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明石公園のオンライン植物図鑑プロジェクト
明石高校の2年生の生徒が市民に呼びかけて始動したプロジェクトです。
オンライン図鑑の閲覧
- 閲覧は、どなたでも可能です。
- パソコンからでもスマホからでも閲覧できます。
https://bpucservice.com/BPUCPhoto/ をクリックして下さい。 - スマートフォンの場合は、右のQRコードでアクセスできます。
- ブックマークに登録したり、ホーム画面に登録して、以後簡単にアクセス出来るようにすることをお勧めします。
参加方法
- 写真を投稿したり、植物名に名前をつけたりするには、申し込みが必要です。
参加申し込みフォーム ←をクリックして、必要事項を記入してください。折り返し、参加に必要な情報を、メールでお送りします。 - メールアドレスが不正確である場合、ご返信できません。2,3日たっても返信がない場合は、info@bpucservice.com まで、メールでご連絡下さい。
- 担当者が内容を確認してご返信しますので、少し時間がかかる場合があります。
資料
ご連絡・ご質問
- メールによるお問い合わせは、info@bpucservice.com にお願いします。
- 電話によるお問い合わせは、明石高校(078-911-4376)内、「明石公園の植物図鑑プロジェクト事務局担当者」にお願いします。
明石公園の植物図鑑事務局
明石公園の樹木に銘板をつける取組み・研究発表
3月18日(土)、明石公園で樹木に銘板をつける取組と研究発表を行いました。これは、理数探究類型2年生物班が1年間取り組んできた課題研究の集大成です。
兵庫県園芸・公園協会の理事長や職員の方々、兵庫県公園緑地課や明石市政策局の方などを含め、市民14人と、明高生9人が参加しました。3つの班に分かれて、それぞれ16~17の樹木銘板を作成しました。
独自スマホアプリ(BPUCPhoto)の使い方を、明高生が市民の方々に教授しました。
その後、独自アプリに登録された各樹木の位置情報を元に、オリエンテーリングように目的の樹を探し、銘板を取り付けました。
14:00からは、明石公園の在り方検討会のワークショップがあり、その冒頭で、「明石公園の魅力UP大作戦!!」の研究発表を行いました。約15分のプレゼンを、50人ほどの参加者の前で堂々と行うことができました。
その後、検討委員会のワークショップに明高生も参加し、意見を述べました。参加者からは、「高校生の発表は素晴らしかった。提案をそのまま実践したらいい!」などの感想がありました。
1年間、本当によく頑張りました。最後に、お世話になった明石公園のスタッフの方にお礼を言って、1年間の活動を締めくくりました。
課題研究「明石公園の魅力UP大作戦」が「兵庫SDGsスクールアワード2022優秀賞」(教育長表彰)を受賞しました!
教育長から表彰
受賞ビデオ作品
2年生に校長から表彰伝達
2月1日には、2年生の課題研究の授業があり、冒頭、校長から2年生のメンバーに表彰伝達されました。
兵庫県立大学准教授2名と植物の研究者を招いて出前授業
2月1日の授業には、兵庫県立大学の髙田知紀先生と、嶽山洋志先生、明石公園の自然の研究者・柴田剛先生をお招きして、出前授業をしていただきました。
まず、生徒が準備しているポスターで発表。その後、生徒が疑問に思っていることを出しました。
「明石公園の在り方を巡って、今、どんな議論が行われていますか?」という核心をつく質問が最初に出て、明石公園の在り方検討会の座長の髙田先生と副座長の嶽山先生が、丁寧に今後の構想をお話しくださいました。明石公園の利用に際しても、その在り方の話し合いに関しても、誰も排除せず包み込む「インクルーシブな公園」を目指しているというお話に、胸が躍る思いをしました。
「私たちは明石公園の自然は豊かで多様性があるとしていますが、そもそも自然が『豊かである』とか『多様性がある』とはどういうことですか」という生物学の核心を突く質問もでました。専門家である柴田先生が、3つの多様性(生態系の多様性、種の多様性、遺伝子の多様性)など、生物学の基礎について詳しくわかりやすく説明してくださいました。
明高生が 市民参加による公園作りに大きく貢献!
