最新情報
スケアード・ストレイトで交通安全教室
まずはじめに、宍粟市警察交通課の方、県民局交通安全室の方からの講義を聞きました。実際に兵庫県や宍粟市でどのような事故が起こっているか、また、多くの生徒が利用する自転車の交通ルールについて話されました。この講義は、例年体育館などに集合して一斉に行っていましたが、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、Web会議システムを用いて各教室のプロジェクターに投影する方法で講義を行いました。
そしてグラウンドに移動して、いよいよスケアード・ストレイトが始まりました。プロのスタントマンの方々により、自動車やトラックを使って、実際に起こった事故が再現されました。大きな音を立ててぶつかる人と車、無残に曲がってしまった自転車、スタントマンの方々の事故の再現はかなりリアリティがありました。生徒たちは目の前で起こる衝突事故や巻き込み事故に衝撃をうけながらも、しっかりと見ていました。特に自転車の交通ルールについて、音楽を聴きながらの運転や傘さし運転、二人乗りなどのルール違反が、どのような事故を巻き起こすか目の当たりにすることができました。
交通安全教室後のアンケートの結果では、「仮想交通事故を見て、交通事故の怖さを感じたか」という質問に89.4%の生徒が「とても感じた」と回答し、「仮想交通事故を見て、自転車の走行をもっと注意しなければならないと感じたか」という質問にも88.2%の生徒が「とても感じた」と回答しました。
スケアード・ストレイトで実際に交通事故の様子をみることにより、交通事故の恐ろしさ、交通ルールの大切さをさらに実感することができました。登下校時をはじめ、日々の交通安全に努めてほしいと思います。
紙すき実習2回目
前回の復習として数回紙すきを行いました。2回目ということもあり、とてもうまく紙を漉くことができました。今回は灯籠の骨組みを行いました。四角形や三角形、大きさも様々で完成が楽しみです。
芸術の秋コンサート
黒田さんは、2種類のヴァイオリンを紹介してくださり、その作り方の違いの意味や、音色の違いについて説明されました。サプライズで校歌も演奏してくださり、全員で合唱しました。
生徒たちは、目の前でプロの演奏を鑑賞できる貴重な体験ができ、終始感動し、圧倒されていました。改めて音楽のすばらしさを感じるコンサートでした。
1年1組 国有林見学
音水スギ、ヒノキの遺伝資源希少個体群保護林について説明していただきました。また、根上がりスギを見た時は自然のすごさにとても感動しました。
学校ではできない貴重な体験をさせていただき、生徒にとって大切な一日となりました。お忙しい中、ご協力をしてくださった兵庫森林管理署の川畑さん、山本さん、本当にありがとうございました。
令和2年度 森林・林業交流研究発表会に参加しました。
課題研究の授業で行っている「腐葉土づくりと活用法の研究」を発表しました。
初めて大人数の前で発表を行いましたが、堂々と発表することができました。今年度は研究等発表をする機会が少ない中、発表できたことはとても良い経験になったと思います。
また、他の研究を見ていく中で、様々な発見があり今後の研究に活かしています。
2年1組 国有林を見学しました
午前中は、生産事業(木材の収穫)の現場を見学し、チェーンソーを使った列状間伐や高性能林業機械によるプロの
技術について説明していただきました。
また、午後は、造林作業地を見学し、植樹されたコンテナ苗や鹿柵について学習しました。昨年、現3年生が植樹さ
せてただいたスギの苗木も元気に育っていました。
学校ではできない貴重な体験をさせていただき、生徒にとって大切な一日となりました。お忙しい中、ご協力をして
くださった兵庫森林管理署の松柏さん、梶山さん、本当にありがとうございました。
生産事業の説明 プロセッサによる枝払い、玉切り
鹿柵の説明 昨年植樹したスギのコンテナ苗
森林環境科学科・生活創造科 インターンシップ
