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カテゴリ:農業部

人と自然科 チェーンソーによる伐木等特別教育実施

 人と自然科では在学中、漢字検定やビジネス文書実務検定などの一般的な検定はもちろんですが、日本農業技術検定やフラワー装飾技能士、トレース検定など専門的な資格取得にも挑戦することができます。

 7月下旬に行われたガス溶接技能講習に関する記事はこちら

 さて、7月30日(土)~8月1日(月)の3日間、1年生から3年生の希望者25名を対象に、チェンソー(伐木作業)の特別教育が実施されました。(ちなみに自宅の木を切るなど、チェンソーを個人で利用する場合は資格は必要ありませんが、将来仕事でを使う場合は資格(特別教育の受講)が必要となり、受講せずにチェーンソーを使った仕事をすると罰則の対象になります。)

 まずは有馬高校にて2日間、学科講習と簡単な実技講習です。座学では伐木等作業に関する知識、チェーンソーに関する知識、振動障害及びその予防に関する知識、関係法令の4項目を学びます。

 

 スライドや映像を用いて、伐木する際の刃の入れ方や、木の倒し方などの伐木技術、チェンソーに使用するの燃料や潤滑油、機械の握り方や姿勢、振動障害やその予防、災害事例、関係法令など、安全にチェンソーを操作する知識についてしっかり教えていただきました。

 2日目の後半からは実習服に着替えて実技に入っていきます。実技を前にさらに集中していますね。

 班に分かれ、実際に使用するチェンソーを使ってエンジンの構造やかけ方、安全装具の着脱を学びました。

 最後は屋外でエンジンの始動を実践し、翌日の伐木実習にむけ準備は万端です。

 講習3日目は会場をキャタピラー講習センターに移動し、いよいよ伐木実技講習です。

 安全用具を着用し、エンジンをかけ、まずは基本の切り方である丸太の玉切りを想定した鋸断です。振動があるのでまっすぐ切断するも慣れが必要です。最初は教習所の講師の先生方の手助けを頂きながら進めていきましたが・・・

すぐに慣れ、一人で切断できるようになりました。やらないと上達しませんね。

 待ち時間は小屋の中で目立ての練習です。作業中の事故原因のほとんどが目立てが不十分で刃の切れ味が悪く、余計な力を加えてしまうことだそうです。丸棒やすりを使って、やすりの角度を約30度で研いでいきます。

 現場に戻ります。次に突っ込み切り。刃の先端を丸太にさして四角形、もしくは三角形に抜く切り方です。刃が丸太の中に入ったら見えないので難易度が高くなります。上手く抜けましたね。

 そしていよいよ立木の伐倒です。

 

 初日の学科講習に学んだ通り、まず倒したい方向に受け口を作ります。水平に下切りし、角度30~45度で斜め切りします。

 そしてチェンソーの刃を丸太の中心に入れ、切れ込みを作る芯切りを行った後、追い口切りです。反対側に受け口の高さ2/3程度に刃を入れます。その際切り込みすぎず『つる』と呼ばれる切り残される部分を残しておくことがポイントです。

 そしてくさびを打ち込み、倒していきます。

 切り口を見てみると、『つる』が機能していることが分かりますね。成功です。

 予定していた実技講習も無事終了し、講習を受けた25名全員がライセンスを取得することができました。最後にセンター長より直接『将来業務を行う際はとにかく安全最優先で作業を行ってください。そのためのライセンスです。』という言葉をいただき『ご安全に』の掛け声で終了しました。

 受講した皆さん。3日間の講習お疲れさまでした。今年の夏休みに最後に計画されているのが、フォークリフト技能講習です。自身のスキルを向上させる充実した夏休みにしましょう。

人と自然科 ガス溶接技能講習実施

 人と自然科では在学中、様々な資格取得講習を独自に実施しています。特に夏休みは自身のスキルアップに活用できる時間が確保しやすいため、様々な講習会が開講されています。

 中でも人気があるのは建機系資格。一生モノの資格ということもあり、毎年希望する多くの生徒が資格取得に挑戦しています。今年1発目として7月22日(金)と28日(木)には、ガス溶接技能講習の資格取得講習が行われ、1.2年生の希望者23名が挑戦しました。

