リーガルマインドとは

 リーガルマインドとは一般に法的思考力のことを言います。しかし本校のリーガルマインドはこれに加えて、「物事を多面的に捉える力・公正に判断する力・法を活かして社会の調和を保ちながら暮らす力」ととらえています。これらの力を持ちながら、社会の様々な事象に主体的にアプローチし解決策を打ち立てる能力や態度、すなわち「市民性としてのリーガルマインド」の育成を目指しています。

 リーガルマインド類型では、1年生はリーガルマインド特別授業、2年生は「リーガルマインドⅠ」3年生は「リーガルマインドⅡ」を学習します。また、「総合的な探究の時間」の一部を使ってリーガルマインド学習も行っています。

1年リーガルマインド類型生徒の活動風景

1年リーガルマインド類型生徒の活動風景

1年リーガルマインド校外学習 ~JICA関西へ~

7月16日(水)午後、リーガルマインド類型1年生の校外学習が行われました。

JICA関西の職員の方から事業の説明を受けたのち、実際にフィジーに小学校教員としては派遣された林氏に貴重な体験談を聞きました。現地の様子、フィジーの言葉、フィジータイムなど日本との違いに驚いていました。また、SDGsについて、JICAの方のお話、展示室にあった数々の資料から、今後、探究活動に関わることにも学びを深めることが出来ました。

2学期から本格的にスタートする探究学習に活用してほしいですね。

2年リーガルマインド類型生徒の活動風景

2年リーガルマインド類型生徒の活動風景

神戸地方気象台への校外学習

3月3日(月)の午後、リーガルマインド類型2年生が校外学習で神戸地方気象台に見学に行きました。

最初に南海トラフ大地震を念頭に、地震と津波のメカニズムや避難についてお話を伺いました。緊急地震速報時の対応や津波フラッグの活用など熱心にメモを取りながら聞きました。

およそ1時間の講義の後、現業室を見学させてもらいました。予報の出し方や大阪管区気象台とのやりとりなど普段知らないことを多く知ることができました。

最後に露場(ろじょう)で様々な観測機器や標本木の説明を受けました。

普段はなかなか見ることのできない予報現場を見学させていただいたり、防災や減災について考えることができとても学びの多い校外学習となりました。

お忙しい中、ご対応いただいた神戸地方気象台の皆様、本当にありがとうございました。

3年リーガルマインド類型生徒の活動風景

3年リーガルマインド類型生徒の活動風景

卒業論文作成に向けての講義

4月11日(金)7時間目に卒業論文の書き方講座が実施されました。京都芸術大学 准教授 吉田大作先生をお招きして、卒業論文作成にあたってのポイントを詳しく講義していただきました。

実際に、大学入試において小論文を採点するポイントを交えて、わかりやすく教えていただきました。

作文と論文の違い、論文には型があること等など、今後に役立つ講義であっという間に時間が過ぎていきました。

いよいよ、論文の作成に入っていきます。今日の講義を論文作成に役立ててほしいものです。