最後に、生徒たちの研究に対して、「300種類を超える植物図鑑をつくったことは画期的」、「明石公園の在り方を巡る問題提起はありがたい」、「自分たちで草刈りや樹木への銘板の取り付けなど実践の先頭に立っていることは画期的」、「明石公園の在り方に関する議論にも、積極的に参加して欲しい」などと、激励をいただきました。
3月末に市民向け研究発表会を計画
2月5日(日)には、「高校生SDGs探究発表会」(於兵庫高校)で発表します。
さらに、3月末には、明石公園で市民の方々や明石公園に関わる方々に来て頂いて、研究発表会を行う予定です。
明石公園の稲荷曲輪の樹木に銘板を取り付けました
11月20日(日曜日)、理数探究類型2年の研究班主催で、明石公園の稲荷曲輪の樹木に銘板をつける取り組みをしました。理数探究Ⅱの課題研究の一環です。
小学生に参加を呼びかけ、4家族、小学生4名、中学生1名、幼児2名、保護者4人が参加。明高生7人がリードして、 力を合わせて50枚の銘板を取り付けました。
9時から、明高生がスライドで、特徴的な樹木の説明を行いました。
その後、5班に分かれて、各班10枚の銘板に樹木の名前を書き込みました。小学生は、大胆なタッチで、かわいい銘板に仕上げていました。
その後、稲荷曲輪に移動。班に分かれて、生徒がイラストを手描きした「ネイチャービンゴ」(下方に写真)で自然観察をした後、自分たちが作成した銘板を目的の樹に取り付けました。
明石公園を管理する公園・園芸協会からは、「可愛らしい樹名板を付けて頂きましたので、様々な方から好評を頂いております」と、嬉しい反響をお知らせ頂きました。
明石公園の植物の多様性を高める草刈り、明高生が呼びかけ。30人の参加で大成功!
神戸新聞明石版9月27日付
明高生が市民に呼びかけ
この取組は、明石高校理数探究類型2年生の生物班が、「明石公園魅力UP大作戦」の一環として市民に呼びかけて実現したものです。当日は、他校生を含む高校生9人と市民の合計30人が参加しました。
対象エリアの植物について発表し学習
今回の草刈りの対象は、野草観察エリアとして提案している稲荷曲輪と子どもの小川周辺です。
植物の多様性を高める草刈りの方針は、在来種を脅かす外来種を駆除し、大きくなりすぎる在来種を適度に刈り込んでコントロールすることです。そのためには、対象区域に生育する植物についての学習が必要です。
用意したスライドを使って、この区域に生育する30種類ほどの草花について説明し、独自スマホアプリの学習機能を使って、学習しました。
市民と一緒に草刈り
現地では、まず、植物の詳しい人から、説明を受けました。しっかり、草刈りの方針を理解して上で、みんなで力を合わせて、草刈りをしました。
市民の感想
- 明石高校の生徒たちが主体になって、公園協会、大学の先生、一般参加者で、みんなで作り上げる輪が素晴らしいと思います。そして、楽しいです!!
- 高校生主体の活動というのが素晴らしい。未来を感じます。皆で盛り上げていきましょう!
- まずは、植物をよく見るところから、と改めて思いました。次世代につなげて欲しいです。
- 大変重要な取り組み、継続することが大事ですので、がんばって下さい!
