1年リーガルマインド類型生徒の活動風景
生徒のためのSDGs実践報告会(1年リーガルマインド類型)
3月5日(土)「生徒のためのSDGs実践報告会」にオンラインで参加しました。
これは朝日新聞社主催のイベントで、近畿圏を中心に本校を含めた8校の中学校・高校が参加しました。本来であれば朝日新聞大阪本社で実施予定でしたが、新型コロナ感染症の影響でオンラインでの参加となりました。
本校では、1年生のリーガルマインド類型の授業で、1年をかけてSDGsについての探究学習を行ってきました。2月4日(金)に行われた成果発表会で、生徒たちの相互評価によって選出された班が今回の実践報告会に参加しました。
発表班のテーマは「多様性の虹をかけよう」で、LGBTQ+について焦点をあてて探究を行っていたグループです。
当日は午前中にリハーサルを行い、13:30に実践報告会がスタートしました。
最初にSDGsを実践している大学生の方の講演を聞かせていただき、その後各校が発表を行いました。どの学校も実践内容を工夫してまとめ、大変分かりやすい内容となっていました。
これは、本校の生徒が発表をしている様子です。
発表後は、他校の生徒たちやコメンテータの方々から質問をいただきました。その質問に対してもしっかりと答えることができ、発表内容がさらに深まったと思います。
次の写真は報告会の最後の様子です。コメンテータ方々から講評をいただいたあと、全員で手を振りあって報告会は終了しました。この報告会を通して生徒たちはたくさんの刺激を受けたと同時に、今後もSDGsの目標実現にむけてさらに積極的な活動を行っていきたいと気持ちを新たにしていました。貴重な体験となった一日でした。
この報告会に向けてご尽力、ご協力いただいた方々に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
SDGs探究発表会
2月4日(金)に、1年生のリーガルマインド特別授業の総仕上げとなるSDGs探究発表会を行いました。多くの先生方にも見に来ていただき緊張感のあるなか、発表会を行うことができました。
この1年間、SDGsの17のゴールのうち興味のあるものを中心に7班に分かれ探究活動を行ってきました。生徒たちは情報収集・取材を重ねていく中で、自分たちの考えや意見を少しずつ構築していき、まとめていきました。そして、発表会当日は班の意見をいかにわかりやすく相手に伝えるか、ということを意識しながらどの班も様々な工夫をして発表にのぞみました。
【ポスターの一部】
最後は全員で投票を行い、3月5日(土)に行われる朝日新聞社主催の「SDGs実践報告会」の代表を選抜しました。選ばれた班の皆さん、発表に向けてがんばりましょう!
学校説明会でのリーガル生徒の活躍の様子
11月13日(土)と27日(土)の2回にわたって学校説明会が行われました。この学校説明会では特色類型の1年生24名が様々な場面で活躍してくれました。少し紹介しておきます。
「学校全体の説明」や「特色類型の説明」のにおいては、司会を堂々とつとめスムーズな進行を行ってくれました。さらに、本年度の「特色類型の説明」では類型の1~3年の生徒代表者による座談会を実施しました。両日とも、しっかりと自分の言葉で「リーガルマインドで学んだこと」や、「中学生の皆さんへのエール・アドバイス」などを話してくれました。きっと中学生の皆さんに熱い思いが伝わったと思います。
そして、本年度はリーガルマインド関係の展示ブースを設けました。1~3年生のリーガルマインドの授業での成果物や総合的な探究の時間のワークシートなどを展示しました。特色類型の1年生は準備・片付けに大活躍でした。また当日流した授業動画の撮影や作成にも積極的に関わってくれ、リーガル生の前向きで積極的な姿勢を多くの場面で感じました。このような経験はきっと今後の学習活動に大きく役立つと思います。お疲れさまでした。
【司会】 【座談会】 【食堂での展示】 【展示の準備】
2学期のリーガルマインドの授業
2学期のリーガルマインド特別授業も佳境に入ってきました。2学期を少し振り返ってみると・・・
9月、10月にはSDGs探究学習の一環として新聞活用授業とSDGsゲームを朝日新聞社から講師をお招きして実施しました。
