給食だより
令和7年7月17日(木)の給食
*そばめし
*牛乳
*にんじんと鶏肉のサラダ
*麩のすまし汁
*アイスデザート
毎月19日は食育の日です。兵庫県の郷土料理や特産物が登場します。
(19日は給食がないため、今日の給食で取り入れています)
今月は神戸市長田区発祥の「そばめし」でした。
そばめしは、細かく刻んだソース焼きそばとごはんを、鉄板で一緒に炒めた料理です。
給食では約300人分のそばめしを一度に作ることができません。
そのため、大きな釜で焼きそばを作り、炊きあがったごはんと4回に分けて混ぜ込みました。
また、今日は1学期最後の給食ということで、デザートにはアイスデザート(チョコ味)を取り入れました。
楽しみにしていた児童生徒も多く、何日も前から「アイスはどんな味?」「アイス楽しみ!」という声を多く聞いていました。
冷凍庫から出すタイミングを考慮し、程よく溶けた、冷たい状態で食べることができたようでした。
溶けてもムースとして食べられるアイスだったので、ムースとしておいしく食べている児童生徒もいました。
明後日からは夏休みに入ります。給食はしばらくお休みですが、
夏休み中の食事に困ったときは、給食の献立も参考にしていただければと思います。
令和7年7月16日(水)の給食
*夏野菜カレー
*牛乳
*ブロッコリーのサラダ
今日の夏野菜カレーには、夏野菜が4つ入っていました。
なす、かぼちゃ、トマト、えだまめです。
夏野菜の特徴として、
・水分やカリウムを多く含んでいる
・夏バテを予防するビタミン類を多く含む(ビタミンC、ビタミンB群など)
などがあります。
高等部では給食に替えて、調理実習で自分たちが栽培した夏野菜を使って夏野菜カレーを作った学年・クラスもありました。
ズッキーニやピーマンを入れるなど、給食とはまた違った夏野菜カレーが出来上がっていました。
夏野菜をしっかり食べて、夏の暑さを乗り切りましょう。
令和7年7月15日(火)の給食
*麦入りごはん
*ジョア(ブルーベリー)
*あじの南蛮漬け
*かぼちゃサラダ
*わかめのみそ汁
あじは夏においしい魚のひとつです。
「あじ」という名前は、味がおいしいから付いたという説があります。
あじは青魚と言われ、背中側が青く、おなか側が白っぽい色をしています。
背中側が青いことで、空から見たときに海の色と同化して鳥などに狙われにくく、身を守ることができるようになっています。
青魚には、脳の働きを助けるDHA、血液をサラサラにするEPAなどの脂肪酸が多く含まれています。
今日の南蛮漬けは、あじを油で揚げ、さっぱりとした南蛮ダレをかけました。
令和7年7月14日(月)の給食
*麦入りごはん
*牛乳
*鶏肉の照り焼き
*ほうれんそうのソテー
*コーンポタージュ
とうもろこしは夏が旬の野菜です。
収穫したばかりのとうもろこしには、1本あたり約600ほど粒があります。
また、とうもろこしの粒とひげの数は一致するので、ひげも約600本あります。
給食で使用しているのは、一粒ずつばらばらになった状態のものや、クリームコーン(ペースト状にしたもの)が多いです。
今日のスープはたまねぎ、にんじん、じゃがいもを具材に、クリームコーンと牛乳を入れ、コンソメで味をととのえました。
令和7年7月11日(金)の給食
*麦入りごはん
*牛乳
*鰆の西京焼き
*ごま酢和え
*豚汁
今日は和食の献立でした。
最近、暑さで疲れが溜まっている、食欲が落ちているなどはないでしょうか?
