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令和4年度3学期始業式
世界中が衝撃を受けたロシアのウクライナ侵攻や円安、物価高が家計に大きな影響を与えた2022年でしたが、新型コロナウイルス感染症との戦いが続く中、その対処法も見え始め、明るい兆しも感じられ始めました。訪日する外国人観光客が徐々に戻り、大きなイベントも開催されつつあります。サッカーW杯では、強豪国を次々と打ち破る日本代表チームの雄姿に大きな元気をもらいました。
2023年が幕を開け、本校でも3学期の始業式を行いました。充実した冬季休業を経て、生徒たちは明るく元気で、引き締まった表情で式に臨みました。特に3年生は大学入試共通テストを間近に控え、緊張感も高まっています。
校長式辞 「挑む」 -目標をもって「挑戦」する1年に-
藤原校長は式辞で、2022年の漢字「戦」から、連日報道されるウクライナで起こる惨事に触れ、大きな課題も小さな課題も含めて様々な問題・課題が解決に向かい、「平和」な一年になることを望むこと、2023年の個々の漢字として「戦」とつけば前向き・肯定的な意味になる「挑」を提案し、それぞれが目標をもって「挑戦」する1年として欲しいことを呼びかけました。また、これから受験する3年生に向けて、「ギリギリまで諦めない」気持ちで、目標とする大学合格に向けて挑戦して欲しいこと、2023年が全校生にとって充実した良い年になることを願って式辞の締めくくりとしました。
校長講話: 詳しくはこちらをご覧ください →R4_3学期業式式辞(要旨)
2学期終業式を行いました
強い冬型の気圧配置の影響で上空に強い寒気が入り込み、四国からも雪の便りのあった23日に2学期終業式を行いました。新型コロナウイルスの感染拡大が心配される中、今回の終業式も特設スタジオからのオンライン実施を予定していましたが、終業式開始直前に特設スタジオとして使用するアカデミックルームで、インターネット接続の不具合が生じたため、急遽放送室からの音声のみによる終業式に切り替えました。
校長式辞 新しい一歩を踏み出そう
式辞で藤原校長から、先日から公開している本校のスクールミッションとスクールポリシー、制服の標準化についてのアンケート結果、修学旅行で触れた沖縄の方々の思い、体験談を交えた共通テストに向けての激励、自分の言動について客観的な立場からその言動を把握したりコントロールする能力であるメタ認知能力についての話とともに、「自分を客観的に評価、すなわちメタ認知して、具体的に目標を定めて、何か一歩を踏み出してください」と2学期の締めくくりと新しい年に向けての活躍を期待するメッセージが送られました。
校長講話: 詳しくはこちらをご覧ください → R4_2学期終業式式辞(要旨)
新型コロナ 年末年始の感染対策
1月の共通テストを控えて、新型コロナウイルス感染状況が心配されますが、新型コロナウイルス感染症対策分科会より、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、社会経済活動を維持しながら、医療のひっ迫を招かないようにするための年末年始における感染対策についての考え方が次のように示されています。
① 冬は高齢の親族等と接する機会が多くなる帰省や、受験など大切な時期であることから、オミクロン株対応ワクチンの年内接種について検討。
② 年末年始は医療機関の診療体制が通常とは異なることから、事前に地域の医療機関を確認するとともに、抗原定性検査キットや解熱薬等を事前購入するなど緊急時に備える。
③ 冬場の室内温度に留意しながら、定期的に窓開けを行うなど十分な換気の実施を心掛ける。
令和4年度 SDGs講演会
12月20日(火)に大阪大学全学教育推進機構教授の山口和也先生をお招きして、
「SDGs時代のサバイバル術」について、ご講演いただきました。
「課題をどう解決するか」という視点でSDGsをとらえがちですが、
先生のお話はSDGs時代をどう生きていくかにフォーカスしたものでした。
生徒は大いに刺激を受けたようです。
〈生徒の感想〉
・SDGsに関する未来は私たち若者に託されているんだと思った。SDGsは個々の目標の規模が大きくできることは少ないと思っていたが、私たちのやり方によって変わっていくから、頑張っていきたい。
