SSHブログ
<SSH>高丘地区小中高連携事業 小学校プログラミング授業
高丘地区小中高連携事業 小学校プログラミング授業
2月9日、16日の二日に分けて、明石市立高丘東小学校、高丘西小学校の6年生のプログラミングの授業に、本校自然科学科1年生が授業のアシスタントとして参加しました。
プログラミング基盤micro:bitを使い、ボタン操作やセンサーによってLEDを制御するプログラミングを学習する授業の中で、本校生は、プログラミングで困っている児童に対して指導、援助をしました。
「小学生と同じ目線で話す」「自分が答えを言うのではなく、ヒントを与えたり、どうしてそうなるのかの原因を教える」「できるだけ堅苦しくならずお兄ちゃん感覚で接する」「わかりにくいところは噛み砕いてなにか身近なものに例えて教える」などと、地域の理数教育を支えていく本校SSH、自然科学科生としての振る舞いには感心させられました。
授業の終盤には、STEAM研修で作成したmicro:bitを使ったプログラミング動画を上映し、授業で使ったものと同じmicro:bitで、複雑な制御やゲームを作れることを紹介しました。プログラミングの実演も行い、短時間で作成された高度なプログラミングに小学生は歓声を上げていました。
<SSH>令和4年度SSH課題研究発表会
令和5年2月7日、令和4年度SSH課題研究発表会を実施しました。
アカデミックルームをメイン会場、リモート会場として物理教室を設定し、新型コロナウイルス感染対策として、分散形式で密を避ける形で行いました。自然科学科1年生だけでなく、本校SSH運営指導委員の先生方、兵庫県教育委員会指導主事様、JST西地区担当主任専門員様、兵庫県理数系学科・コース設置学校長様を聴衆としてお迎えし、自然科学科2年生が行ってきた課題研究の成果を発表しました。
運営指導委員の先生からは、「中間発表より研究がしっかりとすすんでおり、課題研究に意欲的に取り組んだことがうかがえる。」「データのとり方や分析の仕方など、力づくな場面があったものの、1年間の積み上げの成果が出ていた。」という意見があり、さらに、1年生が積極的に質問していた点について、「2年生になってからの探究に期待できる。本質的な質問も多かった。この学校の取り組みの成果が出ている。」との意見をいただきました。
発表テーマ
1.ブルーライトカット眼鏡~ブルーライトを抑制できる眼鏡の特徴~
2.ねじれとせん断張力の関係について
3.自転車の速度と水しぶきの高さについて
4.ダイラタンシー現象の効果を持続させる方法
5.光触媒によるベンゼンの除去
6.アンモニアを消臭する
7.オニヤンマ君は虫よけ効果があるのか
8.濡れている物質の摩擦係数とその変化について
9.溶けにくいチョコレートを作る
10.色の違いによる表面温度の違い
11.酵母の働きを生活に生かす
<SSH>教科横断型授業(生物基礎×保健)
教科横断型授業(生物基礎×保健)
2月3日(金)に、1年5組の授業で、教科横断型授業「生物基礎×保健」を実施しました。授業内容は「骨髄移植」です。
授業後、アンケートを実施しました。
「骨髄バンクをしっていますか?」・・・・・内容も含めて知っている、言葉だけは知っている→97%
「骨髄移植をしっていますか?」・・・・・・内容も含めて知っている、言葉だけは知っている→97%
「献血について」・・・・・・・・・・・・・将来してみたい→76.5%
「末梢血幹細胞移植をしっていますか?」・・内容も含めて知っている、言葉だけは知っている→61.8%
以上のアンケート結果でした。
授業後の「骨髄移植のイメージ」については、
・思ったよりドナーさんの負担が大きいなと思った。ただそれを待っている患者さんも多くいるので末梢血細胞移植が早く発展してほしいと思った。
・骨髄移植は割と身近なもので、患者さんもドナーが見つかったから安心ということではなく拒絶反応が起こってしまうという恐怖も持ち合わせているものだとわかった。
・骨髄移植はドナーの負担も大きいし、骨髄移植を受けてもなくなってしまうことも。
のように、医療技術の進歩と生命(いのち)について考える感想が多々ありました。
また、授業後の感想からは、
・臓器移植などのバンクに入ることに前向きになった。
・骨髄移植だけでなく、献血も進んで行うほうが多くの患者が助かると思いました。骨髄も血液も種類と量が必要だとわかりました。献血は血を抜くため、怖くてしんどいイメージでした。そのためやったことがありませんでしたが、献血にもさまざまな種類があると知り、一度やってみたいと感じました。
・自分も献血をしたいとおもった。
など、同様な意見が多数見られました。
<SSH>第15回サイエンスフェア in 兵庫
第15回サイエンスフェア in 兵庫
1月29日(日)に神戸大学統合研究拠点、兵庫県立大学情報科学キャンパス、甲南大学FIRSTで「第15回サイエンスフェアin兵庫」が開催されました。
本校からは、自然科学科2年生の課題研究6班が発表に、残りの自然科学科2年生と1年生は聴衆として参加しました。3年ぶりとなる現地での開催で、直に発表を聞いてもらう緊張感や、他校生との交流など、Web開催では得られない体験ができました。この発表会の開催に尽力された兵庫「咲いテク(Science&Technology、Sci-Tech)」運営指導委員会の皆様、ありがとうございました。
本校生発表テーマ
口頭発表
「アンモニアを消臭する」「雨天時の自転車通学を快適にする方法」「色の違いによる表面温度の変化」
ポスター発表
「ダイラタンシー現象と溶液の関係」「濡れている時の摩擦係数の変化」「デスロール<ねじれと張力の関係について>」
<SSH>卒業生活用事業
2年 自然科学科「スタートアップ・起業で広がる未来の選択肢」
12月17日(金)に本校卒業生(32回生)株式会社バリューズフュージョン代表取締役CEO 竹内慶太 様に、経済産業省起業家教育プロジェクト「スタートアップ・起業で広がる未来の選択肢」の講話を行っていただきました。
卒業生の活躍を身近に感じることが出来生徒達は講話後質問をする場面も見られました。
高校生にとって、起業という言葉は知っていても実際はどのようなことなのか?など考える機会になりました。現在の問題を解決し新たな創造をすることとで社会課題の解決をすることを学びました。
<SSH>1年自然科学科 地学講義
1年自然科学科特別講義
「宇宙の謎に迫る」「宇宙の謎を解き明かすのは、科学の集大成に挑むこと!」
12月14日(水)、本校アカデミックルームにて、特別講義「宇宙の謎に迫る」「宇宙の謎を解き明かすのは、科学の集大成に挑むこと!」を行いました。1年生自然科学科全員が参加し、講師として「産業人OBネット副理事長の板倉範幸先生(本校SSH運営指導委員)」をお迎えし、2時間の講義を行いました。
第1部は、宇宙の基礎知識、宇宙の始まり、ブラックホール、ダークマター、ダークエネルギー、重力波
第2部は、宇宙の解明と科学の歴史、第2次科学革命時代、宇宙の謎に迫る.
