機関・自治体などと連携して様々な活動や発表会が皆さんを待っています。そして、武陽会・PTAの方々にご支援を頂いてベトナム研修・イギリス研修・神戸や東京での研修に加え、来年3月にはオーストラリア研修も企画するなどグローバル教育も充実しています。また、今年から神戸大学や京都大学の専門の教員によるデータサイエンスの授業を全員が受講する機会を設けるなど他校には無いこれからのIT社会を生き抜く人材の育成を進めてまいります。

生徒会活動や近畿大会に進出し優秀な成績を残す部活動なども充実しています。

さあ80回生の皆さんは何にチャレンジしますか?これからのチャンスを自分のものにするかどうかは自分次第です。ぜひ本校の豊かな学びの機会に積極的に参加し自分の資質や可能性を高め自分だけの「おもしろい」「わくわく」を身に着けてください。大学受験のためという視野の狭い学問だけではなく私たちを取り巻く様々な事例に関心を持ち、勉強・探究活動に取り組むことで、自分たちにできることはなにか?どんな事をしたら人を幸せにできるか?そして自分が「わくわく」できるかといった正解のない課題に、四綱領に則って果敢に挑み続けるチャレンジ精神と使命感をもって今日からの本校での高校生活に取り組んでくれる事を期待しています。

次に、PTA会長が式辞を述べられました。その内容は以下の通りです。

兵庫高校で学ぶ3年間で自分のやりたい事・強みをどんどん伸ばして個性を磨いて下さい。兵庫高校ほど個性を伸ばせる高校はありません。兵庫高校に入学したら、この人すごいなという人がいっぱいいます。でも皆さんも周りから見ればすごい。自分の個性を尊重してもらう代わりに他人も認めるということをこの3年間で学んでください。

その後、来賓紹介がおこなわれた後に祝詞披露があり、最後にピアノ演奏により校歌斉唱をおこない、令和7年度(80回生)入学式を終了しました。

そして、来賓の方々が退場された後に、1学年主任より第1学年団が紹介され担任の先導により

新入生が拍手の中退場しました。

最後に、1学年主任より保護者の皆様に挨拶をおこない、すべてを終了しました。

令和7年度着任式及び1学期の始業式と全校集会をおこないました。

4月8日(火)令和7年度着任式及び1学期の始業式と全校集会を新2・3年生で体育館においておこないました。

最初に、井上校長が着任者を紹介し、着任者を代表して岡部教頭よりお話があり、着任式を終了しました。

次に、井上校長が式辞を述べられました。その内容は以下の通りです。

校訓の四綱領の質素とは、身なり・持ち物だけではなく心の質素が大事です。心の質素とは、色々な考え方が自分とは合わない・違うという人の考え方をまず受け止め。その上で自分の中で分別していくことが心の「質素」に繋がる。新たなクラスになった時にまずは認め合ってください。そして心の質素を大事にしてほしい。剛健は身体が強いだけでは無く心も強くなければいけません。そのために色々な事にチャレンジして成功体験だけでなく失敗体験をしてください。次に自重は自分を大切にする事。自分が大事だから他人も大事にできる。それから自治はまさに兵庫高校生の矜持。自由な校風を支える根幹。ただし、自由には責任が伴います。次に新年度を迎えるにあたり3つの事をお願いしたいと思います。1つ目は時間の使い方についてです。時間は有限です。今年1年時間を大事にしてください。時間を大事にする事と断捨離で色々なものを整理して思考も整理する事は密接に関係しているので、まずこの4月、自分の身の回りの物を片付けながら、思考も整理して時間の使い方を考えて欲しいと思います。2つ目は勉強と様々な体験にチャレンジすることです。なぜ兵庫高校に入ったのか見返して、自分の脳に自分が勉強したことを定着させる方法など自分に合ったやり方を見つけてください。3つ目は言葉を大切にすることです。言葉は刃物です。自分ではたいしたことないと思う事でも人を非常に傷つけることがある。ましてSNSでは何かを発信した時に相手にどうとられるかわからない。何が大事なのか、しっかり考えて時間を大切に・言葉を大切に、勉学に集中して今年1年学んでください。

