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カテゴリ:農業部

人と自然科 地域自然保護 棚田の管理を通した夢プログラム体験

 6月15日(火)、人と自然科3年生は棚田の管理を通したプログラムを体験しました。学校設定科目「地域自然保護」の授業では、今年度も県立有馬富士公園をフィールドとし、1年かけて有馬富士公園を訪れるゲストに公園の自然を感じてもらうための体験プログラムを生徒自身が企画し、実践する授業を行っています。12月のプログラム実施に向け、現在は実際に有馬富士公園で地域の方が行われている夢プログラムを体験しています。

 前回天文を通したプログラム体験の記事はこちら

 今回は自然の学校の吉田さんにお世話になり、棚田の管理に関するプログラムを体験しました。

 吉田さんは、有馬富士公園開園当初から活動されており、植物や昆虫の豊富な知識を活かし、有馬富士公園を訪れる来園者に対して生き物観察ツアーなどの夢プログラムを企画、実施されている方です。(人と自然科も12間年お世話になっています。)

 そして現在は有馬富士公園かやぶき民家側の棚田で、吉田さんを中心としたボランティアの方が紫黒米・緑米・赤米など古代米を中心に7種類のお米を栽培しています。今日の体験プログラムは、この田んぼの除草を通して土にふれあうこと、そして棚田周辺の豊かな植物、田んぼの中のさまざまな昆虫を発見することが目的です。

 いよいよプログラムスタートです。みんな勢いよく田んぼに入っていきます。

 有馬富士公園の棚田は栽培中は農薬を一切使用していません。そのため少し放っておくとノビエなどの雑草が繁茂してきます。今回は除草をするための伝統的な農具と素手で除草していきます。

 除草をしながら動植物の多様性を感じていきます。棚田の畦を観察すると、キツネノボタンやノバナショウブ、アザミ、コマツナギ、ウツボグサなど貴重な植物を発見。早速写真におさめていました。

 そして田んぼの中も、カエルやオタマジャクシはもちろん、タガメやコオイムシなど、たくさんの昆虫が生息していました。

  約1時間の活動は終了。皆さん田んぼから上がりましょう。

 なぜだか体操服が泥まみれですね。プログラムは大成功です。

 農具を洗って

 最後に振り返りです。手作りの冊子を使い、捕まえた昆虫を観察しながら、棚田の役割や生息している生き物、そして環境について学びました。

 

 あっというまにプログラムは終了。自然の学校 吉田さん、楽しいプログラムをありがとうございました。

 次回は、現地研修のラスト、緑の環境クラブの皆様から里山管理に関する夢プログラムを体験する予定です。

人と自然科 農業クラブ 県リーダー講習会に参加

 6月10日(木)、兵庫県学校農業クラブ連盟リーダー講習会が開催され、人と自然科農業クラブ役員、全国大会実行委員合計27名が参加しました。手指消毒はもちろん、マスク&フェイスシールド&検温と万全の感染対策で迎え入れていただきました。

 人と自然科のように農業が学べる高校は兵庫県内に11校あり、兵庫県学校農業クラブ連盟を組織しています。そして毎年6月に、各学校の農業クラブ本部役員が集まり、リーダー講習会を開催しています。例年は午前中はクラブ活動発表会が、午後は専門分野に分かれた分科会が開催されます。今年は緊急事態宣言が出されている影響で、開会式や閉会式、クラブ活動発表会など、参加者が集まるプログラムはすべて中止。そして、10月に開催される日本学校農業クラブ全国大会兵庫大会に向けて、全国の農業高校生をお迎えする準備をする講習会に限って短時間で開催されました。(有馬高校は、意見発表会の大会運営を担います。)

 第72回日本学校農業クラブ全国大会令和3年度兵庫大会公式HPはこちら

 人と自然科 第72回日本学校農業クラブ全国大会兵庫大会 1年前イベント開催についての記事はこちら

 第1分科会は理事会。各校農業クラブ会長が集まり理事会が開催されました。夏に開催される農業クラブ県大会のポスターや発表競技の発表順の抽選、ポスターの選考、情報交換会などが行われました。

 第2分科会は、接遇、マナーアップ講習会。ウィル・プランニングの 久保田 晶先生を講師にお招きし、第一印象の大切さや、相手の会話をするときのポイントなど、講義と実践を交えてお話をいただきました。

 第3分科会では、舞台役者、声優の田島圭悟先生にお越しいただき、アナウンス講習会を実施しました。自己紹介の時に緊張しない方法や、美しいしゃべり方、練習方法をおしえていただき、実際にマイクを使って、腹式呼吸の使い方やアドリブ対応の方法について、実践を通して学びました。

 

 第4分科会は、撮影と取材、記録方法の講習会をテーマに、株式会社農文協プロダクションの吉元さん、湯前さん、水野さんを講師にお招きし、一眼レフカメラの使用方法や相手の言葉を引き出すインタビューの方法について実践を交えてご講義いただきました。

 

 そして最後は第5分科会。加古川総合文化センターにある、プラネタリウムを体験し、宇宙について学びました。(当たり前ですが上映中の撮影不可でした。)

 約2時間でしたが、参加した生徒は充実した時間を過ごせたようです。全国大会まで約130日となりました。全国大会の成功に向け、頑張りましょう。

 

人と自然科2年生 総合実習で寄せ植えを行いました

 

