| Aioi High School,Passport to the World ~相生高校から世界へ~ |
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12月15日(月)の3・4限に、1年生の自然科学類型の生徒を対象に、数学の特別講義が行われました。講師には、広島大学大学院先進理工系科学研究科の藤森祥一先生にお越しいただき、「極座標の話」という演題で講義を行っていただきました。数学Cで学ぶ「極座標」について難しい内容が多かったですが、今持っている「三角関数」の知識と結び付けたり、直感的にグラフを考えさせたりと工夫をされ、何とか理解できるようにやさしく説明をされました。生徒は一つ一つの問いに対して友達と相談しながら一生懸命に考えていました。最後は(r,θ)平面でかいたグラフを「メビウスの帯」に結び付け、実際にハサミで切り取ることで理論の一端を垣間見ることができました。今後の数学の授業に対して、より一層興味関心を持って取り組むことができるのではないかと感じています。本日ご講義いただきました藤森先生、ご多用の中ご講義いただきありがとうございました。
12月11日(木)に、1年生自然科学類型の希望者9名が (株)IHI相生事業所にて校外学習(フィールドワーク)を行いました。専門的な部分はとても難しかったですが、生徒たちは熱心に聞き入っていました。世界有数の技術開発がこの相生の地で行われていることを目の当たりにした生徒たちは、より一層理系分野への興味関心を高め、自分たちの学習の目的を鮮明にしたことと思います。
11月20日(木)の5時間目に1年2組の生徒が数学特別講義を受けました。参考書「Focus Gold」の著者でもある名城大学の竹内英人先生に「これからの時代に求められる数学力とは?」という演題で”教えない授業”をテーマに授業を実践していただきました。身近にある題材で、簡単に解けそうでなかなか解けない思考力を問う問題を考えていきました。先生からはヒントや答えを与えず、しかしながら全員が頭を悩ませながらも熱心に取り組みました。今回の講義が今後の授業でも主体的に取り組んでいくきっかけになればと期待します。