2021年度 第1回海外オンライン交流
昨年度に引き続き、西オーストラリア・パース近郊のロッキンハムにある、Kolbe Catholic Collegeの生徒たちと、Zoomを用いてオンライン交流を行いました。
Kolbe Catholic Collegeの生徒たちは日本語を学習しているので、英語で会話をする時間と日本語で会話をする時間に区切って活動を行いました。英語での会話では、自己紹介など自分のことについての会話やフリートークだけに終わるのではなく、「学校の制服の是非について」、「高校生がアルバイトをすることの是非について」、などテーマを与えてディスカッションを行いました。日本語で会話をするときにも、「現金払いと、カードやスマホ決済のどちらが良いか」など、日本語を外国語として学習する人にとって、実用性のあるテーマについての会話を行いました。
以下は生徒の感想文から
・アウトプットの難しさを改めて感じました。あちらが話している内容はほとんど分かったのですが、こちらから何かを伝えようとすると言葉が出てきませんでした。英語力の問題とコミュニケーション能力の問題があったので今後、どちらも改善していけたらと思います。とても良い経験になりました。
・海外に住む同い年の人と話す機会はないと思ったので参加しました。お互いジェスチャーを交えて丁寧に説明をすることで会話が成り立って、話すことがとても楽しかったです。伝えようとすることがいちばん大切だと感じました。
・相手の学校の人たちが日本が好きだと言ってくれたときは、誇らしく思えました。ジェスチャーや表情で表現することが大切だと思いました。一生懸命な気持ちと踏み出す勇気があれば、世界中どこへでも行ける気がします。このような機会があることを今後も期待しています。
・コロナの影響で、オーストラリアに実際に行くことができず残念ですが、オンラインでもとても充実した時間を過ごすことができました。これからの英語学習へのモチベーションにして、11月の交流ではもっともっと喋れるようにレベルアップしていきたいです。
・違う国の子と初めて実際に英語を使って話したので、普段の授業では味わえない特別な時間になりました。とても楽しかったので、次回も絶対に参加しようと思います!それまでに、もっと英語が話せるように頑張ろうと思います。
・うまく話せるかどうか不安でしたが、相手校の人たちがとてもフレンドリーで私も笑顔で話すことができました。私が何か伝えようとしていることを熱心に聞いて理解しようとしてくれていて嬉しかったです。日本の文化も理解しておかなければいけないと思いました。次のオンライン交流会もぜひ参加したいと思います。
・お互いに伝わらない時やわからない時もありましたが、ゆっくり言ったり言い換えたりしてお互い分かろうとする姿勢が良かったと思います。 私たちが習っている英語がちゃんと伝わると感じて嬉しかったです。この交流会で自分が今いる地点がわかってよかったです。
・相手の方は私たちのあやふやな英語でも聞き取って理解して、表情や身振り手振りで表現してくれたので、「伝わっているんだな」と実感することができました。また、相手の方が日本語を話している時にはできるだけ大きくリアクションをしようと心がけました。
次回は、11月10日を予定しています。