1年リーガルマインド類型生徒の活動風景
SDGs新聞活用ワークショップ
本日6月4日(火)はリーガルマインド1年生が新聞活用ワークショップを行いました。
先週に引き続き朝日新聞社の方を講師にお招きしました。本日は東京とオンラインでつないでのリモート授業でした。
先週のSDGsゲームの振り返りを行った後、新聞を用いての授業です。
まずは、それぞれが新聞の見出しからSDGsに関連する記事を探し、その記事がSDGsのどの目標に当てはまるかを考え、SDGs付箋を貼っていきます。その際に一言つぶやきも書き添えていくのがポイント。
「思考の見える化」ですね。
ちなみにSDGs付箋をご存じない方のために、これです。↓
新聞記事に真剣に向き合うこと15分。次にグループで共有していく作業に移ります。
自分が付箋を貼らなかった記事に付箋を貼ってあると「なるほど」と気づきがあったようです。
共有が終わると次は、教室を取り囲むように貼ってある新聞に自分の付箋を貼り替えていきます。
最後の仕上げが付箋に書いてあるコメントを読み、共感できたものにシールを貼っていく作業です。
たくさんの付箋が貼ってある記事や、同じ記事でも違う付箋が貼られているものもありました。一つの問題の中に多くのSDGsの要素が絡んでいる。まさに複層的な視点が必要であることに気づけたようです。同じ記事のコメントでも生徒により違いがあり、生徒たちも真剣なまなざしでコメントをチェックしていきます。
この写真はたくさんの共感を得たコメントを書いた生徒が発表している様子です。
来週からそれぞれが興味関心を持ったテーマに関してグループを組んで、探究していきます。探究活動を通じてSDGsについて深く理解できるよう頑張っていきます。
SDGsゲームを通して考える
考査最終日の5月23日(木)の午後、1年生のリーガルマインド特別授業の一環として朝日新聞社お方を講師に招き「2030 SDGsゲーム」を行いました、
このゲームはSDGsの17目標を達成するために、現在から2030年までの道のりをシュミレーションするというものです。ゲームでは与えられたお金と時間を使って、プロジェクト活動を行い、最終的に各チームに与えられたミッションを達成します。しかし、どのプロジェクトを実行するかで世界の状況(経済・環境・社会)が刻々と変わっていきます。この24名のリーガル生の考え方や行動により世界が作られていくのです。
ファシリテーターより簡単な説明を受けた後、チームごとに作戦タイムです。
どのチームも真剣です。どのうすればミッションが達成できるかを考えます。そして前半のゲーム(8分)がスタートしました。前半終了後にはどのような世界が出来上がっているでしょうか。
感心したのは、どのチームも自分たちのミッション達成だけではなく、世界の状況に目を向けておりその動きを気にしながらプロジェクトを進めていたことです。最初は環境がかなり厳しい状況でしたが、そのような動きの中で少しずつ環境が良くなっていきました。
前半終了時点で、ミッションを達成したチームは12班中6班。まだ取り残されているチームが多くいます。後半はどうなっていくのでしょうか。
前半終了後の休憩時間は、誰も休憩していませんでした。その間に作戦を練ったり、他のチームと水面下で交渉をしたり後半に向けての準備に余念がありません。
そして後半の11分間がスタートしました。2030年のゴールを目指してゲーム再開です。
後半になると交渉の輪が少しずつ大きくなっていきます。すでにミッションを達成しているチームは未達成のチームを助けている様子も見られました。
さて結果は!!みんなの協力もありミッションを達成できたチームは12チーム中11チーム。最後の1チームもあと一歩というところでした。そして、世界の状況は・・・。
かなりバランスのとれた社会になりました。ファシリテーターからも全員が全体の様子をよく見て動けていたと誉めていただきました。
ゲーム終了後の振り返りの時間では、SDGsについての気づきや考え方についてより深め、全体で共有をしました。
発表者の人たちは感じたことや新たな気づきをしっかりと自分の言葉で表現できていました。さすがリーガル生です。これから本格的なSDGs探究活動が始まります。今日のゲームでは大きな学びがあったと思います。今日の学びをこれからの探究活動に活かしていきましょう。
弁護士によるいじめ予防授業2回目
5月14日(火)の7時間目は、前回に引き続き弁護士の先生による「いじめ予防授業」です。今日の授業のテーマは、前回出た宿題をもとにグループで議論を行い、いじめの本質に迫り具体的解決策を考えていくというものです。
まずは、宿題①「なぜいじめがいけないのか」という問いに答えながら簡単に前回の復習をします。