 1日目はキャタピラー教習所講師の先生を有馬高校にお招きし、学科講習を行いました。講習を前に講師の先生から、

『何よりも最優先は安全。ガス溶接作業中は絶対にけがをしてはいけない。けがをしたら悲しむのは周りの人。特に保護者が一番悲しみます。ましてや今回のガス溶接は危険なガスを使用します。しっかり講習を聞いてください』

とのお話をいただきました。普段学校で行っている農業実習と同じですね。社会に出たら必要かつ当たり前の感覚です。

 その後は教本やスライド、映像などを用いてしっかり学習します。ガス溶接等に用いる可燃性ガスのアセチレンや、支燃性ガスの酸素を中心に、それぞれのガスの性質や発火温度、比重、発熱量などについて学んだり・・・

 ガス溶接など装置の構造と取り扱いとしてガス容器(ボンベ)や圧力調整期(ゲージ)、ゴムホース、吹管、点火用ライターの構造や取り扱い方法、火災や爆発の災害事例やその防止方法など、専門的な内容ばかりです。

 今回のガス溶接は技能講習のため、2日目に筆記試験があり、不合格の場合はさらにお金を払って補講を受け、追試を受けるる必要があります。

 

 お金と時間を無駄にしないように、教法にマーカーを引きながら、講師の先生の言葉を聞き逃さないよう真剣に話を聞いていました。

 2日目はキャタピラー教習所に場所を移し、学科講習&学科試験&実技講習です。

 1日目に学んでいなかった労働安全衛生法などの法令について、事業者は作業中の危険を防止するため必要な措置を講じなければならないこと、そして労働者も事業者が講じている安全に必要な措置を守らなければならないことなどを学びました。このことも普段の農業実習にもつながります。

 そしていよいよ学科試験。頼むから全員合格してほしい・・・結果は・・・

 全員合格で、一安心です。そしていよいよ実技講習に移ります。

 ボンベとガス溶接機をつなぐ作業も自分で行います。手順を覚えるのがなかなか難しいですね。

 準備が出来たら点火用ライターで着火。酸素の量を手元で調節し、いよいよ鉄を切断していきます。慣れるまでは手を添えてもらいながら進めていきます。

 一定のスピードで、炎と母材の距離も一定にしながら進めていくのがポイントです。上達してきたら一人で作業を行うことができるようになりました。

 2日間かけで実施した、ガス溶接技能教習も無事終了。全員資格を取得することができました。

 今年の夏休み中には希望者を対象にチェンソーとフォークリフトの資格取得講習が行われます。また、国家資格であるフラワー装飾技能士の筆記、実技試験に挑戦する生徒もいます。忙しいですが、将来の進路目標実現のため頑張りましょう。

人と自然科 第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍!!(後編 大会式典)

 農業クラブ県大会は2日目になりました。

 1日目 第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍!!(前編 競技会当日)に関する記事はこちら

 大会式典会場である、この日も四季の森生涯学習センターに集合。検温、消毒を済ませ入場。4月に異動された先生とも久々に再開し、テンション上がります。

 副会長の開会宣言の後、成人代表より結果発表がありました。

有馬高校の結果は以下の通りです。

プロジェクト発表会 分野Ⅱ類(開発・保全・創造)優秀賞 3-1 K.K U.K I.S T.R 2-1 W.R

意見発表会 分野Ⅱ類(開発・保全・創造)最優秀賞 3-1 M.T 

意見発表会 分野Ⅲ類(ヒューマンサービス)優秀賞 3-1 Y.S

農業鑑定競技会 分野園芸 最優秀賞 2-1 M.R

農業鑑定競技会 分野造園 最優秀賞 3-1 I.H

農業鑑定競技会 分野園芸 優秀賞 3-1 M.A

 ということで今年の有馬高校は出場したすべての部門で入賞という快挙を成し遂げました。農業鑑定競技会の運営をしながらのこの結果は価値がありますね。

 意見発表会では昨年に続き最優秀賞を獲得し、カップを取り返しました。M.Rさんは大阪府で開催される、近畿連盟大会に兵庫県の代表として出場します。(近畿大会で最優秀賞を受賞した場合、全国大会に出場となります)

 農業鑑定競技会では、出場した2分野で最優秀賞を獲得。有馬高校としては10年ぶりの快挙です。また、測量の部で優勝を獲得した生徒も全体2位の成績であったため、3名が10月に福井県でで開催される全国大会への出場を決めました。

