保健室より

保健だより(6月)

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   新しい生活様式が始まってから、3年目の夏です。マスク生活に慣れることで、熱中症のリスクがより高まる時季となっています。周囲の人と距離を取れる場合や、まったく話をしない場面、スポーツ等マスクで息苦しくなることを避ける時など、その都度、自分や仲間で判断してマスクの着脱は、場面に応じて行うようにしましょう!

 また、起床時、朝食時、10時ごろ、昼食時、15時ごろから夕刻、夕食時、入浴前、就寝前など時間を決めて、こまめに水分と同時に塩分補給を努めてすること。汁物などのスープ類や麦茶もおすすめです。規則正しい食事は熱中症予防には基本的なことで、重要であることもお忘れなく。

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 6月の4日~10日は。歯と『口の健康週間』です。今年も歯科検診が終わりました。歯科の予防については、自分自身で毎日行うセルフケアと専門家が定期的に行うプロフェッショナルケアの2つで健康を維持させていくことが求められています。虫歯が無くても、歯肉他のことも含めて定期検診を受けることで、口の健康状態と対応について確認できます。

 海外、特に欧米では、全体的に歯科保健に関する意識が高く、検診は定期的に行い、普段の歯磨きにおいても、デンタルフロスの使用率が非常に高いそうです。日本では、1歳半、3歳、高校までの学齢期に検診がされていますが、大人になって定期検診を受けている人の割合は、半分程度に低下しているそうです。歯や口の健康は、全身の健康とも関係しています。最近では、歯周病が、糖尿病や脳梗塞、心臓病、誤嚥性肺炎以外にも、認知症との関連についても言われており、健康に年齢を重ねるためには、決して無視できないところとも言えます。

 今回、歯科の先生から、保健だより掲載用にと、上記の資料をいただきました。歯科検診の治療勧告書をもらった人もそうでない人も、是非、一読して、今後に役立ててください。長く自分の歯を愛用してあげてくださいね。