校長だより

今日の出来事

フラワープロジェクト

 6月27日(火)放課後、今年度第1回目の「フラワープロジェクト」を実施しました。

 全県の県立学校が取り組む「高校生ふるさと貢献・活性化事業」の一環として、本校では地域(神戸市北区)をフィールドとした「クリーン&フラワー大作戦」を企画・実施しています。今回は、神戸電鉄鈴蘭台駅前に置かせていただいているプランターの植え替えを行いました。

 近隣の園芸店「ポピー」さんの澤店長様にご指導いただきながら、陸上競技部とソフトテニス部の部員たちが花の苗をひと株ひと株大切にプランターに植え付けて行きました。心を癒やしてくれる花やその他の植物が身近にある生活は、私たちの人生をより豊かなものにしてくれます。このたびのプロジェクトも、勉強や部活動、学校行事などに日々懸命に取り組む生徒たちの生活に豊かな彩りとさらなるエネルギーを与えてくれる貴重な機会となりました。

 北区役所まちづくり課より、戸田様と坂田様が取材に来てくださいました。いつも本校生徒を温かく見守ってくださりありがとうございます。今後とも生徒たちへの支援をよろしくお願いいたします。

 

 

オンライン国際交流:順天高校(韓国)

 5月6日(金)と6月3日(金)の両日に実施した米国ワシントン州のグラハム カポウシン高校とのオンラインによる交流に引き続き、6月22日(水)の午後、韓国の順天高校との交流を同じくオンラインで行いました。

 本校からは国際コミュニケーションコースの1年生41名が参加し、もう一方の順天高校からは日本語クラブの生徒12名が参加しました。両校代表の挨拶の後、10のブレイクアウトルームに分かれてグループでの交流を進めました。今回のテーマは、お互いに相手の言語を用いて「自己紹介をすること」と「最近はまっていることを伝えること」でした。途中、音声のハウリングや映像のフリーズ等のトラブルもありましたが、担当の先生たちの対応も手慣れたもので、安心して両校生徒の交流の様子を見守ることができました。教室に響く生徒たちの明るく元気な声を耳にして、次代を担う若者たちが互いにつながり通じ合うことの大切さを実感しました。

 また今回は、両校交流の架け橋となってくださった兵庫県国際交流協会より、学校交流コーディネーターの高繁様と学校交流プランナーの季様が同席してくださいました。様々な国の高校生との交流の機会をさらに広げていくことができるよう、今後もお力添えいただきたいと思います。ご多用の中、遠方までお運びいただきありがとうございました。

神戸鈴蘭台高校祭

 6月16日(木)と17日(金)の両日で、9月の体育祭に並ぶ本校の学校行事の二本柱の一つ、「神戸鈴蘭台高校祭」を開催しました。
 コロナ対応と教育活動の両立に向けて、生徒指導部の先生たちや生徒会役員の皆さんが中心となり、時宜に応じた文化祭の在り方をしっかりと検討してくれました。そのお蔭で、一定の制限はありますが、保護者の方々にも足を運んでいただけるようになりました。
 今年度のテーマは、「#青春はいつだって期間限定 ~青春のエネルギーをこの一瞬に!~」。テーマに込められたメッセージ「準備の始めから本番のフィナーレまで、仲間と一緒に駆け抜けよう。高校生の『今』しかできない大切なものに! 大人になってもずっと忘れない文化祭にしよう!」をしっかりと胸に刻み込み、全校生徒が一丸となって全力で「神戸鈴蘭台高校祭」に取り組みました。
 展示やパフォーマンスに足を運んでくださった人たちにしっかりと楽しんでいただく中で、それぞれの生徒が喜びを感じ、自らの成長を実感として捉えることができたとびきりの文化祭となりました。

 

土曜英会話クラス

 昨年度より、国際コミュニケーションコースの1年生を対象に土曜英会話クラスを開講しています。

 ALTの先生とともに学ぶ通常授業(英語コミュニケーションⅠと論理・表現Ⅰ)に加えて、さらに多くの英語と触れ、自らの思いや考えを他者と共有する体験を積み重ねてもらいたいとの思いが込められた特別講座です。

 ECCから来ていただいている2名のネイティブスピーカーの先生方の熱意とユーモアに溢れる授業に、生徒たちの主体的に学びに向かう姿勢もこれまで以上に高められているようです。今後のさらなる飛躍に期待しています。

オンライン国際交流:グラハムカポウシン高校(米国)

 コロナ禍の中でもグローバル教育の機会を決して諦めることなく、国内でグローバルな体験ができるように様々な工夫を重ねてきています。そのひとつがオンラインでの国際交流です。昨年度の3月から3回シリーズで、米国ワシントン州のGraham Kapowsin High School(グラハム カポウシン 高校)とのオンラインセッションを実施しています。今回はその2回目にあたります。

 本校からは、国際コミュニケーションコースの3年生が参加しました。今回のテーマは、「日本の公共交通機関を利用する際のマナーについて」です。現在GKの生徒の皆さんは、旅行についてのユニットを通して日本語を学んでおり、日本の公共交通機関を利用した際にはどのようなことに気をつければよいのかが知りたいと要望を受けた形のテーマ設定となっています。

 流暢な日本語も交えたアットホームな雰囲気の中での交流の様子を目にして、face to faceのコミュニケーションの大切さをあらためて実感することができました。5月の次回のセッションが今から楽しみです。