2年リーガルマインド類型生徒の活動風景

2年リーガルマインド類型生徒の活動風景

弁護士出前授業

本日は弁護士の村上先生に来ていただいて、模擬裁判に向けての授業です。

最初に「証拠裁判主義」や「疑わしきは被告人の利益」など基本的ではあるけれど重要な点について

お話をいただきました。

その後、裁判官・検察官と証人・弁護士と被告人の3グループに分かれて証拠についての

検証を行いました。今日は第1回ということもあり、生徒たちはどういう方向性で考えればいいか

わからない様子でした。

弁護士・被告人チーム                検察官・証人チーム

 

裁判官チーム

 

村上先生や我々教員が適宜アドバイスを入れながらの作業です。来週以降もグループごとに模擬裁判に向けての

作業が続きます。今回の事件に対する理解を深めて良い模擬裁判にしていきましょう。

検察官出前授業

9月13日(金)リーガルマインドⅠの授業では神戸地方検察庁より検察官と検察事務官の方にお越しいただき、裁判制度や模擬裁判のポイントなどをテーマに出前授業をしていただきました。

 

最初に、自己紹介を兼ねて「検察官になるきっかけ」、「検察官としてのやりがい」そして「仕事をしていて大変なこと」などのお話をしていただきました。次に、裁判制度の理解や検察官の役割について検事と弁護士の役割の違いなど、わかりやすく話していただきました。

後半は模擬裁判に向けて、それぞれの役割の人間がどのように思考し、主張を展開し、判断を下さなければならないかについて話していただきました。生徒たちは前週に裁判官・検察官・弁護人・被告人・証人と役割を決めていたので、自分の果たす役割について難しさと楽しさを実感できたようです。

終了後には検察官の方に質問をした生徒もいました。生徒たちにとって有意義な時間になったようです。

ご多忙の中、出前授業に来てくださりありがとうございました。

今日学んだことを模擬裁判で活かせるよう頑張りましょう。

神戸地方裁判所見学

7月16日(火)の午後、リーガルマインドⅠの授業の一環として神戸地方裁判所へ行き、法廷見学と裁判の傍聴を行いました。裁判所の入口では所持品検査が行われ、厳しいセキュリティチェックを受けての入館です。

 

空いている法廷で裁判の進め方や法廷についての説明を受け、普段はなかなか体験することのできない裁判官の席に座ったり、法服を着せてもらったりしました。生徒たちも案内をしてくださった広報の方にいろいろ質問をして興味津々です。傍聴に際する注意点を聞いて傍聴に向かいます。

 

人定質問から始まり、冒頭陳述や被告人質問など生徒たちはメモをとりながら真剣に傍聴していました。結審まで見学でき、一連の刑事裁判の流れを学ぶこともできました。弁護人や検察官の方が一つひとつの事実を丁寧に被告人に質問している様子を傍聴でき、2学期から始まる模擬裁判に向けて多くの学びがありました。

 

猛暑の中、丁寧に対応してくださった裁判所の職員の皆様、本当にありがとうございました。

2学期に行う模擬裁判で自分は何の役割をしようかいろいろ考えていた生徒たちの姿が印象的でした。良い模擬裁判になるようこの経験を活かしていきましょう。

46回生リーガルマインド発表会!

