2025年12月の記事一覧
1年次「産業社会と人間」クロスカリキュラム④
12月15日(月)3,4時間目に1年次「産業社会と人間」の授業で、クロスカリキュラム探究の成果発表を行いました。今年度のクロスカリキュラム探究では、他教科の教員が協同し、生徒たちがフィールドワークで地域社会に出かけ、各分野の専門家と繋がって、ものごとに対する深さと広さの両面的な学習を念頭に実践してきました。
班のメンバーで協力して、学んだ成果をまとめたポスターは、生徒たちが探究活動で様々なことを吸収したことがわかり、生徒自身がそれぞれの課題に向き合い、考えた成長の姿が見受けられました。現場に出て実社会の問題に向き合った生徒たちは、入学した時と比べて逞しくなり、いきいきとした表情を見せていました。
例えば小学生に防災を伝える上で、防災の重要性を自分ごととして捉え、楽しく取り組めるために劇やカルタゲームを取り入れたり、段ボールや新聞で防災グッズ(スリッパ)を作成するなど自分たちの目線で防災に向き合っていました。又須磨の海オリジナルTシャツを作って人との繋がりを通じて地域の活性化を図る、須磨アルプスの良さを外国人にも理解してもらうために英文で広報する、高齢化社会における「幸せな暮らしのためのちょっとの交流」として個人のペースを大切に地域に関わっていくことなど発想に高校生としての新鮮さが活かされていました。一方で実践段階での時間配分の反省など社会や人に真摯に関わることで、自らの力でより良くしようとする向上心を垣間見ることが出来ました。以前にも増して自己評価を客観的に行い、自らの反省点を把握して、改善策を考えていることが大きな実りであったと思います。
継続的な学びの第二段階として来年度の課題研究に向けて、学びの広がりを感じ取ることができました。本校の特色である「探究」をしっかり各自の成長に繋げられることを期待しています。
今回のクロスカリキュラム探究で興味が湧いたこと、疑問に思ったこと、もっと調べたいと感じたこと、改善したいと気づけたことを大切なものとし、段階的に学びを深めることができる本校での学習活動をそれぞれの今後の学びに活かしてほしいと思います。
〈生徒の感想〉
・ポスターは見やすいことが命だから、余計な文はできるだけ省くようにした。タコラッチでの実践では、内容を覚えていたおかげで原稿を見ずに話すことができた。またタイトルを工夫したり、絵を入れたりして、興味を持ってもらえるように意識した。
・ポスターの余白を意識して内容を細かく分けたり、フォントをデザインに合わせて変形させた。レイアウトはターゲットを明確にし、シンプルに拘り目線を意識した。発表では笑顔でのアイコンタクトや自分の発表を客観的に確認して自然な身振りや手振りを加え、専門用語はわかりやすい言葉に言い換えて具体例や体験談を付け加え、つなぎ言葉を減らすようにした。自分の気づきを大切にしてポスターと発表に工夫を重ねた。