生徒の活動
情報モラル講演会を行いました(R6.04.19)
4月19日(金)に、兵庫県立大学環境人間学部の竹内和雄教授をお招きして、情報モラル講演会を行いました。
前半は事前のアンケート調査をもとに、附属中生のスマホ・ネット等に関する利用状況の実態や、それに対する今後の心構えなどについて学びました。特にネットの長時間利用に関する調査では、進級するにつれてスマホ・SNS等の利用時間が増えていくことが実態として挙げられました。そのような状況を客観的に知ることによって、家族と合意の上でルールを定めたり、自分の言動をふり返ったりなど、一人ひとりが自分の利用状況にあったネットへの向き合い方を考えるきっかけとなりました。
講演会の後半は、実例をもとにした再現VTRをふまえて、「闇バイト」について学びました。自分たちと同じ境遇の若者が「受け子」として「闇バイト」に関わっている実情を知り、今まで別世界の出来事のように捉えていた生徒たちにざわめきが広がります。身近にひそむ甘いワナについて、自分事として想像し、考えを深めることができました。
今回の講演を通じて、改めて情報通信技術・インターネットの利便性と、そこに潜む身近な脅威について学ぶことができました。
新入生歓迎行事を行いました(R6.04.17)
4月17日(水)5-6校時より、生徒会執行部による新入生歓迎行事が開催されました。学年縦割りの各班が、班員でお互いに協力しながら、執行部が企画する様々なゲームに挑戦し、附属中生の輪を広げました。
「じゃんけん列車」で縦割り班を決定するという大胆な取り組みから始まった今回の歓迎行事。各ブースで展開されるゲームも、県大クイズから風船リフティングまで、8種の多様なお題で挑戦者を待ち構えます。しかしそこは県大生。クラスや学年の垣根を越えた絆で各班ともに次々とお題をクリアするとともに、班内にとどまらないコュニケーションで交流の輪を広げていきました。
春の日差しが眩しい中、生徒たちのあたたかくて活発な交流が見られた素敵な歓迎行事となりました。そして、このような歓迎行事を開催すべく、大胆な発想から細部の工夫に至るまで尽力してくれた生徒会執行部や、新入生を快く歓迎し、楽しい班活動を支えてくれた2・3年生など、たくさんの生徒たちがこの行事を成功させるために活躍している様子があちこちで見られました。改めて、ありがとうございました。
対面式を行いました(R6.04.09)
4月9日(火)1校時より、夢創館講堂にて新入生(18回生)が2・3年生の先輩方と出会う対面式を行いました。
先輩方が繋ぐ花のアーチをくぐって、新入生が晴れやかに入場しました。そして、新入生代表生徒が宣誓文を読み上げた後、生徒会執行部より、歓迎の言葉や学校生活紹介のスライドが披露されました。ユーモアあふれるスライドや動画に新入生の緊張も解け、早くも附属中生としての自覚が芽生えた様子です。
その後、先輩方による校歌の披露が行われました。附属中生の明朗闊達でのびやかな歌声に新入生も朗らかな表情を浮かべ、校歌を通じて先輩方と「心を一つに」しました。
今回の対面式を通じて、18回生は附属中生としての歓迎を受けるとともに、新たな道を切り拓くべく、その一歩を踏み出しました。
令和5年度附属高等学校後期終業式並びに附属中学校修了式を実施しました(R6.3.22)
3月22日(金)、体育館にて令和5年度附属高等学校後期終業式並びに附属中学校修了式を執り行いました。
総長先生より、後期をふり返ることの大切さとともに、中高生の時期に体力をつけること、知的な力をつけることの重要性について、さらにはそのための読書の有用性についてお話しいただきました。
そして、校長先生からは、大きな目的を定める際は具体性が大切であるとお話しいただきました。
その後、生徒指導部の先生より、校歌への向き合い方やネット上のトラブルに関するお話があり、今年一年間を良い形で締めくくるべく、生徒たちは真剣に聞き入っていました。
これをもって令和5年度の教育課程が修了し、約2週間の春季休業に入ります。来年度の学校生活をさらに充実したものとするために、総長先生や校長先生の訓話を胸に、新年度の目標の設定とマネジメントをスタートする良い機会としてほしいと思います。
附属中学校 義務教育修了式─15回生69人が新たなステップへ─(R6.3.15)
3月15日(金)、附属中学校義務教育修了式を行いました。本校は併設型中高一貫校であり、義務教育課程を修了して、附属高校での新たな3年間がスタートする中間点としてのけじめとして、令和2年度より義務教育の修了を祝う会として実施しています。
国歌斉唱の後、卒業証書の授与が行われ、担任の呼名に対する一人ひとりの凛々しい返事が会場に響きました。
総長・校長式辞に続いて、中学校PTA会長の福壽克典様より、温かいご祝辞をいただきました。その後、卒業記念品としてスチールブックトラックが送られる目録贈呈がありました。
16回生代表より「在校生のことば」として、コロナ禍以降の新たな「附属中」を全力で創り上げた先輩方への憧憬と感謝のこもった言葉が送られました。そして、15回生代表より送られた「卒業生のことば」では、そのような「附属中」を創ってきた3年間の苦労や思い出が語られるとともに、さまざまな方への感謝の言葉が伝えられ、新たなステップへと向かう15回生らしい答辞となりました。
校歌斉唱でも、附属中への思いを馳せるような、高らかな歌声が会場にこだまし、閉式のことばをもって義務教育修了式が締められました。
来年度からはいよいよ附属高校生となる15回生。附属中での経験を糧に、新たな仲間たちと切磋琢磨し、未来を切り拓いていくのだろうと期待を懸けずにはいられない、素晴らしい門出となりました。