6月21日(金)にリーガルマインド2年生が、それぞれグループごとに探究した成果を発表しました。

交通ルールやリサイクルなど「街中で見かけた あれ?」と題して、日常の中から疑問点を見つけての探究です。

吉田先生に講演していただいたポイントを意識しながら調査・検討し考察を重ねていきます。

二次情報・基礎情報・一次情報の収集を分担して調査し、分析・整理して発表しました。

準備には限られた時間しかなく、かつ多くの先生方が見に来てくださっている中の発表でもありましたが、

生徒たちは緊張しながらもしっかりと発表できました。今回の活動をさまざまな場面で活かしてほしいと思います。

リーガルマインドⅠ講演会

4月26日(金)7時間目に京都芸術大学の吉田大作先生にお越しいただき、「地域社会の課題の改善策を考えるために」というテーマで講演をしていただきました。

講演会では大きく次の3つのことを教えていただきました。

①問題は発見しないと始まらない。

②問題の原因は「複層的」に絡み合っている。

③問題の解決策の「アイデア」は「既存の情報の組み合わせ」である。

問題を発見するには「顔の見えない問題」ではなく「どこの、誰が、どんな課題を解決したいか」を具体化することが重要である。「探究活動は情報収集が7割」など課題解決に導く際の考え方などを大変分かりやすくお話していただきました。

生徒たちは「探究」という活動がどのようなものか、興味深く聞き入っていました。今まで自分たちが持ち得なかった考え方を学ぶことができ、大変有意義な時間でした。

46回生 リーガルマインドⅠ授業開始

2024年度最初のリーガルマインドⅠの授業が実施されました。

最初に教員からこの1年に身につけてほしい力について話がありました。それは「多面的に考える力を身につけ、物事を考える際に自分軸を作ること」です。1学期の授業では、「法と私たち」、「地域に学ぶ」ことを中心に身の回りの疑問に関心を持ち、社会の中で法の果たす役割について考察していきます。

第1回の授業では、生徒たちにもなじみのあるヒーローが日本の現行法に照らし合わせた場合、どのように扱われるかについてグループワークで探究しました。

24人のリーガル生たちは活発に議論を交わし、なぜ法が必要なのか考察しました。

神戸地方気象台への校外学習

3月19日(火)午後、リーガルマインドⅠ選択者26名が神戸地方気象台へ校外学習へ行きました。

最初に2グループに分かれ、気象庁の仕事内容の説明と現業室(天気予報や注意報・警報を作成する部屋)の見学をしました。普段はなかなか見ることのできない、実際に予報等をされている現場に生徒たちは少し緊張した様子でした。

その後は、南海トラフ地震防災官の方より「地震と津波について」というテーマで講義をしていただきました。

地震や津波が発生するメカニズムや実際に地震等が起きたらどのように行動するかよいかなどのお話を分かりやすく丁寧にしていただき、大変有意義な時間となりました。

そのあとは、露場(気温や雨量等を計測するセンサー類を設置している場所)を見学しました。

その後、現在は使われていないアメダスを使ってその仕組みの説明を受け、実際に触らせていただきました。

普段はなかなか見ることのできない予報をしている現場を見学させていただいたり、防災や減災について考えることができ、とても学びの多い校外学習となりました。お忙しい中、対応していただいた神戸地方気象台の皆様、本当にありがとうございました。

★生徒の感想(一部抜粋)

・いつも当たり前のように使っていた気象庁の天気予報が、私たちに伝わるまでを知ることができて大変興味深かったです。

・今後起きる可能性のある南海トラフなどの地震に対して、起きた時にどのようにして被害を少なくしていくのか。食料や水などの備蓄、避難場所の確認、家具の固定などできる対策はたくさんある。日本で起きた今までの自然災害による被害や対策をもとに、減災に取り組んでいくことの大切さなどを今回の校外学習で考えることができた。

 

模擬裁判本番!

12月13日(水)午後、リーガルマインド類型2年生が甲南大学の法廷教室をお借りして模擬裁判を行いました。

コンビニエンスストアで起きた強盗致傷事件について、2学期に入ってから2班に分かれ、準備を重ねてきました。今日はその総仕上げです。1年生は来年の模擬裁判に向けて、先輩の裁判を傍聴しました。また、今年は甲南大学法学部の笹倉香奈教授にも模擬裁判の様子を見て頂きました。

法廷を再現した教室に裁判官が入場すると、空気が一瞬で変わり緊張した雰囲気の中、裁判が始まりました。まずは、「冒頭手続き」から始まります。「人定質問」「検察官の起訴状朗読」「黙秘権の告知」そして「罪状認否」と厳粛な雰囲気の中で本当の裁判のように進んでいきます。

