学年・専門部
推薦入試合格発表
寒さが厳しい2月21日金曜日。
先に行われた推薦入試の合格発表が14:00から体育館前で発表されました。
時間が近づくにつれてざわついてきました。
諸注意のあと、いよいよ発表です。
息を吞む瞬間。目隠しが外されると同時に、会場からは歓声があがりました。
合格をされた皆さん、おめでとうございます。
今回の推薦入試で、定員の半数が決まりました。
3月12日には一般入試が行われます。
4月には新1年生の80回生、全員がそろうことを楽しみにしています。
福祉:社会福祉基礎
令和6年度 「社会福祉基礎」選択生12名が募金活動を行いました。
令和7年2月4日(水)13:40~14:25 三田駅前
「地域社会とボランティア」の学習のなかで、ボランティアについて考えました。
自分たちにできる活動、継続できる活動は何かを問うなかで、募金活動につながりました。
令和6年に地震と豪雨の被害があった能登に対して何かしたい、何ができるかを考え募金をしようということになりました。募金箱も手作りです。呼び掛け文も考えました。
防災についても授業のなかで考えることも多く、福祉と防災を結びつけながら学習しています。
この日は、とても寒かったです。
ご協力いただいた方、ありがとうございました。神戸新聞厚生事業団へ預け、石川県災害義援金配分委員会を通じて被災された方へお届けます。
【感想・気づき】
・募金活動をしている人を見かけたら、募金をしたいと思った。
・手作りしたボードを読んでくれたり、「がんばってるね」「風邪ひかないでね」と声をかけてくれた のが嬉しかった。
・一度通り過ぎた人が、戻ってきて募金してくれたのが印象に残った。
・最初は声を出すのが恥ずかしかったけど、時間が経つと出せるようになった。
・募金活動をしながら、災害があったことを知ってもらうことができた。
・いろんな思いで募金をしてくださる人がいることがわかった。
・募金をした後に、メッセージを添えられると、気持ちが温かくなった。
・ただ台詞を読むのではなく、通りかかる人に身体を向けて呼びかける方が良いと思った。
・「少ししかないけど」という言葉の、その少しが大きな力に変わると感じた。
・募金箱を置いておくより、みんなで声を出して募金活動を行うほうが良いと思った。
・これからも募金をする側として協力していきたい。
・自分も優しい心の持ち主になりたい。
学習活動発表会
2月1日(土)に学習活動発表会が行われました。
人と自然科、総合学科の生徒と教職員が今年一年間かけて作り上げてきた学びの成果を発表しました。
展示発表の部では、講義棟と体育館2階のフロアに素晴らしい作品が所狭しと並べられ、生徒はそれらを熱心に見てメモを取っていました。
こちらは講義棟の芸術作品の様子です。
そしてこちらが体育館2階フロアの様子
また、体育館前では野菜と花の販売が行われました。
ステージ発表の部の様子です。生徒会役員の本日のプログラム紹介、吹奏楽部のファンファーレ、そして生徒会長のあいさつで幕を開けました。
始めは総合学科1年生「産業社会の人間」の発表(大学訪問と職業人インタビューの紹介、および2分間スピーチ)
人と自然科3年生のプロジェクト発表 「放置竹林問題に立ち向かえ ビートルズ!!」
総合学科2年生「ARIMA探究Ⅰ」 左「日本の自転車事故を減らすには」 右「低費用で耐震性を高くするには」
人と自然科および総合学科の修学旅行発表
そして前半の最後は「音楽Ⅱ」のアカペラ演奏。Queenの "We will rock you"を歌いながら、リズムに合わせて手をたたいたり、足踏みしたりして観客と発表者が一体になりました。
休憩をはさみ後半はオーストラリア研修の発表からスタート。タイトルは「日本の労働者の幸福度を高くするにはどうすればよいか~日本とオーストラリアの比較から~」
続いて総合学科3年生による「ARIMA探究Ⅱ」の発表です。タイトルは「フードピクトグラムで地域を活性化することはできるのか」と「経済を循環させるために有効なお年玉の使い方とは」
そして人と自然科3年生の課題研究から「品種改良の可能性」と農業意見発表で「農業やろうぜ」、そして総合学科3年生による「3年間の学びの振り返り」
生徒の発表は以上で終わり、人と自然の博物館の竹中先生と、校長先生から講評がありました。
最後に生徒会副会長による閉会宣言でステージ発表が終了となりました。
ご来場くださったご来賓並びに保護者や中学生の皆さん、ありがとうございました。
有馬高校の多様な学びが伝わっていたらうれしいです。
また、司会進行や裏方、会場設営や片付けでこの発表会を支えてくれた生徒の皆さんにもこの場を借りて感謝の気持ちを述べたいです。ありがとう。
1,2年生は来年度の探究の学びに、そして3年生は卒業後のそれぞれの進路で今までの学びを生かしてさらに成長していってほしいです!
