総長・校長室より
附属高等学校26回生 高校3年間で最後の学年集会ー明日から自主学習、最後まで頑張れー(R4.1.27)
1月27日(木)、附属高校3年生(26回生)の最後の学年集会が、感染症対策でWebで実施されました。
各ホームルーム教室をWebで繋いで、学年主任の古本先生から、入学して学年主任を引き受けた時から、学年主任ではなく26回生160人の担任であると思ってきたという気持ちと、教師生活の最後に卒業させる学年になるであろうという熱い思いを伝えてもらいました。進路の決まっていない人も、決まった人も2月を大事に、県立大学附属高校生として誇りをもって過ごして欲しいということも伝えられました。
1組担任の宮内先生、2組担任の枝澤先生、3組担任の川井先生、4組担任の井上先生、5組担任の吉峯先生、副担任の横幕先生から、1人ずつ26回生に対して、ありがたいお話や面白いお話を頂きました。
生徒たちは、2月の卒業式と前日の予行まで自主登校になりますが、お世話になった先生方の熱い思いを感じていました。
卒業式を成功させようという、3学年団の先生方の思いを感じて、残り少ない高校生活を精一杯過ごしてくれることと思います。私も5クラスすべての教室を覗いて、生徒の様子を見ましたが、26回生には自分の進路に向かって最後まで頑張って欲しいと願いました。
校長 小倉 裕史
中高理科教員 めっき研修会を実施ー銀色や金色に輝く金属ー(R4.1.26)
1月26日(水)、マルイ鍍金(めっき)工業株式会社から井田会長を初め3名の方に、本校の化学教室にお越しいただき、附属高校と附属中学校の理科教員11人を対象に、めっき研修会を開いていただいた。
金属をきれいに磨く工程が一番大切と教えて頂き、銅をニッケルめっきしたり、ステンレスを金めっきしたり、楽しく研修を行いました。電流を流して水素を発生させることによって、金属表面をきれいにし、金属イオンを含む水溶液に着けて電流を流してこすると、見事に、銀色や金色に変化しました。
附属高校や附属中学校の生徒たちにも、キットを使って簡単にめっきができるので、科学の楽しさと不思議を伝えたいと思います。
生徒には、「目指せ、世界のパイオニア」と伝えているだけに、中高一貫校だからこその、教科内での教員研修のこのような機会をもって、教員も資質向上につなげていきたいと思います。
校長 小倉 裕史
附属中学校 新生徒会役員で初めての全校集会ー「一期一会」のスローガンのもとでの出発ー(R4.1.24)
1月24日(月)、附属中学校で第14代生徒会役員の初めての全校集会が行われました。
生徒会副会長の片山葵子さんの司会で進行され、新生徒会長の定森佑夏さんの、最初のあいさつの中で、今年の生徒会スローガンを「一期一会」と決め、出会いを大切にすると共に、「笑顔」と「時間」を大切にしていきたいと述べてくれました。
各専門委員会から、各委員長が緊張していましたが、準備をしっかりして、元気よく今年の目標を話してくれました。
附属中学校での、友達や先生との素晴らしい出会いを大切にして、中学校生活を送って欲しいと願っています。
さらに、生徒会役員がスキルアップして、附属中学校の伝統を受け継いで言って欲しいと思います。まずは、初めての全校集会、お疲れ様でした。
校長 小倉 裕史
附属中学校 新春百人一首大会ー五色百人一首で勝負ー(R4.1.21)
附属中学校で、1月21日(金)に新春百人一首大会が実施されました。
本来であれば、座って向かい合ってのかるた大会となりますが、コロナ感染症対策で、同じ方向に向かって座った机で、小倉百人一首ではなく、20枚ずつ5色に分けた「五色百人一首」で実施しました。