 また優秀賞を受賞したプロジェクト発表会は人と自然科創設以来、2年連続3回目の受賞。有馬高校の歴史に刻む快挙です。表彰式では会場から大きな拍手が送られました。

 表彰後は模範発表。全参加者の前で発表しました。意見発表会で最優秀賞を受賞した本校の生徒も、兵庫県の代表にふさわしい発表をしてくれました。

 そして参加者全員でFFJの歌清聴。全国の農業高校生が歌える農業クラブ連盟歌です。新型コロナウィルスが落ち着かない中、もう3年間もみんなで歌えていないですね。さみしいですね。

 最後は県連盟クラブ旗引継ぎ。今年度事務局である丹有ブロック主担当校の篠山産業高校から次年度事務局校の氷上高校に県連盟旗が引き継がれました。そして引き継がれた県連盟旗を先頭に、有馬高校を含む11校の農業高校のクラブ旗が退場し、大会は終了となりました。

 最後に獲得した賞状やカップ・盾を手にみんなで記念撮影です。

 応援してくださった皆様、ありがとうございました。意見発表会で近畿連盟大会に出場する選手は、全国大会出場を目指し頑張りましょう。そして10月に北陸3県で開催される全国大会に出場する選手は全国制覇を目指し頑張りましょう。後輩の皆さんも大活躍の先輩を目標に、日々の授業や実習を頑張っていきましょう。これからも人と自然科の活躍にご期待下さい。

人と自然科 第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍!!(前編 競技会当日)

 今年は夏の全国高校野球選手権大会にて、有馬高校硬式野球部が伊川谷高校に見事勝利。3回戦で惜しくも敗れたものの、名門報徳学園との対戦においても最後まで全力プレーで善戦しました。(人と自然科の生徒も多く所属し、活躍しました。)

 そんな熱気がまだまだ冷めない中、今度は農業高校の甲子園とも呼ばれる、第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会が7月26日(火)・27日(水)に開催され、主会場となった丹波篠山市四季の森生涯学習センターに県下11校の農業高校生が集結しました。

 有馬高校人と自然科からも意見発表競技会の校内予選を勝ち進んだ精鋭、そして今年もプロジェクト発表会に出場する生徒も含め合計6名が有馬高校人と自然科の代表として乗り込みました。

 ちなみに農業鑑定競技会に出場した代表生徒12名は、今年は会場が有馬高校のため、直接有馬高校に乗り込みました。

 農業鑑定競技会の様子(農業クラブ県大会農業鑑定競技会 大会運営)に関する記事はこちら

 県下11校の生徒が大ホールに集合し、県連盟副会長の開会宣言によりいよいよスタートです。まずはクラブ旗入場。県連盟旗を先頭に各校の農業クラブ会長が旗を持ち入場します。有馬高校も人と自然科115名の代表として、農業クラブ会長が歴史ある有馬高校農業クラブ旗を持ち、堂々と入場しました。県下11校の農業クラブ旗が並ぶ光景を見ると、背筋が伸びますね。

 そして開会式、総会が滞りなく行われ・・・

 いよいよ競技会スタートです。

 農業鑑定競技会は有馬高校の体育館が会場です。

 農業鑑定競技会の様子(農業クラブ県大会農業鑑定競技会 大会運営)に関する記事はこちら

 有馬高校からは分野園芸に8名、分野測量に4名の選手が参加しました。3年生が中心の選手団ですが、2年生も先輩に負けないくらいの実力を持っています。今年は問題が少し難しかったようで、終了後は口をそろえて、思うようにできなかったとの声が多く聞かれました。

 そして発表競技

 プロジェクト発表会 (学校でのプロジェクト研究を10分以内で発表する競技)

 分野Ⅱ類(開発・保全・創造) 3-1 K.K U.K I.S T.R 2-1 W.R

 そして意見発表競技会(学校での学びや様々な体験を通して感じた意見を7分以内で発表する競技)には、2つの分野に1名ずつ出場しました。

分野Ⅱ類(開発・保全・創造)3-1 M.T

分野Ⅲ類(ヒューマンサービス)3-1 Y.S

  発表会は THE FIRST TAKE = 一発勝負 ということで、多少緊張した生徒もいましたが、今まで積み重ねた準備と練習を糧にどの発表も自信に満ち溢れたすばらしい発表ができたとのことでした。

