学校長ブログ

2019年4月の記事一覧

5年ぶりの総合優勝

昨日、夢野台VS御影 第46定期戦が行われ、5年ぶりに夢野台が総合優勝を飾りました。
午前中は、両校を会場に11種目の熱戦が繰り広げられました。
《夢野台会場》
 サッカー
 卓球(男・女)
 バスケットボール(男・女)
《御影会場》
 野球
 剣道
 バレーボール(男・女)
 ソフトテニス(男・女)
午前中の競技を終了した段階で、5勝5負1引き分け。総合優勝の行方は、会場をユニバー記念競技場に移して、今回のメイン競技であるラグビーにゆだねられることになりました。
両校吹奏楽部の合同演奏によるファンファーレに続いて、両校の校歌斉唱。雌雄を決する一戦を前に、応援団も気合十分です。
30分ハーフの前半は、夢野台のキックオフで試合開始。一進一退の攻防を破ったのは夢野台。じわじわと相手ゴールに迫りねじ込んでトライ、キックも決めて7点を先取。ところがそれから御影に主導権を奪われ、前半終了間際に同点に追いつかれます。後半は御影のキックオフでスタート。その直後に御影にトライを許し、キックも決められ逆転されます。一気に試合の流れを持っていかれるのではないかという不安が、私の頭をよぎりましたが、選手たちに動揺はありませんでした。同点に追いつくと勢いに乗って、御影のディフェンスラインを突破して一気にトライ。放送席で観戦していた私も熱くなって、所かまわず叫んでいました。その後も攻めの手をゆるめずトライとキックを決め、ダメ押しでキャプテンが一気のトライを決めて勝利を手にしました。
5年ぶりの総合優勝は、夢野台の生徒全員で勝ち取ったものですが、特に3年生の活躍には目を見張るものがありました。
御影と夢野台が、お互いに相手を誇らしく思えよきライバルとして、定期戦の歴史に新たな1ページを加えることができたことを皆さんとともに喜びたいと思います。

御影高校との定期戦壮行会にて

今日の5限目に、明日に迫った御影高校との定期戦の壮行会を行いました。運動部の部長たちの力強い決意表明を受けて、こんなことを話して激励しました。
「第1回定期戦が行われたのは、昭和49年5月1日のことです。それから数えて今年は第46回になります。夢野台高校と御影高校が、互いをライバルと認め、相手に敬意を払うという美風のうえに、半世紀近い歴史を刻んできました。
今年は本校がホスト校です。明日の朝、御影高校の生徒たちを気持ちのよいあいさつで迎えましょう。そして、試合に臨んでは、必ず勝ってみせるという気構えで挑んでほしい。それが相手に対して敬意を払うということです。さらに、応援の生徒も含めてすべての生徒に望むのは、カッコよさにおいてライバルにまさってほしいということです。カッコよさとは、背がスラっとして男前を言うのでは、もちろんありません。また、勝ったからカッコよくて負けたらカッコ悪いというのでもありません。ライバルにとって誇れる存在であること、それが相手に対する最高の敬意の表し方です。
気持ちのよいあいさつで迎え、必ず勝つという気持ちで試合に臨み、カッコよさにおいてライバルにまさるという決意で、総合優勝を勝ち取ってほしいとおもいます。」
続く応援練習で、「校歌の声が小さい」と応援団長が檄を飛ばすと、生徒たちにその思いは伝わった様子。ただ、まだまだ声が小さい!!本番での奮起を期待します。