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令和5年度 SDGs講演会

12月20日(水)に京都大学防災研究所巨大災害研究センターの中野元太先生をお招きして、『世界の災害とSDGs』という演題でご講演いただきました。

講演を聞く前は、災害とSDGsの関係性がわかりませんでしたが、先生のお話を聞いて、防災とSDGsが色々な場面で深く関わりあっていることがわかりました。

また、ご自身の経験を通したネパールのお話や貧困に関するお話をお聞きし、文化や価値観などの違いを理解し様々な視点から考えることの大切さが理解できました。

さらに、ナッジについて教えていただきました。生徒はグループに分かれて話し合いを通し、ナッジを考えてみましたが、各グループ、様々な面白い意見が出ました。

 

<生徒の感想>

・SDGsを達成するためには、自分の価値観で違う社会を判断するのではなく、価値観の違いを理解しておかなければならないということが分かった。そのためには、色々な立場から見た視点で考えることが大切だと分かった。

・世界で解決しなければならない問題は、深く突き詰めていけばそれぞれの国や集団、個人の価値観の違いが複雑に絡み合うため中々目標達成は簡単なことではないということが分かった。そして、貧富の差が顕著に表れている国や地域では一度貧困に陥ってしまうと負のループが続いて抜け出すことが難しいと学んだ。

・SDGsについては知っていたけれど。どうこの目標を生かしていくかなど様々な視点から意見を聞くことができてよかったです。見方を変えることで認識の仕方が大きく変わり、誰もが同じようにものを認識するわけではないと思った。

・SDGsと防災は何かしらの観点でつながって、SDGsを達成しようとすることで防災になっていることがわかって、SDGsは環境をよくするためのものって考えてたけれど防災につながるので、ほかにもつながるものはないか色んな視点で考えて調べていきたいなと思いました。