人と自然科 地域自然保護で作成した夢プログラム模造紙 三田市自然学習センターに展示中です
人と自然科3年生選択科目『地域自然保護』の授業では県立有馬富士公園をフィールドとし、1年かけて有馬富士公園を訪れるゲストに、自分の特技を生かした公園の自然を感じてもらうための体験プログラム『夢プログラム』を生徒自身が企画し、実践する授業を行っています。
12月には1年間の集大成として、実際に高校生を公園に招き自分たちで企画した『ありまふじ夢プログラム』を実施。天候にも恵まれ大成功に終わりました。以下実施内容をまとめた記事です。
地域自然保護1年間の集大成 ありまふじ夢プログラム実施に関する記事はこちら
授業では3学期に入り、参加者からのアンケート結果、そしてアドバイザーとして見守ってくださっている人と自然の博物館の先生から『ありまふじ夢プログラム』について講評をいただき、自分自身で反省・評価を行いました。
そしてこの授業の最後の取組として、自分たちが実施した夢プログラムを多くの方に知っていただくために、巨大な模造紙にまとめる実習を行いました。
模造紙の前を通った人に目に留まるように『アイキャッチ』になる仕掛けを施し、イラストや写真を多めに盛り込むことで初めて模造紙を見た人でも内容を理解してもらえる工夫にもしっかり取り組めていました。
高校生活最後の1か月。みんなで協力して完成した模造紙は、先日開催された学習活動発表会で展示し、現在は三田市自然学習センター地下1階掲示板に掲示させていただいています。
1階の自然学習センター入口から入館し、展示物を見ながらスロープで地下1階に降りたところの左手にある巨大な掲示板です。
模造紙には、生徒が企画・実施した夢プログラムの目的や詳しい実施内容、ゲストに感じてほしい有馬富士公園の魅力などをわかりやすく(楽しく)まとめられています。
有馬富士公園に訪れた際は、生徒の力作をぜひご覧ください。
総合学科×人と自然科 近畿地区高等学校総合学科教育研究大会にて農産物販売を行いました
1月31日(金)西宮市民文化センターアミティーベイコムホールにて、近畿地区の総合学科に所属している先生方が集い、探求に関する学習を中心にお互いの学校の取組について情報交換を行う『第26回近畿地区高等学校総合学科教育研究大会』が開催され、会場のロビーにて有馬高校で栽培した農産物を総合学科と人と自然科の生徒が一緒に販売を行いました。
有馬高校には人と自然科と総合学科の二つの学科があり、選択科目でそれぞれの学科の授業を横断的に選択するカリキュラムを設定しています。たとえば人と自然科の生徒は、2年生で総合学科の『マーケティング』や『スポーツパフォーマンス実習』、『中国語』や『韓国朝鮮語Ⅰ』などの授業を選択でき、総合学科の生徒は2年生で人と自然科の科目である『ガーデニング』(農作物の栽培基礎を学ぶ授業)、3年生では『ナチュラルキープ』(身近な環境保護に関する知識や技術を学ぶの授業)を選択することができます。有馬高校だからこそできるユニークなカリキュラムですね。詳しくは以下のスクールガイドをご覧ください。
さて、この日は人と自然科の生徒が実習で栽培した黒大豆やセロリ、ギンナンに加え、総合学科の生徒が『ガーデニング』の授業で栽培したダイコンやタマネギ、そして同じく授業で制作した寄せ植えを持参しました。以下『ガーデニング』の授業風景です。みんな毎回楽しみながら積極的に農業を学んでいます。
会場に到着し、早速お店の開店準備です。
各地のイベントで何度も農産物販売会を行っている人と自然科農業クラブの生徒のリードの元、約30分で完成です。
そして会場に来られた近畿地区の総合学科の先生方に自分たちで栽培した農産物を販売しました。
『いらっしゃいませ』と声をかけ、『どんなふうに料理したらいいの?』『このタマネギの品種は?どんな味がするの?』などの質問もたくさんいただきましたが、人と自然科の生徒はもちろん、総合学科の生徒も授業で学んだ知識を活かしてばっちり答えていましたね。素晴らしかったです。
販売は3時間。完売とまではいきませんでしたが、総合学科と人と自然科の生徒が力を合わせて販売実習を頑張り、たくさんの先生方に購入していただきました。やはり自分たちで栽培したものをお客様に買ってもらえるが一番うれしいですよね。
短い時間でしたが、販売を担当した生徒にとってとてもよい経験となりました。ご購入いただきました先生方、ありがとうございました。