総長・校長室より
あけましておめでとうございますーさらに魅力ある学校を目指しますー(R4.1.1)
あけましておめでとうございます
本校のホームページを見ていただいています皆様、いつもありがとうございます
今年度から附属高等学校に3つの新コースを設置し、高校入試も、本校に加えて明石会場での入試も始めました。また、ふるさと納税制度を活用した附属中学校・高等学校応援基金を設置したところ、保護者をはじめ多くの方に寄付を頂き、有効に活用させていただきます。さらに、寄宿舎「黎明寮」を改修し新しい学習室では、「寮生父母の会」主催で、県立大学生を講師に招いた「アフタースクールゼミ」も始め、生徒は熱心に取り組んでくれています。
今年は、附属中学生を本格的に寄宿舎「黎明寮」に入寮させることとなり、他にも様々な本校の魅力を進めていきたいと思っています。
これらも、保護者のご支援をはじめ、意欲の高い教職員の取組において実現できたと、感謝しています。
「一年の計は元旦にあり」と言われます。元日の今日、本校が生徒に取ってさらに魅力的な学校になり、生徒からも保護者からも行って良かったとさらに思える学校を目指したいと改めて思いました。
昨年12月に、附属中学生1年生と、附属高校1年生、3年生に、学校の満足度と本校の魅力についてのアンケートを行いましたので、その結果の一部を紹介します。
学校の満足度は、入学時点も卒業時点も、非常に高い満足度であることがわかりました。生徒にとって学校生活が楽しく、卒業してよかったと思える学校となっていることを大変嬉しく思いました。
Q 入学して良かったか(「大変良かった」と「良かった」の合計)
A 附属中学1年生 100%、附属高校1年生 82%、附属高校3年生 94%
Q 学校生活は楽しいか(「大変楽しい」と「楽しい」の合計)
A 附属中学1年生 100%、附属高校1年生 88%、附属高校3年生 95%
学校の魅力についての生徒の回答は、附属ならではの「個性や自主性を尊重している」自由な校風や、県立大学との連携や県立大学への特別推薦制度をあげてくれています。
Q 本校の魅力は何か
A 附属中学生 1位「個性や自主性を伸ばす取組」、「併設型中高一貫校」、3位「中大連携授業(プロジェクト学習)」
附属高校生 1位「制服がなく普段は服装が自由」、2位「携帯電話はマナー指導(持ち込み及び決められた時以外は校内使用可)」、3位「個性や自主性を伸ばす取組」(1年)、「兵庫県立大学への特別推薦制度」(3年)
さらに望む魅力的な取組については、本校の魅力である海外交流がコロナ禍で実施できていないことから、「国際交流」の機会が望まれており、今年4月から高校の新入生から導入されるBYODの1人1台端末を使ったICTを活用した授業を高校生が望んでいることもわかり、現在でも各教室に設置されたプロジェクターを使ってICTを活用した授業の工夫をしていますが、さらに1人1台端末を使った効果的な授業の工夫の大切さを実感しています。また、附属中学生は附属高校生との交流を、附属高校生は県立大学生との交流を望んでいることもわかりました。
Q さらに望む魅力的な取組は何か
A 附属中学1年生 1位「附属高校生との交流の機会」、2位「国際交流の機会」
附属高校生1,3年生 1位、2位「国際交流の機会(1年1位、3年2位)」、「タブレット端末等のICTを活用した授業」(1年2位、3年1位)、3位「県立大学生徒交流する機会」
「自ら考え、自ら学び、個性を伸ばす めざせ世界のパイオニア」のスローガンをさらに浸透させた取組を目指したいと思います。
今年は、コロナ禍の中でも可能な限りの「国際交流」事業の実施と、中学校ではすでに使用していますが、高校に来年度入学生から導入される「タブレット端末等のICTを効果的に活用した授業」の実施を本格的に進めると共に、中大連携や高大連携を「中学生と高校生」や「高校生と大学生」との交流や連携を取り入れた取組が増やせないかを検討したいと思います。
今年も、本校へのご支援をよろしくお願いいたします。
令和4年 元旦 校長 小倉 裕史