 結果は翌日の大会式典で発表です。楽しみですね。

 報告は第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍!!(後編 大会式典)につづきます。

人と自然科 農業クラブ県大会農業鑑定競技会 大会運営

 有馬高校人と自然科にように、全国の高校で農業を学ぶ約9万人の生徒は全員『農業クラブ』という組織に所属しています。そして日頃の学習の成果や活動の成果を全国の農業高校生と競い合うのが別名『農業高校の甲子園』『農業高校のインターハイ』と呼ばれている各種競技会です。プロジェクト発表会や意見発表会など5つの競技が行われます。

 第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍!!(前編 競技会当日)に関する記事はこちら

 今年度有馬高校は丹有ブロックである篠山産業高校・篠山東雲高校と一緒に、第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会(県大会)の運営を担っており、有馬高校は農業鑑定競技会の運営を任されていました。

 農業鑑定競技会校内選考会(農業鑑定競技会とは・・・)に関する記事はこちら

 そしていよいよ7月26日(火)有馬高校体育館にて大会が実施されました。この日に向けて運営役員を中心に2日前の日曜日から会場となる体育館、待機場所となる教室の清掃・準備、説明会のためのZoomの準備など頑張りました。

 12:30、 四季の森生涯学習センターで開会式を終えた県内11校約200名の選手が有馬高校に集結してきました。駐車場係の生徒がバスを誘導します。さすが昨年の全国大会で経験した2.3年生。慣れていますね。

昨年の全国大会運営 第72回日本学校農業クラブ全国大会令和3年度兵庫大会意見発表会運営頑張りましたに関する記事はこちら

 到着後はすぐに手指消毒。受付へ案内します。

 そして競技説明会会場に誘導します。

 13:30開会式&競技説明会スタート。ZOOMを使って配信。競技実施委員長の校長先生、生徒運営委員長の挨拶の後、競技について注意点を配信しました。

  競技を前に運営生徒が持ち場に着きます。問題が並んだ会場を見て、緊張感が増してきましたね。

 14:00いよいよ競技会がスタート。ベルが鳴り、選手が一人ずつ入ってきました。20秒で1問。一人40問解いていき、その正答数を競います。

 最後の2問は40秒問題。計算問題を中心に出題され電卓の使用が認められています。(ちなみにその横に座っている運営の生徒は、電卓の数字をクリアする重要な係です。)

  そして解答用紙とバインダーを返却し終了。約15分の真剣勝負です。

 運営役員が見守る中、有馬高校人と自然科の生徒も校内予選を突破した生徒が、分野園芸に8名、測量の部に6名出場し、頑張っていました。

 15:30協議会は無事終了。大きな問題もなく大成功に終わりました。最後に体育館に集まり、半年間リーダーとして大会を準備してきた生徒実行委員長から運営生徒のみんなに、

『各校出場選手の最終確定情報が届かない中、開始予定時間14:00にスタートできたのは、皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。今回のように人と自然科が一致団結して、次は秋の農業祭も大成功させましょう。お疲れ様でした。』

 というねぎらいの言葉がかけられ、大きな拍手で大会を終えることができました。

 大会前の準備から強いリーダーシップを発揮していた大会実行委員長、そして実行委員の皆さん。運営を担った人と自然科の生徒の皆さん。本当にお疲れさまでした。大会を生徒が主体的に運営していた姿がとても印象的でした。みなさん大きく成長することができましたね。

 さて、選手として出場した人と自然科生徒の県大会の結果は・・・第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍!!にて紹介します。

人と自然科 ブドウ(ベリーA・ピオーネ・マスカット)の栽培順調です

 人と自然科の1年生と3年生が栽培を学んでいるブドウ(ベリーA、ピオーネ)も、9月の収穫に向け、いよいよ最終段階に入ってきました。

 種なしブドウにするためのブドウジベレリン処理に関する記事はこちら

 生徒の熱心な管理作業の結果、順調に生育しています。

 収穫前最後の作業、袋がけを前にまずは摘粒という作業です。摘粒とはブドウの粒を一粒一粒丁寧に抜いて、割れている粒を抜いたり、詰まりすぎている房の粒を抜く作業のことです。

