校長だより

レシテーションコンテスト

 7月14日(木)、第1学年の生徒を対象に、校内レシテーションコンテストを開催しました。同コンテストは、昨年度立ち上げた新たな英語科主催の学年行事です。人前で話す経験を通して、英語によるコミュニケーション能力や表現力の向上を図ることを目的としています。

 論理表現Ⅰの授業で予選を行い、その中で各クラスの生徒全員が発表を経験しました。本選にあたる校内レシテーションコンテストでは、各クラスの代表に加えて有志の生徒たちが、史上最年少でノーベル平和賞を受賞した人権活動家のマララ・ユスフザイさんのスピーチを題材に、熱意溢れるレシテーションを披露しました。

「話し上手は聞き上手」との諺が示すとおり、話すことが上手な人は聞くことに長けています。また、聞くことが上手な人は話すことが上手です。コミュニケーション能力は、複雑に入り組んだ現代社会を背負って立つ生徒たちに求められる第一の力といっても過言ではありません。

発表者と聴衆が心を合わせて穏やかな時を共に過ごした今回の経験は、すべての生徒にとって、今後の大いなる成長の糧とになると確信しています。