続いて宿題②「なぜいじめはなくならないのか」と宿題③「いじめをなくすためにはどうすればよいか」についてグループで意見を共有します。一人ひとりが考えてきたことをホワイトボードに書き出し、その中から意見を整理し発表しました。
しかし、今回はただ発表するだけではありません。発表したグループの意見に対して、他のグループが感じたことや疑問点を質問していきます。他のグループから出てきた質問はなかなか鋭く、本質に迫るものが多くありました。あいまいな部分については、もっと具体的に!と求める声もあり、発表した班も自分たちの意見をより深めることができたようです。
この2回の授業では、「いじめ」について深く考え具体的な解決策を考えました。ぜひ、今回学んだことを普段の学校生活の中でしっかりと意識し、クラスや部活動の中心となるリーガル生であってほしいと思います。また、今回の授業では弁護士の先生から「考えることの大切さ」や「周囲の意見や考えを聞くことの大切さ」についてのお話もしていただきました。これはまさにリーガルマインドの学びですね。貴重なお話をたくさんしていただきました。今後に活かしていきましょう。
弁護士によるいじめ予防授業1回目
リーガルマインド特別授業では、5月7日(火)14日(火)の2週にわたり弁護士の先生に来ていただき「いじめ予防授業」を行いました。
この授業は毎年、1年生のこの時期に行っており「いじめ」を本質的に理解すると同時に様々な立場に立って物事を考えていくことを目的としています。さらには法的な視点からもいじめ問題を考えていきます。
7日(火)の1回目の授業では、まず弁護士の仕事についてお話をしていただきました。弁護士の方に会うのは全員が初めてだったようで、仕事内容や裁判について生徒たちは興味津々。弁護士バッジも一人ひとり手に取って見せていただきました。
その後はいじめについて、様々な角度から考えていきました。途中、いじめについてのロールプレイも行いました。
↓ ロールプレイの様子
その後も弁護士の先生から、様々な質問が出ました。それに対して生徒たちは、自分でしっかりと考え意見を発表していました。この姿勢がとても大切ですね!
授業の最後には次回に向けて3つの宿題が出ました。次回は、一人ひとりが考えてきたことをもとにグループワークでより考えを深めていく予定です。
リーガルマインド特別授業 2回目
4月30日(火)連休の狭間の7時間目の授業なので、元気がないのでは・・・と心配していましたが、生徒たちは元気いっぱいに授業に取り組んでいました。
まず最初に、GW中の宿題にしていたマンダラートについて「作成してみて気づいたこと」や「感想」をグループで発表しました。
授業の後半はSDGs探究に向けてのオリエンテーションとして、フォトランゲージを行いました。
今日から本格的なグループ活動でしたが、どのグループもしっかりと自分の意見を出しつつ周りの意見も聞くことができていました。
最後は各グループの発表です。
発表を担当した人は、緊張しながらも大きな声で自分たちの考えを分かりやすく伝えようとしていました。この調子ですね!とても良い雰囲気で授業に取り組めている47回のリーガル生。GW明けもがんばっていきましょう!
47回生リーガルマインド特別授業が本格的にスタート!
4月16日(火)、1年生のリーガルマインド特別授業が本格的に始まりました。
まずは「24名が仲良くなろう」「コミュニケーションを体験しよう」を目標にアイスブレークを行いました。最初のミッションはグループでの「1分間自己紹介」です。どのグループも最初は早く終わってしまい「あっまだ30秒ある!」というような声も聞こえていましたが、徐々にグループ内で質問をしあったり、それぞれが工夫をして持ち時間の1分をしっかりと使いきっていました。
続いては、春休みの課題で書いた「今までの経験を踏まえてどのような高校生活を送りたいか」についてグループ内で1分間スピーチです。この時には1分をしっかりと使いきりジェスチャーも使いながら発表を行っていました。
アイスブレークの最後は一言も話さず全員で誕生日の若い順に並んでいくゲームです。生徒たちはあっという間にコミュニケーションをとりパーフェクトな形で並ぶことができました。
最後は今日の本題「マンダラート」の作成です。「マンダラート」とは発想法の一つで、目標設定と達成のために自分の考えを書き出し明確にしていくものです。今回は「社会で活躍する」をテーマにマンダラートを仕上げていきます。ここからは一気に全員が集中モード!この「切り替え」さすがです。
次回どのような「マンダラート」か楽しみです。この1年間「考え抜く」「周りの人の意見を聞く」「自分の意見を言う」「自分を表現する」これらのことをしっかりと心に留めてリーガルマインドの授業がんばっていきましょう!
