日誌

特色ある教育活動

1年次 「産業社会と人間」プレゼンテーション講演会

7月14日に、京都芸術大学より吉田大作先生を講師としてお招きして、プレゼンテーション講演会を行いました。  プロダクトデザイン学科クロステックデザインコース准教授、株式会社クロステック・マネジメント代表取締役という現代社会で多才にご活躍されている吉田先生の興味深いお話に、皆夢中になって聞き入っていました。急速に日々変化するリアルな社会において、「自ら学び取って生きる力」が大切だという根本的なことを教えて頂きました。先生がパワーポイントを用いて発表する時に大事にしていることは、「上手に作る」ことではなく「いかにその目的を伝えられるか」という、人として基本的な相手を想う気持ちでした。また機知に富んだ具体例、純粋な好奇心に突き動かされて研究されている先生のお話は終始魅力的であり、生徒たち自身も人に伝えることの醍醐味を肌で感じられました。今後課題研究に向き合う中で、このような貴重な学びを得られたことを、それぞれが各自の色で表現できるように活かしていきましょう。

 

〈生徒の感想〉

・講演会を聞いて、プレゼンテーションの考え方が大きく変わりました。これまで私はうまく話すことばかりを意識していましたが、「相手にどう伝わるか」が大切だということが印象に残りました。特にプレゼンテーションは「相手の心を動かすもの」という言葉が心に響きました。相手の立場に立って伝えることの大切さを学べた貴重な時間でした。

 

・プレゼンテーション作成において重要なことは、情報収集だと学び、プレゼンが出来ないということは情報収集が甘く苦手なのではなく知らないだけだということを知りました。自分の経験や他の人の経験を基に対象をよく知ることが大切なのだと思いました。プレゼンの有無に関わらず、色々なことに興味を持ち調べることはとても大切だと思うので、今後習慣づけたいです。

 

・今回先生に「プレゼント」というキーワードを教えてもらい、正しい入口へ少し扉が開けたと思います。又これまでは発表を終えて自分のことについての反省ばかりしていましたが、反省すべきは相手が自分のさせたかった気持ちになれたかどうかだということ。本番では、目標とした「狙った」届けたい人に、自分のさせたかった気持ちにさせたいです。