みがけ!みかげ力
【総合人文コース2年生】ビルドアップレクチャー②
令和4年12月19日(月)
総合人文コース2年生を対象としたビルドアップレクチャーを実施しました。
講師に、神戸大学 国際人間科学部教授 伊藤真之先生をお招きし、「科学と市民の関わり」について講話をいただきました。
科学技術は人類社会に大きな恩恵を与えてくれているものですが、発展した結果、倫理的な問題など人類社会に新たなリスクを生じさせるものでもあります。そのリスクへの対応を深めるためにも、科学者等の専門家と市民の対話と協働する場を設けることで、持続可能な発達を遂げていくことが大切であることを分かりやすく教えていただきました。また、ご自身が携わられている「サイエンスカフェ」の活動紹介を通じて、コミュニティの在り方や兵庫県各地で問題となっている環境や生態系の問題について教えてくださり、生徒たちは新たな発見に繋がったビルドアップレクチャーとなりました。
甲南大学リサーチフェスタ2022
12月18日(日)甲南大学主催のリサーチフェスタに、2年生総合人文コース17名が参加し、9月から取り組んでいたアカデミックリサーチで研究した内容を発表しました。
当日は、兵庫県や大阪府の高校生や、甲南大学生等による400件を超える発表が、オンライン上で行われました。プログラムは、午前は練習として前発表の時間が設けられ、午後に審査対象となる本発表が行われました。
各生徒にはオンライン上で、発表の時間枠と部屋が用意され、各自その時間帯に3回発表を行いました。発表には質疑応答も含まれ、大学教授、高校教諭、大学生、高校生から質問があり、その内容も含めて審査されるといった内容でした。発表していない時間帯には、各生徒に割り当てられた発表を見て、審査を行いました。
質疑応答や他の生徒の発表を見ることで、生徒にとって多くの気づきがあり、今後の研究内容をさらに深いものにしていく良い機会となりました。審査結果は今週中に発表される予定です。
【総合人文コース2年生】ビルドアップレクチャー①
令和4年12月16日(金)
総合人文コース2年生を対象としたビルドアップレクチャーを実施しました。
今回は、GLCAの代表の齊藤弘紀さんをお招きし、ご自身の経験をもとにしたご講演をしていただきました。はじめに、将来の自分像について思いを巡らせた後、齊藤さんが経験した東北の震災、復興ボランティアのお話や、青年海外協力隊としてエチオピアで活動されたお話など、貴重な体験を聞かせていただきました。後半は、実際に海外青年協力隊の立場になり、エチオピアで起きている問題(文字が読めない・小学校を中退してしまうなど)を解決をするためのブレインストーミングを行い、各班で活発な意見交換が成されました。斎藤さんから、課題解決のためのアドバイスをいただきながら、意見をまとめ、共有することができました。
【GSⅠ】ビルドアップレクチャー
令和4年12月16日(金)
総合人文コース1年生を対象としたビルドアップレクチャー、「世界で活躍する」をキーワードとした講演を実施しました。
今回は、NPO法人Colorbathの椎木睦美さんと、アライプラスティックのアライタカノリさんをお招きして、「世界で活躍するを仕事にする」をテーマに、ワークショップも含めた講座を展開していただきました。今後社会で求められていくデザイン思考にも触れながら、社会の実際や働き方の実際について考える機会となりました。
Creation H・I・J 講座
2022年12月14日(水)・15日(木)
新たな学びを体験する「クリエイション」の講座(H・I・Jコース)を実施しました。
この「クリエイション」は、全国20校が指定されている「文科省事業・新時代に対応した高等学校改革推進事業(普通科改革支援事業)」の一環として実施しています。
クリエイションH『神戸の里山で探索!多様性とランドスケープデザイン』