校長式辞の後、吹奏楽部の演奏により校歌斉唱をおこない、始業式を終了しました。

次に吹奏楽部・ギターアンサンブル部・STEAM委員の表彰伝達式をおこないました。

その後、生徒指導部長より新入生が入ってくるので、上級生として部活動や登下校について丁寧に伝え導いてください。また、スマートフォン等に係る校内ルールを守り、トラブルに巻き込まれないように十分に注意するようにしてくださいという講話がありました。

最後に、生徒会長から歓迎行事の注意事項等と文化祭実行委員からの連絡があり、令和7年度1学期着任式及び始業式と全校集会を終了しました。

令和7年度入学生合格者説明会をおこないました。

3月21日(金)に令和7年度入学生合格者説明会をおこないました。

最初に、令和7年度入学生合格者の受付をしたのちに、各教室に分かれて放送による説明会を

おこないました。

その後、制服採寸、体育館シューズ申込、校章・学年章購入、体操服採寸、教科書・副教材販売、成績開示をそれぞれの会場にわかれておこない、令和7年度入学生合格者説明会を終了しました。

令和6年度3学期終業式および全校集会をおこないました。

3月21日(金)に3学期終業式および全校集会を体育館でおこないました。

最初に井上校長が、昨年度ある国際的な研究所が行った調査によると日本の国際競争力の順位が過去最低を記録した。皆さんに期待することは、四綱領に基づいた色々な学びをし、自分の在り方・自分の才能・自分ができる人間であると誇りをもって自分の「おもしろい」を追求してほしい。自分の「おもしろい」を追求するのが兵庫高校の学びの1つでもある。自分の「おもしろい」を追求することが最終的に自分の幸せと自分が活躍することにつながり、そして社会全体の幸せに繋がればいいと思います。そのためには、勉強しなければいけない。それを皆さんがこの春休みにどのように考えて、次年度どのように捉えていくか?新一年生にどんな背中をみせるか?それを期待していますという式辞を述べました。

続いて吹奏楽部の演奏で校歌斉唱をおこない、令和6年度3学期終業式を終了しました。

次に全校集会を開きました。最初に、書道部・女子テニス部・水泳部・ダンス部・放送部・創造科学科の表彰状伝達式をおこないました。

その後生徒指導部長より、先日TBSのThe Timeでも放映されたセブンティーンアイスの自動販売機を設置するときに出た意見のように、部室も気付いた人がきれいにする。また、SNSのトラブル等気を付けるようにとの講話がありました。

最後に文化祭実行委員と生徒会委員から諸連絡があり、令和6年度3学期終業式および全校集会を終了しました。

 

第77回卒業証書授与式をおこないました。

2月28日(金)に講堂で第77回卒業証書授与式を挙行しました。

77回生の行事スライドが上映される中、保護者の方々が入場された後に来賓の方々が入場されました。

その後、弦楽部の演奏と共に卒業生が入場し、第77回卒業証書授与式が始まりました。

最初に、国歌斉唱をおこなった後に卒業証書授与をおこないました。

次に井上校長が、本校3年間の学びでの根幹にあった四網領の精神を卒業後もどう実践し続けるかに

おいて式辞を述べました。式辞の中で質素とは真に大切な事を見極める力を持つことで、考え方や習慣に無分別知の概念を持つ事を大切にしてもらいたいと考えること。次に剛健とは、困難や変化に負けないしなやかな体と心の強さを持つ事。加えて変化の激しいこの世の中を生き残るには、変化に適応するだけではなく個性主義の方法にたよらず自己を見つめ、自分が社会にどう貢献できるのかという公的な視点をもつことこそが真に成功するための鍵であると考える。ではその揺るがない自分の芯をどのように育てることができるのか?について述べました。次にそれは自重によってできる。自重とは、自分の価値を知り自分に誇れる力をもつこと、そのために不断の努力を続けることが大切。最後に自治は、

自由と責任のバランスを学ぶ場であり、自由な言動や発想は自らの責任の上に成り立つもので、社会の一員として責任感と主体性を持ち、自分と他の人も大切にし共同してよい未来をつくることは難しいがその実践こそが社会全体のウエルビーイングに結び付く礎となる。本校で3年間学んだ卒業生なら、

これからもここで得た知識や経験を糧として社会のあらゆる分野で活躍している武陽会の先輩のようにこの広い世界を飛び回ることだと思う。数多くの有為の人材を輩出してきた兵庫高等学校の卒業生であることを誇りに思ってもらいたい。その人生の飛翔の途中で悩んでどうしようもなくなったら、自分は誰なのか?何を大切にしているのか?を自身に問いかけてみて、時には本校に羽を休めにきて

