1年リーガルマインド類型生徒の活動風景

1年リーガルマインド類型生徒の活動風景

リーガル1年生SDGs探究中間発表

本日2月4日(火)にリーガルマインド47回生がSDGs探究の中間発表を行いました。

この中間発表は、3月に実施される「SUMAHIDAY」に向けて、お互いにアドバイス

しあい、改善することを目的として行いました。

6つの班がそれぞれ取材した内容やそこから考察したことをパワーポイントに

まとめ、7分以内に発表します。原稿に目が行きがちになったり、早口になったり

と発表の仕方は改善する点が多く見られましたが、こちらが思っていたよりも

上手にスライドにまとめていて感心しました。

ここからあと1ヶ月ほどでさらにブラッシュアップさせ、本番を迎えたいと思います。

リーガルマインド1年生取材

1月7日(火)にリーガルマインド1年生の4人が神戸親和大学にインタビューに行きました。

教育問題、特にいじめについて関心を持って探究を行っているグループで、神戸親和大学の

金山先生にお話を伺いました。

いじめの現状やインターネット(SNS)の問題点など実際にあった事件を挙げながら

わかりやすく話をしてくださいました。中でも「いじめ防止対策基本法」の問題点や

「無自覚ないじめ」に対しては生徒たちも知らないことが多く、多くの学びを得られました。

今回の学びを今後の探究活動に活かして行きたいと思います。

金山先生、本当にありがとうございました。

県庁取材

12月27日(金)にリーガルマインド1年生の中で、SDGsの「海の豊かさを守ろう」に焦点を当て

海洋ゴミについて探究しているグループが、兵庫県環境整備課の方々に兵庫県の現状や対策について伺いました。

兵庫県では3Rに加えてRenewableの観点も加えた資源循環の取り組みを強化していることや、

ゴミ拾いSNS「ピリカ」を導入して海洋へのゴミの流入を抑制しようとしていることなどを

知ることができました。

年末のお忙しい時に時間を割いていただきありがとうございました。

今回のお話を参考に、よりよい探究を行っていきます。

1年リーガルマインド SDGs探究取材活動(甲南大学)

12月26日(木)の午前、リーガルマインド1年生の2班が甲南大学文学部社会学科の准教授関めぐみ先生のもとへ取材に行きました。関先生は「ジェンダーとセクシュアリティの社会学」などを研究されています。2班はSDGsのゴールの内「5.ジェンダー平等を実現しよう」に焦点をあて、学校生活の中にあるジェンダー問題などについて考え探究活動を行っています。

先生はとても温かく迎えてくださり、最初は緊張して硬くなっていた生徒たちもすぐに緊張がとけ、質問をするだけではなく自分たちの考えや経験などもしっかりと話をしていたのが印象的でした。関先生は、生徒たちの一つひとつの質問にとても丁寧に答えてくださり、1時間の予定が2時間近く取材をさせていただきました。

今日の取材は生徒たちにとって、大変充実した時間となり、今後の探究活動に向けて大きな刺激となったようです。今回の取材で得たことをしっかりとまとめて、より充実した探究にしていきましょう。

年末のお忙しい中、取材にご協力いただきました関先生、本当にありがとうございました。

 

1年リーガルマインド SDGs探究取材活動(神戸国際コミュニティセンター)

12月20日(金)の午後、リーガルマインド1年生の1班が「神戸国際コミュニティセンター(KICC)」へ取材に行きました。

このグループはSDGsのゴールのうち、「3 すべての人に健康と福祉を」「10 人や国の不平等をなくそう」に焦点をあてました。そして日本に来ている外国人の方の困りごとを知り、それを解決策を考えるということを目標に探究活動を行っています。情報収集の中で、新長田にある「神戸国際コミュニティセンター」の存在を知り、その取り組み等についてのお話を伺いました。

団体の活動はもちろん、実際に経験したことなどを交えながら大変分かりやすくお話をしていただき、今後の探究活動に向けて大変充実した時間となりました。

また、お話を伺った後には施設の見学もさせていただきました。

この施設は外国人の方に限らず誰でも利用することができます。実際に、この場所で勉強をしている留学生の方もおられるそうです。高校生も勉強できます。また、日本語講座や多文化交流の講座などのイベントなどもあり、生徒たちは本を手に取ったり様々なイベントのリーフレットを見たりしていました。いろんなヒントがありましたね。

祈禱室もあります。↓

今日の取材を今後の探究活動に大いに活かしていきましょう。

お忙しい中、取材にご対応いただいた「神戸国際コミュニティセンター(KICC)」の皆様、本当にありがとうございました。

1年リーガルマインド SDGs探究取材活動(神戸市役所)

12月19日(木)の午後、リーガルマインド1年生の4班が「神戸市役所」へ取材にいきました。

このグループはSDGsのゴールのうち「11 住み続けられるまちづくりを」に焦点をあて、そこから私たちが住む神戸のまちづくりについての探究活動を行っています。情報取集を行うなかで、神戸市が行っているまちづくりの「総合基本計画」に着目し、その取り組みについてのお話を伺いました。

担当の方が大変分かりやすく神戸市の計画や取り組みについて様々な分野からお話していただきました。このお話を聞いて、今まで少し漠然としていたテーマがはっきりとしてきたようです。特に神戸市が取り組む「人口減少を抑える取り組みと人口減少に適応する取り組みに対して両方面からアプローチしていくという考え方は大きなヒントになりました。また、緊張しながら行った質問にも熱心に答えていただき、大変有意義な時間となりました。今日の取材を今後の探究活動に活かしていきましょう。

お忙しい中、取材にご対応いただいた「神戸市企画調整局政策課」の皆様、本当にありがとうございました。

 

 

大阪大学インタビュー

12月17日(火)にリーガルマインド①年生の4人が大阪大学へ探究活動の一環として

インタビューに行きました。

 

ボランティア活動に関する探究をしているグループで、大阪大学人間科学部の渥美先生に

お話を伺いました。

生徒たちが考えてきた質問に一つ一つ丁寧に回答してくださり生徒たちもメモを取りながら

真剣に耳を傾けていました。

中でもボランティア活動は「生活の中のもう一つの選択肢」という言葉や現場に行くだけが

ボランティアではないということなどが印象に残ったようです。

 

1時間を超えて対応くださった渥美先生に生徒たちもたいへん感謝していました。

2月の中間発表、3月の全体発表に向けてよりよい探究にしていきたいと決意を新たにしました。

渥美先生本当にありがとうございました。

1年リーガルマインド類型「インタビュー講座」

10月22日(火)の中間考査最終日の午後、リーガルマインド特色類型1年生の生徒たちを対象に、朝日新聞社より講師の方をお招きし「インタビュー講座」を実施しました。

例年、1年リーガルマインド特別授業では12月・1月に探究活動の一環として自分たちの探究テーマに沿った大学・企業・公的機関などの専門家の方に取材に行き、SDGs探究の内容を深めています。今回は、それに向けての事前学習として、「取材のノウハウ」や「インタビュー」を行うときに気を付けることなどを中心に授業を行っていただきました。

1時間目は「インタビュー取材とは」というテーマで講義をしていただきました。まずは、実際の記者会見の動画を見ながら、その内容を自分なりにメモをとってみます。これがなかなか難しい!実際にやってみることで、メモの重要性とポイントをいかにしておさえるかということを学びました。また、インタビューは準備が非常に大切で、取材前には取材相手をできるだけ調べておくこと。また最低でも質問は10個は用意し、インタビューを通じて深堀りをしていくことなど具体的なノウハウを学ぶことができました。

その後は2人1組になって「限られた時間内でいかに質問を深堀りできるか」ということにチャレンジしました。3分間で「相手の好きなものは何か」というテーマをどんどん深堀りしていきます。生徒たちは、相手からたくさんのことを引き出そうと必死です。