夏バテ予防の食事のポイント
・旬のものを取り入れる(夏野菜、フルーツなど)
・ビタミンB₁を多く含む食材をとる(豚肉、うなぎ、納豆など)
・鉄分を意識してとる(赤身の肉や魚、貝類、ほうれん草、海藻など)
・香辛料や酸味を取り入れ、胃腸を動かす
給食も、これらのポイントを意識して献立を考えました。
また、汁物は汗で失われた水分と塩分を補給するのにも大切です。
しっかり食べて、暑さに負けないからだをつくりましょう。
令和7年7月10日(木)の給食
*パン
*牛乳
*かぼちゃコロッケ
*ラタトゥイユ
*野菜スープ
今日は月に1回のパンの日でした。
夏野菜をたくさん取り入れた献立にしました。
ラタトゥイユは、夏野菜を煮込んだフランス南部の郷土料理です。
今日の給食のラタトゥイユには、トマト、なす、ズッキーニを夏野菜として使いました。
他にもソーセージ、にんにく、たまねぎを入れて煮込みました。
また、コロッケに使われているかぼちゃも夏野菜のひとつです。
トマト、なす、ズッキーニなどの夏野菜は、農園で栽培・収穫している学部・学年もあります。
給食にもいろんな料理の材料として登場している夏野菜です。より身近に夏野菜を感じ、味わう機会となればいいなと思います。
令和7年7月9日(水)の給食
*タコライス
*牛乳
*ゴーヤサラダ
*もずくのスープ
今日は沖縄県を意識した献立でした。
タコライスは沖縄県で生まれた料理です。
メキシコ料理の「タコス」の具をご飯にのせて食べたのが始まりだそうです。
タコライスのタコを、海産物のタコと予想していた児童生徒もいて、タコスという料理名からきているよとお話ししました。
また、今日は他にも「ゴーヤ」や「もずく」など、沖縄県の特産物を取り入れました。
沖縄県のような暑い地域の食文化には、暑さを乗り切るための工夫があります。
給食でも、暑い時期に食べやすいものや食欲がわくようなものを意識して取り入れています。
暑さが厳しいですが、しっかり食べて健康を保ちましょう。
令和7年7月8日(火)の給食
*麦入りごはん
*牛乳
*豚肉と野菜の炒め物
*ビーフンサラダ
*冬瓜汁
今日は、夏が旬の野菜「冬瓜(とうがん)」を使いました。
名前に”冬”という字が入っているから冬が旬の食べ物かな、と思いますが、実は夏が旬の食べ物です。
冬瓜はとても長持ちする野菜で、夏に収穫し、切らずに置いておくと冬まで保存できます。
昔は保存して冬に食べていたことから「冬瓜(とうがん)」という名前がついたそうです。
冬瓜は、からだの中にたまった水分を外に出してくれるカリウムが豊富に含まれています。
そのため、夏のむくみ解消にも良い食べ物です。
たんぱくな味わいなので、今日の汁には鶏肉も入れてうま味をプラスし、食べやすくしました。
令和7年7月7日(月)の給食
*ちらし寿司
*牛乳
*星のハンバーグ
*オクラとそうめんのすまし汁
*七夕ゼリー
今日は7月7日、七夕にちなんだ献立でした。
七夕の行事食として「そうめん」を食べる風習があります。
そうめんを織物が得意な織姫が使う糸に見立てて、
「物事が上達しますように」という願いを込めて食べられるようになったそうです。
今日のすまし汁は、そうめんのほかに星型のオクラも入れて、天の川をイメージしました。
またハンバーグやゼリーにも星形を取り入れました。
今日の夜は天の川が見られるでしょうか。
ぜひ、星空を眺めてみてはいかがでしょうか?
