2年リーガルマインド類型生徒の活動風景

2年リーガルマインド類型生徒の活動風景

令和3年度 1学期の授業

    1学期は「街中で見かけた、あれ?」というテーマで探究活動を行いました。社会の中にある矛盾や不合理なことを注意深く観察し、どのように解消していけば社会全体に有意となるかを様々な立場から考えていきました。

  5月に京都芸術大学准教授の吉田大作先生をお招きして「地域社会の課題の改善策を考えるために」というテーマで講演をしていただきました。講演の中では「問題を発見することの重要性」や「情報を成立する力を身につける」ことの大切さなどを、とても分かりやすくお話いただき今後の探究活動に向けての大きなヒントをいただきました。

 その後、班ごとにテーマを決定し2か月間協議を重ねポスターを作成し発表にむけて準備をおこないました。その成果を6月末に発表し、発表後はロイロノートを使用して感想やアドバイスを共有しました。どの班の発表もポイントをおさえ、自分たちの意見をしっかりと取り入れた素晴らしいものでした。

 2学期は模擬裁判にむけての準備がはじまります。12月の模擬裁判に向けてがんばりましょう。

吉田先生の講演班での協議

 

 

 

 

 

 

模擬裁判

12月15日(火)リーガルマインドⅠの授業で、模擬裁判をおこないました。

例年は甲南大学法学部の法廷教室をお借りしていましたが、本年度は新型コロナウィルス感染拡大の影響により、本校での実施となりました。

  

人定質問から証拠調べ請求までは、A班・B班合同で行いました。

 

A班の証人尋問と被告人質問です。


A班の判決は有罪になりました。

 

B班の証人尋問と被告人質問です。


B班裁判官の評議の様子


B班の判決は無罪になりました。


甲南大学法学部から前田先生がお越しくださり、ご講評をしていただきました。

1年生リーガルマインド類型の生徒も見学に来ていました。次は自分たちの番なので、今回の先輩たちの模擬裁判を見たことを来年度にいかしてほしいと思います。

法廷教室で行えなかったことは残念でしたが、生徒たちはこの日のために準備してきた成果を発揮していました。自分たちの主張をどのように組み立てていくのか、相手の主張をどのようにくずしていくのかなど、今回の模擬裁判を経験することで、生徒たちの論理的に考える力がまた一つ培われたと思います。


リーガルマインドⅠ授業

11月2日(月)7限、リーガルマインドⅠの授業で、三宮法律事務所から弁護士の村上先生に来ていただき、裁判についての講義をしていただきました。2年生リーガルマインド類型の生徒は、12月に模擬裁判を行います。リーガルマインドⅠでは、それに向けての準備を毎週の授業で行っています。今回の授業では、証人尋問、被告人質問を考えていくにあたっての基本的な考え方や視点などを村上先生から講義をしていただきました。



 

専門の先生の話を聞けて、生徒たちも模擬裁判にむけてよい準備ができそうです。

2年生リーガルマインド類型生徒校外学習

7月21日(火)2年生リーガルマインド類型生徒の校外学習で神戸地方裁判所を訪問しました。

裁判所の方から裁判についての説明を受けて法廷見学をしたあと、実際の裁判を傍聴しました。2班に分かれての短時間の傍聴でしたが、生徒は細かなところまで観察していました。

2学期の模擬裁判にむけて良い校外学習になりました。

模擬裁判員裁判

12月13日(金)
リーガルマインド類型恒例の模擬裁判を甲南大学法廷教室をお借りして
おこないました。
今年は裁判員制度を取り入れて、模擬裁判員裁判としました。

まずは、証拠調べ請求。
 

次に、証人尋問・被告人質問。
   

論告・弁論の検討。
   
 

裁判官と裁判員による評議。
 

そして、判決。