塔陵健児のひとりごと

塔陵健児のひとりごと~佐用高校からのお知らせ~

【開幕間近】塔陵祭フードバザー!チケット争奪戦、勃発!?

「食べたい者は、チケットを買え!」

そんな声が聞こえてきそうなほど、6月最初のお昼休みは熱気むんむん!塔陵祭フードバザーのチケット販売が、体育館でついに始まりました。机の上には、現金箱と手づくり感あふれるチケットがずらり。販売開始と同時に、財布を握りしめた生徒たちがダッシュ!まるで人気ライブの先行販売のような熱量でした。

しかも今年のメニュー、かなり本気です。

2年生の出店ラインナップ

☆ 1組:トルティーヤ(片手で食べられる優雅さ)
☆ 2組:たこ焼き・缶ジュース(タコとドリンクの最強コンボ)
☆ 3組:チュロス(おしゃれスイーツ代表)
☆ 4組:から揚げ(語彙力を奪ううまさ)
☆ 5組:豚骨ラーメン(もはや屋台を超えた)
「おつりは出ません!」の一言に、硬貨を探してソワソワする人続出。でもそれもまた祭りの醍醐味。売り子の声もだんだん板についてきて、雰囲気はすでに本番さながらです。

塔陵祭は、胃袋から盛り上げる!
チケットをゲットして、心もお腹も満たそう!
みなさん、準備はいいですか?

 塔陵祭まであと8日!

【全集中!目指せ県大会】農業鑑定の校内予選、開催!

6月2日(月)、佐用高校の農業科学科に緊張感が漂いました――
その名も「令和7年度 校内農業鑑定競技会」!

農業科学科の1年生から3年生まで、全員が参加するこの大会は、まさに“知識の闘い”。
栽培・飼育に関する専門的な問題が次々に出題され、「これ、どっちだっけ!?」と頭を抱える生徒も続出。
普段の授業の積み重ねが試される一瞬一瞬に、教室はまるで静かな戦場のようでした。

でも、これはただのテストではありません。
なんと!上位入賞者には、県大会への切符が待っています!
そしてその県大会、開催地は…そう、我らが佐用高校!(7月23日開催)

つまり、地元開催でライバルたちを迎え撃つチャンス!
「今年は絶対に代表になって、地の利で勝つ!」と、3年生の意気込みも十分。
1年生にとっては初の挑戦、2年生は昨年のリベンジ、3年生は集大成。
それぞれの想いを胸に、真剣勝負が繰り広げられました。

結果発表が楽しみです。
誰が佐用の“農業知識王”として県大会に進むのか――!
緊張と期待が入り混じる、熱い夏の幕開けとなりました。

 

 塔陵祭まであと9日!

はじめてのもみまき体験!〜佐用高校のお兄さん・お姉さんといっしょに〜

『5月28日、ぼくたち佐用小学校の5年生は、佐用高校に行って「もみまき」を体験しました。ちょっとドキドキしながら行ったけど、農業科学科のお兄さんやお姉さんたちが、とってもやさしく教えてくれたので、すぐに楽しくなりました。

最初は「もみ」ってなに?って思っていたけど、それはお米の赤ちゃんみたいなもので、黒い土の上に大事に並べていきました。しゃがんで小さな手で一粒ずつまくのは、けっこう大変だったけど、お兄さんが「上手だよ」って言ってくれてうれしかったです。

今日まいた「きぬむすめ」というお米は、秋になったらぼくたちが稲刈りをするそうです。その前に、6月には田植えも体験させてもらえるって聞いて、すごく楽しみになりました。

いつも食べているお米が、こんなふうにして育っていくんだとわかって、なんだかお米のことがもっと好きになりました。

佐用高校のお兄さん、お姉さん、今日はほんとうにありがとう!また会えるのが楽しみです!』

というような作文を小学5年生が書いてくれるとうれしいな!

塔陵祭まであと10日!

「日々の判断が、自分をつくる」~3年生連絡黒板より~

ある朝、3年生の連絡黒板に掲げられた学年主任の言葉が目に留まりました。

「日常生活で良い判断ができない者に、受験本番で良い判断ができるわけがない。」
この言葉には、3年生を預かる学年主任としての、強い覚悟と深い願いが込められています。

私たちが「受験」という言葉を口にするたびに、その背景には「学力の向上」や「合格実績」だけでなく、「生き方」や「人としてのあり方」を問う気持ちがあります。
学力とは、ただの点数ではありません。
日常の積み重ねが、自分自身の判断力となり、思考の軸をつくっていきます。

時間を守る、約束を守る、提出物を出す、身だしなみを整える。
そんな「当たり前」の積み重ねが、いざというときの集中力や冷静な判断力につながります。

学年主任の言葉は、まさにその本質を突いています。
生徒たちへの一喝であると同時に、私たち大人への問いかけでもあるように思えました。

黒板の一言に、教室の空気が少しピリッと引き締まっていたのは気のせいではないでしょう。

私たち教師は、生徒一人ひとりの将来を思いながら、日々言葉を選び、背中を押しています。
そして、生徒たちもまた、そんな言葉に支えられ、少しずつ大人へと歩みを進めているのです。

この春、教室に響いたひとつの言葉――
それが、誰かの心に火を灯していることを信じています。

 塔陵祭まであと11日!

お金の話、ちゃんと聞いてみた。

―「高校生のための金融リテラシー入門」開催!―

今日、普通科3年生を対象にした講演会「高校生のための金融リテラシー入門」が開催されました。講師にお迎えしたのは、関西大学商学部教授の髙屋定美先生。関西大学の高大連携プログラムの一環として実施されました。

テーマは、「お金」との上手なつき合い方。成年年齢の引き下げで18歳からさまざまな契約が可能になる今、知っておきたい「リアル」な金融知識をわかりやすく、かつ丁寧に教えていただきました。

主な内容は――
① 成年年齢引き下げとその影響
② もしものための保険って?
③ わかってるようで難しい家計管理
④ 絶対に引っかかりたくない金融トラブル
⑤ 自分らしく暮らすための、お金の考え方

生徒たちはメモを取りながら真剣な表情で耳を傾け、時にうなずきながら話に聞き入っていました。

将来、何を買うか、どう生きるかを選ぶためには、“知る”ことが第一歩。今日の学びが、きっといつか「助けてくれる知識」になるはずです。

髙屋先生、ありがとうございました!