校長たより
体育祭予行
明日8日(土)に体育祭を開催します。今日7日(金)は明日の本番に向けて、午前は会場準備や予行、午後は学年別練習を行いました。
今日は、ほぼ全員が学校指定の体操服を着用しています。氷上西高校の体操服は「赤色」です。真っ赤な姿もなかなか見応えがあります。ちなみに明日は、各学年ごとのTシャツ姿になります。
今年は、吹奏楽部の人員が増えました。中澤先生、富永先生、事務室の壇さんも加わっています。体育祭の開会式や閉会式での演奏が、かなり華やかになりそうです。
午後の学年別練習では、恒例のパフォーマンスバトルへ向けて、大きなかけ声が響いていました。どの学年も気合い十分で、明日が楽しみです。
保護者の皆様、地域の皆様、お時間が許すようでしたら、ぜひ氷上西高校の体育祭にお立ち寄りください。生徒たちへ熱いご声援を送っていただければありがたいです。よろしくお願いいたします。
県総体
26日(日)県総体を観戦しました。ボクシング部は西宮香風高校で、ライフル射撃部は明石西高校で、大会が行われました。
☆ボクシング部・田村さん、女子ライトフライ級優勝、近畿大会へ☆彡
対戦相手は、昨年度と同じ芦屋学園高校のMさん。試合は(素人目ですが)両者とも昨年よりスピードが上がり、成長を感じました。そんな中、田村さんは積極的に前へ前へと出て、相手を圧倒しているように見えました。
判定結果は2-1の勝利。専門的なことはわかりませんが、改めてボクシング競技の難しさを感じました。とりあえず第一関門突破です!
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☆ライフル射撃部・横谷君、ビームピストル5位、近畿大会へ☆彡
ボクシング会場の西宮香風高校から、ライフル射撃会場の明石西高校へ大急ぎで移動しました。明石西高校に到着したときには、ビームピストルは終わり、ビームライフルの試射が始まっていました。
ビームピストルの得点は491点。本番で大自己ベストを出したそうです。男子4位で全国大会は逃したものの、男女あわせて5位に入り近畿大会出場を決めました。昨年全国・近畿に進めなかった先輩のリベンジを果たしてくれました!
(日程が重なり、今年も観戦することはできませんでしたが・・・)
☆トライアスロン・金井君、県高校選手権で1位☆彡
26日(日)「みんなのチャレンジトライアスロンin丹波青垣」に出場。この大会は県高校選手権を兼ねており、昨年に続いて1位になりました。
しかし今年は、他府県の高校生に敗れて全高校生では2位。悔しい思いをしていると聞きました。7月の全国大会での更なる奮起に期待しています。
さらに・・・
☆陸上競技部・五十川君、砲丸投、県大会出場☆彡
5月11日(土)明石公園陸上競技場(きしろスタジアム)で行われた丹有地区予選を突破し、県総体に出場しています。
県総体は、31日(金)神戸ユニバー記念競技場で行われましたが、平日のため観戦することができませんでした。顧問の先生から、写真を送ってもらいました。
校門前には、昨年度の卒業生が贈ってくれた卒業記念品の横断幕が掲げられました。「輝く地域の星」としての活躍、嬉しい限りです。
トビタテ!ポーランドへ2
3年生の足立花穂さんと校長室で話をしました。並々ならぬ思いの強さとレベルの高さを感じました。
8月1日から2週間、ポーランドへ留学します。滞在する都市は、クラクフ、ワルシャワ、チェンストホバ。チェンストホバは、足立さん曰く「ポーランドの精神的首都」だそうです。練習曲は、ショパンのエチュード10-10、10-11、10-8、ノクターン9-3、さらにいくつかのワルツ。調べてみると、かなり難易度の高い曲です。クラクフ音楽大学とショパン音楽大学でレッスンを受けます。
改めて応募書類を確認しました。5000字以上の文章を書き上げ、内容も素晴らしいものです。その中の応募理由(ほんの一部)を紹介します。
『将来自分の演奏で地域の人々に感動を届け、皆を笑顔にして元気づけ、地域の活性化を図りたいという私の思いを、実現に近づけてくれるきっかけとなると確信しました。事前学習では日本全国から集まった高い志を持つ高校生の方々と出会うことができ、渡航するまでの間にもお互いを高めあえることができると知りました。非常に音楽に関わりの深い生活をされているポーランドの人々を目の当たりにし、その中で自分自身も沢山のことを学び、将来の夢の実現に近づけたいです。』
ちなみに、私とショパンとの出会いは映画「さびしんぼう」でした。1985年公開、監督は大林宣彦さん(2020年に亡くなられましたが、一世を風靡した監督)、主演は富田靖子さんと尾美としのりさん(お二人とも現在も活躍中)。広島の尾道を舞台とし、「転校生」「時をかける少女」とあわせて「尾道三部作」と呼ばれています。
映画全編にショパンの「別れの曲」が流れ、「別れの曲」が中心となってストーリーが進んでいきます。私の青春時代、お気に入りの映画の一つです。この映画がきっかけで、ショパンにもはまりました。
完全定時退勤日
9日(木)は「完全定時退勤日」でした。先生方の勤務終了時刻の16:50にあわせて、生徒も先生も事務室の方も、全員が一斉に下校・退勤します。昨年度に月1回から始めて、今年度からは月2回実施しています。
今年度新しく来られた先生方は、最初戸惑われていました。「本当に定時に退勤するんですか」と聞かれたこともありましたが、徐々に定着してきました。生徒たちは慣れた様子で、部活動をしていてもうまく時間の管理を行い、16:50には校門を出ています。
月2回の実施日については、先生方の仕事や生徒たちの部活動などに影響が出ないように日程調整をして、事前に行事予定に組み込んでいます。その日にあわせて計画的に仕事を進めていき、当日に仕事を持ち帰ったり、翌日に仕事を持ち越したりすることがないようにしていきたいと考えています。
生徒も先生も事務室の方も、リフレッシュする時間をとりながら、毎日を元気に過ごしていきましょう。できれば「完全定時退勤日」以外の日も、早く帰れる日は早く帰る、でいきたいものです。健康第一です。
以下の写真は、9日(木)17:00の学校の様子です。
トビタテ!ポーランドへ
5月1日(水)朗報が入ってきました。3年生の足立花穂さんが「トビタテ!留学JAPAN」の選考を通過し、奨学金を受けて留学することが決まりました。昨年の宮垣さんに続き、2年連続の快挙です。花穂さんはピアノを学ぶため、本場のポーランドに8月1日から留学します。
花穂さんのピアノについて知ったのは、昨年の5月終わり頃でした。昼休みになると毎日音楽室や体育館でピアノを弾いているという話を聞き、様子を見に行ったのが最初でした。
その美しいメロディーに、感動を覚えました。実はそのとき、私の好きなショパンの「別れの曲」をリクエストしました。練習して完成したら、聴かせてもらう約束をしています。
1月には、写真を入れた応募書類の「自己PR」を見せてもらいました。そこからは、本場で音楽を学びたい!という強い意志が伝わってきました。
また、応募に際して、かなりの量の文章も書いていました。その文章にも読む人を感動させる力がありました。今週は花穂さんとゆっくり話する時間が取れなかったので、ゴールデンウィークが終わったらじっくり話を聞いて、応募書類の文章も紹介できればと思います。
全く別の話題ですが・・・下の写真は、普通教室棟2階の掲示板。思わず目を引かれて、写真に収めました。スキルアップに向けて、皆の意識が高まることを期待しています。