令和6年度 リーガルマインド対面式
4月10日(水)の放課後、リーガルマインド特色類型の対面式を行いました。図書室に本年度入学生の24名と2・3年の代表生徒が集まりました。
最初に校長先生から激励の言葉をいただきました。本校の大きな柱であるリーガルマインドを学んでいくうえで心がけてほしいことや今後の活躍を期待する温かいメッセージをいただきました。
その後は2・3年生の代表生徒たちの挨拶です。それぞれ2年間、1年間の授業での体験を交えながらリーガルマインドで学んだことや感じたことを自分の言葉でしっかりと話してくれました。
それを受けて、1年生の代表生徒が今後のリーガルマインドの授業への抱負を話してくれました。緊張しながらも。しっかりと自分の言葉で目標や思いを語ってくれました。高い目的意識をもってリーガルマインド特色類型に入学をしてくれたことがよくわかる堂々とした挨拶でした。
その後担当教員よりこの1年間のリーガルマインド特別授業の説明を行いました。初めての授業で緊張していた1年生ですが、今後に向けてやる気と期待が表情に出ており、最後まで集中を切らさずしっかりと話を聞いている姿が印象的でした。
いよいよ、来週の火曜日より授業が本格的にスタートします。授業に積極的に取り組み、主体的に考え行動できる人を目指してがんばっていきましょう。
能登半島地震への募金活動
46回生リーガルマインド類型のSDGs探究活動で防災や減災を探究している3班が、本日の下校時より1週間、募金活動を行います。この1年間の探究活動を通して、自分たちで行動することの大切さを感じたようです。最初は少し恥ずかしそうでしたが、少しずつ大きな声で呼びかけられるようになってきました。
この1週間、登校時間帯と下校時間帯に生徒昇降口に3班のメンバーとリーガルの有志の生徒が立ちます。ぜひ見かけたらご協力ください。
日本銀行神戸支店への校外学習
3月7日(木)の午後、リーガルマインド特色類型1年生の生徒たちは、日本銀行神戸支店へ校外学習に行きました。全員が金属探知機での検査を受けて行内へと入館しました。普段はなかなか入れない施設に生徒たちは緊張気味です。まずは、実際仕事をしておられる場所を見学させていただきました。その後は講義室で日本銀行の業務についてDVDで学びました。
その後、7月に発行される新札に使われている偽造防止技術についての説明を受けました。世界にも類をみない偽造防止技術に生徒たちからは驚きの声があがっていました。また、自分の持っているお札を使って偽造防止技術について実際に確かめました。
そのあとはガラスケースに入った7月から使用する新札を見学させていただき、実際の偽造防止技術を確かめました。展示ルームでは、阪神淡路大震災時のお話を伺ったり、当時の写真を見ながら震災時の対応についての説明を受けました。普段入ることのできない施設等に生徒たちは興味津々でたくさんの質問が出ましたが、それらの質問に丁寧に答えてくださり充実した時間となったようです。
その後は以前使用していた金庫の中に入らせていただくという貴重な体験もしました。
↓ 金庫の中にはこんな感じで保管されているそうです。45億円を前に記念写真!