途中の休憩時間の質問時間では足りず、講義が終わっても5、6人の生徒が板倉先生を囲み質問していました。生徒同士でも自分の意見を述べ合い、意見交換をしていました。
この講義を聴いて、「宇宙に興味関心が高まりましたか?」というアンケート項目では、91.1%の生徒が「とても高まった」「高まった」と回答してます(講義実施前は、興味が無かったと回答したのは50%)。
講義を受けることで新しいことを知る機会になったと思います。
※下記の画像は、講義を受けて気になった語彙を10個書いてください。という問いに対してテキストマイニングを実施した結果です。
〈SSH〉自然科学科1年生 STEAM研修(立杭焼実習)
11月26日(土) 立杭焼実習 於 丹波篠山市今田 市野伝市窯
立杭焼は、日本六古窯(中世から いまなお生産が続く 6つの窯)の一つです。また、陶器とは「人間が化学変化を自覚して利用した最初のもの」(ゴードン・チャイルド オーストラリアの考古学者)といわれています。この「化学変化」を利用して、芸術的な、あるいは生活に役立つデザインを加えて作品を作る体験をしました。
〈生徒の感想〉
・市野さんが実際に手本を見せてくれて、「こうやるんだ」と頭で理解していても、実際にやってみても上手くいかなくてとても難しかった。やはり、数十年もし続けて培った技術はすごいと思った。市野さんたちが優しく丁寧に教えてくれたので、それなりに形が整ったものができたと思う。焼き上げてからどうなるかが楽しみに思う。
・デジタル化や機械化が進んでいる今、手作りで何かを作るという機会が減っていっている。ましてや、お皿やコップを作るなど、普段できないような貴重な体験で興味深く、楽しめた。焼き上がりがとても楽しみである。
<SSH>文献調査に関する特別講義
文献調査に関する特別講義
10月27日(木)、本校SSH運営指導委員の兵庫医科大学薬学部准教授 木下 淳先生を講師としてお招きし、51回生自然科学科対象に文献調査に関する特別講義が行われました。
課題研究を行う際に必要な文献調査の方法、インターネット上にある情報の信憑性の判断、効率的な検索方法についてや、論文を引用する際の注意事項など、実習を行いながらの講義でした。木下先生が論文を投稿される際に、ご苦労されているお話もあり、これから本格的に課題研究が始まる自然科学科1年生にとって、非常に有用な内容でした。
<SSH>神戸薬科大学へ行ってきました。
11月13日(日)の午後、久しぶりの雨の中、神戸薬科大学の「第6回 神戸薬科大学 実験体験」に生徒8名が参加してきました。
実験の内容は二つで、それぞれ、背景・意義・手順説明ののち、学生さん方に手伝ってもらいながら、実験が進みました。一つは、抗がん剤を「ナノカプセル」に入れ、磁力を用いて、患部に届けるものです。ナノカプセルに抗がん剤を入れる作業や、弱ったがん細胞の観察を行いました。もう一つは、人工抗体を作るための遺伝子操作の基本を体験するものです。PCR(あのPCRです)の装置を使ったり、電気泳動の装置を使ったりしました。
マイクロピペット(少量の液体を量り取る道具)の操作を何度もして上手になりました。また、学生の方々との語りは楽しく参考になることばかりでした。
<SSH> 数学理科甲子園2022~本選第5位~
50回生2年生徒6名(自然科学科・普通科)が、10月29日(土)甲南大学で行われた「数学理科甲子園2022」に参加しました。SSH校を含む県下55の学校が参加して、数学・理科に関する思考力・創造力を要する問題に取り組みました。本校は予選(個人戦・団体戦)を突破して、本選に出場しました。本選はチーム全員で数学の問題に取り組みました。結果は本選出場13校のうち第5位で、惜しくも決勝進出(上位4校)を逃しましたが、生徒たちは大変健闘しました。
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