「冒頭陳述」を行ったあとは、この裁判の最も重要な「証人尋問」と「被告人質問」です。2学期の授業で準備してきた質問を証人や被告人に行いました。2班とも11月末に行ったプレ尋問とは比べものにならないくらい、内容がよくなっていました。また、相手側が質問しているときも、必死にメモをとり「どこか矛盾がないか」「何か攻められるところがないか」と必死で考えていました。どの生徒も役になりきった迫真の演技で、傍聴している1年生の生徒たちも固唾をのんで裁判を見守っていました。

 

尋問終了後は裁判官による評議を行いました。3人の裁判官役の生徒が、限られた時間の中で意見を述べ慎重に判決を決定していきます。判決は結果だけではなく、検察官にも弁護人にも納得してもらえる理由をしっかりと考えなければなりません。結果は2班とも「被告人は無罪」。判決を伝える瞬間は法廷内に緊張が走りました。それぞれに納得してもらえるように、裁判長は丁寧に理由を伝えていました。

最後に笹倉教授よりご講評を頂きました。実際にゼミで模擬裁判を行われているということもあり、具体的で分かりやすいアドバイスをいただきました。裁判というものについて改めて考えることのできる貴重なお話もしていただき、より理解を深めることができました。

最後に生徒の感想の一部を紹介します。

★弁護人役の生徒:時間をかけてメンバーと何度も質問内容を練ってより良いものにしていくのが本当に楽しくやりがいを感じた。リーガルマインドに入りたいと思った理由の一つに模擬裁判があったため、やり遂げた達成感がすごく感じられる。勝ち負けより過程の方が大切だと思うけれど、無罪を勝ち取った時はやはりうれしかった。(以下略)

★裁判官役の生徒:裁判官は自分がその場にいないときのことを判断するために、中立な立場から考えてみることが大切だということを改めて学ぶことができ、とても良い機会になりました。準備中もそのことを考えながら質問を考えていました。本番に向けての準備期間がとても大切だと思いました。この裁判だけでなく、客観的に物事を見るというのは日常でも大切なことだと思えたので、本当に良い経験になりました。(以下略)

★検察官役の生徒:模擬裁判はリーガルの授業の中で楽しみにしていたものの一つでした。実際やってみると思い通りにいかなかったり、証明できたつもりでもあまり伝わっていなかったりと苦戦することもありました。でも難しいながらも自分なりに必死に取り組むことができ、充実した時間になりました。また機会があれば、再度検察官として今回の反省を活かして模擬裁判にチャレンジしたいです。(以下略)

この模擬裁判の授業を通して、自分たちの主張を論理的に積み上げていくことの大切さや、どのように伝えれば相手に納得してもらえるかということを、深く考えることができたのではないでしょうか。この経験を今後の活動や学校生活に役立てていきましょう。リーガル生徒の成長を感じることのできた1日でした。

この模擬裁判に御協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

模擬裁判に向けて最後の授業

12月1日(金)の授業は先日のプレ尋問を受けての尋問の検討です。12月13日(水)の模擬裁判に向けての最後の授業です。前回のプレ尋問の時に撮影した動画を見ながら作戦を立て直します。

「もっとこうした方がいいのでは?」とか「この質問は聞き方を変えてみよう!」などと少しずつ改善ポイントが見えてきました。どのグループも時間を忘れての話し合いが行われ、充実した時間になったようです。

さあ!残すは前日のリハーサルと本番のみです。今まで準備してきたことを最大限発揮できるようがんばりましょう。

模擬裁判に向けてのプレ尋問

11月29日(水)弁護士の先生をお迎えして模擬裁判本番に向けてプレ尋問を行いました。プレ尋問は今までの授業で考えてきた「証人尋問」や「被告人質問」を初めて実際の裁判のような形で行うものです。

