ご挨拶

                                              
 東生会の皆様におかれましては、ますますご清栄のことと慶び申し上げます。日頃は当会発展のため、絶大なるご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。
 くしくも、姫路東高校の百周年記念事業と事を同じくして2009年から始まりました姫路城の平成の大修理も5年が経過し、あの雄大な白鷺城の全容が見られるのはまもなくでございます。一般公開が再開される、来年の3月が今から大変楽しみであります。また今年はNHKの大河ドラマ、「軍師 官兵衛」が始まり、姫路は連日イベントで大賑わいでございます。
 さて、我が母校姫路東高校の近況でございますが、平成15年から「単位制」を導入してから10年が経過しました。年々素晴らしい成果が出、今や県下を代表する高等学校に育っています。今年も希望を叶えて多くの優秀な大学に進学しております。 我々OBは大変嬉しく、今後に期待をしております。これもひとえに東高をもっと良くしようとする、学校、PTA、同窓会の皆様の三位一体の情熱があればこそと思います。特に東生会の皆様におかれましては、百周年を機会に益々同窓の絆も深まり、百周年記念事業のシンボルであります百周年記念館は連日、年次集会、補習授業、面談、講演会、ワークショップ等に活用され多くの先生方や生徒から連日感謝の言葉をいただいております。また、並行して取り組んで参りました育英基金も百周年を契機に一段と拡大され、数年前からはさらに人数もふやし、大変充実して参りました。これも一重に母校を愛するOBの方々のご支援の賜と思います。
 来春からは県下の高等学校の学区再編がスタートし、今の姫路福崎学区から相生、赤穂、龍野、宍粟を含む西播磨学区の大ブロックに再編されます。教育状況がめまぐるしく変わる昨今、母校がさらに発展することを期待して、同窓会として見守り協力して支援していきたいと考えております。

 

                           東生会会長  山野 俊二