新聞活用授業は、その日の新聞をSDGsの17の視点から読んでいき、意見を書いた付箋を貼っていくことで自分の考えていることを「見える化」していくというものです。その後、グループで意見交換を行い全体での発表を行いました。生徒たちは、新聞記事に真剣に向き合いながら自分の意見を整理していきました。その後の発表も要点をまとめながら堂々と行うことができました。また、友人の意見にもしっかりと耳を傾けている姿が印象的でより学びを深めることができた1時間でした。
2030SDGsゲームは7月に実施予定だったものが延期になっていたものです。生徒たちは2030年の世界をどのように作り上げていくかを、このゲームを通して様々な角度から考えることができたようです。楽しいゲームに取り組みながらも多くの気づきがあったのではないでしょうか。この気づきを今後の探究活動に活かしてくれると思います。
このようにSDGsの探究活動も様々な体験を経て、発表に向けてのまとめの段階に入ってきています。1月の発表会に向けてより探究を深めていきましょう。
JICA関西訪問
SDGs探究活動の一環として7月16日(金)にJICA関西を訪問しました。当日は、JICA事業の説明を受けそのあと、ウガンダにボランティア派遣されていた方の体験談をお聞きしました。
実際の体験談に裏付けられた講演は、大変興味深く、心に残るお話でした。生徒たちは今後の探究活動に向けて大きな刺激を受けたようです。
講演のあとは施設見学をさせていただきました。展示室ではSDGsの特設展示を熱心に見て幅広い知識を得ることができました。この体験を2学期の探究活動にいかしていきましょう。
令和3年度 1学期授業の様子
1学期はSDGsの探究活動に向けての問づくりを中心に授業を行いました。
この授業では、新聞をSDGsのゴールを意識して読み、経済・環境・社会の観点から記事を分析し評価をしたり、身の回りの問題や課題点となっていることをSDGsと関連付けて考えました。そして自分にとって関心の高いゴールから「問い」を整理し、これから探究していくテーマを決定していきました。
生徒たちは毎回目的意識をしっかりと持ち授業に臨み、熱心に活動を行っていました。班の協議も各自が積極的に取り組み、活発な意見交換を行っていました。2学期は班ごとにそれぞれ選んだテーマをより深く探究していく予定です。
リーガル対面式
今年度より新たに入学した特色類型生徒と、2・3年生代表の特色類型生徒との対面式が行われました。
2・3年生による挨拶では、2年生で行われる模擬裁判での思い出や校外学習について触れ、1年生たちは目を輝かせていました。
先生からは、有名な野球選手の大谷翔平選手も実践していた「マンダラート」などを例えに、リーガルマインド類型では自己の考えを深めるような機会がたくさんあるといった内容のお話がありました。
1年生の「リーガルマインド基礎」の初回授業は4月30日(金)です。
こちらのページでは1年生の今後について掲載していきます。
生徒のためのSDGs実践報告会
朝日新聞社主催の「生徒のためのSDGs実践報告会」にオンラインで
参加し、「消費の裏で進む気候変動」というタイトルで実践発表をしました。
「自分ごと」として考えるために、毎日自分たちが行っている「消費」を
中心軸に据えて「気候変動」について探究しました。
そしてナッジ理論に基づいて自分たちが考えた節電のためのマイナッジを
紹介しました。
コメンテーターの先生からは、探究過程で大学の先生に取材をしたことについて、
自ら動く姿勢をほめていただきました。
また、マイナッジを商品化できたら面白いですねという
アドバイスをいただきました。
実践報告会への参加は、1年生リーガルマインド類型SDGs探究学習の
集大成でした。とても緊張しましたが、有意義な時間を過ごすことが
できました。今後も引き続き「気候変動」について取り組んでいこうと
考えています。
SDGs探究学習校内発表会
SDGsのGOALごとに班に分かれ、1年かけて探究してきた成果の
発表会を行いました。
沢山の先生方が発表の様子を見に来てくださいました。
七つの班の中から相互投票で代表が選ばれ、3月6日に開催される
「生徒のためのSDGs実践報告会」で発表することになりました。