森林環境科学科の生徒たちは、林業・農業に関連する22の事業所、生活創造科の生徒たちは、保育・福祉・食品関係などといった進路に関係する37の事業所で、就労体験をしました。
生徒たちはそれぞれの就業所で職場の一員として自覚をもって一生懸命働いていました。自ら就業所で求められていることをよく考えて行動し、事業所の方からお褒めの言葉もいただきました。
この就業体験を通して学んだ働くことの大切さや仕事の厳しさを、今後の生活に活かしてほしいと思います。
教育類型 中学校訪問
教育類型の3年生は、3年間の集大成として研究レポートをまとめ、発表します。その第1歩として、10月15日(木)に山崎西中学校、10月23日(金)に山崎東中学校で、中学3年生に向けて研究レポート発表を行わせていただきました。3年間、教育類型の活動を通して経験したことや学んだこと、将来の夢について、大勢の中学生の前で堂々と発表することができました。
授業見学の様子 発表の様子
教育類型 氷ノ山登山
下山では急な斜面に苦戦しました。何度も滑って転びそうになりながら、全員で助け合って下山しました。
また、単に登山を経験するのではなく、ケガをした時の処置なども教わり、「山でもしもの時はどうするか」について学びました。将来は児童生徒を引率する教員の立場となることを想定し、指導者の目線も持ちながら登山を行いました。
生活創造科 学校給食食育実習
生徒たちは「栄養」の授業で、山崎町内の小中学校に提供される献立をたてました。その献立を学校給食センターの調理員の皆さんに作ってもらい、実際に給食として出していただきました。生徒たちも試食をさせていただき、また栄養士の方から学校給食の献立をたてる上で大切にされていることを聞きました。学校給食では、旬の食材や地元の食物を使い、家庭ではあまりみられない伝統料理や郷土料理などを献立に組み入れることにより、給食を通して子どもたちに日本の食文化を伝えていることを学びました。
子どもたちの食を考えることによって、生徒たちは栄養についての関心を高めることができました。
5人で力を合わせて 命を救った山高生
10月20日(火)、1年2組の井口さん、池田さん、井村さん、吉岡さん、吉田さんが帰宅途中に夢公園にいたところ、通りがかりの女性が突然倒れるのを発見しました。生徒たちはすぐに倒れた女性の元にかけつけ、彼女を起こしてベンチに座らせました。「大丈夫ですか?」と声をかけ、名前や住所を尋ねましたが、その女性は答えられない様子だったそうです。生徒たちは相談をして、まず学校に電話をし、先生の指示に従って救急車を呼びました。そして駆け付けた救急隊員に状況を報告し、女性を救急車まで運ぶのを手伝うなど適切に対応しました。
翌日女性の家族の方からお電話をいただき、もし生徒たちの助けが無ければ命を落としていたかもしれないと、感謝の言葉をいただきました。生徒たちも女性の無事を知ってほっとした様子でした。生徒たちは「1人だったら助けられなかったかもしれないが、5人で力を合わせたからできた。おばあちゃんが助かってよかった」「どうだったかな、大丈夫だったらいいな、と心配していた。助かってよかった」「はじめてこのような現場に立ちあってびっくりしたが、人を助けることができてよかった」と、5人で力を合わせて命を助けることができたことを喜んでいました。生徒たちが冷静に対処し、1人の命を救ったこと、大変誇らしく感じます。
情報モラル講演会
また、スマートフォンを実際に使いながら、LINEの適切な設定の仕方を教えていただきました。さらにアプリを使用する際、位置情報などの個人情報が他人に知られているかもしれないことも学びました。今後のSNSによるトラブルの防止対策につながる有意義な講演会でした。
第2学年 進路ガイダンス
例えば大学では「経済・経営・商学」や「理工学」、「教育・教員養成」、「体育・スポーツ・健康」など様々な学部の講座がありました。それぞれの学部でどのようなことが学べるか、また、将来の夢を叶えるために、高校生の時にどのようなことをしておけばよいかなどについて話され、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