↓ 1億円の重さも確認しました。
最後には「金融リテラシーの重要性についての講義をしていただきました。18歳成人になってから注目されている「金融について」様々な角度からお話をしていだき、その重要性を強く感じたようです。
お忙しい中、対応してくださった日本銀行神戸支店の皆様、本当にありがとうございました。今日の学びを今後に活かしていきましょう。
1年SDGs探究活動リーガル内発表会
2月6日(火)に、1年生のリーガルマインド特別授業の総仕上げとなるSDGs探究発表会を行いました。この1年間、SDGsの17のゴールのうち興味のあるものを中心に6班に分かれ探究活動を行ってきました。生徒たちは情報収集や取材を重ねていく中で、自分たちの考えや意見を少しずつ構築してまとめていきました。
今回はは3月に行う学校全体での発表会に向けて、リーガルマインド内での中間発表のような形で実施をしました。初めての全体発表に生徒たちはかなり緊張気味。どの班も始まる前から入念な打ち合わせを行い発表に臨みました。
今回の発表会で「ここは良かったな」「もっとこうしたらよかった」といった様々な課題が見えてきたと思います。終了後には、次に向けてより良くなるようにと残って話し合っている班もありました。今回、先生や仲間からもらったアドバイスをもとにさらにブラッシュアップして3月の発表会に臨みましょう。
1年リーガルマインド SDGs探究取材活動(5班)
1月12日(金)の放課後、リーガルマインド特色類型1年生の5班が神戸大学大学院国際文化学研究科教授青山薫先生のもとへ取材に行きました。
5班はSDGsゴールのうち「5 ジェンダー平等を実現しよう」「10 人や国の不平等をなくそう」に焦点をあて、そこから「LGBTQ+への理解を深め、誰もが生きやすい社会にしていくためにどうすればよいか」をテーマに探究活動を行っています。情報収集の中で神戸大学大学院国際文化学研究科の青山先生の研究に興味を持ち取材をお願いしました。
青山先生からは事前に多くの資料をいただいており、その中から出てきた疑問点などを中心に多くの質問を行いました。また、先生の経験などを踏まえたお話をとても丁寧にしていただき、4人にとっては大変学びの多い取材となり貴重な経験となったようです。今日の取材や学びを今後の探究活動に活かしていきましょう。
大変お忙しい中、取材にご対応いただいた青山先生本当にありがとうございました。
1年リーガルマインド SDGs探究取材活動(2班)
1月9日(火)の午後、リーガルマインド特色類型1年生の2班が「株式会社神戸製鋼所」へ取材に行きました。
2班はSDGsゴールのうち「7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「13 気候変動に具体的な対策を」に焦点をあて、そこから「脱炭素(カーボンニュートラル)の実現に向けての取り組みと課題」をテーマに探究活動を行っています。その中で「株式会社神戸製鋼所」の取り組みに興味を持ち取材をお願いしました。
現在の取り組みについて担当の方より丁寧に説明をしていただき、これからの探究活動に向けて大きな学びになったようです。今日の取材を今後の探究活動に活かしていきましょう。
お忙しい中、取材にご対応いただいた「株式会社神戸製鋼所」の皆様本当にありがとうございました。
1年リーガルマインドSDGs探究取材活動(6班)
1月9日(火)の午後、リーガルマインド特色類型1年生の6班が「株式会社フェリシモ」へ取材に行きました。
6班はSDGsのゴールのうち「1 貧困をなくそう」「4 質の高い教育をみんなに」に焦点をあて、そこから開発途上国の児童労働について問題意識をもち探究活動を行っています。情報収集を行っていく中で神戸市にある「株式会社フェリシモ」が「LOVE&THANKS基金」という活動をされていることに興味を持ち、活動に至るまでの経緯や取り組みの内容などをより深く知りたいと取材を申し込みました。
取材には「LOVE&THANKs基金」の活動を行っている「幸福(しあわせ)のチョコレート」の担当者の方と全世界で活躍されている「チョコレートバイヤーみりさん」、そして広報部の方が対応してくださいました。
最初生徒たちはかなり緊張していましたが、フェリシモの方々が今までの貴重な経験を交えながら一つひとつの質問に丁寧に答えてくださり、取材時間はあっという間に過ぎていきました。取材後はチョコレートミュージアムも見学させていただきました。大変有意義で貴重な経験となったようです。
お忙しい中、取材にご対応いただいたフェリシモの皆様本当にありがとうございました。
1年リーガルマインド SDGs探究取材活動(3班)
12月26日(火)の午前、リーガルマインド1年生の3班が「兵庫県立大学大学院」の減災復興政策研究科青田良介教授のもとへ取材に行きました。
3班はSDGsゴールのうち「3 すべての人に健康と福祉を」「11 住み続けられるまちづくりを」に焦点をあて、そこから「未来につなぐ町づくり」をテーマに探究活動を行っています。情報収集の中でまちづくりにおける防災の重要性に着目し探究活動を行っています。その中で兵庫県立大学大学院の青田先生の研究に興味を持ち取材をお願いしました。