いじめ防止学習
11月20日・27日の2週にわたって、兵庫県弁護士会から弁護士の先生に
お越しいただき、「いじめ防止学習」を行いました。
「いじめはなぜいけないのか」
「いじめはなぜなくならないのか」
「いじめをなくすにはどうすればよいか」について
班で協議して発表しました。
「いじめをなくすには、定期的に話し合って、
いじめにつながりそうなことを事前に気づいて止める。」
「理解してくれる人を集めて複数でいじめを止める。」
「幼いころからいろんな人と関わる。」
「大人に相談する。」などなど、いろんな意見が出されました。
また、弁護士バッジを見せていただきました。
ずっしりと重かったです。
学習者用コンピュータを使ってみました。
2020年9月に生徒が授業等で使用するための学習者用コンピュータが
導入されました。
そこで、さっそく1年生リーガルマインド特別授業で使ってみました。
サクサク情報収集ができたり、
収集した情報をもとに班で話し合ったり、
と、探究活動がとてもスムーズに進みました。
朝日新聞社SDGs教室
7月27日(月)、1年生リーガルマインド類型生徒を対象とした朝日新聞社SDGs教室を開催しました。朝日新聞社から濱上さん・沖さんが講師として来ていただき、生徒たちは「2030SDGsゲーム」を体験しました。
まずはSDGsについての説明がありました。SDGsとは、持続可能な開発目標の略称です。2015年に国連総会で決められた、2030年までの達成を目指す、国際社会共通の目標です。それをふまえて、生徒たちはSDGsゲームを行いました。
ゲームの内容は、班ごとにそれぞれ達成しなければならない目標があり、そのために様々なプロジェクトを行っていくというものです。ただし、プロジェクトを行うことで、経済・環境・社会といった世界の状況メーターに影響を与えます。
班の目標を達成するだけでなく、異なる目標・価値観を持った者同士が、お互いに交渉したり連携したりして、1つの世界をより良い方向に導いていくというところまで考えていく必要があり、それを体験できるのが「2030 SDGsゲーム」です。
中間の2025年の世界の状況メーターです。経済発展はしていますが、環境・社会ともに世界は酷い状況になっているようです。
2025年の世界の状況を受け、各班がさらに活発に動きはじめました。
様々な交渉をしています。
2030年の世界はどうなるのでしょうか。
2030年の世界の状況メーターです。各班が自分たちの目標だけでなく世界の状況なども考えたことで、2025年よりは少し良い世界になりましたが、まだまだ環境・社会ともに改善が必要な世界のようです。
最後に濱上さんから授業のまとめがありました。
「私たちの世界はつながっていて、私たち一人ひとりの行動が起点になって、今日の世界が創り出された」
ゲームを通じて、改めて自分たち一人ひとりの行動が世界に影響を与えるんだなと生徒たちは感じていました。これからの探究活動に向けて良い体験になりました。朝日新聞社の皆様ありがとうございました。
1年生リーガルマインド類型校外学習
7月20日(月)期末考査終了後、1年生リーガルマインド類型生徒の校外学習で、JICA関西を訪問しました。
講師であるJICA関西職員の津田かおりさんから、JICA事業についての説明とボランティア活動の体験談の講演をしていただきました。
前半は、JICAとは何か、どのようなことをしているのかなど、丁寧に説明していただきました。
後半は、マラウイ共和国での地質調査のボランティア活動について話していただきました。
写真の青い服は、マラウイの民族衣装だそうです。
生徒たちにとっては新鮮な話ばかりで、最後の質問の時間では、みんな積極的に質問をしていました。
コロナウィルスによる自粛期間後、初めて受け入れた学校が本校だということでした。JICA関西の皆様ありがとうございました。
1年生リーガルマインド類型特別授業
7月3日(金)7限の1年生リーガルマインド類型生徒の特別授業を行いました。
今回の授業では、2年生リーガルマインド類型の代表班により、昨年度のSDGs教室での探究についての発表をしてもらいました。
テーマは「貧困~高校生ができること~」です。
校長先生、教頭先生はじめ、先生方も発表を見に来てくれました。
