SSHブログ
<SSH>令和3年度科学講演会
令和3年度 科学講演会
11月12日(金)、大阪工業大学特任教授・工学博士の大須賀美恵子先生を講師にお招きし、「生理心理工学とロボティクス~人を幸せにする工学技術をめざして~」と題し、令和3年度科学講演会を実施しました。
今年度も昨年度と同様に遠隔会議システムを活用したリモート形式で行い、先生が長年研究されてきたヒューマンセンシングとロボティクスをかけ合わせて、人々を幸せにする技術開発について講演されました。講演の中で、ヒトの様々な生理反応を検知し、AIを用いて被検者のこころとからだの状態を測定し、患者や高齢者が安心に安全に生活できるシステムについて、沢山の事例を紹介されました。
講演の最後には、「大きな変化にも柔軟に対応できる人」「様々な人と様々な形でコラボレーションできる人」「新しい技術を味方にして自分の能力を拡大できる人」になってほしい、また、AIとの共存・共働を目指してほしいと、これからの社会を担う私たちに未来を託されました。
<SSH>50回生自然科学科 文献調査に関する特別講義
文献調査に関する特別講義
11月4日(木)、本校SSH運営指導委員の兵庫医療大学薬学部准教授 木下 淳先生を講師としてお招きし、50回生自然科学科対象に文献調査に関する特別講義が行われました。
課題研究を行う際に必要な文献調査の方法、インターネット上にある情報の信憑性の判断、効率的な検索方法についてや、論文を引用する際の注意事項など、実習を行いながらの講義でした。
これから本格的に課題研究が始まる自然科学科1年生にとって、非常に有用な内容でした。
<SSH>2年自然科学科 課題研究中間発表会
課題研究中間発表会
10月5日(火)、自然科学科2年生の課題研究中間発表会が行われました。
このコロナ禍の中の時間が制限される中ですが、各班ともに、これまでの研究内容や実験結果、これからの展望など、ポスターにまとめ、発表しました。自然科学科1年生からの質問や、運営指導委員の先生方からのアドバイスを受け、2月の課題研究発表会に向けて、引き続き研究を続けていきます。
班別研究テーマ
2班 打ち水
3班 つけまつ毛の回折の関係
4班 自転車の空気圧と制動距離の関係
5班 ハンドボール投げの記録を伸ばす方法
6班 水中での鉛直方向の音の伝わり方
7班 ドローンとアームについて
8班 カナブンってどんな虫?
9班 防カビと黒カビ除去の研究
10班 脚の形と重心
11班 ザリガニの体色変化
12班 美しいオーロラを作ろう
<SSH>1年自然科学科STEAM研修(天体観測)
1年自然科学科STEAM研修(天体観測)
8月26日(木)明石市立天文科学館の井上館長を講師としてお招きし、天体観測研修を行いました。
天候が危ぶまれましたが、男女11名の生徒が参加し、天体に関する講義の後、天体観測を行いました。
講義では、「近代科学の父」と呼ばれているガリレオ・ガリレイの功績についてや、惑星や夏の大三角や星座など、夏の夜空で観測できる星についての講義を受けました。生徒たちは、ガリレオの「自然は数学という言語で書かれた書物である」という言葉に感銘を受け、また、夏の大三角の一つであるアルタイルは地球から16光年離れており、今見ているアルタイルの姿は、生徒たちが生まれた頃の姿であるということに感動していました。
天体観測では、一番星(金星)を見つけ、続いて、木星、土星の観測を行いました。木星の縞模様と衛星、土星の環まで見ることができ、望遠鏡をのぞき込んでいる生徒たちは歓声を上げていました。夏の大三角(ベガ・アルタイル・デネブ)やアンタレス(さそり座)を確認したり、肉眼では一つの星に見えるアルビレオ(白鳥座)を望遠鏡で見ると、二重星であることを確認できたりと、井上館長の解説を聞きながら、夢中になって星空を眺めていると、あっという間に時間が過ぎていきました。
最後の質疑応答で、「どうして天体に興味をもったのか?」という質問に対し、「予想通りになるときとそうでないときのギャップの面白さ」、「宇宙の成り立ちを考えると、星のかけらが人間の体の一部になっている」といった科学者としてのロマン、活力の原点を教わりました。
※STEAM研修とは
本校、第Ⅲ期SSHの柱の一つとして掲げているSTEAM教育(S:Science T:Technology E:Engineer A:Art M:Mathematics)を1年生自然科学科の生徒対象に実施し、課題研究に活かすことを目的として行っています。
<SSH>1年自然科学科STEAM研修(京都大学)
1年自然科学科STEAM研修(京都大学)
8月23日(月)、力学・電磁気学研修を行いました。
遠隔会議システムを使用し、明石と京都をつなぎ、京都大学の先生の講義を受けました。男女7名の生徒が参加し、大学、大学院の説明から始まり、簡単な実験を行いながら、古典物理学(力学・電磁気学・波動)から現代物理学(相対性理論)まで、物理学の講義を受けました。
物理学の講義では、「div」や「rot」といった見慣れない演算記号や、「マクスウェル方程式」、「ローレンツ変換」など、大学2年生で習う高度な内容でしたが、生徒はメモを取りながら熱心に受講していました。