 

 1年生が栽培を学んでいるベリーAの場合、房の車の数(つぼみの塊の数)を15車にして、形を円筒形に整房します。そして一房の目標は75粒になるように摘粒します。

 

 3年生が栽培を学んでいるピオーネの場合、房の車の数(つぼみの塊の数)を10車にして、同じく形を円筒形に整房します。そして一房の目標は45粒になるように摘粒します。今年は過去最速で梅雨が明けましたがその後は雨が多く、ブドウの粒は一気に大きくなり、難易度高め。生徒は1週間に2~3日自主的に農場に行き管理を頑張りました。

  そして7月考査も無事終わり、いよいよ袋がけ作業です。(大雨のため5日ほど予定より遅れてしましました。)

 

 袋がけはその名の通り一房一房丁寧に紙の袋をかける作業です。鳥害や虫害、裂果、日焼けなどを防いだり、ブドウ表面に付着するブルームと呼ばれる白い粉(ブドウが自らを守るために出す油脂成分。新鮮な証拠です。)が取れるのを防ぐなどの目的があります。また、使用した袋の数を数えることで、収量を予想することもできます。 

 

 ポイントは袋の口に隙間がないように丁寧に止めていきます。袋に隙間が空いていると、雨が入ってきてカビが発生したり、害虫が入ってしまいます。約2時間の実習で無事完了です。

 これから夏休みにかけては枝の管理は続きます。美味しいブドウを収穫するため、各自で定期的に行いましょう。そして9月に入りいよいよ収穫。在校生、保護者を対象としたブドウ販売会が実施されます。

 昨年のブドウ販売会に関する記事はこちら

 現時点では9月7日(水)に2年生、9月9日(金)に3年生、9月14日(水)に1年生を対象に販売会を実施予定です。(諸事情により変更の可能性もあります。)収穫まで好天が続くよう、また害獣のアライグマに食べられないように祈りましょう。

人と自然科 地域自然保護 フィールドワークその4 棚田の管理を通した夢プログラム体験

 6月21日(火)人と自然科3年地域自然保護の授業で、棚田の管理をとおしたプログラムを体験しました。

 

 人と自然科3年生学校設定科目「地域自然保護」の授業では、今年度も県立有馬富士公園をフィールドとし、1年かけて有馬富士公園を訪れるゲストに公園の自然を感じてもらうための体験プログラムを生徒自身が企画し、実践する授業を行っています。現在は12月のプログラム実施に向け、実際に有馬富士公園で活動されている夢プロの先輩が行っているプログラムを体験しています。 

 前回のフィールドワークその4 里山の管理体験に関する記事はこちら

 今回は自然の学校の吉田さんにお世話になり、棚田の管理に関するプログラムを体験しました。この日の天気予報は雨・・・でしたが夢プログラムをやりたい!!という願いが空に届き、実習時間の2時間だけ雨がほぼ上がるという奇跡の時間となりました。

 

 有馬富士公園が大好きな吉田さんは、公園の植物や昆虫の知識が豊富で、20年近く有馬富士公園を訪れる来園者に対して生き物観察ツアーなどの夢プログラムを企画、実施されている方です。

 また、有馬富士公園にはかやぶき民家の側に棚田があり、吉田さんを中心としたボランティアの方が古代米を中心に無農薬でお米を栽培しています。今回はその水田の除草を手作業で行いながら、楽しく土や昆虫、植物に触れあうことを目的としたプログラムです。

 

 とりあえず雨が心配早くプログラムを始めないと・・・ということで、早速みんなで田んぼに入っていきます。

 

 前述のとおりこの田んぼは無農薬で栽培しているため、除草剤は一切使用していません。そのため少し放っておくとノビエなどの雑草が繁茂してきます。今回は伝統的な農具と素手で除草していきました。

 

 除草していると里山の方から鳥の鳴き声が・・・コゲラの鳴き声だそうです。

 

 そして農薬を使用していないため、田んぼの中にも生きものがたくさん生息しています。オタマジャクシやカエルはもちろん、コオイムシ等の貴重な昆虫も観察することができました。

 

 また、田んぼの周辺を観察してみると、ヤマラッキョやスズサイコなどの絶滅が危惧されている植物が観察できました。

 