メモを取りながら、一生懸命聞いています。
1年生にとっては、これからの探究の参考になる発表になりました。2年生の代表班のみなさんありがとうございました。
1年生リーガルマインド類型特別授業
6月19日(金)7限に1年生リーガルマインド類型生徒の特別授業を行いました。
今回の授業では、人気のラーメン店前の行列について、どんな入店順がいいかを題材にして、「公正について」考えました。
まずは個人で答えを考えています。
班で意見を共有し、自分たちの答えを考えています。
最後に、それぞれの考えを班ごとに発表しました。
「公正」には唯一絶対の答えはなく、順番を決める際にどういうことが大切か、班ごとに視点が違い、生徒たちは「公正」についてよく考えていました。
世界の課題へ ~はじめの一歩~
「見つけよう、身近なSDGs」と題し、
〇各班の取り組みのタイトル
〇取り組んだ理由・背景
〇気付いた課題
〇高校生の自分達にできること
〇自分達のタイトルを表す写真(自分達で撮影)
などが掲載されています。
いただいた紙面は須磨東高校玄関入ってすぐのところに掲示しています。
みなさん、ぜひご覧下さい。
1年生リーガルマインド類型生徒のみなさん、本当によくがんばって取り組んでくれました。
SDGs校内発表会
半年かけて探究してきた成果を発表しました。
神戸大学やJICA,須磨寺に取材に行った班や、企業にメールで質問して
回答してもらった班など、それぞれ積極的に調査し考察した結果をまとめていました。
1年生が頑張っている様子を見ようと、10名もの先生方が発表を聞きに
来てくださいました。
最後に相互投票を行い、3月7日(土)に朝日新聞社で発表する代表を選びました。
SDGs学習 中間報告とまとめ
1年生リーガルマインド類型の生徒たちは、1学期から段階的に取り組んできたSDGs学習において、班での中間報告とまとめの作成に取り組みました。
各個人で調査してきたことを班内で共有し、班としての中間報告を作成しました。
まずは各個人で今までの調査内容をまとめました。
その後、各自の調査内容を持ち寄り、ホワイトボードを用いて班としての中間報告とまとめを作成しました。
その後、2班1組で相互発表を行い、付箋を用いて次の調査に向けての助言を言い合いました。
今後は校内での最終発表を経て、学校代表班を決定します。学校代表に選ばれた班は3月7日(土)に大阪で開催される、朝日新聞社主催「生徒のためのSDGs実践報告会」の発表に参加します。
まずは、各自の調査内容をまとめていきます。
調査内容を持ち寄り、ホワイトボードに班としての中間報告とまとめを作成しています。
2班1組で相互発表し、次の調査に向けての助言を言い合っています。
助言を言い合った後のホワイトボードです。次の調査に向けた付箋が張られています。
さて、どのような発表になるでしょうか。
各自が精一杯調査してきたので、良い発表になりそうです。
いじめ予防授業
いじめ予防授業をしていただきました。
「なぜいじめをしてはいけないのか」、「なぜいじめはなくならないのか」、
「いじめをなくすためにできることは何か」について、みんな熱心に考え、
話し合っていました。
野田先生からは、「多様性を認められるようにならなければいけない。」、
「相手に落ち度があることを、いじめをしてよい理由にしてはいけない。」と
教えていただきました。
SDGs探究学習
小池様は、貧困問題の解決に取り組むNPO「おてらおやつクラブ」のご活動もなさっています。
年末のお忙しい時期にも関わらず温かくご対応下さり、ありがとうございました。
この班の生徒達は貧困問題の解決に向けて調査していましたが、NPOの活動についてだけでなく、活動に至った小池様の思いや、須磨寺でなさっている活動など、多岐にわたってお聞きしました。
JICAや須磨寺にお伺いしたこの班の他にも、1年生の類型生徒は企業様にメールでインタビューを行ったり、神戸大学の大塚啓二郎教授へお伺いしたり、各自でネットや書籍を利用したりして、班毎に調査を進めています。
調査して得た結果ももちろん大切ですが、それぞれの立場から本気で取り組んでいらっしゃる大人の方々に、お会いできたり、お伺いできて感じたことを大切にしながら3学期以降も頑張りましょう!