また専門学校でも、「情報処理・コンピュータ」、「理容・美容」、「調理・製菓・製パン」など多くの講座がありました。例えば「ゲーム・CG」の講座では、実際にゲームを作成している現場の様子の動画を見せていただきました。また「ブライダル」の講座では、実際にどのような場所で就職し、どんな仕事をしているかなど、現場の情報をきくことができました。専門的な職業に実際に関わる先生方の話は、普段の生活ではあまり知ることのできない情報ばかりで、生徒たちは興味津々でした。
さらに就職志望の生徒たちは面接・マナー指導を受けました。気を付けの姿勢や礼の仕方など基本的なことから丁寧に学んでいました。
1年後の今ごろは3年生で、まさに進路実現に向かっていく時期です。生徒たちにとって今回の進路ガイダンスは、自身の進路について考える非常に良い機会となりました。
法学・社会学の講座 就職 面接・マナー指導の様子
就職試験激励会
3年生の民間就職志望者は、2年生の3学期から就職試験に向けて学科試験対策や面接練習など熱心に取り組んできました。これまで努力した成果をしっかりと発揮して、合格を勝ち取ってほしいと思います。
薬物乱用防止講演会
最後に縣先生が薬剤師になられたきっかけを交えて、第1学年の生徒へのメッセージをいただきました。生徒の将来に、縣先生の「絶対ダメ!」というメッセージが届くと信じています。
卒業生より 日本画の寄贈
森の中で羽を広げて飛んでいる白梟はとても迫力があり、神秘さも感じられます。
紙すき実習
皆田和紙保存会の皆様に和紙の文化や歴史、原材料の説明、和紙の作り方を教えていただきました。
実際に紙すきをやってみると、見ているよりも繊細なことに驚きました。また、大胆さも必要なんだと実感しました。
うちわ作りも体験させていただきました。和紙に染色し、和紙を広げてみるとさまざまな模様になっていて個性のでた作品になりました。
生活創造科 「栄養」選択者 お弁当作り
汁物・デザートもついた2種類の弁当を作りました。生徒たちは試行錯誤しながら改良を重ね、栄養のバランスのとれた献立を考えました。
とてもおいしくいただき、心もお腹もいっぱいになりました。
山高街の駅 校内販売
森林環境科学科では、3年生の課題研究で製作した木工品を販売しました。箸、バターナイフ、しゃもじなど、丁寧に作られた木工品は、手にとると木の温かみを感じます。
生活創造科では、ハロウィンクッキーやカップケーキなどを販売しました。ハロウィンクッキーは、ジャック・オー・ランタンやオバケなどハロウィンらしい形です。味も秋らしく、かぼちゃ・紫イモ・抹茶の3種類のフレイバーでした。
また、今年度は山高街の駅が始まって10周年の記念の年です。山高街の駅と共に誕生した山崎高校のイメージキャラクター「やまちゃん」も10歳になりました。その記念に、今回、創業当時に販売していたやまちゃんクッキーが復活しました。やまちゃんの顔がモチーフになっているやまちゃんクッキーはとてもかわいらしく、大人気でした。
被災地支援 「りんごプロジェクト」
昨年10月の台風19号により、長野県の千曲川が氾濫し、多くのりんご農家が被害に遭いました。山崎高校は昨年12月、災害ボランティアとして被災地へ行き、被災されたりんご農家で活動しました。
さらに生活創造科では、長野から特産のりんごを購入し、そのりんごで作ったスイーツを販売して、売り上げを被災地へ寄付する「りんごプロジェクト」を始めました。
今年も生活創造科の3年生が、「食文化」の授業でメニューから企画し、何度も試作を重ね、当日はりんごのマフィンケーキや米粉を使った豆乳りんごマフィンケーキなど6種類のスイーツを販売しました。220個作ったりんごのスイーツは、あっという間に売り切れ、大盛況でした。売上げ26,400円は全額、長野県の台風19号災害義援金募金に寄付しました。