学年・専門部
産業社会と人間 「大学訪問」
総合学科の1年生は、7月12日(金)に大学訪問を行いました。
訪問先の大学は
1コース・・・兵庫医科大学→関西学院大学三田キャンパス
2コース・・・神戸親和大学→関西学院大学上ヶ原キャンパス
3コース・・・神戸女学院大学→武庫川女子大学
4コース・・・大阪工業大学→関西学院大学三田キャンパス
の4つの中から、事前に自分の興味関心と進路希望に合わせて選択しました。
朝まで雨が降っていましたが、日中は曇り空でこの時期らしい蒸し暑さもありましたが、生徒たちは大学の職員や学生の説明に熱心に耳を傾け、進んで質問をする様子も見られました。また、実際にキャンパス内を歩き、様々な施設を見させていただくことで、大学の雰囲気を感じ取ることができました。
夏休み中に各大学でオープンキャンパスが行われます。今回訪れた大学を再び訪れても良いでしょうし、また違う大学を訪れてみても良いと思います。1年生は卒業後の進路に対してまだまだ実感が湧かない人もいると思いますが、情報収集は進路決定をしていくうえでまず初めにすべきことです。ぜひ自分から積極的に動いて、進路についての知識を深めていきましょう。
三田小学校 自由研究応援プロジェクト
7月16日午後。ここは三田小学校ビオトープ前。
三田小学校6年生の夏休みの宿題に『自由研究』がある、と聞きつけた有高生7名(総合学科3年生、1年生)は、お困りごと、ご相談ごとはお任せあれ!とばかりに三田小学校を訪問させていただきました。
7名の中には卒業生もいます。探究活動を行っている総合学科の生徒は、自分たちが探究したことやその方法、アイデアが少しでも小学生の役に立てば、という思いでした。
小学校を懐かしく感じながら打ち合わせをし、緊張しつつ、6年生が待つ体育館へ。
拍手で迎えられてほっとしたのか、自己紹介では笑顔が見られました。
そもそも『自由研究』とは何でしょう。一緒に考えます。6年生は一生懸命に聞いてくれました。
クラスごとに分かれてのアドバイスも真剣なまなざしで、高校生の話を聞き入ってくれ、やる気がみなぎります。
小学生は屈託なく質問をしたり、話しかけたりしてくれました。
グループを回りながら話をしているうちに、自分たちが役に立っている、という実感が湧いてきたようです。
時間終了時には、6年生から感謝の拍手をいただきました。
高校生の学びや達成感も大きく、「小学生の柔軟な意見に驚いた」「行こうかどうか迷ったけど、行って良かった」「楽しかった」と、校長室で感想を述べていました。
三田小学校の6年生のみなさん、校長先生をはじめ、職員のみなさま、温かく迎えてくださり、また貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
自由研究、がんばって取り組んでください。そしてまた、いつでも話しかけてくださいね。
有高生もいつでも質問に応えられるように、勉学に励んでいきたいと思います。
探究活動や自由研究で、実りある夏休みにしましょう!
人と自然科 収穫までもう一息 ブドウの袋掛けを行いました
人と自然科では、ベリーA、ピオーネ、マスカット3種類のブドウを栽培しており、ベリーAは2年生の『果樹と緑』の授業で、ピオーネは3年生で『果樹と緑』コース(科目)を選択した生徒を中心に、そしてマスカットは全学年の生徒が『総合実習B』(別名放課後の農場当番)の授業で栽培を学んでいます。
1学期期末考査前には、一粒一粒丁寧に粒を抜き、房の形を整える摘粒作業を行いましたね。
ブドウの栽培 現在摘粒作業中です・・・・に関する記事はこちら
1学期期末考査に全力を出し切った生徒たちは、翌日からすぐに気持ちを切り替えてブドウ畑に向かいます。あっという間に粒が大きくなり、しっかり育っていますね。
そして夏休み前最後の作業となる袋がけの実習を行いました。袋がけは、鳥害や虫害、裂果、日焼けなどを防いだり、ブドウ表面に付着するブルームと呼ばれる白い粉(乾燥などから身を守るため、ブドウ自身が出す油脂成分。)が取れるのを防ぐことを目的に行う作業です。有馬高校で栽培する3種類のブドウ合わせて約1600房すべてに袋掛けを行います。
まずは最後となる房の確認、『修正摘粒』です。摘粒ができているか、裂果がないか最終確認する大切な作業です。今回袋がけをしたら次房を触れるのは収穫後となり、房を整える最後のチャンスです。
今年も考査中にしっかり梅雨の雨が降ったため、特にピオーネで粒が大きくなり詰まってしまい、結構時間がかかってしましました。
そしていよいよ袋がけです。紙袋を受け取り、各自の担当区に入っていきます。
袋の口に隙間がないように、袋の上部で丁寧に止めていきます。
ひと房残らず袋掛けすることはもちろん。口の綴じ方も注意が必要で、広がっているとそこから雨が入ってきてカビ(病気)が発生したり、害虫が入ってくるのでしっかり止めます。しっかりできましたか?