2時間目はインタビュー実践を行いました。3人1組になり「インタビューをする人」「インタビューをされる人」「写真を撮る人」の役割にわかれ、全員がどの役もできるようにローテーションをします。インタビューの場所もグループで相談して図書室・中庭・玄関などから最もリラックスできる場所でインタビューを行いました。

最初は少し戸惑っていましたが、さすがリーガル生です。どのグループも途切れることなくインタビューを行い、相手の魅力を限られた時間の中でしっかりと引き出していました。どのグループもインタビュー中の笑顔と和やかな雰囲気が素晴らしかったです。

今回インタビューした内容は新聞記事にしてロイロノートで提出し、取材相手にプレゼントをする予定です。どのような記事が出来上がるか楽しみですね。

今回の授業で学んだことを、12月・1月の取材活動で活かしてください。そして、今回の授業は取材に活かせるだけでなく、日常の様々な場面で活用できるスキルがたくさんありました。ぜひ学校生活などでも活かしていきましょう。

探究テーマ設定に向けての講演

今日は課題探究のためのテーマ設定の仕方について、京都芸術大学の吉田大作先生に講演していただきました。

骨子は5つ。

1 定義を明確にする

2 現状分析を正確に

3 二次情報(書籍)を読む

4 歴史を縦軸に

5 サンプリングとマッピング

吉田先生自らが担当されているお菓子メーカーや行政との作業を具体例として説明していただき、

生徒たちもよく理解できていたようです。

特に探究のテーマは「環境問題」や「少子化」など壮大になりすぎて、結論が不明確になってしまうことを

指摘されていました。「どこの、誰の、何を」という視点の重要さについて生徒たちもはっと気づくことが

あったようです。

これからの探究の過程に今回の講演内容を是非活かして実りある活動にしてほしいと思います。

 

2学期の授業が始まりました!

9月3日(火)リーガルマインド特別授業の2学期の授業が始まりました!今日のテーマは夏休み課題のグループ発表です。それぞれ調べてきたことをもとに「調査して気づいたこと」や「次に行う必要があること」などを5分以内で発表しました。

それぞれが工夫をしながら発表しており、班員は一生懸命にメモをとって発表に耳を傾けていました。最後に全体発表までの予定を確認し、今後の探究活動の見通しを持ちました。2学期はいよいよテーマを決定し、情報収集に入っていきます。充実した探究活動になるようにがんばりましょう!

 

JICA関西校外学習

7月17日(水)にリーガル1年生がJICA関西へ校外学習へ行きました。

到着した生徒たちはまず、広報展示室と資料室に分かれて見学しました。

広報展示室ではさまざまな国の民族衣装を試着したり、SDGsパズルに触れたり実際に体験しながら、また、資料室では開発教育やSDGsについての資料を読むことで開発途上国やSDGsについて理解を深めました。

 

その後はセミナー室で職員の方からJICAの概要の説明を受けました。

開発途上国の問題は自分たちとは無関係のことではなく我々の生活にも関わっていることや、支援は一方的なものではなく相互に支え合う「国際協力」であることなどを学びました。

続いては、JICA海外協力隊として活動をされた廣瀬さんに活動の実際を伺いました。廣瀬さんはニカラグアに2年間派遣され、青少年活動に従事された方です。

「SOS子どもの村」において創意工夫を重ねながら活動したことや、現地の人々との関わりの重要性、技術移転の難しさなど具体的に話をしてくださいました。生徒たちは初めて触れる話にメモをとりながら興味深く耳を傾けました。

今回の校外学習で生徒たちは視野が広がり、今まで意識しなかった問題点にも意識を向けられるきっかけになればうれしいですね。

お世話になったJICAのみなさま、廣瀬さん、本当にありがとうございました。

 

 

SDGs新聞活用ワークショップ

本日6月4日(火)はリーガルマインド1年生が新聞活用ワークショップを行いました。

先週に引き続き朝日新聞社の方を講師にお招きしました。本日は東京とオンラインでつないでのリモート授業でした。

先週のSDGsゲームの振り返りを行った後、新聞を用いての授業です。

まずは、それぞれが新聞の見出しからSDGsに関連する記事を探し、その記事がSDGsのどの目標に当てはまるかを考え、SDGs付箋を貼っていきます。その際に一言つぶやきも書き添えていくのがポイント。

「思考の見える化」ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにSDGs付箋をご存じない方のために、これです。↓

 

新聞記事に真剣に向き合うこと15分。次にグループで共有していく作業に移ります。

自分が付箋を貼らなかった記事に付箋を貼ってあると「なるほど」と気づきがあったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

共有が終わると次は、教室を取り囲むように貼ってある新聞に自分の付箋を貼り替えていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の仕上げが付箋に書いてあるコメントを読み、共感できたものにシールを貼っていく作業です。

たくさんの付箋が貼ってある記事や、同じ記事でも違う付箋が貼られているものもありました。一つの問題の中に多くのSDGsの要素が絡んでいる。まさに複層的な視点が必要であることに気づけたようです。同じ記事のコメントでも生徒により違いがあり、生徒たちも真剣なまなざしでコメントをチェックしていきます。

 

 

 

 

 

この写真はたくさんの共感を得たコメントを書いた生徒が発表している様子です。

 

 

 

 

来週からそれぞれが興味関心を持ったテーマに関してグループを組んで、探究していきます。探究活動を通じてSDGsについて深く理解できるよう頑張っていきます。

SDGsゲームを通して考える

考査最終日の5月23日(木)の午後、1年生のリーガルマインド特別授業の一環として朝日新聞社お方を講師に招き「2030 SDGsゲーム」を行いました、

このゲームはSDGsの17目標を達成するために、現在から2030年までの道のりをシュミレーションするというものです。ゲームでは与えられたお金と時間を使って、プロジェクト活動を行い、最終的に各チームに与えられたミッションを達成します。しかし、どのプロジェクトを実行するかで世界の状況(経済・環境・社会)が刻々と変わっていきます。この24名のリーガル生の考え方や行動により世界が作られていくのです。

ファシリテーターより簡単な説明を受けた後、チームごとに作戦タイムです。 

どのチームも真剣です。どのうすればミッションが達成できるかを考えます。そして前半のゲーム(8分)がスタートしました。前半終了後にはどのような世界が出来上がっているでしょうか。

感心したのは、どのチームも自分たちのミッション達成だけではなく、世界の状況に目を向けておりその動きを気にしながらプロジェクトを進めていたことです。最初は環境がかなり厳しい状況でしたが、そのような動きの中で少しずつ環境が良くなっていきました。

前半終了時点で、ミッションを達成したチームは12班中6班。まだ取り残されているチームが多くいます。後半はどうなっていくのでしょうか。

前半終了後の休憩時間は、誰も休憩していませんでした。その間に作戦を練ったり、他のチームと水面下で交渉をしたり後半に向けての準備に余念がありません。

そして後半の11分間がスタートしました。2030年のゴールを目指してゲーム再開です。

後半になると交渉の輪が少しずつ大きくなっていきます。すでにミッションを達成しているチームは未達成のチームを助けている様子も見られました。

さて結果は!!みんなの協力もありミッションを達成できたチームは12チーム中11チーム。最後の1チームもあと一歩というところでした。そして、世界の状況は・・・。

かなりバランスのとれた社会になりました。ファシリテーターからも全員が全体の様子をよく見て動けていたと誉めていただきました。

ゲーム終了後の振り返りの時間では、SDGsについての気づきや考え方についてより深め、全体で共有をしました。

発表者の人たちは感じたことや新たな気づきをしっかりと自分の言葉で表現できていました。さすがリーガル生です。これから本格的なSDGs探究活動が始まります。今日のゲームでは大きな学びがあったと思います。今日の学びをこれからの探究活動に活かしていきましょう。