- 昨年の取組を引き継ぎ、きちんと実行されてるところが素晴らしいですね。地元の貴重な公園の自然環境を守るために、今後もがんばって欲しいと思います。
- ありがとうございました。会議場でのレクチャーの時から、高校生の皆さんの取組に頼もしさを感じていました。そして、実際の草刈りの場で、さらに……。若い力は素晴らしいし、市民とともに……の光景は美しかったです。「次世代につなぐ」と言ってきた私たちですが、「次世代がつなげてくれる」と実感させて頂きました。
「明石公園応援隊(仮称)」の結成総会と、明石公園の植物の多様性を高める草刈りへのご参加のお願い
明石高校の理数探究類型の生物選択者のグループが提案している「明石公園の魅力UP大作戦」の一環として、明石公園内に野草観察エリアを設置してもらい、従来の一律の草刈りではなく、植物の特性に配慮して、多様性を高める丁寧な草刈りを実施します。
また、このような取組を恒常的に行うために、「明石公園応援隊(仮称)」を立ち上げることを、生徒が呼びかけています。
つきましては、明石公園応援隊(仮称)」の結成総会と、明石公園の植物の多様性を高める草刈りにご参加頂きますよう、ご案内いたします。
記
1. 日時
2022年9月25日(日曜日)9:00~12:30
2. 場所
- 結成総会と草刈りに先立つ学習と方針提起……明石公園管理事務所大会議室
- 自然観察エリアの草刈り……稲荷曲輪一帯、子どもの小川一帯
3. 時程(現時点での案です。今後変更になる可能性があります。)
- 9:00~9:30 経過説明と明石公園応援隊結成総会
- 9:30~10:15 稲荷曲輪、子どもの小川で観察できる植物の学習
- 10:15~10:30 草刈りの方針と方法の説明
- 10:30~10:50 休憩して、現地に移動
- 10:50~11:10 フィールドワーク(草刈りの方針実地説明+写真撮影)
- 11:10~12:30 草刈り
4.参加申し込み
岩崎までメールでご連絡ください。メールアドレス:s649913@hyogo-c.ed.jp
5.連絡先
明石高校(078-911-4376)担当 岩崎善行・野内仁輝
明石公園応援隊(仮称)結成の呼びかけ
私たちについて
私たちは、明石高校理数探究類型の2年生です。昨年度から課題研究(12人)で明石公園の植物について研究し、その結果に基づいて、「豊かな自然を活かして明石公園の魅力UP大作戦」を提案しています。
明石公園は自然の宝庫・奇跡のような場所
明石公園は、明石市民、兵庫県民の宝です。面積54.8ヘクタール(東京ドームの12倍)の広大な面積を擁し、都市公園でありながら、草地、湿地、疎林、石垣など多様な自然環境が存在しており、私たちの研究で437種類(9月6日現在)の野草や樹木が確認されています。多様な生き物の宝庫であり、明石駅前という立地を考えると、奇跡のような場所です。
再開発を巡って大きく揺れている明石公園
今、明石公園は再開発を巡って大きく揺れています。4年間で1687本もの樹木が伐採されたことで、様々な議論が沸き起こり、現在、明石公園の在り方を巡って、兵庫県が検討委員会、明石市がプロジェクトチームを結成し、市民・県民と共に議論が行われています。
私たちは、明石公園の運動施設や歴史的資産に加えて、豊かな自然を活かすことで、明石公園の魅力を向上させることができると考えています。
「明石公園の魅力UP大作戦」をみんなの力で
野草観察エリアを設置してもらい、以下のような活動を進めましょう。
① 植物の多様性を高める丁寧な草刈りの実施
② 植物の説明板や、樹木の銘板を作成し、設置
③ 自然観察会や学習会の実施
④ 明石公園全域のゴミ拾い・美化
皆さんのご参加を呼びかけます
明石高校の12人の生徒では微力です。明石市内の高校生が力を合わせ、さらに、明石市民の方々と一緒に取り組みを進めることができたら、明石公園の魅力を大きく向上させ、それを全国に発信することができると思います。
ご一緒に「明石公園応援隊」(仮称)を結成し、「明石公園の魅力UP大作戦」を進めていきましょう!