 約1時間の活動は終了。皆さん田んぼから上がりましょう。

 今年もしっかり服が汚れています。夢プログラムは大成功ですね。とりあえず手足と道具をみんなで洗いましょう。

 

 最後に吉田さんから、今回の体験プログラムに込められた想いや、里山(公園内)に棚田を残すことの意義、そしてこの棚田で公園や自然を愛する人たちと行っている取組みなどについてお話をいただきました。

 

 これにて夢プログラムは終了。吉田さん、楽しいプログラムをありがとうございました。

 

 今回で実際に行われている夢プログラム体験は終了。来週からは、今まで公園で体験したり調査したりしてきた内容を有馬富士公園の巨大地図にまとめ、9月に中間発表を行う予定です。そして12月には実際に自分たちでプログラムを企画、実施してていきます。

昨年度の卒業生が企画・実施した夢プログラムに関する記事はこちら

 力を合わせ頑張っていきましょう。

人と自然科 三田警察署の花壇植え付け活動に行ってきました

 人と自然科では実習で学んだ知識や技術を活用した様々な活動を行っています。先日も3年生の生徒が、三田市消防本部の花壇装飾を行いました。

 三田市消防本部の花壇装飾活動を行いました・・に関する記事はこちら

 6月10日(木)は三田警察署の花壇植え付け活動に行ってきました。今回は2年生の生徒13名が挑戦。公共施設の装飾は初めてです。ペチュニアやベゴニア、マリーゴールド、サルビア、ジニアの花苗約800鉢を持参しました。

 まずはデザインを決めます。警察署前のメイン花壇、庁舎に沿った左右の花壇、合計3カ所に分かれ、それぞれ3~5名のグループに分かれ、配植を考えます。

 今回初めて装飾する2年生。基本のライン状のデザインに配置する班が多かったですね。

 配置が終わったら移植ごてを使用し植え付けしていきます。

基本は奥の花から手前の花へと順番に、間隔を確認しながら手早く植えつけます。苗の植え付けは学校でも繰り返し行っているので慣れた手つきです。

 最後は灌水して完成です。一気に明るくなりましたね。

 何とか授業時間内に植え終えることができました。最後は署長さんも出てこられ、記念撮影です。

 三田警察署を訪れた際は是非ご覧下さい。

人と自然科 農業と環境 手植えによる田植え実習実施

 6月に入り、皆さんがお住まいの地域の田んぼにも水が張られ、田植機が大活躍しているのではないでしょうか。

 有馬高校も6月9日(木)人と自然科1年生『農業と環境』の授業において、伝統の手植えによる田植え実習が行われました。この日を楽しみにしていた生徒も多かったようで、田んぼに向かう足取りも軽やかですね。

 授業担当の先生からしろかきなど田植えまでの水田の準備、塩水選等の技術、水分補給や着帽など熱中症予防についての注意点などについて説明を受けた後、早速水田に向かいます。

 早速田んぼに入りましょう。畦を踏んではいけません。

 そして早速田植え開始。合図で一斉にイネの苗を植えていきます。有馬高校で近年栽培しているイネは「ヤマフクモチ」という品種のもち米です。

 今年は有馬高校が作付けする2枚の田んぼを全て手植えすることにしました。玉ヒモ(20cmおきにイネの苗を植える場所の印がついたロープ)に沿って、1カ所に3本ずつ、人差し指の第1関節の深さまで植えていきます。そして一歩下がって自分の足跡を消します。

 40分経過。田んぼの半分まで進みました。どんどんスピードアップです。

 ポイントは自分が担当する区域の田植えが終わったら全員で腰を上げること。これが玉ヒモを持つ担当の先生が次に進める合図になります。

  

