学校長ブログ

2022年6月の記事一覧

鉛筆 期末考査まであと1週間

昨日(6/27)から期末考査前1週間になりました。放課後の校内が静かです。

この1週間は計画的に過ごしましょう。しっかりと復習し、知識を定着させてテストに臨んでほしい。

私たちの脳(記憶)には覚えやすいことがらと覚えにくいことがらがあって、知識がまばらな状態になりがちなようです。覚えにくいところはすぐに忘れてしまうのか、間違えるところは何度も間違えてしまいます。覚えにくいことがらを記憶するには繰り返し覚える努力をする必要があるようです。

授業で学習してから少し経った今は、覚えにくいところが記憶から抜けて穴ぼこのようになっているでしょうから、学習のおさらいをして、記憶の穴ぼこを埋めるようにしましょう。丸暗記、棒覚えではなくて、イメージや意味、状況や周辺知識を関連付けると覚えやすいそうです。語呂合わせも関連付けの一つですね。

覚えにくいところも、1週間のうちに何度か繰り返して確認すれば身について、知識はよりしっかりしたものになるはずです。

精一杯がんばりましょう。

一夜漬けで一気に丸暗記はダメですよ。一気に忘れますから。

会議・研修 保健講話

6月23日(木)、「高校生のためのセルフケア講座 自分を大切にすること」と題して、保健講話を行いました。

 

講師は、NPO法人ゲートキーパー支援センターの理事長 竹内志津香さん。

梅雨の蒸し暑い時期ということで、図書館から教室に配信して、全校生がお話を聞きました。

「ゲートキーパー」とは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聴いて、必要な支援につなげる役割を果たす「見守る」人です。

悩みは、自分の心の中にあるストレスに関係しています。心の中で起こっていることは自分で解決するしかないのですが、なかなかうまくいかないもの。だから助け、支える人の存在や役割が大切ということだそうです。

では、自分の心の中のストレスを解消するにはどうすればよいのか。自分に対して厳しくし、奮い立たせるのも一つの方法ですが、弱っているときには難しいですね。そんな時は「時々は……でもいいよね」とか「自分!!よくがんばったよな」とか「今のままで大丈夫」とか、楽な考え方をしてみるのもいいそうです。

また、気持ちを落ち着けるために「マインドフルネス」についても教えていただきました。アップルの創業者のスティーブ・ジョブズも実践していたとか。

私も寝付けない時には、マインドフルネスを試してみたりしています。そうするとすっと眠りに入れたりするので、不思議です。

文化祭始まる

今日から2日間の文化祭が始まります。

2年ぶりの文化祭です。

1年生だけでなく、2年生にとっても、そして3年生にとっても、夢高生として初めての文化祭が始まりました。

今年のテーマは「取り戻せ、俺らの青春。~唯一無二の夢物語~」

特に3年生にとっては最後の文化祭でもあります。新型コロナウイルス感染拡大によって、なかなか味わうことができなかった高校生活を、この2日間は十分に満喫してほしい。

今日は、開会式に続き、体育館では、ギター部、コーラス部、バトン部、吹奏楽部、有志団体の演奏、演技などが行われ、教室ではクラス展示が賑わいを見せていました。

現生徒会執行部も最後の大仕事に精一杯取り組み、存分に楽しんでほしいものです。

校訓碑

校内には、たくさんの石碑や礎石など、学校の歴史を感じさせるものがある。

これは校訓碑。

「清く 正しく 優しく 強く」は、もともとは昭和7(1932)年に、当時の賀須井千校長が訓育綱領として提唱されたものだという。本校前身の兵庫県立第二高等女学校が創立された当初の校訓は別のものであったというが、その後この訓育綱領が実質上の校訓となったそうだ。(兵庫県立夢野台高等学校創立75周年 親蔦会設立70周年 記念誌「蔦の生いたち」)

以来今日まで校訓として大切にされているのは、だれもがこの言葉に惹かれるものがあるからだろう。

青みのかかった石の色合いと馴染み、涼やかだ。