呼びかけ人
黒木佳乃 (課題研究「明石公園の植物の研究」班 代表 明石高校理数探究類型2年生)
明石公園のあり方を巡って、明石市のプロジェクトチームが、理数探究類型の研究班の意見を聴取
明石市のプロジェクトチームが明高生の意見聴取
樹木伐採などで揺れる明石公園について、運営の在り方を検討する明石市のプロジェクトチームが、7月19日、明石高校を訪れ、理数探究類型の明石公園の植物研究班のメンバーの意見を聴取しました。
神戸新聞7月20日付
明石市が聴取した意見を公開
この度、明石市のプロジェクトチームが、聴取した意見を取りまとめ、明石市のホームページ上で公開しました。
- 明石公園に関するプロジェクトチーム
- ヒアリング内容(PDF)
そのうち、明石高校理数探究類型研究班の意見は、以下の通りです。(「ヒアリング内容(PDF)」から、許可を得て引用)
明石高校 理数探究類型 (7/19 75 回生 7 名 76 回生 2 名)
- 石垣の保護や景観のために伐採が必要なことは理解できなくはないが、切りすぎたことによる弊害があると感じている。(貴重種への影響、生態を変えてしまう、樹木の伐採により昆虫が減ることにより、虫好きな子どもたちの楽しみが減るなど)
- 今回自分たちはこの研究をしたことで、明石公園の樹木や植物の大切さに気付けた。大多数の人はそれに気付いていないので伐採に興味を持たない。伐採が絶対にだめだとは言い切れないが、伐採を止めるためには、明石公園の植物の魅力を伝えていく必要があると感じた。
- 伐採は残念なことだと思うが、この問題があったからこそ、自分たちの研究を通じて明石公園の自然の魅力を伝える機会になった。
- 公園の施設を整備するために、どんどん樹木が伐採されるのは悲しい。
- 市民の反対の声もある中で、公園のリノベーションのために、このようにたくさんの樹木が伐採されてしまったのは悲しいことだと思う。リノベーション計画の中に自然環境の要素を入れてほしい。
- 子どもたちが自然を学べる場として、このように樹木を伐採してしまうことは良くないことだと思った。
- 研究の中でも①千畳芝東側の子どもの小川周辺、②桜堀周辺、③石垣の南の園路と西のエリア、④藤見池周辺の4つの野草保護・観察エリアを提案しており、このエリアは明石公園の自然の中でも特に重視している。
- 水辺の環境や子どもの村(緑の中で遊べる環境)が魅力的と感じた。
【今後明石公園に期待すること】
- 安全に自然を学べる環境にしてほしい。
- 市民の意見をできるだけ取り入れて、多くの人に愛される公園にしてほしい。
- 安全に遊べる、自然いっぱいの公園であってほしい。
- 植物、スポーツ、史跡どの面においても自慢できる公園になってほしい。
- 植物の保全と景観を両立させてほしい。
- 身近にあり、大きくてスポーツ施設もあり、非常に便利な公園である。さらに、「自然も豊か」という要素がプラスされることで、より色々な人が行きたくなる公園になると思うので、「自然」の要素も増えるといいと思う。
- 今後も多くの種の植物を保護し、さらに子どもたちが楽しく安全に遊べる公園であってほしい。
- 多様な植物を大事にし、さらにそれらに触れられる場として続いてほしい。
- 自然だけでなく、運営にあたっては、片方だけの意見が通らない仕組みが必要。両方の意見でしっかり話し合いをし、すり合わせをして運営を進めていける公園がいいと思う。
小学生と一緒に、木に銘板を取り付ける取り組み、大成功!!
神戸新聞7月27日付
小学生教室を実施
7月26日(火)、明石高校の小学生教室の一環として、小学生と一緒に手作りの銘板を明石公園の樹木につける取り組みを実施しました。
取り組んだのは、明石高校理数探究類型2年生で、生物の課題研究を選択している12人の生徒です。現3年生が、昨年度に取り組んだ研究を引き継ぎました。明石公園の豊かな自然を活かし、明石公園を学びの場にしようという研究の提言の実現を目指した取り組みの一環です。
当日は、5家族12人の保護者・小学生が参加。11人の高校生と教諭2名、市民の方2名が参加しました。
準備がんばった!