もらいたい。今日から本校は母校となるのだから、という式辞を述べられました。

その後、武陽会理事長が四綱領この誇るべき伝統の精神を受け継ぎ、後から続く後輩のために力を

尽くせる武陽人となって下さい。先般のコロナを含め兵庫高校は、幾多の困難を乗り越え今日に

至ります。そしてそこに学ぶ生徒や卒業生のたゆまない努力や母校愛が伝統を今日まで継承し未来へと 

継承されていきますという式辞を述べました。

最後にPTA会長が、兵庫高校生はバランスと要領が良い。何より自由を楽しめる心がある。困難に

ぶつかった時は、この要領の良さを思い出し、うまく周りの人々を巻き込むことによって一人では

どうしようもない事でも乗り越えられる。どうぞ先輩を頼って下さいという式辞を述べました。

次に来賓の紹介があり、その後祝詞の披露が行われました。

そして、在校生代表が送辞を述べ、卒業生代表が答辞を述べました。

その後、記念品贈答がおこなわれました。

最後に卒業式歌斉唱、そして校歌斉唱をし、卒業生が退場し在校生・保護者の方々・教職員が拍手で

見送りしました。

 

その後卒業生の保護者を代表して本校卒業生で朝日放送テレビ(ABCテレビ)アナウンサーである

小縣裕介様より謝辞をいただき、最後に、3学年主任より保護者の皆様にご挨拶をして、

第77回卒業証書授与式全日程を終了しました。

第77回卒業式予行・同窓会入会式・各種表彰式を行いました。

2月27日(木)に第77回卒業式の予行・同窓会入会式・各種表彰式を講堂でおこないました。

最初に卒業式の歌唱練習をしたのちに、式の流れ説明、卒業証書授与・記念品贈答・答辞等の

練習をしました。

次に、同窓会入会式がおこなわれ、武陽会副理事長が式辞を述べられました。

最後に、皆勤賞・島田賞・ゆうかり賞の表彰がおこなわれ、

第77回卒業式予行・同窓会入会式・各種表彰式を終了しました。

修学旅行を実施しました

12月9日から3泊4日で沖縄本島にて第2学年(78回生)の修学旅行を実施しました。初日に訪れた平和祈念公園では、本校卒業生で元沖縄県知事の島田叡さんの慰霊塔前で献花式を行い、全員で校歌を歌いました。同公園内にある平和祈念資料館では、展示される写真や映像等を通じて平和の尊さについて改めて考えました。二日目・三日目の伝統文化体験やマリンスポーツなどの自然体験は充実した内容で、楽しみながらも教養を深め、充実した体験活動を行うことができました。最終日は約80台のタクシーに分乗して、班別の研修を行いました。事前の計画に基づいて行動し、最後は那覇空港に集合するというものでしたが、集合時間の5分前には全員の点呼が完了していました。今回の修学旅行は天候にも恵まれ、また修学旅行委員を中心に78回生がしっかりと役割を果たすことができたため、全てのプログラムを滞りなく実施することができました。以下、生徒の感想を抜粋して掲載します。

◆私は高校に入ってから初めて自ら修学旅行委員に入りました。なんとなく決めた平和学習係でしたが、事前学習の計画や献花式の段取を通して自分達で進めていく大変さを感じました。献花式当日には反省点もありましたが、何よりもやりがいを感じてこの係を選んで良かったなと思いました。また、クラスでは、至らない点もあったと思いますが指示を聞いて動いてくれたり、レクもとても良いものをみんなで作れたと思います。運営側と生徒側として2倍楽しめた修学旅行でした!