 そして開始1時間が過ぎたころ、2枚の田んぼにイネの苗ををまっすぐ等間隔に植えることができました。

 今回手植えをしたもち米は、10月下旬に収穫を迎え、毎年手刈りで収穫しています。

 昨年度の稲刈りの様子はこちら

 そして今年は11月12日(土)に予定されている秋の農業祭にて、もち米として一般に販売予定です。

 昨年度の秋の農業祭に関する記事はこちら 

 収穫まで皆様しばらくお待ち下さい。

人と自然科 農業クラブ リーダー講習会に参加しました

 6月9日(木)丹波篠山市立四季の森生涯学習センターにて、兵庫県学校農業クラブ連盟、令和4年度リーダー講習会が開催され、人と自然科の生徒20名が参加しました。

 人と自然科のように全国の高校で農業を学ぶ学科に所属する約8万人の生徒は全員『学校農業クラブ』という全国組織に所属します。そして兵庫県内で農業が学べる高校は11校あり、兵庫県学校農業クラブ連盟を組織しています。兵庫県学校農業クラブ連盟では、毎年6月に各学校の農業クラブの中心として活動する生徒が集まり、リーダー講習会を開催しています。この講習会は大きく分けて二つの内容に分かれており、午前中はクラブ活動発表会が、午後は専門分野に分かれた分科会が開催されます。

 午前中のクラブ活動発表会では各校の農業クラブ活動の活性化を目指し、スライドなどを用いて、農業を通した地域貢献活動、学習活動を紹介し合いました。

 

 有馬高校は11校中8番目に登場。

 

 クラインガルテンやフローラルアートなどの特色ある授業紹介はもちろん、三田駅前花配布や福祉施設での花壇植え付けボランティアや田園スポーツセンター、イオン伊丹での農産物販売などのイベント活動など地域に根ざした活動を紹介しました。また今年遂にリニューアルされた、大人気の人と自然科ゆるキャラ(実習を頑張っていたら現れる妖精さん)『ひとっしー』も紹介しました。

 「ひとっしー」が登場してくれたイオン伊丹での農業イベント参加に関する記事はこちら 

 そして午後からは農業・環境学習の発展と各校生徒同士の交流、リーダーの育成を目的として分科会が行われました。

 第1分科会では各校農業クラブ会長が集まり、理事会が開催されクラブ活動発表を踏まえた意見交換や、夏に開催される農業クラブ県大会の発表競技の発表順の抽選が行われました。

 第2分科会では「見せる・伝える技術を学ぶ!プロジェクト発表について」をテーマに、昨年の農業クラブ全国大会プロジェクト発表競技会で全国大会最優秀賞に導いた先生、県立農業高校の木村健一先生より、競技のルールやコツについてアドバイスを頂きました。第2分科会では本校の生徒が司会も務めました。

 農業クラブの各種競技会が紹介された、昨年度の農業クラブ総会に関する記事はこちら

 第3分科会では「見せる・伝える技術を学ぶ2」をテーマに、澤田恭子先生を講師にお招きし、会を進行したり人前で話をするなど、リーダーとして求められる能力を身につけるための大切な技術、コミュニケーション能力の向上について学びました。

 第4分科会では「丹波篠山の農業を学ぶ」をテーマに、丹波篠山市でイネや黒ダイズ、ヤマノイモなどを栽培されている先輩農業者板東先生、構井先生をお招きし、古くから受け継がれた農法を守りながら新しい農法に取り組む事例や姿勢について学びました。

 

 第5分科会では、「丹波篠山の産業を学ぶ)をテーマに享保19年創業小田垣商店を訪れ、江戸時代から続く店舗や古い用具などを見学。地域の活性化を図り地産地消、農業と地域産業とのつながりについて考えました。

 第6分科会では「丹波篠山の特産物をモチーフにフェイクスイーツづくりを学ぶ」をテーマにpuls-yoikotoの堂岡先生とNiCoPPe☆の境先生をお招きし、黒豆のロールケーキを作成しました。

  会の最後は再びホールに集まり各分科会からの報告の後、FFJの歌を集まった県内150人の農業クラブ員で清聴しました。農業クラブ連盟歌であるFFJの歌は全国の農業高校生が歌える歌です。

 リーダー講習会を通じて他校の特色ある活動を知ることができ大変参考になりました。このようい県内、そして全国の農業高校生と交流できるのが農業クラブ活動の魅力ですね。また、分科会を通して、リーダーとしての資質向上はもちろん、農業の大切さや農業を学ぶことへの誇りを持つことができました。最後に集合写真です。

 リーダー講習会が終わり、いよいよ7月に開催される農業クラブ県大会に向け、本格的な学習、練習が始まります。次は県内、そして全国の農業高校生がライバルですね。最優秀賞、そして近畿大会・全国大会出場を目指し頑張りましょう。