緊張気味で取材を始めた4人でしたが、先生の気持ちをリラックスさせる質問や、防災についてのわかりやすい説明に緊張もとけ、用意していた質問以上のお話を聞くことができました。
4人にとって大変学びの多い取材となり貴重な経験となったようです。今日の取材や学びを今後の探究活動に大いに活かしていきましょう。
お忙しい中、取材にご対応いただいた青田先生本当にありがとうございました。
↓ 取材終了後の一枚
1年リーガルマインド SDGs探究取材活動(4班)
12月26日(火)の午前、リーガルマインドの1年生の4班が「芦屋市精道こども園」へ取材に行きました。
4班はSDGsのゴールのうち「4 質の高い教育をみんなに」に焦点をあて、そこから幼少期の教育の重要性に注目して探究活動を行っています。情報収集を行っていく中で「芦屋市精道こども園」の取り組みに興味を持ち取材をお願いしました。「芦屋市精道こども園」では幼児教育をSDGsのゴールにつなげる取り組みが行われています。
最初に園内を案内していただき、園の取り組みの概略などのお話を伺いました。
その後、特にSDGsについての取り組みを行っている5歳児担当の先生と園長先生に取材をさせていただきました。
先生方は、どの質問にも大変丁寧に答えてくださり、生徒たちにとって実り多い取材になったようです。今日の取材を今後の探究活動に活かしていきましょう。
お忙しい中、取材にご対応いただいた「芦屋市精道こども園」の皆様本当にありがとうございました。
1年リーガルマインド SDGs探究取材活動(1班)
12月21日(木)の午後、リーガルマインド1年生の1班が「神戸市役所 企画調整局デジタル戦略部」へ取材に行きました。リーガルマインド特色類型では1年生の授業でSDGs探究活動を行っています。2月・3月の発表に向けて、この12月から1月にかけてそれぞれの分野の専門家や専門機関への取材活動を行っています。
1班はSDGsのゴールのうち「10 人や国の不平等をなくそう」「11 住み続けられるまちづくりを」に焦点をあて、そこから「年齢による情報格差(デジタルデバイド)」をテーマに探究活動を行っています。情報収集を行っていく中で神戸市が情報格差解消のために行っている様々な施策についてより深く知りたいと考え、神戸市役所に取材を申し込みました。
最初は緊張していた4人でしたが、デジタル企画担当のお二人のわかりやすい説明や一つひとつの質問に笑顔で丁寧に答えてくださる中で、次第に緊張もとけ用意していた以上の質問をすることができました。4人にとって大変有意義な時間と経験になったようです。今日の取材をこれからの探究活動に大いに活かしていきましょう。
お忙しい中、取材にご対応いただいた「神戸市企画調整局デジタル戦略部」の皆様本当にありがとうございました。
1年リーガルマインド「インタビュー講座」
10月19日(木)中間考査最終日の午後、リーガルマインド特色類型1年の生徒たちを対象に、朝日新聞社の方を講師に招いてインタビュー講座を行いました。
毎年、1年生のリーガルマインド特別授業では12月もしくは1月に、企業や大学などの各テーマの専門家の方に取材に行き、SDGs探究の内容を深めています。今回の授業はそれに向けての事前学習として、ワークショップを中心に授業をしていただきました。
まず、1時間目「インタビュー取材とは」という講義を受け、その後2人1組になりペアインタビューを行いました。
講義ではインタビュ―の際には準備が非常に大切で、インタビューさせて頂く相手をできるだけ調べておくこと。また、最低でも質問は10個は用意しておくなど、当日の心構えなどを具体的に学ぶことができました。
2人1組のペアインタビューでは「限られた時間の中でいかに質問を深掘りできるか」ということにチャレンジしました。3分間という時間の中で、相手の好きなものは何かというテーマをどんどん深掘りしていきます。どのペアもインタビュー中は笑顔があふれ、相手の魅力を引き出していました。
2時間目の時間はインタビューの実践です。3人1組になり「インタビューする人」「インタビューされる人」「写真を撮る人」の役割にわかれ、全員がどの役もできるようにローテーションをしてインタビュー実践を行いました。場所も、グループで相談して図書室、中庭、玄関前の中から最もリラックスできる場所を選びインタビューを実施しました。
最初は「難しい」と戸惑っていましたが、始まってみると、どのグループも時間を忘れてインタビューを行っている様子が印象的でした。写真を撮る係の人もインタビュ―される人の最高の表情を撮ろうと様々な工夫をしていました。
今回インタビューした内容は新聞記事にしてロイロノートで提出する予定です。どのような記事が出来上がるでしょうか?とても楽しみです。
今回の講座で学んだことを探究活動での取材に活かしていきましょう。
2学期の授業が始まりました!