袋掛けは約1時間で完了しました。白い袋がぶら下がっている光景は爽快ですね。
そして袋掛け終了後はブドウ畑を電気柵で囲みます。アライグマによる食害を防ぐためです。
近年有馬高校で一番悩まされている害獣はアライグマです。(今年は特に害獣被害が目立ちます。アライグマに加えてカラスも大暴れしています。)先日収穫交流会を行った、1年生が「農業と環境」の授業で大切に栽培していたスイートコーンもかなりやられてしまいました。
園児の皆さんと一緒にスイートコーンの収穫を楽しみました・・に関する記事はこちら
アライグマの鼻の高さをイメージしながら、電気線を張っていきます。これで大丈夫・・・と信じたいですね。定期的に見回りに行きましょうね。
さて、夏休みに入ると、「総合実習B」(別名夏休みの農場当番)がスタートし、実習でかん水(水やり)や副梢などの枝管理を定期的に行う予定です。収穫までもう一息です。頑張りましょう。
ちなみに有馬高校のブドウは、在校生ならびにその保護者限定での販売となります。(過去、ブドウが足りないなど地域の方にご迷惑をおかけした経験から、現在は一般販売を行っておりません。)2学期始業式でブドウ販売に関するお知らせを生徒に配布し、販売日(学年ごとに設定しています)をお知らせます。ご確認ください。
人と自然科「クラインガルテン⑥」スイートコーンの収穫
連日、酷暑の毎日ですがクラインガルテンの野菜は元気です!
5月に定植して2ケ月、アライグマやカラスなどの被害もありましたが、
スイートコーンを収穫する日がやってきました。
まずは収穫の方法の説明です。
収穫の目安は絹糸(ひげ)の色が茶色になった頃が目安になります。
畑に行き、収穫のスタートです。次々と収穫を終えて満面の笑顔です。
それが終われば担当圃場で誘引や収穫などの管理実習です。
最後に今回の収穫物をもって記念写真です。
1学期の授業形式のクラインガルテンは本日で終了です。1学期お疲れさまでした。
次回は8月、夏野菜の片づけと秋冬野菜の種まきをおこないます。2学期からも授業の様子を発信していきます。
各学年 進路行事
7/9(火)に各学年で進路行事が開催されました。
1年「進路講演会」
1学年対象に進路講演会を行いました。講演会では、1年生からの準備の重要性、自分が学びたい学部学科選びのポイント、進路実現のために今から何をすべきかなどについての話がありました。放課後には早速進路指導室を訪ね、オープンキャンパスの案内や大学のパンフレットを手に取る生徒の姿が見られました。
2年「分野別説明会」
1時間目は、講義棟で進学希望者を対象に、進学や受験全般についての講演会を行いました。2時間目、3時間目は分野別に各教室に分かれ、自分の興味がある分野について大学・専門学校の方の話を聞きました。大学や専門学校ではどのようなことを学ぶのか、そのためにはどのような準備をしたらいいのかなど、より具体的な内容について知ることができました。自分の学びたい分野について理解を深めるとともに、進路希望をより明確にするためのよい機会になりました。
また、就職希望者には、就職講座を行いました。講座では、高卒就職のメリットや求人票の見方、有馬高校の就職指導・支援などについて、卒業生のエピソードやアドバイスをまじえながら詳細な説明がありました。年々人数が減ってきている就職希望者ですが、この機会に高卒就職について理解を深めてほしいと思います。
3年「難関大学対策講座・学校別入試対策講座」
大学進学希望者対象に、入試対策講座を開催しました。外部から専門の講師の先生に来ていただき、現在の大学の入試実態について詳しく説明を受けました。近年の入試の傾向や受験準備としてすべきことなど具体的な内容を聞き、生徒たちは改めて受験に対する意欲が高まったようでした。
その後各教室に分かれ、学校別説明会を行いました。各学校の特色や入試についてなど、大学の方から直接話を聞くことができ、非常に有益な情報を得ることができました。大学入試を目前にひかえ、講師の先生方の話に真剣に耳を傾ける生徒たちの姿が見られました。
また、7/10(水)には3年対象「看護医療講座」、「専門学校講座」を行い、出願時の注意事項や入試に向けてなど、受験に向けての具体的な内容について説明を受けました。7/19(金)には、「4年制大学・短大講座」も実施する予定です。
まもなく夏休みを迎えます。自分の将来や進路について考えを深め、進路実現のために今自分がすべきことに取り組んでほしいです。また、3年生にとっては進路実現に向けて本格的に動き出す時期です。有意義な夏休みになるように願っています。