弁護士によるいじめ予防授業2回目

5月14日(火)の7時間目は、前回に引き続き弁護士の先生による「いじめ予防授業」です。今日の授業のテーマは、前回出た宿題をもとにグループで議論を行い、いじめの本質に迫り具体的解決策を考えていくというものです。

まずは、宿題①「なぜいじめがいけないのか」という問いに答えながら簡単に前回の復習をします。

続いて宿題②「なぜいじめはなくならないのか」と宿題③「いじめをなくすためにはどうすればよいか」についてグループで意見を共有します。一人ひとりが考えてきたことをホワイトボードに書き出し、その中から意見を整理し発表しました。

しかし、今回はただ発表するだけではありません。発表したグループの意見に対して、他のグループが感じたことや疑問点を質問していきます。他のグループから出てきた質問はなかなか鋭く、本質に迫るものが多くありました。あいまいな部分については、もっと具体的に!と求める声もあり、発表した班も自分たちの意見をより深めることができたようです。

この2回の授業では、「いじめ」について深く考え具体的な解決策を考えました。ぜひ、今回学んだことを普段の学校生活の中でしっかりと意識し、クラスや部活動の中心となるリーガル生であってほしいと思います。また、今回の授業では弁護士の先生から「考えることの大切さ」や「周囲の意見や考えを聞くことの大切さ」についてのお話もしていただきました。これはまさにリーガルマインドの学びですね。貴重なお話をたくさんしていただきました。今後に活かしていきましょう。

弁護士によるいじめ予防授業1回目

リーガルマインド特別授業では、5月7日(火)14日(火)の2週にわたり弁護士の先生に来ていただき「いじめ予防授業」を行いました。

この授業は毎年、1年生のこの時期に行っており「いじめ」を本質的に理解すると同時に様々な立場に立って物事を考えていくことを目的としています。さらには法的な視点からもいじめ問題を考えていきます。

7日(火)の1回目の授業では、まず弁護士の仕事についてお話をしていただきました。弁護士の方に会うのは全員が初めてだったようで、仕事内容や裁判について生徒たちは興味津々。弁護士バッジも一人ひとり手に取って見せていただきました。

その後はいじめについて、様々な角度から考えていきました。途中、いじめについてのロールプレイも行いました。

↓ ロールプレイの様子

その後も弁護士の先生から、様々な質問が出ました。それに対して生徒たちは、自分でしっかりと考え意見を発表していました。この姿勢がとても大切ですね!

授業の最後には次回に向けて3つの宿題が出ました。次回は、一人ひとりが考えてきたことをもとにグループワークでより考えを深めていく予定です。

リーガルマインド特別授業 2回目

4月30日(火)連休の狭間の7時間目の授業なので、元気がないのでは・・・と心配していましたが、生徒たちは元気いっぱいに授業に取り組んでいました。

まず最初に、GW中の宿題にしていたマンダラートについて「作成してみて気づいたこと」や「感想」をグループで発表しました。

授業の後半はSDGs探究に向けてのオリエンテーションとして、フォトランゲージを行いました。

今日から本格的なグループ活動でしたが、どのグループもしっかりと自分の意見を出しつつ周りの意見も聞くことができていました。

最後は各グループの発表です。

発表を担当した人は、緊張しながらも大きな声で自分たちの考えを分かりやすく伝えようとしていました。この調子ですね!とても良い雰囲気で授業に取り組めている47回のリーガル生。GW明けもがんばっていきましょう!

 

47回生リーガルマインド特別授業が本格的にスタート!

4月16日(火)、1年生のリーガルマインド特別授業が本格的に始まりました。

まずは「24名が仲良くなろう」「コミュニケーションを体験しよう」を目標にアイスブレークを行いました。最初のミッションはグループでの「1分間自己紹介」です。どのグループも最初は早く終わってしまい「あっまだ30秒ある!」というような声も聞こえていましたが、徐々にグループ内で質問をしあったり、それぞれが工夫をして持ち時間の1分をしっかりと使いきっていました。

続いては、春休みの課題で書いた「今までの経験を踏まえてどのような高校生活を送りたいか」についてグループ内で1分間スピーチです。この時には1分をしっかりと使いきりジェスチャーも使いながら発表を行っていました。

アイスブレークの最後は一言も話さず全員で誕生日の若い順に並んでいくゲームです。生徒たちはあっという間にコミュニケーションをとりパーフェクトな形で並ぶことができました。

最後は今日の本題「マンダラート」の作成です。「マンダラート」とは発想法の一つで、目標設定と達成のために自分の考えを書き出し明確にしていくものです。今回は「社会で活躍する」をテーマにマンダラートを仕上げていきます。ここからは一気に全員が集中モード!この「切り替え」さすがです。

次回どのような「マンダラート」か楽しみです。この1年間「考え抜く」「周りの人の意見を聞く」「自分の意見を言う」「自分を表現する」これらのことをしっかりと心に留めてリーガルマインドの授業がんばっていきましょう!

令和6年度 リーガルマインド対面式

4月10日(水)の放課後、リーガルマインド特色類型の対面式を行いました。図書室に本年度入学生の24名と2・3年の代表生徒が集まりました。

最初に校長先生から激励の言葉をいただきました。本校の大きな柱であるリーガルマインドを学んでいくうえで心がけてほしいことや今後の活躍を期待する温かいメッセージをいただきました。

その後は2・3年生の代表生徒たちの挨拶です。それぞれ2年間、1年間の授業での体験を交えながらリーガルマインドで学んだことや感じたことを自分の言葉でしっかりと話してくれました。

それを受けて、1年生の代表生徒が今後のリーガルマインドの授業への抱負を話してくれました。緊張しながらも。しっかりと自分の言葉で目標や思いを語ってくれました。高い目的意識をもってリーガルマインド特色類型に入学をしてくれたことがよくわかる堂々とした挨拶でした。

その後担当教員よりこの1年間のリーガルマインド特別授業の説明を行いました。初めての授業で緊張していた1年生ですが、今後に向けてやる気と期待が表情に出ており、最後まで集中を切らさずしっかりと話を聞いている姿が印象的でした。

いよいよ、来週の火曜日より授業が本格的にスタートします。授業に積極的に取り組み、主体的に考え行動できる人を目指してがんばっていきましょう。

能登半島地震への募金活動

46回生リーガルマインド類型のSDGs探究活動で防災や減災を探究している3班が、本日の下校時より1週間、募金活動を行います。この1年間の探究活動を通して、自分たちで行動することの大切さを感じたようです。最初は少し恥ずかしそうでしたが、少しずつ大きな声で呼びかけられるようになってきました。

この1週間、登校時間帯と下校時間帯に生徒昇降口に3班のメンバーとリーガルの有志の生徒が立ちます。ぜひ見かけたらご協力ください。

 

日本銀行神戸支店への校外学習

3月7日(木)の午後、リーガルマインド特色類型1年生の生徒たちは、日本銀行神戸支店へ校外学習に行きました。全員が金属探知機での検査を受けて行内へと入館しました。普段はなかなか入れない施設に生徒たちは緊張気味です。まずは、実際仕事をしておられる場所を見学させていただきました。その後は講義室で日本銀行の業務についてDVDで学びました。

 その後、7月に発行される新札に使われている偽造防止技術についての説明を受けました。世界にも類をみない偽造防止技術に生徒たちからは驚きの声があがっていました。また、自分の持っているお札を使って偽造防止技術について実際に確かめました。

そのあとはガラスケースに入った7月から使用する新札を見学させていただき、実際の偽造防止技術を確かめました。展示ルームでは、阪神淡路大震災時のお話を伺ったり、当時の写真を見ながら震災時の対応についての説明を受けました。普段入ることのできない施設等に生徒たちは興味津々でたくさんの質問が出ましたが、それらの質問に丁寧に答えてくださり充実した時間となったようです。

その後は以前使用していた金庫の中に入らせていただくという貴重な体験もしました。

↓ 金庫の中にはこんな感じで保管されているそうです。45億円を前に記念写真!