今までの授業では様々なシチュエーションを想定しながら尋問内容を考えてきました。実際にやってみると、限られた時間の中でより的確な尋問を行っていくことの難しさを改めて感じたようでした。

尋問終了後の弁護士の先生のアドバイスは大変的確でわかりやすく、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。そして終了後にはどのグループも尋問のさらなる改良に向けての話し合いを行っていました。自分たちの足りない部分やもっと深く考えなければならないことに気づくことができた貴重な時間でした。

お忙しい中、スケジュールの調整をしていただいた弁護士の先生、本当にありがとうございました。

本番までの残り時間はあと少しですが、どのグループも最善を尽くしてよい模擬裁判になるようがんばりましょう。

 

証人尋問を考えました!

9月29日(金)のリーガルマインドⅠの授業は、証人尋問を考えました。

検察官や弁護士の先生方の講義を受けて、今日から模擬裁判に向けて尋問内容を本格的に考えていきます。今日は証人に対して検察官+証人、弁護人+被告人、裁判官グループにそれぞれ分かれて尋問内容を考えていきます。

検察官は有罪、弁護人は無罪に導くためにどのような質問をすればよいかを必死で考えていました。何度も何度も裁判資料を読み込んでいる姿が印象的でした。

検察官+証人グループ ↓ 

弁護人+被告人グループ ↓ 

裁判官グループはよりたくさんの質問をそれぞれの立場に立ちながら考えていきます。

裁判官グループ ↓ 

1時間はあっという間に過ぎていきました。

次回は被告人質問を考えていきます。

まずは11月17日(金)のプレ尋問に向けてがんばっていきましょう。

弁護士による授業

9月22日(金)の7時間目、弁護士の先生による授業を行いました。

まず、弁護士の先生より裁判の流れの説明と裁判で重要となる「証拠」についてのお話をしていただきました。今後の模擬裁判の尋問内容を考えていくうえで、大変貴重なアドバイスをいただきました。

その後、裁判官、検察官、弁護人に分かれて今回の模擬裁判の「証拠」の検証を行いました。どのグループも今回の事件の証拠がどういう意味をもつのかということを、それぞれの立場から慎重に考えていました。一つひとつ「証拠」について検討していくと、被告人や証人に聞きたい内容が少しずつでてきました。グループごとに弁護士の先生から考え方についてのアドバイスをいただき、どのグループも考えが深まったようです。

 

 次回の授業からは、いよいよ尋問の内容を考えていきます。今日受けたアドバイスを次にしっかりと活かしていきましょう。

お忙しい中授業をしていただき、本当にありがとうございました。

 

検察官による出前授業

9月15日(金)のリーガルマインドⅠの授業は神戸地方検察庁より検察官と検察事務官の方をお迎えして、裁判制度の理解や模擬裁判のポイントなどをテーマに出前授業をしていただきました。

まずは、自己紹介を兼ねて「なぜ検察官になろうと思われたのか。」また、「検察官としてのやりがい」や「仕事をしていて大変なこと」などのお話をしていただきました。生徒たちは様々な経験をへて検察官になられたというお話を興味深く聞いていました。また、検察官の視点からリーガルマインドを学ぶ意義もお話しいただきました。

後半は、模擬裁判に向けて刑事裁判における検察官の役割や裁判の意義をお話していただきました。前回、模擬裁判の役割を決定したので、今回のお話はそれぞれの立場を念頭において聞くことができたようです。今回の模擬裁判を行う上での着目点などの貴重な話もしていただき、多くのヒントをいただきました。

終了後には検察官役の生徒が質問をしたり、検察事務官の方に質問をした生徒もいました。生徒たちにとって充実した一時間になったようです。お忙しい中、出前授業にご協力いただいた神戸地方検察庁の皆様、本当にありがとうございました。今後の授業にぜひ役立てていきましょう。

