校長室

1月全校集会(放送で実施)講話

 

 3年生が自由登校となり、1・2年生だけの全校集会となりました。少し寂しい気持ちもしますが、2年生は最高学年になるという自覚、1年生は学校の中核になるという自覚を持ち、高校生として、また明高生として恥ずかしくない言動がとれているかどうか、今一度自己点検してほしいと思います。

 ところで、皆さんはこれまで、繰り返し「凡事徹底」という言葉を耳にしてきたことと思います。「凡事徹底」とは、字のごとく「平凡なことを徹底する」という意味です。成功する秘訣、それは奇をてらうことなく、当り前のことを当たり前に徹底してできるかどうかです。

 元プロ野球選手のイチロー氏は、毎日素振りを欠かさず積み重ね、日本を代表する大リーガーとして記録と記憶に名を残す名選手となりました。まさに「凡事徹底」の結果です。

 経営の神様と呼ばれた松下電器産業、現在のパナソニックの元社長・会長であった松下幸之助氏は、「店の経営がうまくいっているかどうか、三つのことを見れば分かる」と言ったそうです。その三つとは何だと思いますか。答えは、「挨拶」「整理整頓」「トイレ」です。会社経営の秘訣は、この3つの「凡事徹底」が大切だと言っています。

 イエローハット元社長の鍵山秀三郎氏は、「凡事徹底」を「平凡を非凡に努める」と言い換え、これを徹底できるかどうかが成功のカギになると語っています。売れない営業マンの共通点は、すべてが適当、すべてが中途半端、いつも言い訳や誤魔化しばかりなのだそうです。平凡なこと、簡単なことをとことん極める、その姿勢がすべてに繋がっていくと言いたいのだと思います。信頼できる人とはどんな人でしょうか。少なくとも、適当な人、中途半端な人、言い訳ばかりする人、誤魔化してばかりいる人を信頼することなどできないと思います。

 皆さんに聞きます。すべてが適当になっていませんか。すべてが中途半端になっていませんか。すぐに言い訳をしていませんか。いつも誤魔化したりしていませんか。ぜひ周囲から信頼される人であってほしいと願っています。

 ちなみに、イエローハットが「平凡を非凡に努める」こととして徹底しているのは、

 1 約束の時間より10分早く行動する

 2 大きな声で元気よく挨拶する

 3 率先して清掃する

 4 訪問先では相手が来るまで立って待つ

 5 相手に感謝を伝える

 6 話を聞くときはメモを取る 

 皆さんもぜひ今から実践してください。少なくとも社会人になったら、この6つは必須です。覚えておいてください。

 さて、皆さんは「凡事徹底」ができていますか。

 生活面では、挨拶、清掃。

 学習面では、予習・授業・復習という基本サイクル、基本事項の徹底理解、課題の提出。

 部活動では、基礎体力、基本の徹底。オフシーズンの今がチャンスです。

 この機会にぜひ一度、自己を省みてください。

 最後に、オミクロン株の感染拡大が続き、兵庫県でもまん延防止等重点措置が取られます。改めて感染防止の徹底をお願いします。オミクロン株の感染力が非常に強いため、保健所の判断が変わり、自分がマスクをしていても相手の感染者がマスクをしていなかったら濃厚接触者になってしまいます。マスク無しの会話は絶対にしないでください。また、一つの部で感染が広がるとすべての部の活動を一定期間休止しなければなりません。一人一人が自覚を持って行動してください。