・サバイバル術の5つの項目を意識していこうと思った。『傍観者・批判者ではなく、当事者になることで世界はもっと面白いものになっていく』という言葉が刺さった。
・2030年までに17個も達成できるのかと中学生の時から感じていたけれど私の知らない間に社会が変わろうとしていることが分かりました。一つ解決しようとしたらほかの問題が出てくるのが問題解決の難しさにはなるけれど少しずつ解決していけたらいいなと思いました。
明石北高校スクールポリシーを策定しました
学校教育法施行規則の一部改正(R3.3)により、各高等学校に対して、当該高等学校、全日制の課程、定時制の課程若しくは通信制の課程又は学科ごとに、高等学校学習指導要領に定めるところにより、「育成を目指す資質・能力に関する方針」、「教育課程の編成及び実施に関する方針」、「入学者の受入れに関する方針」の三つの方針(いわゆる「スクール・ポリシー」。)を定め、公表することが求められています。
ついては、県が再定義したスクール・ミッションに基づき、本校のスクール・ポリシー(三つの方針)を策定しました。これにより育成を目指す資質・能力を明確化し、教育活動等を精選・重点化し、学びたいことが学べる学校づくりを推進していきます。
(画像をクリックしてください)
※スクール・ミッション
各県立高等学校が育成を目指す資質・能力を明確にするため、設置者である兵庫県教育委員会が示す、各県立高等学校の存在意義や期待されている社会的役割、目指すべき学校像。
※スクール・ポリシー
学校教育法施行規則の一部改正により、高等学校が、課程または学科ごとに、魅力・特色ある教育の実現に向けた整合性のある指針として策定・公表することが求められている「三つの方針(グラデュエーション・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー)」。
令和4年度2学期始動!
始業式を行いました
新型コロナウイルス感染の第七波の鎮まる気配が感じられない中、2学期の初日9月1日(木)に、生徒が一斉に元気で登校しました。感染防止対策の一つとして定着したアカデミックルームを特設スタジオとしたオンライン中継による始業式等を実施しましたが、補習授業や三者面談、各種行事や部活動の大会等を、中止や延期の措置をほとんどすることなく予定通り行った夏季休業を経て、生徒たちは充実感とこれからの様々な取組に対してさらなる意欲を感じさせる表情を見せていました。
自分の伸びしろを信じて
始業式での校長講話では、藤原校長が「Science Conference in Hyogo」や「めいほく親子サイエンス教室」、「明石北高校同窓会『朔風会』総会」、「高校生によるプラネタリウム解説」等の行事報告を皮切りに、オリンピックに6回出場された水泳飛込競技の寺内健選手(宝塚市出身)の「自分の『伸びしろ』をつくる」ことでさらに上を目指すという前向きな姿勢を紹介しながら、「とことんやれ」「諦めずにやれ」「自分を信じろ」と熱くエールを送りました。
校長講話: 詳しくはこちらをご覧ください → 040901_2学期始業式PPT(式辞HP)
新着任のALTの先生方の紹介
始業式に引き続いて、7月に来日されたTroiano,Matthew(マット)先生とGonzalez Canales,Helena(ヘレナ)先生の紹介を行いました。マット先生はアメリカ ニューヨークから、ヘレナ先生はカナダ オタワから来ていただきました。お二人ともご専攻は理系分野で、これからも魅力的な授業が展開されると思います。
新型コロナウイルス感染症は、終息の兆しが見えませんが、受験を控えた3年生は落ち着いて継続して努力してください。1年生も2年生も、上手に生活のリズムをつくってください。これまでの成果が自らを助けてくれるはずです。2学期は体育大会をはじめとして2年生修学旅行やオープン・ハイスクール等の大きな行事が控えています。何一つ欠けることなくすべての行事をやり切り、常に活力ある明石北高校でありたいと思っています。
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