◆私は挑戦したのは、紅芋タルト作りです。ものすごく不器用だと自分で自覚していたので、見た目は多少不格好になってしまうかもだけれど、紅芋は何としてでも食べたいし、とりあえず自分なりに作ってみようと思いました。紅芋つくりの作業工程としては、型をまず作って、そのあと紅芋ホイップを上からかけるという、言葉だけでは簡単そうに思えた気がしましたが、見事にやられました。作る段階ごとに、私の不器用さが目立ってしまい、私の友達が淡々ときれいにホイップをかけている姿を見て、焦りを感じながら作っていたわけですが、自分が作り上げた紅芋は案の定ホイップのかけ方がイマイチで不格好でした。でも、正直1番おいしそうにも思えました。一生懸命だけど不器用な「自分らしさ」の味は大切な思い出の一つです。

  ◆私は修学旅行3日目、マングローブカヌーのコースに参加しました。まず、カヌー体験は大自然の中で直接マングローブに触れることができてとても新鮮でした。カヌーをするのは小学生以来で不安でしたが、どんどんコツを掴んでいけて楽しかったです。友達のカヌーとぶつかったり濡れたりしたのも、いい思い出になりました。また、マングローブについてのお話もたくさん聞かせていただきました。今まで名前は授業で聞いたことがあったけれど詳しく知らなかったので、とても勉強になりました。特に、マングローブが海水の中で繁殖するようになった理由が興味深かったです。仲のいい友達とカヌー体験ができて本当に楽しかったです!また沖縄に行ったらもう一度カヌー体験をしたいなと思います。

 ◆私は友人とシュノーケリングに参加した。アクティビティが決まってから、自分がカナヅチであることを思い出し焦ったが、当日ガイドの方に引っ張ってもらうことで事なきを得た。海は綺麗に澄んでいて、10m先の珊瑚も小魚もはっきり見えるほどだった。途中ガイドの方が「今僕の下にいる珊瑚はみんな死んでいます」と衝撃的なことを教えてくださり、環境問題に関心の薄い自分でもこの時は流石に考えた。そしてバナナボートでは面白いほど振り回され終始ほぼ浮いていた気がする。沖縄の海での体験は、自分の最高の思い出になると共に環境について考えるいい機会になった。結論超楽しかった。

◆今回、私は実行委員長として修学旅行に臨んで、たくさんの良い経験ができました。修学旅行中には、先生が褒めてくださった帰りの空港の集合時間だったり、学年レクのクオリティだったり、全体として、一年生時の野外活動と比べると成長した部分が顕著に現れていたと思います。そんな修学旅行を迎えるために、準備には修学旅行自体よりはるかに多くの時間をかけました。一学期の期末テスト後にあった初めての実行委員会をきっかけに実行委員は動き出し、修学旅行中の動きが円滑に進むよう、綿密に計画してきました。そして迎えた修学旅行では、心配なこともいくつかありましたが、実行委員や、先生方なども含め、たくさんのサポートありきで乗り越えることができたと思います。私個人としてはまだまだ反省点も多かったですが、78回生全員の思い出に残るような修学旅行になっていたら幸いです!!修学旅行中もたくさんのご協力ありがとうございました!

第5回 ひょうご高校生 環境・未来リーダー育成プロジェクト 発表会

1月25日(土)に兵庫県立工業技術センターにて、「第5回 ひょうご高校生 環境・未来リーダー育成プロジェクト 発表会」を実施しました。

「ひょうご 高校生環境・未来リーダー育成プロジェクト」とは、公益財団法人ひょうご環境創造協会が主催する気候変動対策と脱炭素社会の実現を目指すため、環境問題などに取り組む人材を育成するプロジェクトです。具体的には参加する高校生の「地球環境問題(特に温暖化、気候変動)を科学的、論理的に捉えることができる」「グローバルで複合的な視点から持続可能な社会の実現に向け行動できる」「多様な意見を聞きながら、データや根拠に基づいて解決策を提案し、それを他者と協力して実行できる」という3つの観点の育成を目指しています。

プロジェクトは9月から始まり、全6日のプログラムでこの日が最終の発表会でした。本校からは3名の2年生が参加し他校生と協働で発表を行いました。1人は放置竹林問題の解決に向けて「竹紙を広めたい」というテーマで竹紙の有用性と学校などでの使用について言及し、竹紙の利用を増やすことで放置竹林の解決をという提案をしました。また、2人は太陽光発電について「卒FIT後の電力」というテーマで地域と地域密着型の発電会社についてまとめ太陽光発電の買い取り価格の維持や地域への支援の方法などについて提案しました。

どの発表もよく考えてまとめられており、最後の講師の先生方の好評では、今年の発表は特に素晴らしいとのことでした。また、参加した生徒たちも大変満足して発表会を終えました。