↓ 1億円の重さも確認しました。

最後には「金融リテラシーの重要性についての講義をしていただきました。18歳成人になってから注目されている「金融について」様々な角度からお話をしていだき、その重要性を強く感じたようです。

お忙しい中、対応してくださった日本銀行神戸支店の皆様、本当にありがとうございました。今日の学びを今後に活かしていきましょう。

1年SDGs探究活動リーガル内発表会

 2月6日(火)に、1年生のリーガルマインド特別授業の総仕上げとなるSDGs探究発表会を行いました。この1年間、SDGsの17のゴールのうち興味のあるものを中心に6班に分かれ探究活動を行ってきました。生徒たちは情報収集や取材を重ねていく中で、自分たちの考えや意見を少しずつ構築してまとめていきました。

今回はは3月に行う学校全体での発表会に向けて、リーガルマインド内での中間発表のような形で実施をしました。初めての全体発表に生徒たちはかなり緊張気味。どの班も始まる前から入念な打ち合わせを行い発表に臨みました。

今回の発表会で「ここは良かったな」「もっとこうしたらよかった」といった様々な課題が見えてきたと思います。終了後には、次に向けてより良くなるようにと残って話し合っている班もありました。今回、先生や仲間からもらったアドバイスをもとにさらにブラッシュアップして3月の発表会に臨みましょう。

1年リーガルマインド SDGs探究取材活動(5班)

1月12日(金)の放課後、リーガルマインド特色類型1年生の5班が神戸大学大学院国際文化学研究科教授青山薫先生のもとへ取材に行きました。

5班はSDGsゴールのうち「5 ジェンダー平等を実現しよう」「10 人や国の不平等をなくそう」に焦点をあて、そこから「LGBTQ+への理解を深め、誰もが生きやすい社会にしていくためにどうすればよいか」をテーマに探究活動を行っています。情報収集の中で神戸大学大学院国際文化学研究科の青山先生の研究に興味を持ち取材をお願いしました。

青山先生からは事前に多くの資料をいただいており、その中から出てきた疑問点などを中心に多くの質問を行いました。また、先生の経験などを踏まえたお話をとても丁寧にしていただき、4人にとっては大変学びの多い取材となり貴重な経験となったようです。今日の取材や学びを今後の探究活動に活かしていきましょう。

大変お忙しい中、取材にご対応いただいた青山先生本当にありがとうございました。

1年リーガルマインド SDGs探究取材活動(2班)

1月9日(火)の午後、リーガルマインド特色類型1年生の2班が「株式会社神戸製鋼所」へ取材に行きました。

2班はSDGsゴールのうち「7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「13 気候変動に具体的な対策を」に焦点をあて、そこから「脱炭素(カーボンニュートラル)の実現に向けての取り組みと課題」をテーマに探究活動を行っています。その中で「株式会社神戸製鋼所」の取り組みに興味を持ち取材をお願いしました。

現在の取り組みについて担当の方より丁寧に説明をしていただき、これからの探究活動に向けて大きな学びになったようです。今日の取材を今後の探究活動に活かしていきましょう。

お忙しい中、取材にご対応いただいた「株式会社神戸製鋼所」の皆様本当にありがとうございました。

1年リーガルマインドSDGs探究取材活動(6班)

1月9日(火)の午後、リーガルマインド特色類型1年生の6班が「株式会社フェリシモ」へ取材に行きました。

6班はSDGsのゴールのうち「1 貧困をなくそう」「4 質の高い教育をみんなに」に焦点をあて、そこから開発途上国の児童労働について問題意識をもち探究活動を行っています。情報収集を行っていく中で神戸市にある「株式会社フェリシモ」が「LOVE&THANKS基金」という活動をされていることに興味を持ち、活動に至るまでの経緯や取り組みの内容などをより深く知りたいと取材を申し込みました。

取材には「LOVE&THANKs基金」の活動を行っている「幸福(しあわせ)のチョコレート」の担当者の方と全世界で活躍されている「チョコレートバイヤーみりさん」、そして広報部の方が対応してくださいました。

最初生徒たちはかなり緊張していましたが、フェリシモの方々が今までの貴重な経験を交えながら一つひとつの質問に丁寧に答えてくださり、取材時間はあっという間に過ぎていきました。取材後はチョコレートミュージアムも見学させていただきました。大変有意義で貴重な経験となったようです。

お忙しい中、取材にご対応いただいたフェリシモの皆様本当にありがとうございました。

 

 

1年リーガルマインド SDGs探究取材活動(3班)

12月26日(火)の午前、リーガルマインド1年生の3班が「兵庫県立大学大学院」の減災復興政策研究科青田良介教授のもとへ取材に行きました。

3班はSDGsゴールのうち「3 すべての人に健康と福祉を」「11 住み続けられるまちづくりを」に焦点をあて、そこから「未来につなぐ町づくり」をテーマに探究活動を行っています。情報収集の中でまちづくりにおける防災の重要性に着目し探究活動を行っています。その中で兵庫県立大学大学院の青田先生の研究に興味を持ち取材をお願いしました。

緊張気味で取材を始めた4人でしたが、先生の気持ちをリラックスさせる質問や、防災についてのわかりやすい説明に緊張もとけ、用意していた質問以上のお話を聞くことができました。

4人にとって大変学びの多い取材となり貴重な経験となったようです。今日の取材や学びを今後の探究活動に大いに活かしていきましょう。

お忙しい中、取材にご対応いただいた青田先生本当にありがとうございました。

↓ 取材終了後の一枚

 

1年リーガルマインド SDGs探究取材活動(4班)

12月26日(火)の午前、リーガルマインドの1年生の4班が「芦屋市精道こども園」へ取材に行きました。

4班はSDGsのゴールのうち「4 質の高い教育をみんなに」に焦点をあて、そこから幼少期の教育の重要性に注目して探究活動を行っています。情報収集を行っていく中で「芦屋市精道こども園」の取り組みに興味を持ち取材をお願いしました。「芦屋市精道こども園」では幼児教育をSDGsのゴールにつなげる取り組みが行われています。

最初に園内を案内していただき、園の取り組みの概略などのお話を伺いました。

その後、特にSDGsについての取り組みを行っている5歳児担当の先生と園長先生に取材をさせていただきました。

先生方は、どの質問にも大変丁寧に答えてくださり、生徒たちにとって実り多い取材になったようです。今日の取材を今後の探究活動に活かしていきましょう。

お忙しい中、取材にご対応いただいた「芦屋市精道こども園」の皆様本当にありがとうございました。

1年リーガルマインド SDGs探究取材活動(1班)

12月21日(木)の午後、リーガルマインド1年生の1班が「神戸市役所 企画調整局デジタル戦略部」へ取材に行きました。リーガルマインド特色類型では1年生の授業でSDGs探究活動を行っています。2月・3月の発表に向けて、この12月から1月にかけてそれぞれの分野の専門家や専門機関への取材活動を行っています。

1班はSDGsのゴールのうち「10  人や国の不平等をなくそう」「11 住み続けられるまちづくりを」に焦点をあて、そこから「年齢による情報格差(デジタルデバイド)」をテーマに探究活動を行っています。情報収集を行っていく中で神戸市が情報格差解消のために行っている様々な施策についてより深く知りたいと考え、神戸市役所に取材を申し込みました。