全校生の中で、決勝に勝ち残った30人が、国際理解教室で決勝戦を戦いました。それぞれが2人勝負を5人と各15枚のかるたで対戦して、勝ち負けの(勝った数+1)に(取ったかるたの枚数の合計)を掛けた数で競いました。
かるたの読み手は、国語科の山田先生、橋本先生、三村先生の3人で、交替で上手に読み、上の句を読めば、生徒達は素早く反応して大きな声を出すことはできませんでしたが、国際理解教室が生徒のやる気と熱気であふれました。
「小倉山・・・・」と私の名前の上の句が読まれると、誰が札を取るのかな?と、私も興奮して見ていました。
表彰式は、1月24日(月)の全校集会で、生徒会図書委員長の角田さんから上位3人が表彰されました。1位は、2年生の末永明花莉さんで、決勝5戦全勝で、75枚中59枚を取った354点でした。2位は、3年生の前図書委員長の竹中友唯さんで、昨年度は決勝には残ったものの最下位で、悔しさをバネに必死で頑張って覚えた結果だと語ってくれました。3位は3年生の安川弥来さんが続きました。残念ながら表彰されなかった人も、決勝に残った人は、よく覚えていて素晴らしいと思います。
校長 小倉 裕史
表彰者
1位 2年 末長 明花莉 354点、2位 3年 竹中 友唯 306点、3位 3年 安川 弥来 265点
附属中学校 探究活動「プロジェクト学習発表会」-3年生が2年間の成果を堂々と発表ー(R4.1.20)
附属中学校では、兵庫県立大学や附置研究所、県立人と自然の博物館、西はりま天文台などから講師を招いて、自然科学や社会科学の探究活動を、10班に分かれて、2,3年生の2年間「プロジェクト学習」として取り組んでいます。
1月20日(木)、3年生が2年間の成果をまとめた口頭発表を行う「プロジェクト学習発表会」を実施しました。本来は、2年生もポスター発表を実施することになっていましたが、感染症対策で保護者の来校を控えて、この日は、生徒のみで3年生のパワーポイントでの口頭発表のみを行いました。
自然科学や社会科学についての知識・理解を深め、自ら課題を見つけ調査方法を考え、研究を行う能力を高めるとともに、研究の成果をわかりやすく報告・発表することを目的としています。生徒たちは各班で発表者を分散して、7分間の持ち時間を最大限に使って発表を行いました。
発表自体もも頑張っていましたが、発表後の生徒からの質問や、専門家の講師の先生や、附属高校の先生からの質問にも、相談しながらしっかりと答えていたことが、大変素晴らしいと感動しました。
発表を聞いて感動したこと、頑張って鋭い専門家からの質問に堂々と答えていたことと、数日前の練習時よりも格段に成長していること、生徒からの意欲的な質問も多かったこと、高校生の課題研究発表会に決して負けていない他の中学校にはない兵庫県一番の中学校の取組として自信を持つことを、最後に生徒に伝えました。
2年間ご指導いただいた、県立大学等の先生方に心から感謝申し上げます。
2年生は、2月8日に改めて、ポスター発表を全校で実施しますので、3年生の発表を刺激を受けて頑張って欲しいと思います。
参加いただけなかった保護者の皆様には、急遽の変更でご迷惑をおかけいたしました。発表の様子をビデオに編集してみて頂きますので、楽しみにして頂きしばらくお待ちください。
校長 小倉 裕史
3年口頭発表順
8班 自作クリーンベンチでカルス培養を行う(カルス培養班)
3班 身近な鳥を調べてみよう(野鳥の会)
5班 植物の生育やその立地環境を調べる(植物班)
2班 学校と渓谷~何が苔の種数の違いをもらたすのか~(苔コッコ探検隊)
1班 疑似化石の作成(化石班)
6班 他の惑星で生きるには・・・(天文班)
10班 豊かさの実態と景気対策(経済経営班)
4班 主脈長と側脈対数の関係性を調べる(葉っぱ班)
9班 ドップラー効果について調べよう(法則班)
7班 身近なもので地下探索(地下探索班)