学年・専門部

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人と自然科 ひとはく連携セミナー  論文って面白い! 科学論文の読み方入門講座

 11月24日(金)人と自然科1年生学校設定科目『人と自然』の授業において、今年度第7回目となるひとはく連携セミナーが実施されました。

 人と自然科教育課程表はこちら.pdf

 人と自然科は県立人と自然の博物館と連携協定を結んでおり『人と自然』の授業で年間8回、県立人と自然の博物館を訪れ、博物館の研究員から自然や環境、動植物など専門的な講義を直接頂き、深く学んでいます。

 前回のひとはく連携セミナー 第6回 未来に残したい農業や農村の持つ魅力 に関する記事はこちら

 7回目となる今回は『論文って面白い ~科学論文の読み方入門講座~』をテーマに、中濱 直之研究員より講義をいただきました。

 『論文』という言葉を聞くと、大学の先生や博物館の研究員が投稿する・・・など、難しそうなイメージがあるかもしれません。意味としてはある事柄について論理的に述べた文章、もしくは研究結果を発表する文章のことを言います。これらを公に発表するには、『査読』という論文としての重要性、科学的な信頼性を総合的に判断・審査してもらう必要があります。雑誌によっては90%以上掲載拒否となる場合もあるそうです。

 しかし意外と身近な存在で、無料で見られるサイトもあり、私たちも気軽に検索、閲覧できるとのこと。今回は実際に自分のタブレットで検索してみました。主なサイトとしてJ-STAGEやGoogle scholarがおすすめだそうです。

 論文の構成はタイトルから始まり、要旨・抄録で論文の概観が述べられています。そして導入、材料および方法、結果、考察、図表、引用文献で構成されています。

 読むコツとしては最初から全部読むとわからなくなるので、まずタイトルと要旨、図、表を見て論文のおおまかな内容をつかみます。そして初心者には『総説』がおすすめでこれまでの研究分野のまとめや今後の展望が書かれています。

 皆さんいかがですか?少しは身近に感じる存在になりましたか。生徒の感想を読むと、実際に自宅でも論文検索を行い、興味関心が広がった生徒も複数いたとのこと。人と自然科では3年生になったら『課題研究』という科目があり、自分で興味関心があるテーマ(課題)を設定し、計画、実施・研究、まとめ・反省・評価を自分で行う大学生の卒業論文のような授業があります。

 昨年度の人と自然科課題研究発表会の様子はこちら

 今年の課題研究の一コマはこちら

 今回学んだ論文の読み方はこの授業で活かされそうですね。中濱先生、興味深い講義をありがとうございました。

 次回ひとはくセミナーは最終回、加藤 茂弘研究員より『六甲山地と三田盆地の地形・地質と人との関わり』をテーマに講義いただく予定です。

日本文化(フィールドワーク)

10/25,11/1と日本文化の授業で地域の歴史的建造物をめぐるフィールドワークを行いました。

日頃何気なく通っている町中にも歴史の重みを感じさせてくれるものがあります。

通りがかった三田ほんまち交流館の方にも伝統的建造物の説明をしていただいたり、事前学習以外の知識を得ることができました。

途中、私たちの有馬高校の前身でもある三田高等女学校の碑の前で、先輩方の学生生活に思いを馳せながら、フィールドワークを終えました。これらの学びを今後の授業に活かしたいと思います。

ARIMA探究Ⅰ 中間発表会

11月27日(月)5・6時間目にARIMA探究Ⅰ(総合的な探究の時間)の中間発表会を行いました。

ARIMA探究Ⅰでは、自らが解決したい社会課題をもとに「共生社会」「グローカル」「生活デザイン」「サイエンス」の4つのコースに分かれて活動しています。

それぞれが設定したテーマや問いに沿って、文献調査やアンケート、実験の実施などを通して情報収集を行い、それらを分析し、Googleスライドにまとめました。

本日は、調査結果を中間発表として発表しました。

質疑応答や担当教員からのアドバイス、他者の発表を聞きながら質問を考えることで、自らの思考を深めていきました。

「共生社会」の中間発表の様子

 

「グローカル」の中間発表の様子

 

「生活デザイン」の中間発表の様子

 

また、「サイエンス」のコースでは、関西学院大学 生命環境学部 藤 博幸 教授にお越しいただき、ご講評をいただきました。

「サイエンス」のコースでは、10グループの発表があり、それぞれのグループの発表後に質問や今後の探究活動のアドバイスをいただきました。

 

生徒たちが真剣に話を聞いている様子が印象的でした。

  

藤先生、ありがとうございました。

 

さて、今回の発表はまだあくまで「中間」発表です。最終発表は来年7月です。

今回の中間発表での気づきや学びをこれからの探究活動につなげていきましょう。

人と自然科 クラインガルテン12~閉講式~

5月からスタートして約7ケ月、クラインガルテンも本日で終了です。

本日は閉講式です。閉講式の司会も本年度は生徒がおこないました。

校長先生の挨拶の後、受講生の方に修了証の授与です。その後に、受講生、生徒から

授業の感想を述べていきました。

受講生の方からは「この半年間、元気をもらいました」や

「家での家庭菜園に役立てます」などのメッセージをいただき、

生徒からは将来(卒業後)の夢などを語ってもらいました。

 

最後に… このクラインガルテンの授業を振り返ってどうでしたか?

受講生の方には、積極的に生徒に質問をしていただき、また、進路のことなど

さまざまなアドバイスをいただきました。本当にありがとうございました。

生徒の皆さんも3年間の学習成果を発揮できたことでしょう。

それぞれ、次のステージでも、この経験を活かしてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人と自然科 三田市消防本部前の花壇装飾 Seasons in Autumn

 11月24日(金)2年生総合実習の授業で、果樹と緑で実習を行った11名の生徒が、実習で学んだ技術を活かして先日の三田警察署に続き、この日は三田市消防本部前の花壇装飾を行いました。

 人と自然科教育課程表はこちら.pdf

 先日行った「三田警察署の花壇装飾 Seasons in Autumn」に関する記事はこちら

  三田市消防本部にも警察署同様、春と秋の年2回装飾させていただいています。パンジー・ビオラ、大型のハボタンを持参しました。

 消防本部には2カ所の花壇があります。まずは掲揚柱の花壇です。多様な色があるパンジー・ビオラの特徴を活かして、ストライプのデザインを採用しました。

  そして建物向かって右側の花壇は、大型のハボタンを配置し、周囲を背丈の低いビオラで埋め尽くしました。

 

  最後はかん水して

 約1時間で花壇装飾は完成です。最後にみんなで集合写真を撮りました。

 三田市消防本部前をお通りの際は是非ご覧下さい。

 なお、今回装飾に使用した、パンジーやビオラ、ハボタンなどの花苗は現在有馬高校ガラス温室にて、以下のPDFファイルの通り絶賛販売中です。

 農業祭終了後の花販売について.pdf

 平日の10:00~16:00、12月の中旬までをめどに販売しています。

 また販売所には、ポインセチアや寄せ植え、ギンナンなども販売しています。

 生徒が一生懸命栽培した農産物を是非ご購入下さい。

 皆さまのお越しをお待ちしております。