令和7年7月4日(金)の給食
*麦入りごはん
*牛乳
*ポークソテーパイナップルソースかけ
*ツナサラダ
*チンゲン菜のスープ
今日は夏を意識して、パイナップルをソースに取り入れました。
パイナップルには「ブロメライン」という、たんぱく質を分解する酵素が多く含まれています。
パイナップルが虫などから身を守るために作り出しているそうです。
調理の面では、お肉を柔らかくしたり、消化をしやすくしたりするのに役立ちます。
そのため給食では、にんにくやしょうゆと合わせてソースを作り、豚肉にかけて提供しました。
今日はどのおかずもよく食べている様子で、残菜がとても少なかったです。
令和7年7月3日(木)の給食
*麦入りごはん
*牛乳
*カレー豚じゃが(高等部農園班が作ったじゃがいも使用)
*たくあん和え
*平天のみそ汁
今日のカレー豚じゃがは、高等部農園班が作ったじゃがいもを使用しました。
学校全体で約25㎏使用しました。
昨年度の農園班が2月に苗を植え、今年度の農園班が6月に収穫したじゃがいも。
高等部農園班のみなさんがきれいに土を落とし、調理室まで持ってきてくれました。
また、今日のお昼の放送は農園班の生徒2名に行ってもらい、農園班が作ったじゃがいもを紹介しました。
栽培・収穫し、調理、消費、という食の流れを体験する良い食育の機会となりました。
また、他学部の児童生徒も興味関心を持った様子で、「高等部の人が作ったのどれ?」と言った会話がありました。
中には、廊下ですれ違った高等部の生徒に向けて「高等部さんありがとう」と声をかけている児童もいました。
令和7年7月2日(水)の給食
*プルコギ丼
*牛乳
*切干大根のナムル
*じゃがいもとベーコンのスープ
今日は韓国を意識した献立でした。
プルコギは、肉を甘辛いタレで味付けし、野菜と一緒に焼いた料理のことです。
今日の給食のプルコギには牛肉を使用し、味付けには砂糖としょうゆのほかにコチュジャンも入れ、ほんの少し辛さをプラスしました。
ナムルは韓国の和え物で、ごま油の風味が効いているのが特徴です。
給食のナムルには少し「酢」を入れ、さっぱりさせました。
辛み成分や酸味のあるものは、夏場の食事に取り入れると良いです。
●辛み成分・香辛料
胃腸を刺激し夏場の食欲低下を防ぎます。
発汗により体温を調節できます。
●酢・酸味
胃腸を刺激し夏場の食欲低下を防ぎます。
疲労物質を減らし、疲労回復に役立ちます。
ぜひ、ご家庭の食事でも意識して取り入れてみてください。
令和7年7月1日(火)の給食
*ごはん
*牛乳
*さばの塩焼き
*きんぴらごぼう
*なすのみそ汁
今日から7月になりました。
今月の給食時間の目標は「楽しく食事をする」です。
昨日行われた全校集会でも、栄養教諭から全校生に呼びかけをしました。
楽しい気分で食事をすると、体がリラックスした状態になり、食べ物の消化にも良いです。
他にも、ストレスが解消されたり、いつも以上に食事をおいしく感じたりするなど、良いことがたくさんあります。
1学期の給食も残り1か月(13回)です。
夏バテで食欲が落ちることがある時期ですが、楽しい雰囲気で食事をすることで食が進みます。
しっかり食べて暑さに負けず元気に過ごしてほしいと思います。
令和7年6月30日(月)の給食
*麦入りごはん
*牛乳
*じゃがいもとなすのミートソース焼き
*野菜のごまドレッシングあえ
*たまねぎのスープ
ミートソース焼きには、夏野菜の「なす」を入れました。
なすは水分が多く、実がスポンジ状になっています。
そのため、油やソースをよく吸い込んでおいしく食べられます。
今日の給食のように、トマト系(ケチャップ系)の味や、揚げ浸しや焼きなすのような和食、麻婆なすのような中華など、和洋中どの料理でもおいしく食べられる野菜です。
明日は、みそ汁の具としてなすが登場する予定です。
令和7年6月27日(金)の給食
*麦入りごはん
*牛乳
*白身魚フライ
*おかひじきとツナのサラダ
*豆腐のみそ汁
今日は「おかひじき」という野菜を初めて取り入れました。
おかひじきは、細長く濃い緑色をしています。
山形県の伝統野菜としても知られ、見た目が海藻のひじきに似ていることからこの名前がつけられたそうです。
味にクセは無く、シャキシャキとした食感が特徴です。
栄養価も高く、特にカルシウムを多く含みます。
今日の給食のサラダは、ツナとキャベツ・にんじん・きゅうりと一緒にマヨネーズ風味に和えました。
高等部の生徒からは、「ひじきみたいに黒色を想像してたら緑色だったのでびっくりしました。おいしかったです。」といった感想が聞かれました。
令和7年6月26日(木)の給食
*パン
*ブルーベリージャム
*牛乳
*オムレツのトマトソースかけ
*ブロッコリーサラダ
*きのこのクリームスープ
今日は月に1回のパンの日の献立でした。
ジャムには、6~8月に旬を迎える果物、ブルーベリーを取り入れました。
ブルーベリーは、目にいい食べ物として知られています。
ブルーベリーの濃い紫色の色素「アントシアニン」という成分は、目の疲れや視力低下を防ぐ働きがあります。
スマートフォンやタブレット端末の長時間使用によって、目は疲れていませんか?