感想の一部を載せておきます。

「いろいろな角度から物事を多角的にとらえるというリーガルマインドの考え方がなぜ必要なのか、また学ぶことが何に繋がるのかということを学習できたと思います。

「検事さんのお話を直接伺うというまたとない経験をさせてもらい、感謝の気持ちでいっぱいだ。もともと法律や裁判に興味はあったが、今回の授業でより興味が沸いた。模擬裁判では根拠をしっかりと持って論理的に考えを言えるように今日学んだことを今後の授業に活かし、悔いの残らないような模擬裁判にしたい。」

「今回の授業は模擬裁判に活かせそうな事柄がたくさんあり、ものすごく参考になりました。正直者が馬鹿をみない社会を実現する、というのが一番心に残っています。また、模擬裁判では検察側の主張がその後の議論の土俵になると聞いて、検察官役としてはプレッシャーとなりましたが、みんなと協力してしっかりと土俵づくりをしていきたいです。」

リーガルマインドⅠの授業が始まりました!

9月8日(金)2年生のリーガルマインドⅠの2学期の授業が始まりました。2年生の2学期のメインテーマは模擬裁判。今日は、裁判についての知識を学んだ後、役割を決定しました。

まずは、動画を見て刑事裁判の流れの復習です。

その後は憲法や刑事訴訟法についても学びました。

そして、最後に役割を決めました。模擬裁判は2つのグループに分かれて行います。それぞれのグループで裁判官、検察官、弁護人、そして証人・被告人を決めこれから本番に向けて様々な準備を行っていきます。時間内に決まるか少し不安でしたが、さすがリーガル生です。話し合いをしながら揉めることなくきちんと時間内に決定することができました。このチームで2学期がんばっていきましょう。

次回は検察官の方に来ていただいてお話を聞きます。来週までにしっかりと予習をしておきましょう。

神戸地方裁判所見学

7月18日(火)の午後、リーガルマインドⅠの授業の一環として神戸地方裁判所へ校外学習に行きました。

到着するとまずは所持品検査です。入館する際の厳しいセキュリティチェックに生徒たちは緊張気味です。

その後、職員の方より傍聴に際する注意点などの説明を受けいよいよ傍聴です。

初めて裁判を傍聴するとあって、生徒たちはかなり緊張気味・・・。ピリッと張り詰めた空気の中での裁判傍聴は大変貴重な経験となりました。今回は裁判の最初から傍聴することができ、1日で結審したため、刑事裁判の流れを学ぶこともできました。弁護人や検察官の方が一つひとつの事実を丁寧に被告人に質問している様子を傍聴でき、2学期から始まる模擬裁判に向けて多くの学びがありました。

その後は民事裁判の法廷を見学させていただき、普段は座ることのできない裁判官の席などに座らせていただきました。そして最後は、質問タイムです。生徒たちは裁判所内部に関する質問や、裁判に関する質問を積極的に行うことができました。中には、裁判所の職員の仕事に興味を持った生徒もいて、将来について考えるよい機会にもなったようです。

猛暑の中、丁寧に対応してくださった裁判所の職員の皆様、本当にありがとうございました。

今回の貴重な経験や学びを2学期からの模擬授業に活かしていきましょう。

  

テーマ探究活動発表会

6月23日(金)のリーガルマインドⅠは今学期最後の授業となるため、テーマ探究活動の「発表会」を行いました。

1学期は行事が多いうえに、警報による臨時休校の影響もあり授業時数が例年よりもかなり少なく、学校で取り組める時間がほとんどない状態でした。そのため、発表は大丈夫だろうかと心配していたのですが、さすがリーガル生です。今まで培ってきたことや、授業で学んだこと、吉田先生の講演などをしっかりと活かしながら発表に臨んでいました。

どのグループも多面的に物事を調査し、誰の困っていることを改善したいかということをしっかりと考え、自分たちなりの改善策を分かりやすく工夫しながら提案をしていました。説得力のあるデータや自分たちでとってきた写真などを使い視覚的にも分かりやすく伝えられていました。