市民の方や教諭と一緒に、明石公園二の丸・東の丸エリアのフィールドワークを行い、102本、19種類の樹木をアプリに登録。その中で数の多い12種類の樹木についての解説スライドを作成しました。
また、銘板の板は、明石公園を管理している園芸・公園協会が、桜の剪定ででた枝を丁寧に切り出したものを提供して下さいました。明石高校で、生徒たちが、乾燥、研磨、ニス塗り、金具付けを行いました。
まずはお勉強
当日は、準備してきたスライドで、数の多い12本の樹木について学習。その後、独自開発したアプリの学習機能を使って、その12本の樹木の特徴を考えながら、名前を覚えました。
銘板に木の名前を書く
そして、銘板にマジックで割り当てられた樹木の名前を書きました。小学生の大胆な筆致には感心しました。イラストを添えたり、色を変えたり、縁取りをしたり、自分たちで考えて、かわいい銘板を完成させました。他の参加者も、記念に1枚ずつ銘板に書き込みをしました。
木さがしゲームをしながら銘板を木に取り付ける
いよいよ、木さがしゲームをしながら、できあがった銘板を木に取り付けます。独自アプリに登録された位置情報をGoogleマップで表示、木の場所を探します。記念撮影をして、いざ、出発!!目的の木の周辺に来たら、写真と見比べて、目的の木を探し、銘板を取り付けました。
力を合わせて41枚の銘板を取り付け!
みんなで力を合わせて、41枚の銘板を取り付け、予定通りの時間に終了しました。
以下は、参加した人の感想です。
感想文
高校生の説明について
- 子どもにわかりやすい言葉を使ってくれてると感じました。(保護者)
- わかりやすく、やさしく、教えていただきました。(保護者)
- 一生懸命でとてもよかったです。わかりやすかったです。(保護者)
- はきはきと発表しており、聞きやすかった。(一般)
独自アプリについて
- ゲームで学んだ後、実物を見れたり、写真と見比べながら実物を探したりできたので、楽しみながら、興味を深めることができました。(保護者)
- ゲームみたいに面白かった。木のしゅるいがわかってうれしかった。たのしかった。(小学生)
- なかなか樹木の名前が主得られなかったのですが、アプリで繰り返し、特徴を知って行くと、だんだん分かるようになりました。すごく面白いアプリだと思います。(一般)
- 今ドキ感があって楽しかったです。(保護者)
- アプリを使って位置を見ることができて、すごく探しやすかった。あと何分なども出ていて、わかりやすかった。クイズは、仲を深めるにもとてもよかった。(高校生)
- とてもわかりやすく、びっくりしました。クイズになっていて、遊び感覚の中で、樹木の名前が分かり、とてもよかったです。
- 全問せいかいできてうれしかった。アプリが木をさがすのをできるなんてしらなかった。(小学生)
- 地図を使って木を探せるようになっていて、探検のようで楽しかった(高校生)
取り組み全般について
- 名札をつける際も、先生方がどなたか一人は近くにいて、安心して時間を過ごすことができました。樹木に名札をつけれる体験などめったにできず、また一生残るものでしたので、参加できてよかったです。(保護者)
- 木についてあまり気にとめてませんでしたが、今日少し学んだことで、興味を持つことができました。自然に触れながら、身体も頭も使えて、すごくよかったです。(保護者)
- せつめいがわかりやすいので、またきたいと思っています。とってもたのしかったです。(小学生)
- とても暑かったけど、外で樹を探すために(小学生が)走っていたり、木以外の虫やキノコにも興味を持ってくれていたので、良かった。特にドングリに興味を持ってくれて、絵を描いたりして遊んでくれたので、やってよかったと感じました。(高校生)
- 3時間があっと言うもに感じるほど、バランスよく工程が時間配分されており、子どもも無理なく楽しめました。また、秋、ドングリの生長を見に来たいと思います。(保護者)
- 小学生と一緒に活動をして、だんだんと仲が良くなっていったし、沢山お話ができて楽しかったです。最初は木の名前が分からなくても、分かるようになると笑顔で教えてくれてうれしかったです。名札を作っているときも楽しそうにしていて、自分も楽しくなりました。(高校生)