使用するときは適度に休憩を挟んで目を休めつつ、栄養をしっかりとって体の内側からも疲れを取り除きましょう。
また、本日は給食試食会に3名の保護者の方が来られました。
パンのサイズや、刻み・流動食の形態について紹介したり、質問をお受けしたりしました。
いただいたご意見を参考に、今後もよりよい給食づくりや情報発信をしていきたいと思います。
令和7年6月25日(水)の給食
*豚丼
*牛乳
*きゅうりの酢の物
*かみなり汁
今日は水曜日で14:00下校のため、食べやすい丼ぶりメニューを取り入れました。
豚丼は、豚肉とたまねぎのほかに、しらたきや干ししいたけも加え、肉の使用量を抑えつつ、ボリュームが出るようにしました。
かみなり汁は、調理に豆腐をごま油で炒める工程があり、
炒めるときに油と水が合わさって「バチバチ」と、かみなりのような音がすることから「かみなり汁」という名前になったそうです。
梅雨の時期に合わせて給食に取り入れてみました。
食べる前に、担任の先生と「かみなり汁ってどんな汁かな?」と話している児童もいました。
ごま油の効いた具だくさんなみそ汁ではコクがありおいしかったようで、よく食べている様子でした。
また、本日は給食試食会に1名の保護者が来られました。
お子様のおうちでの食事の様子を聞き、給食の様子についてお話しさせていただきました。
令和7年6月24日(火)の給食
*麦入りごはん
*牛乳
*チンジャオロース
*しゅうまい
*中華スープ
今日は中華の献立でした。
夏野菜のひとつ、ピーマンを使った料理を取り入れました。
チンジャオロースの「チンジャオ」は、中国語で「ピーマン」を表します。
ピーマンにはビタミンCが多く含まれています。
ビタミンCは、日焼けが気になる夏に、肌の健康を考えて特に意識してとりたい栄養素のひとつです。
今日の給食のチンジャオロースには、青ピーマンと赤ピーマンを使いました。
赤ピーマンの方が比較的苦みが少ないので、ピーマンが苦手な人は赤ピーマンからひと口チャレンジしてみるように声かけをしました。
ピーマンの残菜は多いかなと予想していましたが、ほとんど残菜はなく、よく食べていました。
また、今日は給食試食会に1名の保護者の方が来られました。
給食の様子や工夫などをお話しさせていただきました。
令和7年6月23日(月)の給食
*麦入りごはん
*牛乳
*さばのタンドリーグリル
*鶏肉ときゅうりの和え物
*えのきたけのすまし汁
さばのタンドリーグリルは、タンドリーチキンという料理を、さばでアレンジしたものです。
ヨーグルトとカレー粉を混ぜたものに、さばを漬け込んで、オーブンで焼き上げました。
ヨーグルトやカレー粉などのスパイスは、魚の臭み消しになります。
給食ではさらに下処理として、白ワインも使って臭み消しをしています。
お昼の放送では、「タンドリー」という名前の由来についてお話ししました。
タンドリーという名前は、「タンドール」というつぼ型の釜で焼き上げることから来ています。
「タンドール」で焼いた「鶏肉」だから「タンドリーチキン」、というふうに呼びます。
タンドリーチキンのほかに、「ナン」もタンドールで作る料理のひとつです。
令和7年6月20日(金)の給食
*麦入りごはん
*牛乳
*鶏肉のチリソース和え
*コールスローサラダ
*春雨のスープ
鶏肉のチリソース和えは、鶏肉のから揚げに、ねぎ・しょうが・にんにく・ケチャップ・砂糖・しょうゆ・トウバンジャンを混ぜて煮詰めたソースを絡めたものです。
トウバンジャンはかなり控えめにしました。
また、コールスローサラダはマヨネーズと酢をベースにした味付けにしました。
コールスローサラダは、オランダ語で「キャベツサラダ」を表す「コールスラ」が、名前のもとになっていると言われています。
酸味を効かせたさっぱりした味付けが一般的です。