最初は緊張していた4人でしたが、デジタル企画担当のお二人のわかりやすい説明や一つひとつの質問に笑顔で丁寧に答えてくださる中で、次第に緊張もとけ用意していた以上の質問をすることができました。4人にとって大変有意義な時間と経験になったようです。今日の取材をこれからの探究活動に大いに活かしていきましょう。

お忙しい中、取材にご対応いただいた「神戸市企画調整局デジタル戦略部」の皆様本当にありがとうございました。

1年リーガルマインド「インタビュー講座」

10月19日(木)中間考査最終日の午後、リーガルマインド特色類型1年の生徒たちを対象に、朝日新聞社の方を講師に招いてインタビュー講座を行いました。

毎年、1年生のリーガルマインド特別授業では12月もしくは1月に、企業や大学などの各テーマの専門家の方に取材に行き、SDGs探究の内容を深めています。今回の授業はそれに向けての事前学習として、ワークショップを中心に授業をしていただきました。

まず、1時間目「インタビュー取材とは」という講義を受け、その後2人1組になりペアインタビューを行いました。

講義ではインタビュ―の際には準備が非常に大切で、インタビューさせて頂く相手をできるだけ調べておくこと。また、最低でも質問は10個は用意しておくなど、当日の心構えなどを具体的に学ぶことができました。

2人1組のペアインタビューでは「限られた時間の中でいかに質問を深掘りできるか」ということにチャレンジしました。3分間という時間の中で、相手の好きなものは何かというテーマをどんどん深掘りしていきます。どのペアもインタビュー中は笑顔があふれ、相手の魅力を引き出していました。

2時間目の時間はインタビューの実践です。3人1組になり「インタビューする人」「インタビューされる人」「写真を撮る人」の役割にわかれ、全員がどの役もできるようにローテーションをしてインタビュー実践を行いました。場所も、グループで相談して図書室、中庭、玄関前の中から最もリラックスできる場所を選びインタビューを実施しました。

最初は「難しい」と戸惑っていましたが、始まってみると、どのグループも時間を忘れてインタビューを行っている様子が印象的でした。写真を撮る係の人もインタビュ―される人の最高の表情を撮ろうと様々な工夫をしていました。

今回インタビューした内容は新聞記事にしてロイロノートで提出する予定です。どのような記事が出来上がるでしょうか?とても楽しみです。

今回の講座で学んだことを探究活動での取材に活かしていきましょう。

 

2学期の授業が始まりました!

9月5日(火)の7時間目は、1年リーガルマインド特別授業の2学期最初の授業です。

最初の授業は、各班のテーマに沿って個人で調べ作成した、夏季休業中のレポートをグループで発表し共有しました。まずはロイロノートで提出していたレポートを見ながら、個人で課題の振り返りを行いました。

みんな真剣です!

続いて、グループでの発表です。一人の持ち時間は5分。この時間内で自分の調査内容をしっかりと伝え共有しなければなりません。

一人ひとりがグループのメンバーに伝わるように様々な工夫をしていました。

そして、発表を聞く人は、発表内容の要点をまとめていきます。

各グループからは、「分かりやすい!」とか、「このまとめ方見やすいね」などの声があがっていました。

また、「これについてもっと知りたい」などの質問も出ていて、今後に向けてよいスタートが切れたようです。次回は今日出た課題をより深めていきます。

本格的に探究が始まる2学期です。充実した活動になるようがんばっていきましょう!!

JICA関西訪問

7月13日(木)の午後、1年生のリーガルマインド特別授業の一環としてJICA関西を訪問しました。1年生にとっては初めての校外での学習です。

まず最初にJICA関西の職員の方よりJICAの事業説明をしていただきました。今年度はJICA関西の新入社員の方2名がお話をしてくださいました。

短い時間の中でしたが、現在世界がおかれている状況や日本が支援するだけではなく東日本大震災の時には世界中から多くの支援を受けたことなど、様々なことを知ることができました。またSDGsについての知識もより深めることができました。

続いて、JICA海外協力隊経験者の方よりボランティアの体験談を聞きました。今回は中米のホンジュラスへ環境教育に行っておられた横田様よりお話を聞きました。

簡単に体も動かしました。

実際の写真や動画を利用しての講演は非常に興味深くあっという間の1時間でした。横田さんが撮影されたホンジュラスの様々な写真からは様々な発見がありました。そして、ホンジュラスという国を通して世界の課題やSDGsのゴールを達成するために自分たちにできることは何かについても深く考えることができました。

また、生徒たちの今後探究していくテーマに基づいた写真なども用意してくださり有意義な時間となりました。

最後の質疑応答の時間には、少し緊張しながらも質問が複数出て、大変有意義な時間となりました。

 

最後はJICAの施設見学です。生徒たちはSDGsの特別展示などを熱心に見学していました。今年は民族衣装の試着も復活していて生徒たちは写真をとったりしあいながら楽しい時間を過ごしました。

 

お忙しい中、今回の校外学習に携わっていただいたJICA関西の方々本当にありがとうございました。

 

 

SDGs探究テーマを考える②

今日の1年生のリーガルマインド特別授業は、昨年度の先輩の発表を見て「今後の見通しを持つこと」と「テーマを最終決定し問いをできるだけたくさん考えること」が目標でした。

「世界に届ける健康と福祉・未来に届ける質の高い教育」のテーマで探究した2年生のグループが、1年生の前で発表をしてくれました。久しぶりの発表でしたが、1年生への問いかけをうまくいれながらいい雰囲気で発表をしてくれました。

1年生の生徒たちは真剣に聞いて一生懸命メモをしていました。2年生からは、「一つの情報だけを鵜呑みにするのではなく、様々な情報を比較したり多様な視点で物事を考えることが大切だ」という話や、「あまりにテーマを大きくすると探究に取り組みにくいので、身近なところから考えて自分たちなりの改善策を考えることが大切だ」というアドバイスが出ました。今日のアドバイスを活かしていきましょう。

その後は、グループでテーマを決定したり問いをできるだけたくさん考えたりしました。生徒たちは、ホワイトボードをうまく利用しながら班での意見を共有していました。

いよいよ、来週は今学期最後の授業です。よい締めくくりができるようがんばりましょう。

SDGs探究テーマを考える①

6月6日(火)の7時間目の授業は「好きからSDGsのテーマを考える」という内容で、東京の朝日新聞社とオンラインで結び授業を行いました。

最初はアイスブレークも兼ねてグループごとに1人1分程度で「自分の好きなもの」をメンバーに紹介していきます。前回の新聞活用授業と同じメンバーだったので、大いに盛り上がりました。

続いて個人ワークです。まずは自分の「好きなもの」をワークシートの真ん中に書きだします。その「好きなもの」をどんどん分解し、そのワードのつながりがSDGsの17目標のどれにあたるかを考えてSDG付箋を貼っていきます。

オンラインで説明を受けた後、作業開始です。

始める前は、どれくらいワードが広がっていくだろうかと心配していましたが、生徒たちの想像力は素晴らしい!あっという間にワークシートいっぱいに様々なワードが広がっていきます。付箋もどんどん貼られていきます。朝日新聞社の方も生徒たちの想像力の豊かさに驚かれていました。

個人ワークの後はグループワークです。一人ずつ自分のワークシートを見せながら、ワードのつながりや付箋を貼った理由などを説明していきます。入学して2か月、発表にも慣れてきました。

そして、今日の授業の最後はメンバーのワークシートを机に並べ全員で俯瞰します。ファシリテーターを中心に共通のワードや似ているワードを見つけて抜き出していきました。どのグループも活発な意見が交わされていました。