放置され荒れた山が増える一方で、個人で山を買い取り自分の暮らしを自ら作ろうとする活動が増えています。神戸市北区の山を個人所有する建築設計事務所 Muff 建築家・今津修平氏を講師に迎え、「IMAYAMA」をフィールドに自然環境の探索やこの山をどのように活用すれば面白いかを考えるワークショップを開催しました。山の保全管理をどのように取り組めが良いのかを考えつつ、実際に木を伐って整備を行いました。伐った木々は、薪として活用し、火起しに取り組みました。空地・空き家問題、畑の所有問題、自給自足するために必要なこと等をお話頂きながら、フィールドワークを楽しみました。
クリエイションI『北野のカフェで想像する!架空のメニューづくり』
この講座は「食とアートの交差点」を掲げる、神戸北野のカフェ「汀 migiwa」にて実施しました。講座では、オーナーである株式会社KUUMAの濱部玲美氏に講師をお務めいただき、なぜ現在のお仕事をしておられるかというお話をいただいたり、アイディアを形にするプロセスを教えていただく等しながら、架空のお客様を設定し、そのお客様に提供するドリンクの作成に取り組みました。参加者それぞれの意図を形にし、創意工夫に溢れるドリンクが出来上がりました。
クリエイションJ『非公開の建築に侵入する!みかげ建築めぐりツアー』
建築家・阿曽芙美氏、木村博昭氏、建築史家・倉方俊輔氏をお招きして、東灘区内の建築を見学しながら、心地よい空間づくりについて考えました。普段、一般公開がされていない酒造・菊正宗株式会社本社を特別見学、神戸新生バプテスト教会・鉄の教会、御影公会堂を回り、講師の方々に解説をいただきながら、歴史と文化に触れることができました。
今回で10講座に到達しました。毎回新たな学びに触れ、生徒たちの経験値が高まっています。次回は2月に開催予定です。
神戸新聞に総合人文コース生の活動が掲載されました
令和4年12月5日
本校総合人文コースの生徒の活躍が、令和4年12月5日の神戸新聞朝刊に掲載されました。
神戸市のインターネットアンケートに協力する神戸市民の方と、久元市長が対話するフォーラムに、本校総合人文コースの生徒5名が、高校生として初の参加を果たし、意見交換をしました。
参加した生徒のうち、2年生の生徒は、総合人文コース独自の学び「地域探究プロジェクト」で、「若者の政治参加のあり方」「行政への若者のコミットのあり方」をテーマに掲げ、これまでも市のワークショップ等にも出席させていただいたり、神戸市役所でインタビュー調査をさせていただいたりするなど、幅広く探究活動を実践してきました。
今後も生徒独自の視点から探究活動が展開できるよう支援してまいります。
記事に関する情報は、こちら(神戸新聞NEXT)
※一定期間が過ぎると、リンク先の掲載が終了する場合があります。
新・トイレ
トイレが新しくなりました。とても明るく、綺麗なトイレになりました。生徒からも喜びの声が聞こえています。これからも綺麗に使い続けていってほしいです。
生徒主催 体験型イベント告知
体験型イベント 告知
総合人文コース2年生生徒主催の体験型イベントが以下の日程で行われます。ご興味がある方はぜひご参加ください!
日時:令和4年度12月25日(日)12時~15時
会場:御影高等学校
定員:10名
申込:メール申し込み(詳細はPDFファイルをご確認ください。)
締切:12月9日(金)
内容:まち歩き(御影高校周辺地域の歴史散策)・ワークショップ(参加者全体で実施)
申込等の詳細は以下のPDFファイルをご覧ください。
【GSⅠ】「探究」の学びに関する講演会
2022年11月21日(月)
京都芸術大学より吉田大作准教授をお招きし、大学・社会とつながる高校時代の「探究」の学びとは?をテーマに、探究の進め方のアドバイスを丁寧にレクチャーをしていただきました。この学びを活かして、積極的にチャレンジして欲しいと思います。
【GSⅠ】「テーマプレゼンテーション発表」(後半)
2022年11月14日(月)
総合人文コース1年生による「テーマプレゼンテーション発表」(後半)を行いました。
残りの4グループが、定められた立場からの提案を行い、班員全員が7分間の発表・5分間の質疑応答に挑みました。
この経験を「地域探究プロジェクト」へ繋げていきます。