9月5日(火)の7時間目は、1年リーガルマインド特別授業の2学期最初の授業です。
最初の授業は、各班のテーマに沿って個人で調べ作成した、夏季休業中のレポートをグループで発表し共有しました。まずはロイロノートで提出していたレポートを見ながら、個人で課題の振り返りを行いました。
みんな真剣です!
続いて、グループでの発表です。一人の持ち時間は5分。この時間内で自分の調査内容をしっかりと伝え共有しなければなりません。
一人ひとりがグループのメンバーに伝わるように様々な工夫をしていました。
そして、発表を聞く人は、発表内容の要点をまとめていきます。
各グループからは、「分かりやすい!」とか、「このまとめ方見やすいね」などの声があがっていました。
また、「これについてもっと知りたい」などの質問も出ていて、今後に向けてよいスタートが切れたようです。次回は今日出た課題をより深めていきます。
本格的に探究が始まる2学期です。充実した活動になるようがんばっていきましょう!!
JICA関西訪問
7月13日(木)の午後、1年生のリーガルマインド特別授業の一環としてJICA関西を訪問しました。1年生にとっては初めての校外での学習です。
まず最初にJICA関西の職員の方よりJICAの事業説明をしていただきました。今年度はJICA関西の新入社員の方2名がお話をしてくださいました。
短い時間の中でしたが、現在世界がおかれている状況や日本が支援するだけではなく東日本大震災の時には世界中から多くの支援を受けたことなど、様々なことを知ることができました。またSDGsについての知識もより深めることができました。
続いて、JICA海外協力隊経験者の方よりボランティアの体験談を聞きました。今回は中米のホンジュラスへ環境教育に行っておられた横田様よりお話を聞きました。
簡単に体も動かしました。
実際の写真や動画を利用しての講演は非常に興味深くあっという間の1時間でした。横田さんが撮影されたホンジュラスの様々な写真からは様々な発見がありました。そして、ホンジュラスという国を通して世界の課題やSDGsのゴールを達成するために自分たちにできることは何かについても深く考えることができました。
また、生徒たちの今後探究していくテーマに基づいた写真なども用意してくださり有意義な時間となりました。
最後の質疑応答の時間には、少し緊張しながらも質問が複数出て、大変有意義な時間となりました。
最後はJICAの施設見学です。生徒たちはSDGsの特別展示などを熱心に見学していました。今年は民族衣装の試着も復活していて生徒たちは写真をとったりしあいながら楽しい時間を過ごしました。
お忙しい中、今回の校外学習に携わっていただいたJICA関西の方々本当にありがとうございました。
SDGs探究テーマを考える②
今日の1年生のリーガルマインド特別授業は、昨年度の先輩の発表を見て「今後の見通しを持つこと」と「テーマを最終決定し問いをできるだけたくさん考えること」が目標でした。
「世界に届ける健康と福祉・未来に届ける質の高い教育」のテーマで探究した2年生のグループが、1年生の前で発表をしてくれました。久しぶりの発表でしたが、1年生への問いかけをうまくいれながらいい雰囲気で発表をしてくれました。
1年生の生徒たちは真剣に聞いて一生懸命メモをしていました。2年生からは、「一つの情報だけを鵜呑みにするのではなく、様々な情報を比較したり多様な視点で物事を考えることが大切だ」という話や、「あまりにテーマを大きくすると探究に取り組みにくいので、身近なところから考えて自分たちなりの改善策を考えることが大切だ」というアドバイスが出ました。今日のアドバイスを活かしていきましょう。
その後は、グループでテーマを決定したり問いをできるだけたくさん考えたりしました。生徒たちは、ホワイトボードをうまく利用しながら班での意見を共有していました。
いよいよ、来週は今学期最後の授業です。よい締めくくりができるようがんばりましょう。