質疑応答では、「理学部の女子の割合は?」「理学部の中でどの分野が人気か?」といった大学についての質問や「大学からの進路は?」「大学院では何を学ぶのか?」といった研究者への道についての質問など、活発な質疑が行われ、先生からの丁寧な説明を聞き、自分たちの将来を想像していました。
※STEAM研修とは
本校、第Ⅲ期SSHの柱の一つとして掲げているSTEAM教育(S:Science T:Technology E:Engineer A:Art M:Mathematics)を1年生自然科学科の生徒対象に実施し、課題研究に活かすことを目的として行っています。
<SSH>1年自然科学科STEAM研修(キャタピラージャパン)
1年自然科学科STEAM研修(キャタピラージャパン)
8月5日(木)、6日(金)の2日間にわたってキャタピラージャパン明石事業所でエンジン分解・組み立て実習を行いました。
各日5名ずつ、合計10名が参加し、エンジニアの方からキャタピラージャパンについて・油圧ショベルについの講義を受け、その後、エンジン分解・組み立て実習となりました。慣れない作業で苦戦しましたが、丁寧な指導を受けながら、エンジンを分解しました。沢山の細かい部品を直に手にすることで、複雑な機械の仕組みを知ることができました。参加した生徒からは「どうやってガソリンを気化させるのか?」といった新たな疑問も生まれ、科学と工学の密接なつながりを再認識することができました。
※ 実習の様子を撮影した写真は、キャタピラージャパン本社からの許可を受けてから、掲載します。
※STEAM研修とは
本校、第Ⅲ期SSHの柱の一つとして掲げているSTEAM教育(S:Science T:Technology E:Engineer A:Art M:Mathematics)を1年生自然科学科の生徒対象に実施し、課題研究に活かすことを目的として行っています。
<SSH>1年自然科学科STEAM研修(ライオン)
1年自然科学科STEAM研修(ライオン)
8月4日(水)午前、午後に分かれてライオン株式会社主催の「Girl's Summer Labo」に参加しました。
自然科学科1年生女子が午前の部に5名、午後の部に3名参加し、午前は千葉工場から、午後は明石工場からのリモート形式で行われました。講義や実験、工場見学、女性技術者との懇談があり、私たちの生活を豊かにしている科学や技術、それに携わる技術者の思いを学ぶことができました。
※STEAM研修とは
本校、第Ⅲ期SSHの柱の一つとして掲げているSTEAM教育(S:Science T:Technology E:Engineer A:Art M:Mathematics)を1年生自然科学科の生徒対象に実施し、課題研究に活かすことを目的として行っています。
<SSH>第13回 科学交流研修会-2021 サイエンス・コラボレーションin武庫川-
7月29日、30日の2日間で武庫川女子大学附属高等学校の主催で行われた科学交流研修会に2年生2名が参加しました。
大阪大学、神戸大学、武庫川女子大学の3大学に参加していただき、大学での研究内容を体験させていただきました。
1日目に本校生徒は建築学部と薬学部の講座に分かれて実験・実習体験をしました。
2日目は1日目で学んだ内容を班別にまとめ、プレゼンテーション発表を行いました。
生徒たちは大学で学ぶ内容を研修することで、より一層の理系への関心を高めることができました。
また、各班での活動は他校の生徒との議論を進める中で自発的な姿勢が培われ、思考を深める研修になりました。
<SSH>1年自然科学科STEAM研修(シスメックス)
1年自然科学科STEAM研修(シスメックス)
7月29日、神戸市西区にあるシスメックステクノパークで、今年度1回目のSTEAM研修となる細胞解析・遺伝子解析研究を行いました。自然科学科の1年生12名が参加し、所長様、研究員様からの講義を受け、施設見学のあと、細胞解析、遺伝子解析の装置を用いた実習を行いました。
最新の研究環境、設備に触れ、これから課題研究を進めていく上での研究生としての姿勢を学び、有意義な研修となりました。
※STEAM研修とは
本校、第Ⅲ期SSHの柱の一つとして掲げているSTEAM教育(S:Science T:Technology E:Engineer A:Art M:Mathematics)を1年生自然科学科の生徒対象に実施し、課題研究に活かすことを目的として行っています。
<SSH>2年自然科学科企業研修
2年自然科学科企業研修
7月19日(月)、加古川市のハリマ化成株式会社加古川製造所で企業研修を行いました。例年ですと、2年学科生全員が参加していた研修ですが、昨年度は新型コロナウイルス感染拡大のため中止、今年度は感染対策として人数を制限し生徒19名、引率教員1名の合計20名の参加で実施されました。
会社概要の講義、工場見学、質疑応答を通じて、日本のものつくりに関して様々な技術が関わって製品化されていくことを知り、企業においての研究者の仕事や役割を理解し、新しい分野への挑戦する姿など、生徒たちの進路選択に大変参考になった研修でした。
明石北高校ホームページ