6月10日(木)、人と自然科2年生総合実習(草花部門)の授業で、有馬高校のシンボルである大温室の前にあるプランターに寄せ植えを行いました。

一人1つプランターが割り当てられ、草花を選ぶ前に寄せ植えのイメージを自分たちで考えます。

寄せ植えの完成イメージが頭の中に浮かんだ生徒から、花の種類や色のバランスをしっかりと考えながら草花苗を選びました。

 

 

草花苗が選べたら配置を考え、早速プランターに植えていきます。この時のポイントは、草花が成長した時、どのぐらいの大きさになるのか予想すること。生徒は何度も草花の種類を入れ替えたり、間隔を調整し、試行錯誤しながら植え付けを行いました。

   

 

寄せ植えが完成したら一人ずつ順番に、自分の寄せ植えの題名や使用した草花の名前、こだわった点等を発表しました。

  

 

日差しが強くとても暑い中での実習でしたが、班員全員が真剣に取り組み、個性あふれる素敵な寄せ植えが完成しました。有馬高校にお越しの際はぜひご覧ください。

   

 

人と自然科では、生徒が心を込めて一生懸命栽培した草花苗を販売中です。よろしくお願いします。

  

 

 

人と自然科 農業と環境 手植えによる田植え実習実施

 いよいよ有馬高校人と自然科の農場にこの季節がやってきました。 

 6月7日(月)人と自然科1年生『農業と環境』の授業において、伝統の手植えによる田植え実習を行いました。(本当は先週の4日(金)に実施する予定でしたが、あいにくの雨でこの日に延期となりました。)

 まずは授業担当の先生からイネについて学びます。しろかきなど田植えまでの水田の準備、塩水選等の技術、種類によって[「うるち米」、「もち米」、「酒米」に分けられることなどホワイトボードを使って学びました。生徒の姿を見ていると早く田んぼに行きたいという気持ちが前に出ている様子です。

 それでは水田に向かいましょう。

 本日手植えをしたのは「ヤマフクモチ」という品種のもち米です。苗を持ち、一列に並びましょう。畦を踏んではいけません。

 それでは田んぼに入りましょう。多くの生徒は小学校で田植えは経験済みのようでしたが、やはり慣れない素足での田んぼは何ともいえない気分のようです。苗を持ち準備できましたか?

 そして早速田植え開始。先生のベルの合図で一斉にイネの苗を植えていきます。

 玉ヒモ(イネの苗を植える場所の印がついたロープ)に沿って、1カ所に3本ずつ植えていきます。自分が担当している所が植え終わったら腰を上げる。これが重要です。そして一歩下がって自分の足跡を消します。

 

 どんどん苗が植わって行きますね。先日授業で習った、全国の農業高校生が歌える『FFJの歌』を口ずさみながら、田植えを楽しんでいました。(人と自然科のように、全国で農業を学ぶ高校に通う生徒は全員、農業クラブという組織に所属します。)

 FFJの歌のリンク先が貼ってある、日本学校農業クラブ連盟HPはこちら

 ↑↑ 日本学校農業クラブ連盟HPを一番下にスクロールしたら、FFJの歌の紹介があります。是非聞いてみてください。

 約1時間で田植えは終了。

 まっすぐ等間隔に植えることができました。最後にクラス全員で記念写真をとりました

 今回手植えをしたもち米は、10月中旬~下旬に収穫を迎えます。毎年手刈りで収穫しています。そして今年は11月13日(土)に予定されている秋の農業祭にて、もち米として一般に販売予定です。収穫まで皆様しばらくお待ち下さい。(ちなみに・・・一昨年まではこのもち米を使って作る、炭火焼き餅(きなこ・砂糖醤油味)が、大人気だったのですが、昨年に続き今年も新型コロナウィルス感染予防で・・・難しいですね。早く復活できたらいいですね。)

人と自然科 クラインガルテン開講しています

 人と自然科にはさまざまな学校設定科目(有馬高校・人と自然科にしかない科目)があります。

現在の人と自然科の教育課程(授業科目)表はこちら

 その中でも特に注目したい科目として、地域の方を有馬高校・人と自然科にお招きし、生徒が今まで人と自然科で学んだ知識や技術を活かしながら生徒が先生役となり地域の方と一緒に学ぶ授業「フローラルアート」と「クラインガルテン」の2つの授業です。「フローラルアート」に続き、「クラインガルテン」も授業がスタートしました。

フローラルアートで行われているチャレンジ教室の記事はこちら

 3年生学校設定科目である「クラインガルテン」は、1.2年生で学んできた野菜、果樹の栽培技術を活かし、地域の方に教えながらより深く学ぶという授業です。昨年は新型コロナウィルス感染拡大により実施できませんでしたが、今年度は感染防止対策を十分行い、2名の子どもたちを含む10名の受講生でスタートしました。

 開校式で校長先生から、「昨年開講できなかったこのクラインガルテンですが、今年は安全な実施に向け十分準備してきました。怪我のないように楽しく実習を進めてください。」と挨拶の後、早速農場に向かいます。

 野菜畑にはトマト・ナス・ピーマン・レタスなどの苗を定植,スイートコーンの種子も播種し、現在すくすくと成長しています。生徒と地域の方がペアを組み、苗をどのくらい深く植えたら良いのか、株と株の間隔など、丁寧に説明しながら作業を進めていきました。

 そしてブドウ畑ではベリーAの栽培を行っています。

 ねん枝や誘引、副梢(わき芽)の処理、つる落としなど、1年生の時に学んだ技術を教えながら一緒に作業を楽しんでいます。

 この授業は12月まで、毎週火曜日に実施され、秋の農業祭では実際に栽培した野菜も販売する予定です。1年間楽しく授業を進めていきましょう。皆さんよろしくお願いします。