特色ある授業

 文理探究科では、独自の魅力的な授業を展開します。これらの授業は「見つける」「考える」「伝える」というサイクルを繰り返す探究活動に直結する授業です。ここでは文理探究科オリジナルの授業について簡単に説明します。もっと詳しく知りたい場合は、文理探究科の説明会やオープンハイスクールにぜひお越しください!

 

① CROSS

 1~3年生で実施します。探究のプロセスを体系的に、そして文理融合的に実践しながら学びます。特に、探究に関する課題設定や、その解決に向けたアプローチ方法について、文理融合の視座に立ち、探究活動に取り組みます。具体的には以下のような内容を行います。

 

<先行実施例>

〇 地域の「エエとこ」を紹介するミニコミ誌や動画の作製に取り組む「御影の『エエとこ』プロジェクト」

 

 

〇 神戸大学文学部の大学生と協働し、地域の課題解決に取り組む「地域探究プロジェクト」

 

 

〇 自らの興味・関心に応じたセミナー講座に分かれて探究活動を実践する「アカデミックリサーチ」

 

*外部講師による講義やワークショップに加えて、近隣の小学校に出向いての授業実践や、校外でのフィールドワーク、大学等での研究成果発表も行います。

 

② クリエイション

 1・2年生で実施します。外部講師による授業を中心に、授業時間内だけでなく、夏休みや放課後にも実施予定です。探究に活かせる知識をビルドアップします。実社会の諸問題に関する取り組みを校外で体得する経験を積みます。

 

<先行実施例>

〇 子どもの可能性をクリエイトするデザイナーに学ぶ! (ファミリアとのコラボレーション)

 

 

〇 非公開の建築に潜入する!みかげ建築めぐりツアー (菊正宗酒造・鉄の教会とのコラボレーション)

 

 

〇 自分が世界一おすすめしたくなるものは? (萩原珈琲とのコラボレーション)

 

 

③ クリティカルシンキング

 2年生で実施します。Society5.0を生き抜く力を育てるために、「読解力」や「論理的思考力」、「対話力」、「表現力」などを磨く国語に関する内容に加え、探究活動に必要なスキルや思考を学びます。また、主体的に他者に伝えたり、他者と伝え合ったりすることで、自らの考えを発展させる力を育成します。

 

④ 探究英語

 2年生で実施します。Society5.0社会において、ますますボーダレス化が進む国際社会を見据えたとき、ローカルな課題をグローバルな視点で捉える力や、その課題について英語で議論し、意見表明できる力が必要だと考えられます。このような力を育成する内容です。