 

 今日は時間の都合でここで終了です。次回は、今日の作業をもとにそこから見えてくる課題や疑問点を深めグループのテーマを考えていきます。来週もがんばりましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新聞活用授業

5月30日(火)の7時間目の1年生リーガルマインド特別授業は先週に引き続き、朝日新聞社の方に講師として来ていただき「新聞活用授業」を行いました。

この授業は、新聞を「SDGsの17の視点」から読むことを目標としています。新聞をただ読むのではなく、SDGs付箋を使用することで「思考を見える化」していくというものです。

まず、前回の授業を振り返ったあと、一部ずつ配られた今日の朝刊を読み、新聞記事がSDGsのどのゴールに関連していくかを考え付箋を貼っていきます。その付箋には「なぜそう思ったか」の一言つぶやきをメモします。

新聞を読む時間は20分、生徒たちの眼差しは真剣です。生徒たちの中には新聞を読むのが初めてという生徒もいました。最初は、付箋をどこに貼るか悩んでいた生徒たちも、時間が経つと新聞は付箋でいっぱいになっていきます。その後、班の中でどこに付箋を貼ったかを共有しました。

班で共有した後、教室に掲示してある新聞に付箋を貼りかえていきます。その中には、たくさんの付箋が貼ってある記事や、同じ記事でも違うゴールの付箋が貼られているものもありました。一つの問題には多くのSDGsが複層的に絡んでいることに気づくことができたようです。

 

最後は、全体で今日の授業の気づきを共有しました。

来週はいよいよテーマを決定を行い、本格的な探究活動に入っていきます。SDGsを身近なこととして捉え、日々意識していくことが大切です。そしてより深堀りできるよう来週からもがんばりましょう。

SDGsゲームを通して考える

考査最終日の5月25日午後、1年生のリーガルマインド特別授業の一環として朝日新聞社の方を講師に招き、「2030 SDGsゲーム」を行いました。

このゲームはSDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりをシミュレーションするというものです。ゲームでは与えられたお金と時間を使って、プロジェクト活動を行い、最終的に各チームに与えられたゴールを達成します。しかし、どのプロジェクトを実行するかで世界の状況(経済・環境・社会の状況)が刻々と変わっていきます。この24名の考え方や行動により2030年の世界が作られていくのです。

ファシリテーターより簡単に説明を受け、各グループ作戦タイム!どのグループも活発に意見を出し合い準備は万端!前半のゲームがはじまりました。時間は8分、前半終了後にはどのような世界ができあがっているでしょうか。ゲームが始まるとどのグループも自分たちのゴールを達成するために必死です。しかし、自分たちのことだけに必死になっていると、世界のバランスは崩れていきます。 

   

                  

前半終了時点で、自分たちのゴールを達成できたグループは10班中3班。取り残されている班がまだ多くあります。世界の状況メーターも環境破壊が進んでいる状況です。この後どうなっていくでしょうか。

前半終了後の休憩時間は、どのグループも休むことを忘れ作戦を練ったり、水面下でほかのグループとの交渉を行っていました。そして、いよいよ後半の11分がスタートしました。2030年のゴールを目指してゲーム再開です。後半になると交渉の輪が少しずつ大きくなっていきます。世界の状況にも目を向け始める人も増えてきました。さて、結果は、、、。みんなの協力がありゴールを達成できたチームは10チーム中8チームでした。世界の状況も授業の前半よりは環境が少しよくなり、全体のバランスも改善されました。

ゲーム終了後の振り返りの時間には、多くの人がゲームを通してSDGsや社会について考えさせられたり、新たな気づきがあったという発表をしてくれました。

これから本格的なSDGsの探究活動が始まります。今日のゲームでは多くの学びがあったと思います。まず様々なことを知り「意識」をすることが大切です。今日の学びをこれからの探究活動に最大限活かしていきましょう。

弁護士によるいじめ予防授業②

 5月16日(火)の7時間目は、前回に引き続き弁護士の先生による「いじめ予防授業」を行いました。今日の授業のテーマは、前回出た宿題をもとにグループで議論を行い、いじめの本質に迫り解決策を考えるというものです。

宿題は①なぜいじめがいけないのか、②なぜいじめがなくならないのか。③いじめをなくすためにはどうすればよいか、について考えてくるというものでした。全員がしっかりと宿題に取り組んできたようで、グループ議論ではホワイトボードいっぱいの意見が出ていました。

 その後は各グループの発表です。発表では各グループの書いたことについて弁護士の先生から質問が出ます。その質問は書いたことをより深めるもので、質問に答えることで自分たちの意見を改めて振り返ることもできました。どのグループも多様性を認め合うことの大切さやいじめをなくすための具体的な意見を活発に議論していました。

 この2回の授業を通して、弁護士の先生方から「自分の意見や考えをしっかりと持つこと」、「周囲の意見や考えをよく聞くこと」、「議論の積み重ねによって具体的な結論を導き出すことの重要性」などについても話していただきました。まさにリーガルマインドでの学びです。今日学んだことをこれからの学校生活の中で意識して行動していきましょう。お忙しい中、2週にわたり授業をしていただいた弁護士の先生方、本当にありがとうございました。

弁護士によるいじめ予防授業①

 リーガルマインド特別授業では5月9日(火)16日(火)と2週にわたり2名の弁護士の先生に来ていただき「いじめ予防授業」を行いました。

 この授業は毎年この時期に行っており、「いじめ」を本質的に理解し、様々な立場から物事を考えていくことを目的としたものです。

 9日(火)の1回目の授業は、弁護士の仕事についてもお話をしていただきました。普段はあまり接することのない弁護士の仕事に生徒たちは興味津々。一人の弁護士の先生の抱える件数の多さに驚いていました。

 授業の前半にはいじめについてのロールプレイを行いました。入学してまもない授業なので、恥ずかしさが出てしまうかと心配しましたが、積極的に取り組むことができました。ロールプレイを通していじめについてより深く考えることができたように思います。

 その後も弁護士の先生から様々な質問がでました。それに対して生徒たちは、一人ひとりが一生懸命考えて自分の意見を発表していました。授業の最後には3つの宿題が出ました。次回はその宿題に基づいてグループでの活動を行う予定です。

 

 

 

リーガルマインド特別授業が本格的にスタート!

4月18日(火)1年生のリーガルマインド特別授業が本格的に始まりました。

まずは、「24名が仲良くなろう」を目標にアイスブレークを行いました。最初のミッションはグループで「1分間自己紹介」です。1分は意外に長い!でもどのグループも時間をうまく使えるよう工夫をして自己紹介を行っていました。

続いては、春休みの課題で書いた「今までの経験を踏まえてどのような高校生活を送りたいか」についてグループ内でスピーチです。このときには、みんなが1分間をしっかりと使いきり身振り手振りも使い元気よく発表を行っていました。

アイスブレークの最後は一言も話さず全員で誕生日の若い順に並んでいくゲームです。今度はジェスチャーなどを駆使してコミュニケーションをとり、あっという間にパーフェクトな形で並ぶことができました。

そして、いよいよ今日の本題「マンダラート」の作成です。「マンダラート」とは発想法の一つで、目標設定と達成のために自分の考えを書き出し明確にしていくものです。

今日のメインテーマは「社会で活躍する」です。ここからは一気に全員が集中モードです。次回どのような「マンダラート」ができあがるか楽しみです。まずは1年間、「考え抜く」「周りの人の意見を聞く」「自分の意見を言う」「自分を表現する」これらのことを心に留めてリーガルマインドの授業をがんばりましょう。

 

 

