東生会会長挨拶

110周年に向けて 

     

東生会のみなさん、その後お変わりございませんか?日頃は我が母校並びに東生会発展の為、御支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、今、姫路では平成の大修理を終え6年ぶりに雄姿を現した、世界遺産姫路城で大変な賑わいでございます。特に週末には大型バスが軒を並べる大盛況でございまして、新装なった姫路駅を含め、観光客で一杯でございます。皆様におかれましても、是非、姫路にお帰りになり、姫路城を見学され、ついでに躍進著しい、東高にも足を運んでいただければ、幸いでございます。

 

早いもので、県下に『東高ここにあり』のパワーを見せつけ、大成功に終わった百周年記念事業から早6年、そろそろ110周年が視野に入る時期となってまいりました、百周年では、皆様のご協力の下、今や、東高のシンボルにもなった百周年記念館も完成し、連日、授業や学年集会に活用され、先生方や生徒諸君から多くのお礼の言葉を頂いております。

また、育英基金の方も県下屈指の規模を誇るまでに充実してまいり、多くの父兄の皆様から感謝の言葉を頂いております。

これら百周年事業の成功の証は県下における、東高の評価、並びに生徒の成績にも表れ、我々OBとしても大変嬉しい限りでございます。東生会としては、躍進著しい東高の評価を維持し、更に一段と発展させ、名門校としての確固たる位置づけを勝ち得る事が我々OBの務めかと存じます。

 

このような背景の下、東生会では、去る524日(日)、ホテル日航にて第19回の総会を開催致しました所、我々主催者側の想像をはるかに超える250名以上の老若男女のOB,OGの皆様にお集まりを頂き、大変な盛り上がりで、大成功に終える事が出来、会員の皆様方のお蔭と厚く御礼申し上げます。

特に今回は県女側からも30数名の方にご参加を賜りました、その中には90歳を超える大先輩の方も多く居られ、いくつになっても母校を愛する県女の皆さんのパワーには頭の下がる思いでございました。

この総会の中で110周年に向けて、提案させていただきました、①『理事制度の採用』 ②『東生会京阪神支部の創設』が承認可決され、これから具体的に動きたいと思います。

①の理事制度案は今の正副会長以外に20名程度の支援者を卒業生を問わず、門戸を開放し、東高サポーターを増やし、母校に貢献したいと思っております。

②の京阪神支部創設は、今までに無かったことが不思議ではありましたが、京阪神には多くの優秀な先輩が多く住んでおられ、産学を問わず、各方面で大活躍されている方がいらっしゃることを、百周年事業で改めて再発見出来ました、支部の同窓会活動を活発化させ、母校の絆を一層強化し、母校発展に協力したいと思っております。

以上が総会で決議された、要点でございます。

 

最後になりましたが、会員の皆様のご健勝、御多幸をお祈りすると共に、母校東高発展の為、御支援、御協力を平にお願いして私の挨拶といたします。

 

 

平成277月 東生会会長  山野 俊二