明石公園に関するシンポジウムで研究発表
4月3日(日)、13:30~ アスピア明石北館7階 ウィズ明石704室にて、「かけがえのない自然を活かそう!「明石公園の未来を考える シンポジウム」が開催されました。160人の市民が参加し、会場に入りきれず立ち見や廊下にまで参加者があふれるなか、明石高校理数探究類型の生徒7人が、課題研究の成果を発表しました。
発表テーマは、「市民とともにスマホで植物調査-明石公園の魅力UP大作戦!」。市民と一緒に明石公園で行った調査結果に基づき、明石公園の植生が多様性豊かであることを示し、その自然を活かして、市民参加で明石公園を一層魅力的な場所にして行く具体的な提言を行いました。テレビカメラも回る熱気あふれる満員の参加者の前で、物怖じせず、堂々と発表しました。
参加者からは、「明石高校理数探究類型の生徒による報告は優れたものでした。科学的で客観的でした。とくに草刈り時期や刈り高の提案は素晴らしい。あいな里山公園でも草刈りは10センチの高刈りで植物の多様性を保全しています。さらに、その提案で草刈りをすると外来種増加の可能性があるので、試行錯誤しながらの実施も提案。高校生が一番大人の対応でした」等の感想が寄せられました。
生徒の発表の後に発言した泉房穂明石市長と、休憩時間に記念撮影しました。
グラフィックレコーディングで、生徒の発表を見事にイラストにしてくれました。
明高生が明石公園の自然について研究発表-豊かな自然で魅力アップを!
3月21日(日)明石公園の緑の相談所研修室で、2年生理数探究類型生物班の課題研究の発表会が市民向けに開催されました。この研究は、昨年7月に明高生が市民に呼びかけて始まったもので、明高生、市民、教員が共同して、1291枚の明石公園内の植物の写真を撮影し、282種類の植物を同定しました。
研究発表会には、40名の市民や生徒、保護者などが集まり、生徒の研究発表のあと、全員でフィールドワークを実施しました。
研究発表では、調査結果を分析して、明石公園の草花の多様性をデータで示すとともに、その多様性が、今、脅かされているとし、植物の多様性を守り、明石公園を魅力を向上させる4つの提案を行いました。
神戸新聞と明石ケーブルテレビが集会を取材しました。
写真下:明石ケーブルテレビ「たこさんニュース11ちゃん 4月1日~OA」17分26秒後から
参加した市民の方の感想(一部)
提案、そしてリノベーション計画の足らない点など、はっきり自分たちの思いをのせて提言、発表してくださったこと、とても感動しました。自分たちで調べて、課題解決に向けてイノベーティブな発想での提案、どれも大事な視点だと思いました。皆さんと一緒に明石公園のかけがえのない自然が次世代につないで行けるよう、大人も頑張りますね。
わかりやすい研究発表でした。観察、発見、比較、考えたこと、そして、これからの方向性や具体的な方策が提案されたことは素晴らしいことです。高校生の人たちの今後の活躍を期待しています。ありがとうございました。樹木の伐採が進んでいますが、残念でなりません。少しでも改善できたらと思います。
若い方が自然や環境に興味を持って頂いていることに、嬉しく思います。この思い、研究を継続した頂けるよう、期待しています。今日は、ありがとうございました。
感動しました。ありがとうございます。私は昆虫が専門ですが、もし、機会があれば、昆虫と植物のつながりとかも見て頂けると楽しいと思いますよ。明石公園植物の多様性についても知ることができ、大変勉強になりました。今後も頑張って植物をはじめとする生き物について研究していって下さい。私のできる限りのことなら、協力させて下さい。
今回の研究は素晴らしいものでした。自然調査は、一回限りのものではなく、継続的に行うことが重要であります。後輩に引き継ぎ、継続し、さらに良い調査へとして頂ければと思います。頑張って下さい。
明石高校の皆さん、研究発表ありがとございました。あらためて、明石の自然の豊かさを確認できました。しかし、これを守るのも、市民の協力が必要ですね。明石の自然をもっと知ってもらうような活動が必要ですね。ありがとうございました。