令和5年度 リーガルマインド対面式

4月11日(火)の放課後、リーガルマインド特色類型の対面式を行いました。図書室に本年度入学生24名と2・3年生の代表生徒が集まりました。

最初に教頭先生からお話をしていただきました。リーガルマインド生の活躍している様子や今後身につけてほしい力などについてお話をしてくださいました。その後は2・3年生の代表生徒たちの挨拶です。3年生は模擬裁判、2年生はSDGs探究学習を中心に自分たちが体験したことや考えたことを自分の言葉で話をしていました。それを受けて、1年生の代表生徒が今後のリーガルマインドの授業での抱負を話してくれました、高い目的意識を持ってこのリーガルマインド特色類型に入学してくれたことがよくわかる堂々とした挨拶でした。

その後、担当教員よりこの1年間のリーガルマインド特別授業の説明を行いました。

初めての授業で緊張していた1年生ですが、今後の授業に向けてのやる気と期待が表情に出ていました。いよいよ来週の金曜日から授業が始まります。1年間、リーガルマインドの授業を楽しみながら、主体的に話し合い、考え行動できる人を目指してがんばりましょう。

 

 

日本銀行神戸支店への校外学習

3月16日(木)の午後、リーガルマインド特色類型1年生が日本銀行神戸支店に校外学習へ行きました。今年度最後の授業です。点呼後、金属探知機での検査を受け行内へと入りました。普段は入ることのできない施設に生徒たちは少し緊張気味でした。

まず最初に行内を簡単に見学させて頂いた後、講義室で日本銀行の業務についてDVDで学びました。その後、お札の偽造防止技術についてのお話を聞き、実際に自分のお札を使用して様々な偽造防止技術を確かめてみました。高度な偽造防止技術について初めて知ることも多く、生徒たちは様々な発見があったようです。

そのあと展示ルームを見学し、1億円の重さを再現したものを実際に持ってみたり、阪神淡路大震災時の対応についてのお話を伺いました。また、以前使用していた金庫の中に入らせていただくという貴重な体験も行いました。

最後には「金融リテラシーの重要性」についての講義をしていただきました。18歳成人となってから注目されている「金融について」様々な角度からお話をしていただき、生徒たちはその重要性を強く感じたようです。最後は、質疑応答で本校生がいくつかの質問をし、丁寧に回答をいただきました。。

お忙しい中対応していただいた日本銀行神戸支店の皆様、本当にありがとうございました。今日の学びを今後にしっかりと活かしていきましょう。

SDGs探究 学年集会での発表

3月6日(月)1時間目、体育館でリーガルマインド特色類型1年生がSDGs探究の成果を学年集会で発表しました。リーガルマインドの生徒たちは、学年全員を前にして緊張した様子でしたが、自分たちの思いや考えをしっかりと発表することができました。1年生の生徒たちも、自分たちの仲間の発表に一生懸命耳を傾けていました。

今回の探究活動や発表の経験をこれからに活かしていきましょう。

SDGs探究発表会

2月3日(金)に1年生のリーガルマインド特別授業の総仕上げとなる「SDGs探究発表会」を行いました。

リーガルマインド特色類型の生徒たちは、1年間SDGsの17のゴールのうち興味のあるものを中心に6班にわかれて探究活動を行ってきました。最初はなかなかテーマが決まらなかったり、SDGsについて「自分ごと」として捉えられない班もありました。しかし、情報収集を積み重ねたり、冬休み、専門家の方々への取材を通して、自分たちの考えや意見を少しずつ構築しまとめてきました。3学期に入ってからは、いかに班の意見を分かりやすく相手に伝えるかということを意識してスライドと原稿を仕上げていきました。

そして、発表当日。多くの先生方が見に来てくださり、緊張感の中で発表会がはじまりました。また、今回の発表会の様子はNHK神戸放送局の夕方のニュース番組「Live Loveひょうご」で取り上げていただけることとなり、テレビカメラも入る中での発表会となりました。

そんな中、どの班も練習の時よりもはるかに落ち着いて堂々と発表を行いました。問題解決に向けて高校生である自分たちに何ができるのかを考え提案していました。様々な課題を自分たちなりに考え行動していく姿勢が大切です。

今回の探究活動をこれからのリーガルマインドの授業や学校生活に活かしていきましょう。

▸発表の様子と校長先生の講評

今回の発表に向けてご協力いただいた方々、また取材に来ていただいたNHK神戸放送局の皆様、本当にありがとうございました。ちなみに、取材いただいたNHKのディレクターは本校リーガル一期生の卒業生です。

▸NHK神戸放送局の取材の様子

 今回の探究活動や発表会の様子は

2月9日(木)18:30~19:00 「Live  Love ひょうご」(兵庫県域)内で放送される予定です。生放送のため内容が変更になることもあります。放送後1週間はNHk+で見逃し配信でご覧いただけます。ぜひご覧ください。

 

冬休み中の取材の様子

 リーガルマインド1年生の生徒たちは、2月の「SDGS探究活動の発表」に向けて冬季休業などを利用して大学の先生や様々な施設等に取材に行きました。取材場所は冬休み前に探究しているテーマに基づいて自分たちで探しました。また、取材内容は10月に朝日新聞社の方を講師に招いて行った「インタビュー講座」を思い出しながら準備を行いました。大学の先生に取材に行ったグループは先生の書かれた論文をしっかりと読んで取材に臨んだようです。取材当日はどのグループも最初は緊張していましたが、始まると時間を忘れて熱心に質問を行い、とても充実した時間になりました。発表まであと1か月。今回の取材を最大限に活かしてよい発表会にしましょう。

取材にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

インタビュー講座

10月7日(金)、14日(金)と2週にわたって朝日新聞社の方を講師に招いてインタビュー講座を行いました。

毎年、1年生のリーガルマインド特別授業では企業や大学などの各テーマの専門の方に取材に行き、SDGs探究の内容を深めています。それに向けての事前学習として、今年度初めてこの講座を実施しました。

まず、1日目は「インタビュー取材とは」という講義を受け、その後2人1組になりペアインタビューを行いました。「限られた時間の中でいかに質問を深堀りできるか」ということにチャレンジしました。

この講座を通してインタビュ―の際には準備が非常に大切で、インタビューさせて頂く相手をできるだけ調べて最低でも質問は10個用意することや、当日の心構えなど多くのことを学ぶことができました。

2回目の講座はインタビューの実践です。3人1組になり「インタビューする人」「インタビューされる人」「写真を撮る人」の役割にわかれ、全員がどの役もできるようにローテーションをしてインタビュー実践を行いました。場所も、グループで相談して図書室、中庭、玄関前の中から最もリラックスできる場所を選びインタビューを実施しました。

最初は「難しい」と戸惑っていましたが、始まってみると、どのグループも時間を忘れてインタビューを行っている様子が印象的でした。写真を撮る係の人もインタビュ―される人の最高の表情を撮ろうと様々な工夫をしていました。

今回インタビューした内容を新聞記事にして提出する予定です。どのような記事が出来上がるでしょうか?とても楽しみです。

今回の講座で学んだことを探究活動での取材に活かしていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JICA関西訪問

7月15日(金)の午後、1年生のリーガルマインド特別授業の一環としてJICA関西を訪問しました。1年生にとっては初めての校外での学習です。

まず最初にJICA関西の職員の方よりJICAの事業説明をしていただきました。短い時間の中で現在世界がおかれている状況や、日本が支援するだけではなく東日本大震災の時には世界中から多くの支援を受けたことなど、様々なことを知ることができました。またSDGsについての知識もより深めることができました。

続いて、JICA海外協力隊経験者の方よりボランティアの体験談を聞きました。今回は中米のホンジュラスの小学校教育に携わった青木様よりお話を聞くことができました。実際に体験された写真や動画を利用しての講演は非常に興味深くあっという間の1時間でした。ホンジュラスという国を通して貧困と教育の関係についても深く学ぶことができました。最後の質疑応答の時間には多くの質問が出て、大変有意義な時間となりました。