今回の発表はとても有意義なものになったと思います。時間のない中での探究活動でしたが、学ぶことが多かったのではないでしょうか。今回学んだことを、今後のリーガルでの活動や学年の「総合的な探究の時間」でも活かしていきましょう。

テーマ探究活動(課題解決)

2年生のリーガルマインドⅠの授業は、先週が大雨警報発令で臨時休校になったため1週間ぶりの授業です。

来週は生鷹祭のため、発表までの時間は今日が最後となります。進捗状況を心配していましたが、どのグループも自宅等で準備をそれぞれ進めていたようです。スライドが出来上がっている班もありました。

どの班もホワイトボードを使って自分たちの調べてきたことを共有したり、発表の流れを確認しています。

さすが2年生ともなるとグループでの活動も慣れたものです。

みんなで意見を出し合いどんどんと準備を進めていきます。

いよいよ次は発表です。自分たちのできることを精一杯やって1学期を締めくくりましょう。

リーガルマインドⅠ 講演会

2年生のリーガルマインドⅠの授業では、4月から「法」について考えたり、自分たちの身の回りのことに目をむけ「世の中の当たり前に疑問を持つ」ということを行ってきました。そしてGWには「街中でみかけたあれ?」というテーマで社会にある矛盾や不合理なことを観察してくるという宿題に取り組みました。

それらを踏まえながら、5月19日(金)7時間目に京都芸術大学の吉田大作先生をお招きして「地域社会の課題の改善策を考えるために」というテーマで講演をしていただきました。

講演会では「課題解決を行うときは自分の経験だけを頼りにしないこと」や「課題解決は広く対象を捉えるのではなくプレゼントのように“誰の、どんな課題を解決したいか“”を具体化する」「探究活動は情報収集が7割」など課題解決に導く際の考え方などを大変分かりやすくお話していただきました。

今日の吉田先生のお話は生徒たちにとても響いたようで、ワークシートの感想には今までの探究での反省点をふまえて、今後自分たちの探究をより深めていきたいという強い思いがたくさん書かれていました。今回の講演会では今後の活動に対して多くのヒントをいただきました。吉田先生、本当にありがとうございました。

45回生リーガルマインドⅠの授業が始まりました!

4月14日(金)7時間目、45回生のリーガルマインドⅠ(2年生)の授業がスタートしました。

1年生ではSDGsについての探究学習を行いましたが2年生では、「法と私たち」「地域に学ぶ」「模擬裁判」「課題研究に向けて」の4つのテーマで授業を行う予定です。

2名の生徒がこの授業を自ら希望し履修することになり2年生からは26名で行います。

今日は、「テレビ番組の中の法」というテーマでグループワークを中心に授業を行いました。今日の目標は社会に「法やルール」が存在している理由を理解し、「法」「ルール」「マナー」の違いを考えることです。

2年目ともなるとグループワークもとてもスムーズです。どの班も意見交換を活発に行っていました。その後、班で出た意見をロイロノートを利用して共有し発表を行いました。タブレットを利用した発表は慣れたものです。どんどん手をあげて発表する班もありました。

この1年、さらに積極的に授業に取り組み、様々な力を身につけてほしいと思います。がんばりましょう!!

 

理化学研究所神戸キャンパスへの校外学習

3月20日(月)の午後、リーガルマインド特色類型の2年生が理化学研究所神戸キャンパスへ校外学習に行きました。

まずは理化学研究所の歩みなどの説明を受けた後、「ヒトの理解をめざすライフサイエンス研究」について様々な角度からお話いただきました。

その後は展示室や模擬実験室を見学しました。生徒たちは普段見ることのできない実験器具などに興味津々でした。こういった実験の積み重ねが人類の様々な発展につながっているのだということを強く感じたようです。

今回の学習を今後に活かしていきましょう。

お忙しい中対応してくださった理化学研究所神戸キャンパスの皆様、本当にありがとうございました。