最後はJICAの施設見学です。生徒たちはSDGsの特別展示などを熱心に見学していました。きっと今後のSDGsの探究学習に活きてくると思います。

お忙しい中、今回の校外学習に携わっていただいたJICA関西の方々本当にありがとうございました。

 

 

SDGs新聞活用授業

6月3日(金)の7時間目の1年生リーガルマインド特別授業は先週に引き続き、朝日新聞社の方に講師として来ていただき「新聞活用授業」を行いました。この授業は、新聞を「SDGsの17の視点」から読むことを目標としています。新聞をただ読むのではなく、SDGs付箋を使用することで「思考を見える化」していくというものです。

まず、前回の授業を振り返ったあと、一部ずつ配られた今日の朝刊を読み、新聞記事がSDGsのどのゴールに関連していくかを考え付箋を貼っていきます。その付箋には「なぜそう思ったか」を一言つぶやきます。みんな与えられた時間で真剣に新聞を読んでいました。その内容を班で共有した後、教室に掲示してある新聞に付箋を貼りかえていきます。あっという間に新聞にはたくさんの付箋が貼られていきます。その中には、同じ記事でも違うゴールの付箋が貼られているものもありました。一つの問題には多くのSDGsが複層的に絡んでいることに気づくことができたようです。最後は、全体で今日の授業の気づきを共有しました。文化祭明けからはいよいよ本格的な探究活動に入っていきます。SDGsをさらに自分ごととして捉え、深く考えていけるようがんばりましょう。

 

 

「2030 SDGsゲーム」を通して考える

考査最終日の26日の午後、1年生のリーガルマインド特別授業の一環として朝日新聞社の方を講師に招き、「2030 SDGsゲーム」を行いました。

このゲームはSDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりをシミュレーションするというものです。ゲームでは与えられたお金と時間を使って、プロジェクト活動を行い、最終的に各チームに与えられたゴールを達成します。しかし、どのプロジェクトを実行するかで世界の状況(経済・環境・社会の状況)が刻々と変わっていきます。この24名のアイデアにより2030年の世界が作られていくのです。

ファシリテーターより簡単に説明を受けた後、早速ゲームのスタートです。どのグループも自分たちのゴールを達成するために必死です。しかし、自分たちのことだけに必死になっていると、世界のバランスは崩れていきます。                         

説明

作戦タイム

世界の状況

 

 

 

 

前半戦終了後の休憩時間にはどのグループも休むことを忘れて、必死で他のグループと交渉していました。そして、いよいよ後半戦。2030年のゴールを目指してゲーム再開です。少しずつ世界の状況にも目を向け始める人が増えてきます。さらに交渉の輪もだんだん大きくなっていきました。さて、結果は、、、。みんなの協力がありゴールを達成できたチームは12チーム中10チームでした。世界の状況も授業の前半よりはバランスがよくなっていました。ゲーム終了後の振り返りの時間には、多くの人がゲームを通してSDGsや社会について考えさせられたり、新たな気づきがあったという発表をしてくれました。

これから本格的なSDGsの探究活動が始まります。今日のゲームで学んだことを今後の探究活動に活かしていきましょう。

発表

 

 

弁護士によるいじめ予防授業②

5月13日(金)の7時間目は、前回に引き続き弁護士の先生による「いじめ予防授業」を行いました。今日の授業の大きなテーマは、前回出た宿題をもとにグループで議論を行い、いじめの本質に迫るというものです。

宿題は①なぜいじめはなくならないのか、②いじめをなくすためにはどのような方策が考えられるか、について考えてくるというものでした。全員がしっかりと宿題に取り組んできたようで、グループ議論ではホワイトボードに書ききれないくらい多くの意見が出ていました。

その後は各グループ代表者の発表です。今回は発表だけではなく、発表した内容に対して他のグループが必ず質問をするというルールがありました。これがなかなか難しい!しかし、質問をすることで発表がより深いものになっていきます。また、出た質問に答えることで自分たちのグループの意見を改めて振り返ることもできました。

授業の最後に、弁護士の先生方に「自分の意見や考えをしっかりと持つこと」、「周囲の意見や考えをよく聞くこと」、「議論の積み重ねによって具体的な結論を導き出すことの重要性」について話していただきました。まさにリーガルマインドでの学びですね。今日学んだことをこれからに活かしていけるよう行動していきましょう。弁護士の先生方ありがとうございました。

弁護士によるいじめ予防授業①

 5月6日(金)の7時間目のリーガルマインド特別授業では、弁護士の先生に来ていただき「いじめ予防授業」を行いました。この授業は「いじめ」を本質的に理解し、様々な立場から物事を考えていくことを目的とした授業で、今週と来週の2週にわたって行います。

 授業の前半にはロールプレイを行いました。入学して2回目の授業なので、恥ずかしさが出てしまうかと心配しましたが、みんな積極的に取り組むことができました。

 授業の後半は「なぜ、いじめかどうかを被害者が決めるとされているのか」についてグループで議論をしました。弁護士の先生からは、まず思ったことを書き出していくことが重要というアドバイスをいただきました。どのグループも全員が積極的に意見を出し、ホワイトボードがあっという間に埋まっていきます。その意見をどの班もうまくまとめ発表することができていました。次回は今日の最後に出された宿題をもとにさらに議論をすすめていきます。充実した時間にできるよう、準備をしっかりとしておきましょう。

 

45回生リーガルマインド特別授業が始まりました!

4月22日(金)7時間目、45回生のリーガルマインド特別授業が本格的にスタートしました。

まずは「24名が仲良くなろう」を目標にアイスブレークを行いました。最初はグループでの1人1分の自己紹介と高校生活への抱負の1分スピーチです。どのグループも大盛りあがりです。1分間をしっかりと使いきり、身振り手振りも使って楽しく元気よく取り組むことができました。アイスブレークの最後は一言も話さず全員で誕生日の若い順に並んでいくゲームを行いました。今度はジェスチャーなどを駆使してコミュニケーションをとり、あっという間にパーフェクトな形で並ぶことができました。

そして、いよいよ今日の本題「マンダラート」の作成です。「マンダラート」とは発想法の一つで目標設定と達成のために自分の考えを書き出し明確にしていくものです。今日のメインテーマは「社会で活躍する」です。ここからは一気に全員が集中モードです。次回どのような「マンダラート」ができあがるか楽しみです。まずは1年間、「考える」「周りの人の意見を聞く」「自分の意見を言う」「自分を表現する」これらのことを心に留めてリーガルマインドの授業をがんばりましょう。

令和4年度 リーガルマインド特色類型対面式

 4月11日(月)の放課後、リーガルマインド特色類型の対面式を行いました。

 図書室に本年度入学生24名と2・3年生の代表生徒が集まりました。

 最初に校長先生からお話をしていただきました。昨年度の卒業生のリーガルマインド生の活躍や身につけてほしい力などについてお話をしてくださいました。その後、2・3年生の代表生徒たちがリーガルマインドで体験したことや1年生への歓迎メッセージをしっかりとした自分の言葉で話をしてくれました。それを受けて、1年生の代表生徒が先輩の話を聞いて感じたことや今後の抱負を話してくれました、高い目的意識を持ってこのリーガルマインド特色類型に入学してくれたことがよくわかる堂々とした挨拶でした。その後、担当教員よりこの1年間のリーガルマインド特別授業の説明を行いました。

 いよいよ来週の金曜日から授業が始まります。1年間、リーガルマインドの授業を楽しみながら、主体的に話し合い、考え行動できる人を目指していきましょう。